女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

本日29歳になりました

2014-06-26 | インポート

辛島です。



誕生日

子供のころはすごくワクワクしたものです。



本日29歳になった。今年で20代が終わるとは、、、早いもんやな。

おそらくこれからもっと早くなるんやろうな、、、



28歳は気付くものが多い年だった。

事業部のこと、後輩のこと、部下のこと、自分のこれからのこと。



今まで、「自分がわかっていれば、それでいい」「自分が出来れば、なんとかできる」

と思って働いていた部分が、ある、正直。

事業部にいるメンバーに協力を仰ぐことや、頼ることは、しない

だって不安やもん。

自分以外の人の理解度って、目に見えてわからないから(温度計みたいにわかったらいいのに)

そこの確認をして何度も伝えるより自分でやってしまった方がだった。

考えさせて、違うものが出てきた時に是正するより自分でやってしまった方がだった。



そんなんだから、メンバーそれぞれが「しっかししなくては!」という意識になったり

「もっとこうするべきではないか!?」という提案が浮かぶこともない。

自分で考えることをしない事業部のレベルは「高い」とは言えない。

このままでは全体のレベルを上げることはできない。




管理事業部をスペシャリスト集団にする



会社もそれを望んでいて、わたしももちろん、それを目標にしていた。

でもそれができるような動きはしてなかった。。。

それに気付いたのが29歳目前のこと。




事業部全体のボトムをアップさせることが今の私のミッションである!!

29歳、そのために邁進いたします


最近のお気に入り

2014-06-09 | インポート

中村です。

突然ですが、私は買い物が好き
若いころから大~好きだが、最近は「何か(モノ)が欲しい」と言うより、
スタッフとのやりとりをしているその時間が楽しい。


だから、


「むっちゃ欲しい」「絶対必要」というわけじゃないけどその場の会話が楽しくて、
ついつい買ってしまうことも多い。



これって無駄遣い

買うのは、使い回しができそうなシャツやアクセントになりそうなベルト、ライン
が気に入ったパンツを色違いでなどなど・・・。一点一点はそれほど高額では
ない。



とは言え、



シャツもベルトもパンツもたくさん持っている。自宅の収納スペースにモノ
あふれ、定期的に整理し、誰かにもらってもらうことも多いという現実を考え
ると


ある意味無駄遣い・・・



しか~し、





頑張って仕事してるんだから、

これぐらいの贅沢は自分に対するご褒美と言い聞かせている。





そんな私の最近お気に入りのショップ




西梅田のイーマという商業ビルに入っているセレクトショップ


「B'2nd(ビーセカンド)」


半年ほど前、友人とそのビルの上層階でご飯を食べようとエスカレーター
に乗っていた際、階の乗り継ぎでたまたま目についたB'2ndのディスプレイ。


一目ぼれしたレモンイエローのスカートは今期のお気に入りの一着。



めっきり出不精になり、休日に難波や梅田など人が多く集まるところに好んで
出かけようとは思わないが、用事があって梅田に出る際には顔を出している。



「今日は友達と梅田で会うからちょっと早めに出て寄ってみよう」
プレセールのはがきをもらったからちょっと顔出しに行こうか」


そんなこんなでこの半年の間に4~5回ほど立ち寄っている



顔を出せば何かしら買いものをするわけだから、ショップからすればいい客
なはず。

このショップの魅力は商品もさることながら接客
担当してくれている女性スタッフとのコミュニケーションが楽しい




「買い物って本当に楽しいなぁ~」を実感できる。



担当スタッフは20代半ば過ぎ。



大柄でショートカット。すましたところが全くなく底抜けに明るい。


洋服はもちろんのこと、接客を楽しんでいるのがよくわかる。


これだけでも魅力的だが、この程度なら他のショップにもいくらでもいる。
これって接客業の基本やし。



彼女の魅力は、



自分ではなく相手(お客様)視点のアドバイス



社会に出て27年。
今までに、高いものも安いものもいろんな分野のいろんなメーカーのいろん
な商品を買った。今となってみると「無駄遣いしたな」「あれは使えんわ」と後
悔するものもある。がそれなりに見る目を養ってきたつもり。
自分の顔や体型上のウイークポイントもいやほどよくわかっている。


だから、


とってつけたようなお世辞も腑に落ちない説明もいらない。


私が欲しいのは、



プロとしての視点とそれに基づく本音のアドバイス



彼女のそれは的確であって、かつ押しつけがましくない。あくまでも明るく嫌味
がない。


レモンイエローのスカートを衝動買いした次の週、たまたま新大阪で用事があっ
て帰宅する時間つぶしにそのショップを訪れた。
正直初回はショップでの滞在時間約10分。レストランの予約時間まで10数分
しかない中で、試着してサイズがOKなのを確認後即支払い。


「よさげなショップ。今度ゆっくり来てみよう」


という印象しかなく、接客らしい接客は2回目の訪問で初めて受けた。
その時担当してくれたのが彼女で、
その際、彼女の勧め上手もあって、ある程度まとまった点数の買い物をした。


自分だったら、手に取ることもなかったであろうパンツ、

「このパンツ絶対中村さんに似合うんで、一回はくだけはいてみて下さい」
あまり気ノリがしないまま試着したパンツは今ではヘビーローテーション入り。

「向かいのショップのタンクトップが色展開が豊富で、コスパもよく使い勝手が
いい」とこっそり勧められて購入したタンクトップは、これまた色違いでヘビー
ローテーション中。


3回目行った際には、前回何を買ったかを覚えているのはもちろんのこと、購入
はしなかったけど何を勧めてどんな会話をしたか・・・またそれらの会話や雰囲
気、持ち物などから私の仕事におけるドレスコード、好みのテイストなどを把握
した上で、

「これは絶対似合う」「これは絶対気に入る」


というものを勧めてくる。最初「ええ~っ」というものも試着してみると案外いける


また、



「これどうかな・・・」と私が指さす商品に対して、何の迷いもなく、

「これは、ちょっと違うと思います」
きっぱり・明るくダメ出しをしてくれる。(もちろん「いいね!」もあります)
その説明に納得感がある。
ダメ出しされたパンツを履いてみたこともあるが、なんとなくもっちゃりしている。
こんな時、中途半端に「お似合いです」な~んて言われて、買って帰り、結局出
番がないまま誰かの手に渡ることになった洋服も少なくない。


ショップスタッフの褒め言葉ショップの鏡は信用してはいけない


これ教訓。ショップの鏡は絶対細くバランスよく見える。だまされてはいけない・・・



そう言う意味では、彼女の接客で買った商品で出番のないものは一着もない。
だから彼女のアドバイスは信頼できる。

ここまで書いてきてふと思い出す。



以前にもこのブログでも触れた、
ビジネスコミュニケーション納得のプロセス

どんな業界どんな仕事をしている人も「仕事ができる人」が持っている3つの力


◆(自分が)「納得するための理解力

⇒今回の例で言うと、私との会話、持ち物や服装の観察などを通じてよ~く「私
 (=お客様)」のことをよく理解している。だから適切なアドバイスができる。
 
 

 

◆(相手を)「納得させるための説明力

⇒今回の例で言うと、どんなに彼女が「これは中村さんに似合う」と思っていても、
 
 それを私に上手く説明できなければ意味がない

◆(周りから)「納得されるための人間力

⇒今回の例で言うと、彼女と会話するのが楽しいというのがベース。その上で「彼
 女が言うんだったらそうだろう」「彼女に聞いてみよう」と思われること

どんな仕事をしていてもこの基本は同じ。


どうせお金を払うなら、楽しく、喜んで支払いたい。そう思わせるスタッフのいる店
にお客様はせっせと通ってくる


原点に戻る場所

2014-06-04 | インポート

中村です。

入社3ヶ月目に実施する公開振り返り研修「レビュープログラム」がスタートした。

6月3日から4日間、クライアント企業の新入社員達が毎日20数名ずつや
ってくる。


内容は、「今までの研修の復習」「入社後2ヶ月を振り返って成果確認」
「報告・連絡・相談の事例研究」「目標再設定」など盛りだくさん。



初日のグループのこと。



朝、セミナールームに集まってきた際の雰囲気は


どよ~ん


聞いてみると、「学生時代にはあり得ない規則正しい生活」「緊張感の中で
の慣れない仕事」「タテの人間関係の中での気遣い」など・・・
彼らなりに気疲れがたまっている様子。しかも、近くに座ったもの同士な
んの会話もしないまま座っているので、どよ~ん&し~ん


おい、おい、新入社員研修修了時、とびっきりの笑顔と大きな声の挨拶で、
この部屋を出ていったんちゃうん???


まだ2カ月しかたってないのに・・・


が、



笑顔と大きな声の挨拶で研修をスタートすると、すぐに当時の元気さを取
り戻す。また、内定者研修から同じプログラムを受講してきた連帯感から
か、グループワークでもすぐに打ち解けて作業に没頭する。




彼らにとってこの研修は,



原点に戻る場所






同期や年齢の近い先輩がいない(少ない)から気軽に話ができない。
社内の先輩や上司が挨拶しても返してくれない。

中小企業に就職した場合、上記のような環境下で働くのはそんなに珍し
いことではない。


そんな中で、


組織の活性剤として明るく元気な挨拶が大切と理解しできた挨拶
の声が小さくなり笑顔がなくなる。

思っているだけでは伝わらない。思ったことや感じたことは
口に出して伝えることが大切と理解しできたのに、口に出さなくなる。



環境適応という側面で考えるとしかたがないところもある。

が、研修に来て、この場で同じプログラムを受講し、同じベースを共有してき
たメンバーと会うと、そのことを思い出しできていた状態に戻ることができる。



ここでみんなで思いっきり声出した
ここでお互いの「いいところ」「あかんところ」を指摘し合った
ここで価値観の違いを戦わせた


恥ずかしかった

ダメ出しされてむかついた
課題達成してハイタッチした・・・

せやせや・・・と思いだす

原点に戻って、自分達の役割を再認識し、元気と笑顔を取り戻して帰って
行く

この場が原点に戻る場所、研修担当者は原点に戻るきっかけとなる存在で
あり続けなければ



とは言え、



彼らが所属する企業が、元気な挨拶が飛び交い、新入社員が思いっきり成長で
きる環境でなければ意味はない。

これをしかけていくのが私の仕事。