女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

八百屋

2012-11-25 | インポート

こんにちは、辛島です

アイプラスはビルの4Fに事務所があり、エレベーターを降りてすぐのところに、

受付用の電話が設置されている

来社された方は、その電話で内線を鳴らして来社を知らせる

しかし、先日仕事中事務所のドアがノックされた。

「今、コンコンって聞こえたよな・・・?電話に気付かれなかったんかなぁ

ちょっと不審に思いながらドアを開けると、そこにダンボールを2つ抱えたおにーさんが

しかもエプロン姿。営業で回ってる営業マンとは明らかに違う




「どーも八百屋です

まさか八百屋さんが来るとは思ってもなかったので、びっくりして怪しんでたのだが、

私の驚きを無視して、その八百屋さんは元気に話し始めた。

「配達の帰りにこの辺りのビルを回らしてもらってるんですが、

今日、すっごいおいしいりんごがあるんで、食べて欲しいなぁと思って!!

いやいや、そんな理由で所縁もないのに来られても

適当に対応して帰ってもらお・・・




しかし、






八百屋さんは「このリンゴ、“アカシュウ”ってゆうですが、ほんっと甘くて、

ホントおいしいんですよ!うちの店おいしくなかったら返品交換やってるんですが、

ホントこのリンゴおいしいんですよ!

百貨店だと1玉650円なんですけど、今日は3つで1000円なんです!

ホントおいしいんで!!

と言っていた。

最初は「なんだが怪しいなぁ~」と思っていた私だが、

あまりにも一生懸命笑顔で話してくれるので、

「きっとこの人、おしいから食べて欲しいって純粋に思って言ってるんだろうな・・・」

「そこまでおいしいってゆうなら一回くらい食べてみたいな・・・」

っという気持ちになり、不審にさえ思っていたのに、最後には

「買ってみたいな」と思って、「じゃぁ、ください」っと買ってしまった。

(ありがとうございますも、もちろん笑顔

「絶対この方がいいと思うものを(今回は「食べた方がいい」)、

自信を持って、

一生懸命伝えたら、

それは相手に伝わる、気持ちを変えさせることもできるんだなあ

実感した、思いがけないリンゴの登場であった


全力投球団

2012-11-14 | インポート

中村です。

なつかしいノートが出てきた。


その名は「のるまノート

予備校に通っていた頃のこと。
私が住んでいた三重の田舎から名古屋の大手予備校までは、
最寄りの駅まで自転車で約10分。駅から近鉄電車で90分。
名古屋駅から予備校まで約10分。往復で4時間弱もかかった。
そのため予備校に入学すると同時に

「この一年は短時間集中で勉強する」

と決め

①早朝に家を出て授業に出る
②授業後は自習室で自分が決めた時間まで集中して勉強する
③帰宅後は基本勉強はしない。ご飯食べてゆっくりお風呂に入って
早めに寝る
スタイルを貫いた。


当時の私にとって自習室が勉強部屋だった


その自習室で、同じような勉強スタイルの友達3人と出会い、
全員志望校に合格するぞ!という意気込みで結成したのが「全力投球団」

ししょう、ひでし、れいこ、けいこ(私)の4名。


「のるまノート」は、団員が遊びやなまけの誘惑に流されることなく、自らたてた週の
目標を有言実行するためのお約束ノート


それぞれが週の目標を決め、一週間の終わりに出来栄えを評価。未達成者には
罰則を決めていた。
罰則と言っても、金欠の予備校生ゆえ、「マクドのポテト」や「学食のスペシャル定食」
をみんなにおごる程度のかわいいもので、今になって考えてみると罰則と言うよりささ
やかな息抜き(=楽しみ)だったように思うが・・・。

で、そののるまノートを先日棚の整理をしていたときに見つけた


おおおおおおおおおっつ なつかしぃ~

思わず読みふけった。


このノートは会社で言うところの目標管理シート。ただ、単に週の目標と結果を
記すだけではなく、お互いにその時感じたことや思ったことを伝え合い、時には
意見を戦わせる交換日記のような要素もあった。

団員の中でなんとなく役割も決まっていて、


弱音を吐く人。それに怒りを爆発させる人。間に入って納める人。傍観する人。
という構図。


ノートへのコメントだけでなく日常的な関係性においても
私は、全力投球団の仲間に対して甘えた発言はしない。必要以上に自分のことも
しゃべらない。当然もめごとも自分から起こすことはない。もめごとが起きた際は、
間に入って納める側。時に怒りを爆発させる人に「お前もできてへんやんけ!!」
と攻撃するのがいつものパターン。


自分をさらけださず、(相手からみると)ちょっとよそよそしい印象を与えていたと思う。


予備校生だから・・・もあるが、もともと「私」にはそういうところがある。

この類のことについて、ある日ののるまノートに「ししょう」から


「けいこには何か気をつかっている自分がいる」と指摘されている。


思うに、この何かが曲者。そんなに「かたぶつ」ではない(はず)。聞かれ
れば自分のことも話す。別に隠すつもりはない。ただ「何か」人に、これ以上
立ち入らせない(立ち入ってはいけないと思わせる)オーラをだしている。

あれから約30年。大学生活~社会人・・・いろんな経験をして成長したところも
あると思うが、相変わらず人を寄せ付けない何かが自分にはあるのを感じる場
面がある。


これは、周りとの「緊張感ある関係を築く」ためには有効なこともあるが、マイナ
スに出ると、不必要な気を周りに使わせたり物を言わせない雰囲気を醸し出し
萎縮させることにつながる。


あかん、あかん自分のだめなところ・・・。



なつかしい「のるまノート」で立場上気をつけなければいけないことが再認識できた


お土産

2012-11-08 | インポート

辛島です

先日休みをもらって、ベトナムに単身赴任している父に、母と二人で会いに行った


おいしいものも食べたし、観光もした

そして・・・

悩んだ




そう、「お土産」に

お土産に悩んだ経験を持つ人も多いはず。

とりあえず商品の数が少なかったら選べないし、と、父の家からちょっと離れたスーパー(の方が広いとのことで)

に向かった。




バリエーションの多さを期待して到着したそのスーパーは

期待に応える、いや、応え過ぎるほどのモノの多さ

同じ商品が小山のように積まれている・・・

その小山がいくつも・・・

コーヒー(ベトナムコーヒーが有名と聞いたので)、お菓子、インスタント麺(フォーとか)と、

見たいジャンルは決まっていたものの、それでもすごい種類




「どれにしよ・・・


悩む。。。

思い起こせば3年前。

お盆休み明けに私が会社に買って行ったお菓子は、そりゃぁもう、人気がなかった。

おいしくなかったのだ。

「数もまぁまぁ入ってるし、手前に置いてあるから有名なんかな?これでいいか。」

っと安易に決めたのが原因。

いざ会社で食べてみたら、おいしくない・・・・

味見するとか、お店のおばちゃんに聞くとかしたら良かった・・・と、

他のお土産が順調に減っていくのを見て後悔した記憶がある。


他の社員が買ってきたお土産がおいしそうだったら「わーい」と思うし、

おいしかったら、ついそればかり食べてしまう

にも関わらず、自分が買う時は?


食べる人のこと考えてなかった。。。

という反省を踏まえ、「もう売れ残るようなお土産は買わんぞ」っと意気込んだ今回のベトナム土産

スーパーだから試食はないし、勝手に開けることも(もちろん)できないので、

「これ食べたことある?」

「これどんな感じ?」

「これベトナムでも人気?」

と、父に聞きまくって選んだ。

確かこういうの会社で人気やったよな・・・

前こういうの誰か買ってきた時すぐなくなったよな・・・

悩みに悩み、膨大な数の中から選んだ3箱は、大好評

よかった



もらう人のことを考えて買うのは大変だけど、喜んでもらえたら「よっしゃぁ!!!」と思うもんだ。



お土産選びも仕事も一緒


どうせやるなら喜んでもらえる結果を目指したい


人に言うからには・・・

2012-11-07 | インポート

気がつけば、もう入社して8カ月目の岩元です

つい先日「新入社員の岩元です」と紹介して頂いたと思ったら、

もうすぐ後輩が入ってきます

こんなにも時間が過ぎるのは早いのかと・・・

 

最近強く自分が意識しているのが    

「人に言うからには、自分がきちんと実行していなければいけない」

人に、指摘や注意をするなら、自分自身も指摘を受けないように

緊張感を持って行動をしなくてはいけないということ

言うのは簡単だけれど、実際に自分が行うのは本当に難しい

 

 

先日、内定者の子がイラストレーターに慣れるために会社に来た

その時に、辛島から時間を決められて出された課題をやっていて、

期限の時間になっても終わっていなかった

そして、期限の時間になって辛島に,

「時間になったけど、どうするの?」と言われ

仕事を受けた際には、期限内に出来ないとわかった時点で、

自分で勝手に判断せず、仕事を出した人に相談をして指示を仰がなくてはいけない

と言われていた

 

それを傍で聞きながら、

「そうそう私もそれで注意を受けたわ・・・」

と思っていた・・・

 

中村の担当している会社のパンフレットを作っていて、パンフレットの訂正が生じた時に

「この訂正なら、明日の夕方には出来ます」と言ったにも関わらず、

夕方になり、中村から「いつ出来るの?」と聞かれて

とっさに「今日中には出来ません」と答えてしまった

その後、中村から注意を受けた内容は、内定者の子が受けてたものと全く同じ

うわ~っまだ自分が言われているじゃん

 

後輩が入ってくると私も(後輩に)指摘や注意をする場面も出てくるはずだ

その時に自分がきちんとしていないと、

「岩元さんは人に言うけれど、自分は出来ていない」とか、「口だけだ」となる

そんな人から言われたことを、素直に聞き入れることは出来ない

こんな状態で私が人に指摘をしたり、注意するなんてもってのほかだ

 

 

一年早く入社してはいるが、まだ圧倒的な知識や経験があるわけではない。

そんな私が「先輩らしく」あるためには

人に指摘し・注意するからには自分自身で緊張感をもって行動していくしかない

 

「追い越されたくない」と強く意識する後輩が入ってくるからこそ

これをいい機会ととらえて

「人に言うからには、自分がしっかり行動する」というのを意識していく