北海道を旅するなかで道北は稚内まで行くとやはり西方60kmの日本海上に位置する礼文島や利尻島を訪れたくなります。
出来ればこの夏に稚内まで行けば是非この島々を巡りキャンプも楽しみたいものです。
稚内ターミナルから礼文島・香深港までハートランドフェリーにて1時間55分、利尻島・鴛泊港まで1時間40分。
さっそく「北海道キャンピングガイド 2014」でキャンプ場情報を確認することにしました。
礼文島のキャンプ場は2カ所、利尻島は5か所と島の広さを考えると不自由さは感じません。
ところがペットの対応についてはいずれも入場不可または駐車場の車両内のみOKだそうです。
基本的にはペットと共にキャンプはNGと言うことで残念な結果でした。
ネットで調べると成行き上仕方なく・例外的に許されたケースも発見しましたが、基本ダメでしょう。
また、国立公園の中では指定された場所以外でのキャンプは禁止されています。
残念ですワ~ン!
2011年9月虹別オートキャンプ場にて
宿泊施設でも公然とペット可を示しているのは希少なようです。
先ほどその宿に電話で確認したら8月いっぱいは満員だそうです。
どうして島はペット同伴に厳しいのでしょうか?
いろいろ調べてみて推測してみました。
●エキノコックスの島内蔓延による悲劇の歴史。
大正時代に、野ネズミ対策と毛皮生産目的で、千島列島から礼文島にベニギツネが移入されたが、その中にエキノコックスに感染しているキツネが混じっていました。
エキノコックスは礼文島の野ネズミや犬に寄生し、島内に広がって行きました。
昭和12年頃に最初の感染者が見つかり、昭和23年から行政は、キツネはもちろん、野犬と各家庭で飼われていた飼い犬、全頭を殺処分しました。
感染が完全に終息する昭和45年までは、礼文島内では犬と猫の飼育は禁止されていました。
当時の医療レベルや保健衛生では仕方なかったにせよ…。あまりにも悲しすぎる事実です。
島民の方々は、やはりトラウマで犬を飼育できなかったり、犬を怖がる方も多いようですが、現在の礼文島では少数ながら、わんこと暮らしている方もいるようですね。
●外来種から島を守れ!
今、礼文島では多くの花たちが絶滅の瀬戸際に立っています。
生態系の混乱を来す礼文以外の植物は持ち込まず、捨てず、広げずが原則として環境フォーラムが盛んに行われ島民意識も高いようです。
画像拝借
礼文島に上陸する前に生態系破壊の原因を除くアクションとして…
□持ち物に植物の種子等が付着してない事。
□車両、自転車は洗車。靴底も洗浄する。
□植物の持ち込み禁止。ペットの持ち込みはお勧め出来ません。
また上陸後のトレッキングルールも厳格で、ペットを連れての自然歩道の利用は禁止されています。
敢えて愛犬ハルとの同伴・渡島にどのような意味合いを見つけられるのだろうか?もう少し考察してみよう。
前述のペット可の宿主もここ数年はペット同伴にも厳しい視線があり、観光地ではペットの車内待機が常識的になっていると述べていました。
ハルには稚内のペットホテルで泊まっていただいて、フェリー&徒歩もしくはレンタサイクル(バイク)の日帰り観光も手なんですけど…
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私は車内に愛犬専用のソフトゲージを積んでいますので、旅を続けられました。
何とか工夫して愛犬との旅を楽しんでください。
今年の長旅は無理ぽいので悔しいですが、秋前にはプチ旅を決行しますよ。
ハイ!…
調べてるとココに辿り着き…犬はダメなんですね(´Д` ) どうしょうかなぁ。
残念。
こういう情報は本当にありがたいです!
ありがとうございます!!
愛犬と共に北海道を巡る旅は楽しみですね。
礼文島や利尻島へ愛犬を同伴させるのは難しいかもしれませんが、それ以上の素敵な旅が待っているかもしれませんよ。
Good luck!!
そして礼文島・利尻島のことを同じように調べて
ペットが歓迎されない土地とわかり消沈していました。
ガイドブックが たくさんですねー
ガイドブックを眺めながら旅のプランを練るのも楽しい時間です。
お互い素敵な旅が出来るといいですね。