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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

奇跡の地球もやばいぞ!

2023年09月16日 11時21分43秒 | 宇宙.神秘
プラネットという番組があった、今もやっているだろうか?
太陽系の8つの惑星と数百の衛星の中で唯一塩水の巨大な海を持つ地球
これは40数億年の太陽系の歴史の中での奇跡だとわかってきた、推測の域を出ないけれどある天文学者の説である

  かって火星にも地球のような海水の海があったらしい、今も残る火星の深い渓谷は川が流れ滝となって落ちていた名残だという
その滝はナイアガラの滝など比較にならないほど高く幅広い滝だったという
その頃の地球は紅蓮の炎が渦巻く火炎地獄の様相をしていたのだそうだ
火星の方は気温も25度くらいだとかで生物が芽生える条件が整っていたのだという、ただしその頃の火星の水はとても生物は住めない水質だった。

 地球も火星も当時は磁場の働きで大気があった
しかし地球の半分以下の火星は、次第に地上の内部活動が緩くなってエネルギーが失われていった、その為に磁力の発生量も弱まり、大気をとどめることが出来なくなった。
 
 巨大な木星が太陽に向かって進んだ、そして弾き飛ばされた大小の岩石が大気が無い火星や月に降り注いだ、それは数千万年続いた、表面の岩石は砕けて宇宙に飛び散っていった
固い地殻だけが残り、表面の岩石は薄くなった、太陽系でもっとも地殻の直径比が多いのが火星だという
大気が無い火星は表面が破壊され海水は太陽熱が直接当たったことで蒸発していった、そして乾いた大地と渓谷がむき出しの惑星になった

 逆に大気に守られた地球は隕石の襲来をかなりの確率で防ぐことができた
こうして現在の地球が完成した、そして数十億年にわたって海は生物を育み進化を助けた、そのおかげで人類はここにいる
地球上の大部分が平均気温が10度~40度ほどの間に収まっている
それは大気が外からの熱を防ぎ、地球の地熱の宇宙への放出を防いでいるからで、さらにそれには海が大いに貢献している
海は雲を産み、雲は雨を降らせ、雨は大地を湿らせて草花を育て森を作る
森は空気を作り生物の命を支える、生物は植物の繁殖を助ける
そして程よい暖かさと太陽の光がすべての生物が生きる手助けをしてくれる
熱は風を作り、風は海流を作る、海流は海の生物に酸素を贈る

 しかし人類は愚かだった、恵まれた大気と海を自ら破壊し始めた、原子爆弾を落としてからさらにエスカレートした
世界平和のためだと水爆、核爆弾、人類を数十回全滅させるほどの核爆弾を競って製造し、保有国は数千回も地球上で核実験を行い、大気を汚染させた
そして陸上実験がまずいことに気づくと地下実験を始めて地球の核を破壊し始めた、ものすごい熱量が放出されて空気を燃やし汚染させている
様々な排気ガスが地球温暖化を招き、温度の上昇は年ごとにその数値を高めている
南極、北極の氷山や氷の大陸がどんどん崩れ落ちて海に溶けていく、海水濃度は薄まり、氷山をすみかのオットセイやペンギン、白熊たちの危険が迫っている
薄まった海水で魚たちも安心できなくなった、海洋生物はマイクロプラの被害に加えて住処や海水濃度でも被害を受け始めている

 大気汚染は大気圏の破壊にもつながる、極点の穴が広がれば太陽からの様々な宇宙線が地球に降り注ぎ、海水を蒸発させて火星同様の死の星になる
大気が消え、空気が無くなれば生物は絶滅する、そして隕石は次々と地球に大きな穴をあけていく

人間は森やジャングルをどんどん破壊する
二酸化炭素を酸素に変える植物、樹木がすごい勢いで減っていく
日本でもクマや猿やイノシシは餌場が無くなって町に下りてきて害獣と言われて殺される

それだけにとどまらず、気候変動は地球を乾燥させて平均気温を上げ、ちょっとした木々の摩擦で大規模な山火事が世界中でおこっている。
コアラなど森の動物や昆虫は焼け死に、種によっては絶滅状態になる
生き残った動物も食料となる草や木の葉、木の実が焼けて無いから、飢え死にする。

地球の大部分は海だ、無限に湧いている水が海を潤すと考えている人が大部分だろう。
海水の量は、常に一定だと言う、同じ量の水が巡回しているだけなのだと言う

 海水が太陽熱で蒸発して雲になり、冷えた雲が雨を降らせ、山や海や平地に降り、川になって海に戻る。
だが汚れた海水は、どこで浄化されるのだろうか? 浄化されているのだろうか?
我々の飲み水も、この循環の中で作られる、たいがいは川の水で消毒して人工的に作られた飲料水だ。

「富士山の水」とか様々な「おいしい水」がスーパーやコンビニで売られている、どこの水であれ空から降って来た雨が原料であることに変わりない。
結局、我らは循環する水で生きている、汚してはいけないのだ。
空や雲が浄化してくれているわけではない、だが地球の空気や川や海の水は人間の手によって、どんどん汚染されている。
目に見えないから誰もわからない、空気だって同じだ。

海王丸パークへ行くと、海に関する様々なことがかかれたポスターが貼ってある、勉強になる。 その中の一部を書いておく。

海にいろいろなものを流すと、当然海水の一部は汚れる
それを元に戻して、魚が住める水に戻すのに必要な量
醤油を大さじ1杯流す・・魚が住む水質に戻すのに風呂桶(300L)1.5杯必要
みそ汁 お椀1ハイ分流す、浄化するのに 水、風呂桶4.7杯必要
牛乳コップ1杯 水、風呂桶9.4杯 缶コーヒーコップ1杯 水、風呂桶14杯
日本酒お銚子1本 水、風呂桶24杯 ジュースコップ1杯 水、風呂桶13杯
てんぷら油500mL 水、風呂桶330杯必要。