神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

陽のあたる道だけでは知らないことが多すぎて

2023年09月09日 08時37分21秒 | どうでもいいこと
いつも国道を走る または県道を走る いつも走っている
歩けば、もっと細い路地にも入れるし 時間もゆっくり流れ、車では見逃す景色が見える。

路地は面白い 表通りの化粧をした顔ではなく 出勤前のすっぴんだらけだ
見られたくない顔がびっくりしているのが面白い
玄関前のごみの山に「あら嫌だ 今捨てに行こうとしてたのよ」なんて言い訳したり
「小僧! ここはおまえなんぞの来るところじゃない とっとと帰れ」なんて怒る奴もいる。 顔は怖いが内心は冷や汗かいてるおっさん。

何十年か前から「バイパス」というのが市街地の外に出来て「便利になった」と人々は喜び、私のようなドライバーも喜ぶ
本当は遠くの目的地をゆっくり楽しむため、できるだけ早く着けるのがバイパスの魅力なのに、便利になったぶん、より遠くへ行こうとするから
目的地をゆっくりと見ることができない、前よりも悪くなってしまった。

もっと酷いのは、今までは遠くて一泊して夜の繁華街を楽しんだのに、今は時間があるからと日帰りしてしまう
これでは本末転倒だ、なんの面白味もありゃしない。

新幹線が出来て「東京も日帰りできるようになった」などと言うけれど
高い切符を買って、日帰りしてりゃ世話が無い
切符代が薄まる様にできるだけ長く滞在するのが得というものだろう
「宿泊代がかかるだろ」と言うが、そんなのカプセルホテルで泊まればいいだけ
昔は棺桶に入ったようだと田舎人には不評だったが、今は外国人観光客が喜んで泊っていると言うからバカにしたものでもない。
カプセル外の設備がなかなからしい。

時間を考えないでゆっくりと歩く旅がしたい
そのためには一人旅しかない たとえ夫婦、親子であっても あるいは恋人同士であっても、二人いれば時間のずれが生じる。
昔、成田離婚というのがあって、マジで私の会社の社員がそれをやってしまった、新婦が気が短くて、何事も遅い新郎に飛行機に乗る前に愛想をつかしてしまったのだ。
それほどでなくても、相手に気を使うようでは旅も面白くない
今回、兄弟で日光を見学したが、私は前もって宝物館をゆっくり見たいからと言って別行動をとった。
お互い限られた時間内で、見たいところを見ればよいし、一人旅ならだれに気兼ねもいらないから、もっと良いのだ。

来年になれば仕事を離れて2年になる、私は呪縛の呪いが解けていないのでなかなか身動きが取れない。
だが救世主が現れるのを待っていては孫悟空ではあるまいし、何千年も生きてはいられない、自ら呪縛を解くしかないのだ
呪縛を説いた瞬間「パンドラの箱」だったり
だから慎重にそのタイミングを計っている。

動かざること山の如し、疾きこと風の如し
まあ私のことだ
動かない時間が長すぎるのが欠点だが、動けば確かに早い
そのために必要なのは走る車である 駿馬が無ければ武田騎馬軍団も動けない

さていかに駿馬に乗ろうか? そこが思案のしどころというものだ。
なんか言ってることが矛盾だらけだが、行くところまでは車で急ぎ、着いたらのんびり歩く、これでめでたしめでたし。