燃料価格高騰への緊急対応を求める運送業界の集会が15日、全国各地で開かれ、滋賀からもトラック協会の事業者らが参加しました。この集会は、燃料価格の高騰によって深刻な経営危機に直面している運送業界が、国に減税などの緊急対応を求めていこうと、全日本トラック協会の呼びかけで全国一斉に開かれたものです。このうち、近畿ブロックの集会が大阪城公園広場で開かれ、近畿2府4県のトラック協会のほか、バスやタクシー事業者など約2500人が集まり、滋賀県トラック協会からも約200人が参加しました。集会では、滋賀県トラック協会の岡田会長が燃料サーチャージ制の導入や軽油引取税の緊急減税を求める決議案を読み上げ、全会一致で採択されました。このあと、集会の参加者らは、雨が降る中、シュプレヒコールを挙げながら大阪府庁前などをデモ行進し、市民らに運送業界の窮状を訴えていました。
(5月15日、びわ湖放送・電子版)
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=20514