滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1205/170:燃料価格高騰問題】燃料価格高騰で運送業界が窮状訴える

2012-05-16 23:17:07 | Weblog

燃料価格高騰への緊急対応を求める運送業界の集会が15日、全国各地で開かれ、滋賀からもトラック協会の事業者らが参加しました。この集会は、燃料価格の高騰によって深刻な経営危機に直面している運送業界が、国に減税などの緊急対応を求めていこうと、全日本トラック協会の呼びかけで全国一斉に開かれたものです。このうち、近畿ブロックの集会が大阪城公園広場で開かれ、近畿2府4県のトラック協会のほか、バスやタクシー事業者など約2500人が集まり、滋賀県トラック協会からも約200人が参加しました。集会では、滋賀県トラック協会の岡田会長が燃料サーチャージ制の導入や軽油引取税の緊急減税を求める決議案を読み上げ、全会一致で採択されました。このあと、集会の参加者らは、雨が降る中、シュプレヒコールを挙げながら大阪府庁前などをデモ行進し、市民らに運送業界の窮状を訴えていました。

(5月15日、びわ湖放送・電子版)

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_week_detile.php?newsid=20514


【1205/169:国体誘致問題】第1回国体検討委員会

2012-05-16 23:13:23 | Weblog

 

12年後の平成36年に開催が見込まれる、滋賀県で2回目となる国民体育大会のあり方について話し合う有識者による懇話会の初会合が16日、県庁で開かれました。滋賀県では昭和56年に「びわこ国体」が開催され、12年後の平成36年に2回目の開催が見込まれています。
その一方で、国体は選手の育成や施設の整備に多額の費用がかかるため見直しを求める意見も多く、滋賀県では、学識経験者や公募で選ばれた県民など16人の委員からなる懇話会を設置して、大会のあり方を検討することにしました。16日の初会合では、最近の国体では選手や観客を含め50万人から75万人が参加し、総額で120億円から400億円ほどの費用がかかっていることなどを県の担当者が報告しました。
これに対して出席した委員からは▼多額の費用をかけて開催するのであれば、 大会が終わった後の地域振興にもつながるようにしなければ意味がないといった意見や、▼開催地が必ず総合優勝するという あり方を見なおす必要があるのではないかといった意見が出ていました。
懇話会は今後も3回ほど開かれ、財政難の中で選手の育成や施設整備をどう進めるかといった課題も含め滋賀らしい国体のあり方を検討して来年1月をめどに嘉田知事に報告する予定です。

(5月16日、NHK大津放送局・電子版)

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065072591.html
           


【1205/168:稲作】温暖化に強い近江米新品種

2012-05-16 23:08:31 | Weblog

 

地球温暖化の影響で米の品質低下が問題になるなか、滋賀県では温暖化に適応した近江米の新たな品種が、ことし秋にも登録される見通しとなりました。
あらたな近江米として期待されているのは近江八幡市にある、県の農業技術振興センターが平成15年から研究開発を続けている「滋賀73号」です。
センターでは温暖化の影響で米が白く濁るなど米の品質が低下し続けていることを受けて温暖化に適応した新たな品種の開発に取り組んでいて、このうち「滋賀73号」は数10万株の中から選ばれた最も有望な品種だということです。「滋賀73号」は高い気温でも米が白く濁るなどの品質低下が起きにくく、味も人気品種のコシヒカリに引けを取らないおいしさだということです。
去年からは実地栽培試験が行われており、最終的な栽培試験が行われたあと、順調にいけば、ことしの秋には新たな近江米の品種として登録される見通しだということです。
県農業技術振興センターの中川淳也主査は「将来的には、この73号によって近江米の品質向上につながり農家や消費者に喜んでいただけるとうれしい」と話しています。

(5月16日、NHK大津放送局・電子版)

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064700335.html


【1205/167:電力需給問題】データ精査し節電策を・・・知事 / 曜日や気温 分析の必要性強調

2012-05-16 22:59:48 | Weblog

 電力不足が予想される今夏の節電対策について、嘉田知事は15日の定例記者会見で「平日や休日、その日の気温、社会的要因を含め、日ごとの需給データを精査し、関西広域連合として節電策を練る必要がある」と話した。社会的要因については、昨夏の甲子園で決勝戦の開始を午前中に早めた事例を挙げた。関西電力に対し、過去の詳細なデータを求めるとしている。

 嘉田知事は会見で「(関電や政府のように)漠然と『何%電力が不足するから危ない』というのでなく、昨年、一昨年のデータに従って冷静に対応しなければならない」と強調。節電目標の数値については「需要と供給をどう見積もるかによるから、関西広域連合として精査する」とし、政府や関電とは一致しない可能性を示唆した。

(5月16日付け読売新聞・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20120515-OYT8T01377.htm


【1205/166:原発再稼働問題】大飯再稼働で全員協議会 22日に京都府会

2012-05-16 22:52:28 | Weblog

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、京都府議会は22日に全員協議会(全協)を開くことを決めた。府から現在の方針や経過の報告を受け、質疑も行う。

 再稼働問題を議題に府議会が全協を開くのは初めてだが、是非について議会としての意見集約はしないという。

 山田啓二府知事は再稼働について「専門家による安全性確認が必要」と主張し、慎重姿勢を崩していない。一方、政府は再稼働しなければ今夏の関電管内は大幅な電力不足に陥るとし、節電を強制的に義務付ける電力使用制限令を検討し、計画停電を準備する方針を示している。

 この問題の行方が不透明な中、電力需給が切迫する夏が迫っており、府議会としても再稼働や電力需給をめぐる動向を議員全員が共有しておく必要があると判断した。

 22日は5月臨時議会の開会日で、本会議終了後に全協を開く予定。

(5月16日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120516000072