滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0810/122:非正規雇用問題】非正規社員に活躍の場、滋賀銀が新たな登用

2008-10-19 23:39:39 | Weblog

■ パート→嘱託、嘱託→正社員=

 滋賀銀行(本店・大津市、頭取・大道良夫)はこのほど、「改正パートタイム労働法」にもとづき、パートタイマーの「嘱託」への登用を六人、さらに嘱託の「行員(正社員)」への登用を四人、計十人の登用を実施した。

 同行は「働く意欲のある非正規社員(パートタイマー、嘱託等)を対象に、積極的な登用を行うことで、キャリアアップの機会を与え、組織全体の活性化を図りたい」としている。

 具体的には、年に一度、非正規社員からの応募を受付け、面接ならびに筆記試験による選考を実施、登用するもので、(1)「パートタイマー」から「嘱託」への登用(2)さらに「嘱託」から「行員(正社員)」への登用と、二段階となっている。

 家庭で育児や介護などが必要な時期はパートタイマーとして働き、その後、行員(正社員)として勤務するといった選択肢が広がり、ライフスタイルにあわせた多様な働き方を提供できるという。

(10月19日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n081019.html#2


【0810/121:甲賀市長選】甲賀市長選が告示:現職と新人の一騎打ちに

2008-10-19 23:21:15 | Weblog

 任期満了に伴う滋賀県甲賀市長選が10月19日告示され、再選を目指す無所属現職の中嶋武嗣氏(60)と、元市建設部長で無所属新人の田中喜克氏(58)=民主、社民推薦=の2人が立候補し、一騎打ちの選挙戦がスタートした。

 旧5町の合併による2004年10月の市制施行から2回目の市長選。市の厳しい財政状況の中、まちづくりや行財政改革のあり方などを争点に、初日から激しい論戦を繰り広げた。

 中嶋候補は「改革に取り組み、甲賀市をさらに前進させたい」と強調。田中候補は「合併後のまちづくりを、もう一度立て直す」と訴えた。

 投票は26日午前7時から午後8時まで行われ、同日午後9時15分から同市甲南町の甲南情報交流センターで開票される。

(10月19日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101900099&genre=A2&area=S00

【0810/120:写真展】バーミヤン写真展:アフガン難民支援の渡邊さん、遺跡の現状知って/彦根

2008-10-19 23:15:06 | Weblog

 アフガニスタン難民を支援している渡邊弘俊さん(71)=彦根市芹橋2=の活動報告写真展「世界遺産・バーミヤン写真展」が10月17日、同市本町2のギャラリー「キャッスルいとー」で始まった。19日まで。無料。

 渡邊さんはNGO(非政府組織)「アフガン難民を支える会」(本部・東京)の元運営委員。彦根市出身でパキスタン在住の督永忠子・同会代表と交流があり、03年と05年にアフガニスタンの復興支援にも参加。活動の合間に撮影した写真を定期的に公開している。

 会場には、大仏が破壊された後の空洞や石窟内部の無残な状況や破壊を免れた壁画などバーミヤン遺跡の写真を展示。また、破壊前の大仏などの資料写真や石窟内で生活する姿など現地の人たちの暮らしや風景を撮影した作品など計約50枚が並ぶ。アフガニスタンの民族衣装も置き、希望者は試着できる。渡邊さんは「多くの人に見てもらい、アフガンや世界遺産の現状、難民問題に関心を持ってもらい、支援の輪を広げたい」と話している。【松井圀夫】

(10月19日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081019ddlk25040304000c.html

【0810/119:あしなが学生募金】母子家庭8割が頼りに:県内も活動始まる 

2008-10-19 23:09:37 | Weblog

 親を病気や事故で亡くした高校生や大学生らを支援する「あしなが育英会」の街頭募金が10月18日、全国一斉に始まった。県内ではJR石山・草津の両駅で学生らが支援を呼び掛けた。今月19、25、26日にも街頭に立つ。

 今春の同会の調査によると、母子家庭の平均勤労収入は月収12万円に過ぎず、仕事を掛け持ちしても増収分は生活保護から差し引かれている。「(募金が原資の)奨学金があるから学校に行かせられる」という家庭が8割近くに上った。募金は郵便振替(00140-4-187062)でもできる。【稲生陽】

 ◇「目を向けてほしい」 父親が入院、佛大の中井さん初参加
 JR石山駅に立った佛教大1年、中井智基さん(19)は今回が活動初参加。「以前は、物ごいするみたいで恥ずかしかったし、お金も出してこなかった。でも自分が支援される側になって初めて苦しみが分かってきた」

 父・穏行さん(51)が倒れたという知らせが入ったのは、故郷・徳島で高校1年の終業式を迎える前日だった。父は岐阜県で祖母と一緒に炭作りを営んでいたが、昼食中に倒れたという。喪服で来るよう言われ、不安に襲われた。

 穏行さんは一命を取りとめたものの、物を飲み込むことができなくなり、今も入院したままだ。男3人の兄弟を抱えて母の幸子さん(48)は懸命に働いたが、医療費で支出は増える一方。あきらめかけた進学は、同会の支援もあり、母が背中を押してくれた。

 今は月4万円の支援を受け、居酒屋でのアルバイトで生計を立てる。「誰でも同じ境遇になる可能性はある。他人ごとと思っている人にも目を向けてほしい」と思いを語った。

(10月19日付け毎日新聞・電子版:同日付け読売・電子版も報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081019ddlk25040276000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20081018-OYT8T00861.htm