大津市のピアザ淡海で12月2日から開かれていた「第22回子育て文化協同全国集会inしが」(同実行委員会主催)は3日、分科会と全大会を開き、参加した約250人の市民らが成果を確認し、閉会しました。
分科会では、幼児期の子育て、不登校・ひきこもり、思春期のこども、など11のテーマで参加者による討論が行われました。
最後の全体会では、分科会での学習成果を代表者が報告しました。読者や文化・芸術活動をテーマにした分科会に参加した愛知県の女子高校生は「現在はゲームやマンガなど独り遊びの文化が発達しているが、集団で演劇を見たりして感情を共有していくことで思いやりや他人の感情が理解できるようになると思う。読み聞かせや紙芝居のような文化が生き続けてほしい」と発表しました。
第23回大会は来年、大分県由布市で開かれます。
(11月4日付け毎日新聞が報道)