確信犯の転職5回

　第2、第4木曜日に開催されている酒田モシエノ大學。先日の6月11日に参加してきた。

　今回の講師は池田俊光氏。前回出席したときに共通の友人を通し紹介してもらった彼。同じUターン組ということで彼に興味を持ち、彼の歩みを知るチャンスと思いこの日の出席となった。

　

　転職5回。そう聞くと、この人長続きしない人かな…と一般的には思ってしまう。しかし彼は違った。彼の転職は確信犯だった。

　全ての転職に前職時の思いがある。もっとこうしたい、スキルアップを図りたい…。そしてあの有名ネットショップの内定を勝ち取るも、その内定を蹴ってしまう勇気。恐れ入った…。

　

　今彼は生まれ故郷遊佐町の大自然に囲まれて生活している。朝3時に起きて、天気のいい日は、仕事そっちのけでその大自然を満喫している。都会での時間や締め切り、プレッシャーに追われていた姿はそこには無い。

　勿論、地元や東京時代のパイプを活かした仕事もそつなくこなす彼。そんな彼にとっての仕事とは「ご縁」だという。

　

　ネット社会にこそリアルに会うことで産まれるご縁。FACE TO FACEの大切さ、共感からの信頼関係、お金は後から付いてくる、と語る彼の顔はイキイキしていた。

　彼のマシンガントークに圧倒され、魅了された夜だった。酒田にもオモシロイ人間はたくさんいる。

（仮称）やすらぎクリニック着工

　先月に工事契約を交わした（仮称）やすらぎクリニック新築工事。先日地鎮祭を執り行った。南には田園風景と霊峰月山を望む環境の良いクリニック街の一角に敷地はある。

　

　昨年のお正月明けにクライアントと知り合い、それから半年後にこの敷地決定。その間も数ヵ所の敷地候補地を見て回ったが、この敷地に出会った途端の即決だったようだ。

　地鎮祭にはクライアントは勿論、クライアントのお父様、地主様、不動産会社の関係者らも出席して行われた。

　

　独立開業をするクライアント。独立開業ということでは多少先輩になる私。建築は勿論、そういう意味でもいいアドバイスを行い、クライアントと二人三脚で一歩づつステップアップしたいと思っている。

　

　夢を実現する6ヶ月間の旅がこれから始まる。

　

7周年を迎えました

　2008年6月に独立開業してから、I・N設計スタジオは7周年を迎えました。

　

　当時は、やってやるぞという希望と同時にこの先どうなるのだろうという不安が入り混じっての開業。あれから7年が過ぎ、皆様のご声援に支えられてここまで来ました。

　種まきに奔走していた3年間。芽が出て順調に歩んできた4年間。あの3年間があったからこその4年。　

　先日、ある人の言葉で共感を覚えました。「地域を救うのは、成功事例の表面的な視察でも、特別なアイデアでも、カリスマヒーローでもない。動いて答えを導き出していくのは自分自身。」

　頭で考えながら常に行動したい、という思い、Be Thinking Be Action！が当事務所のスローガンでもあります。この言葉にピッタリの先の言葉。

　私に「地域を救える」かは分りませんが、事務所のスローガンと先の言葉をもう一度胸に刻み、自分の信じた道、建築、真っ直ぐな王道を、肩肘張らずに自分の歩幅で歩いていこうと思います。

　これからも皆様に支えられつつ、社会・地域に建築という文化を提供していきたいと思っております。今後ともI・N設計スタジオをよろしくお願いします。

夏至に食べるものとは

　今年の夏至は6月22日の月曜日。説明するまでもなく、昼の時間が一番長く、夜が一番短い日。

　春分・秋分のお彼岸には牡丹餅やおはぎをよく食べます。詳しくは春が牡丹餅で秋がおはぎ。冬至にはかぼちゃ。では夏至には何を食べるのでしょうか？

　夏至にも食べるものがあるそうです。それは、イチジクの田楽。愛知県での話らしいですが。

　

　イチジク田楽とはイチジクの実を蒸して、それに田楽味噌を絡めて食べる料理。調べるとクックパッドやＪＡ愛知のサイトにレシピが紹介されてました。

　http://cookpad.com/recipe/633025　
　http://www.ja-aichi.or.jp/engei/recipe/03_/000229.html

　また、関西ではタコを食べるようです。夏至にタコを食べるのは、夏至は田植えの時季であることから、タコの八本の足のように稲が八方に深く根を張ることを祈ってのことだそうです。

　愛知のイチジク田楽の由来は残念ながら判明してません。

　私の住んでる山形県酒田市。この辺りで夏至だからこれを食べる、というものは聞いたことがありません。誰か知ってる人、いますか？

池田内科医院現場日記 150527

　この週から外部の足場組みが始まっている池田内科医院改修工事。今までは内部の解体工事がメイン作業であったが、これからは外部にも手を付けて行くことになる。

　

　予定では6月初旬から外壁のALC板を張替える作業に入って行き、正面のファサード部分のポーチの建て込みも始まってくる。

　

　本館の内部解体工事は5月いっぱい。内部工事も創り上げる作業がいよいよ6月から始まる。

　

　夏の暑い時期を、仮設診療所で営業した後に本館は完成予定。Coming Soon、3ヵ月後に本館は生まれ変わる予定です。