建築家フィリップ・ジョンソンがこんなことを言ってたそうです。「男の子は樹上に家を持ち、女の子は人形の家を持つ」。
この言葉を耳にし、少年時代の記憶が蘇ってきました。多聞にもれず碇谷少年も、実際に木の上の家(秘密基地)づくりに汗を流しました。
日本海側の港町酒田市の中心街に生まれ育った私。生家の裏には神社がありました。神社にはもちろん木が生い茂っている訳ですが、その一角の少年にはちょうど良い大きさの木の上に、板切れや布切れを集めては「家づくり」に励んだものでした。
浅はかな少年のやることですので、大したものはできるはずもありません。自分と友達との共用の秘密基地。その木の上に上がっては、自分の創作した「自分の棲家」にご満悦でした。
その棲家には自分の気に入ったものを持ち運び、漫画を読んで過ごしたりしたのです。つまりは、居心地の良い場所を自分で探し、創出しそこに居る。
そんな経験、男の子だったら少なからずあったはず。その少年が大人になった結果がご覧の通という訳…。他人の居心地に口を出し、手を貸す建築家という職業に就くハメになったのです。苦笑
自分だけの秘密基地、棲家、隠れ家。これからも他人の居心地に口を出し手を貸す人生を全うします…。
この言葉を耳にし、少年時代の記憶が蘇ってきました。多聞にもれず碇谷少年も、実際に木の上の家(秘密基地)づくりに汗を流しました。
日本海側の港町酒田市の中心街に生まれ育った私。生家の裏には神社がありました。神社にはもちろん木が生い茂っている訳ですが、その一角の少年にはちょうど良い大きさの木の上に、板切れや布切れを集めては「家づくり」に励んだものでした。
浅はかな少年のやることですので、大したものはできるはずもありません。自分と友達との共用の秘密基地。その木の上に上がっては、自分の創作した「自分の棲家」にご満悦でした。
その棲家には自分の気に入ったものを持ち運び、漫画を読んで過ごしたりしたのです。つまりは、居心地の良い場所を自分で探し、創出しそこに居る。
そんな経験、男の子だったら少なからずあったはず。その少年が大人になった結果がご覧の通という訳…。他人の居心地に口を出し、手を貸す建築家という職業に就くハメになったのです。苦笑
自分だけの秘密基地、棲家、隠れ家。これからも他人の居心地に口を出し手を貸す人生を全うします…。