スーパーカブの外装脱着に挑戦してみる

2022-06-04 18:17:01 | バイク:モーターサイクル

  曇り時々晴れ。今にも降り出しそうな雲ですが、なぜか降りません。中途半端な天気。気温は低めで過ごしやすい。

 青森県新型コロナウイルス感染者数は、百八十五名。減りません。走ってる車を見ていると、外出を控えようとかそういう意思は全く感じられませんからね。

 今日は午前中から予定通り、スーパーカブの外装取り外し作業を決行しました。変なビビリ音が鳴っている箇所は、リアのウインカーです。リアのウインカーのブラケットに何かがあるのでしょう。と、いうことでリアのウインカーを外したいのですが、なんと、そこへ至るまでに外装を全バラしなければなりません。なんてこった。はっきり言って、リアのホイールを外した方が早いのでは、とすら思います。ま、各所のチェックもしたいので気合を入れて作業開始。

 

 あっさり外せたように見えるかも知れませんが、左から二番目のカバーの脱着が容易ではありませんでした。なんでこんなに固く取り付けてるの? その意図は分かりませんが、とにかく固かった。

 

 厄介なのはこの青いツメです。これが固すぎる。力任せに引っ張れば壊れそうなので、慎重に前から押しつつ引っ張って、なんとか取り外しました。

 

 無事にカバー類を取り外せました。ここからサイドカバーなどを取り外ししなければなりません。

 

 ハイ、無理でした。この真ん中のネジが固着しており、うんともすんとも言いません。このネジ、外れる気が無いようです。ネジ山が危険域に到達してもなお外れそうにないのでプライヤーで掴んでみようとしましたが、プライヤーが入る余地もなく断念。貫通ドライーバーを突っ込んでぶっ叩いて見ましたがそれでもダメ。てんでダメ。ショックハンマーだと舐めってしまうでしょうから(ただでさえ半分舐めっている)ダメ。諦めてクレ556より有効(と言われている)、ワコーズ製「ラスペネ」を発注しました。ついでに新しいネジも発注。なんでこんなに固く締めてるんだ? そもそも、HONDAのバイクに言えることなのですが、なぜネジ類を十字にするのでしょう。六角ボルトかヘキサゴンにしとけばこんな変な問題も生じないのに。ぼやいても仕方ないので取り外しする努力をします。ヒートガンで炙るという手もありますが、裏のナットを温めなければならず、外装が溶けてしまいそうなので無理っぽいです。最後の手段はネジ頭からドリルで穴を開けるといういわゆる破壊系の外し方になってしまいます。新しく取り付けるネジはきつく締め過ぎないようにします。

 そんな訳でリアフェンダー脱着できませんでした。もうしばらくあのビビリ音と付き合わねばならぬようです。悔しいのでエンジン周りなどの清掃を実施。

 

 前のオーナーの雑さが分かります。まだ二年ほどしか経過していないのにこんなアルミサビが……。

 

 磨きました(笑)。この後、防錆潤滑油を吹き付けてささっと拭き取って完了。しばらくは焼肉状態になりますが、すぐに収まるので問題無し。

 外装の脱着ですが、私が乗っている、前の角目のカブの方が明らかにやりやすいと思います。ツメだのなんだのではなくネジで固定されてますし、こっちを外さないとこっちが外れない、というのもそんなにないようです。実際に脱着はしていないので分かりませんが、比較してみると、そう思わせる分割方式のようでした。

 外装を組み直して本日の作業は終了です。明日、ちょっと走ってみようか。ドリーム50のテストラン先送りの意味も兼ねて……