若い頃の作品に触れる

2020-08-12 22:21:54 | 読書、書物

  晴れ。超ド級の暑さ。息をするだけで汗が吹き出す感覚。

 上には上があるもので、四十度近くまで気温が上昇した地域もあり、更にその暑さ故に「大気の状態が不安定」となってスコールのような大雨が降った地域もあった。これでもまだ今の生活、続けますか? と疑問を感じざるを得ない。自分には何ができるでしょう。

 三島由紀夫文学館発行の、「三島由紀夫詩集」を読み終えました。私は詩はよくわからないのですが、「詩人になりたかった」若き三島先生の熱意が伝わってきます。ただ、巻末にも記載がありますが、存命していて詩集を発刊するとしたら、この詩集に掲載されている作品を全てそのまま掲載するかと言えばそこは疑問が残ります。「書き魔」だったらしく、詩も次々に量産したようです。「潮騒」を一気に書き上げてのけた氏の若い時分に書かれた詩作と言われれば、なんとなくその片鱗が見えるようです。

 ……相変わらず読めない旧仮名文字に苦戦しましたが(笑)。

 現在、「100分で名著」で取り上げられていますので、便乗し、ミヒャエル・エンデ著「モモ」を引っ張り出します。「はてしない物語」は有名ですが、他にも多くの児童文学作品がありますね。「モモ」は現在、「100分で名著」では第二週で、読み解いてみますとなかなか奥深いので、そういう部分にも着目しつつ読みましょう。

 明日も暑そうだなぁ〜