数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(18)  優子の不倫相手

2016-04-04 20:07:43 | 漫画のシナリオ
(18)優子の不倫相手

四百字詰原稿用紙換算17枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

北条愛(17)170㎝。2年生。主人公。清楚な美少女。

桜田優子(25) 170㎝。
2年2組の担任教師で超匂いフェチ。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

北倉エミ(17)165㎝。2年生。
ショートヘアーのキリッとした美人でクラスのリーダー的存在。

林(50)優子の元不倫相手のサラリーマン。

真菜(18)180㎝。3年生。スタイル抜群のメガネ美人。


N=ナレーション

○学校
   学校の全景或いは部分的な絵。

   始業前の教室でエミが椅子に掛けた愛の髪を編み込んでいる。

   修一、欠伸をしながら教室に入ってくる。

エミ「こら修一、また遅刻だぞ」と股間をむぎゅと握られて修一が「あふ」とのけぞる。

愛 「修ちゃん、また徹夜?」

修一「もうちょっとで新人賞の締め切りだからな」

愛 「無理しないでね。今日も優子先生お休みで自習だから保健室で寝てきたら?」

修一(まだ風邪が治らないのか、めし、どうしてんだろ・・・?)

修一「愛、徹夜続きでフラフラだから、今日は帰るわ」

愛 「えー、帰っちゃうのぉ?」

修一「帰って一眠りして、ラストスパート掛ける」

愛 「分かったぁ、じゃあ邪魔しないように今日は家に寄らないから、ほんとに無理しちゃだめだよ」

修一「うん、分かってる」

   校舎の外の絵。

   帰る修一を追いかけてきて、
愛 「修ちゃーん」

   振り向いた修一に、
愛 「やっぱり帰っちゃやだあ。修ちゃんがいなかったらつまんないよぉ」

   修一、困り果てる。

愛 「(目尻に涙を浮かべ)うふ、うそ。チュッしてくれたら我慢する」

   校舎の影でキスしている。

愛 「好きだよ」

   修一、チロっと涙ぐむ。

愛 「後姿を見たくないから愛が先に戻るね」

   走り去る愛の後姿。

   暫らくして修一が振り返ると、愛が校舎の影から顔を出して手を振っている。

修一「(チロっと涙ぐみ)たまらんのう・・・」



   優子宅マンションの外観。

   同、室内

注、優子はノーブラにパジャマ姿でタオルケットを掛けてベッドに寝ている。

   やつれ果てて涙ぐみ、
優子(修ちゃん・・・)と呟く。

   キッチンと部屋を仕切ってる戸がカチャッと開く。

   コンビニ袋を持って入ってきて、
修一「せんせい、大丈夫?」

   目に喜びを浮かべ、
優子「修ちゃん・・・」

修一「一日寝れば治るだろうって楽観してた。一人で心細かったろ?」

優子「不安でこのまま野垂れ死にするかと思った・・・」

   暗澹とし、
修一「やっぱり昨日飛んで来るべきだった」

修一「今さら取り返しつかないけど昨日に戻ってもう一度やり直したいよ、ほんとにごめんね」

   タオルケットで顔を隠し、
優子「グスン」と涙ぐむ。

   子共のような手つきで涙を拭い、
優子「いま気持ちが弱ってるから・・・もう修ちゃんの顔を見たから大丈夫・・・」

修一「コンビニで色々買ってきたんだけど、食べられる?」

優子「ありがとう、でもまだ食欲が出ないの」

優子「それより三日もお風呂に入ってないから気持ち悪くて・・・」

修一「じゃ、身体を拭いてやる」

   ベットの横に置いた洗面器でタオルを絞ってる絵のアップ。

   修一にパジャマの上を脱がされながら恥じらい、
優子「汗くさいよ・・・」

修一「やつれた顔も色気があるな」と乳房ををタオルで拭いてやる。

修一「乳首が立ったぞ」とつつかれ、
優子「あ~ん」と甘える。

   修一がパンツをずらすと手で股間を押さえ、
優子「そこはいい、自分で拭くから」

修一「そんなこと許すと思うか?」

優子「すごい匂いだから、あ~ん、オシッコを我慢してたけどもうだめ」と力なく起き上がる。

   トイレの扉の絵。

   優子、用を足してジャーっと水を流す。

   ペーパーに手を伸ばしたときにガバッと扉が開き、
修一「はいそのままっ!」

優子「ひっ」と驚愕する。

修一「優子のオシッコを舐めさせて」と便器に座ったままパンツごとパジャマのズボンを脱がせる。

   下半身裸のまま修一に手を引かれて恥じらい、
優子「し、滴が落ちちゃう・・・」

   修一、ベッドで優子の股の間に腹這いになって股間をチュプ、チュプ吸う。

   両手で顔を隠して恥じらい、
優子「いやぁ、いくら優子の匂いが好きでも今日のは強烈だから修ちゃんに嫌われちゃう~・・・」

   股間から上気した顔を上げ、
修一「今日の匂いが一番興奮する」

優子「ほんとに?・・・」

修一「ビラビラと毛の超濃厚な匂いを嗅いだら興奮しすぎて頭が破裂しそう」

修一「この匂いをパック詰めにして売ったらヒット間違いなしだな」

優子「修ちゃん独特の表現よね。恥ずかしいけど嬉しい・・・」

   太腿を拭いてやりながら、
修一「下着を着替えたいだろ。どこ?」

   クローゼットを指差し、
優子「クローゼットを開けて上から二番目の引き出し」

   引き出しの中に綺麗に畳んだ下着を見て、
修一「おれのチ○ポが留守の時、代わりに優子のオマ○コを塞ぐパンツ。愛しいし羨ましいぞ」

優子「(泣きそうな顔で) 修ちゃ~ん・・・」

   修一、パンツを履かせてやる。

   パジャマのボタンを留めてやり、
修一「洗濯してる間にお粥を作ってやるから出来るまで寝てろ」

   涙ぐんでバッと抱きつき、
優子「好きー。好きすぎて、苦しすぎて、出会わない方がよかったよー」

修一「(困惑し)・・・」

修一「昨日、優子を一人っきりにした自分を一生許さん」

修一「二度と孤独を感じさせないから、次に風邪をひくのを恐れるな。絶対に側にいるから」

優子「わーー、本気じゃないのー」

優子「辛くて死のうと思ってた時に修ちゃんと出会えて、今は幸せすぎて怖いからあんな事をいったのー」

優子「ごめんね、ごめんね・・・」

   天井のシーリングライトの絵。

   優子、額をアイスノンで冷やし健やかに眠っている。

   キッチンと部屋の境の戸を開け放したまま洗濯機の前でパンツに頬ズリし
修一「優子の匂いと体温、愛しくて涙が出そうだ・・・」

   優子、涙を流して修一を見ている。

   IHヒーターに乗せた鍋で粥がぐつぐつ煮えてる絵のアップ。

   修一、しゃもじで粥をすくって味見をしている。

   洗濯機がグイーングイーンと脱水してる絵。

   修一、カーテンレールに掛けた物干しに洗濯物を干す。

   干し終えた洗濯物を眺め、
修一「お前らは二十四時間、優子の肌に密着できていいな。俺も下着になりたいわ・・・」

   優子、涙ながらにそれを見て唇をかんで堪えている。


   小ぶりの丼に入れた粥、コブを入れた小皿。カットフルーツを入れた小鉢、それらを乗せたトレイをヘッドボードにもたれた優子の腿の上に乗せてやり、
修一「はい、お待たせ。しっかり食べて元気になってね」

優子「わー有難う、美味しそうー」

   レンゲで粥を旨そうにすすり、
優子「うん絶品」

優子「修ちゃんも食べて」と粥が入ったレンゲを薦める。

修一「先に優子の口に入れて」と優子に食べさせる。

   優子の唇にむさぼりつき、
修一「優子のツバが混じったのをおくれ」

優子「むうぅ、だめ、汚いー」

   口移しに粥を食べ、
修一「俺が年下だから可愛いと思ってんだろうが俺の方がもっと優子を可愛いと思っちょるぞ」

   優子、ぼう然。

   優子の髪を指で優しくとかしてやり、
修一「どんなに愛してるか伝えたいのに俺の爆発しそうな気持ちを表現できる言葉が思いつかんわい」

   優子、首を斜めにかしげ、顔をくしゃくしゃにして唇をかんで聞いている。

修一「優子のツバになって身体の中に入りたいほど好きだ。キスしたら唇も何もかも食べたくなる」

修一「けど食べてしまったら優子がいなくなっちまうから我慢してる」

   優子、顔をくしゃくしゃにして唇をかんで震えながら聞いている。

修一「食べたいのに食べられなくて、はがゆくて頭が変になりそうだ。この気持ちどうしたら伝わるんだろ・・・」

   修一の髪を両手で掴み、
優子「わーー、伝わってるー、充分伝わってるよー」

優子「優子を食べてー、優子は修ちゃんの身体の中に入りたいよー」と言った時にピンポーンとチャイムが鳴る。

   優子、不審そうに玄関を見る。

   修一がドアを開けるとサラリーマン風の林(50)が不審そうに、
林 「君は?」

   林、修一を無視して玄関内に入る。

   つかつか部屋に入ってきた林を見て優子が驚く。

林 「こんなとこに引っ越してたのか?」

優子「何故ここがわかったの?・・・」

林 「あっちこっち探し回って、やっと突き止めたんだ。なんで一言いってくれなかったんだ?」

優子「もういい加減つけ回すのはやめてっ」

優子「貴男のせいで二回も転任させられたのよ、今度こそ奥さんに洗いざらいぶちまけるわよ」

林 「7年も夫婦同然につき合ってきて、なんでそんな簡単に別れられるんだ?私は絶対に諦めないぞ」

優子「簡単じゃないから7年もずるずる無駄にしたんじゃないの」

修一(このオッサンが優子とヤリまくってマン○を真っ黒にしたのか・・・)

林 「(修一を見て)生徒なんかを部屋に引きづり込んで、もうやったのか?」

   蔑むような目をして呆れ、
優子「ふ・・・」

優子「どこまでも見下げ果てた人。貴男なんかにつまづいた自分が情けない・・・」

   ショックを受け、
林 「つまずいたと思ってるのか?・・・」

優子「そうよ。おぞましい7年間を綺麗さっぱり記憶から消し去ってしまいたいわ」

   血走った顔で修一の胸倉を掴み、
林 「もう 優子とやったのか?え、どうなんだ」

   枕元に置いてたリモコンを持ち、
優子「これを見てもその手を離さなかったら」

   リモコンをテレビに向けてスイッチを入れ、
優子「見直してあげるわ」

   修一が栗栖をボコボコにしているテレビ画面のアップ。

   林、テレビを観て呆然とする。

修一「へー、録画してたんだ」

優子「うん、毎日みてる。私も美人に映ってるしね」

   尚も栗栖をボコボコに蹴ってる画面のアップ。

   林、戦慄して修一の胸倉から手を離す。

修一「10秒以内にあんたは出ていくが、二度と優子に近づいたら・・・」

修一「(テレビにアゴをしやくり)あんなものじゃすまさねえぞ」

   林、凍りつく。

修一「優子の百メートル圏内の空気まで俺の縄張りだからな」

   優子、あ然。

   林、あ然。

修一「優子が吐く息は俺だけが吸えるんだ。あんたが吸ったらブチ殺す」

修一「脅しじゃねえぞ。優子の心もオマ○コもオシッコも汗も、産毛1本まで俺のものだ」

   顔をくしゃくしゃにして泣き、
優子「修ちゃ~ん・・・」

修一「(林に)10秒過ぎたぞ」

   林、ビクッとする。

   そして顔面蒼白で脱兎の如く出て行く。

   両手で顔を覆って泣き、
優子「ひ~ん、こんなに愛されて生きてて良かったよー」

修一「言わなくても分かってると思ってた」

優子「(泣きじゃくり)修ちゃん、口数が少なすぎるっ!」

優子「(泣きじゃくり)口で言ってくんなきゃ伝わらないんだからねー」

修一「ご、御免。これからは全部言う。うっっとうしがるなよ」

優子「(泣きじゃくり)うっとうしいなんて罰当たりなこと思う訳ないじゃないのー」


   空になった食器が乗ったトレイがベッドの下に置いてある絵。

   布団に横になってる優子に、
修一「一人の方がぐっすり眠れるだろ?おれ、1回帰って夜また来るから」

優子「さっきの人の事を聞かないんだね・・・」

修一「優子の心にヤツがいないのが分かってるから」

優子「・・・したかったんでしょ?」

修一「うん」と素直に頷く。

優子「優子を気づかって我慢してくれたんだよね?夜来てくれるまで良くなってるから」

修一「うん」


   住宅街の絵。

   修一が住宅街を歩いている。

   「きやーっ」悲鳴と共に路地から飛び出してきた自転車とガッシャーンとぶつかる。

   真菜がパンツを丸見えにして転ぶ。

注、真菜はノースリーブにミニ、メガネ無し。左手首にサポーターをしている。

   真菜を支え起こしてやり、
修一「だいじょうぶ?」

   修一を見て驚愕し、
真菜(岩城くん・・・)

   擦りむいた膝を見て、
修一「血が出てるけど立てる?」

真菜(えー、私に気がつかないの?)

   腕を支えて立たせ、
修一「よかったら家まで送ってくけど」

   はっと気づき、
真菜(そうか、私服でメガネをしてないから分かんないんだ)(コンタクトで外出してよかった・・・)

      つづく
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