数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(173)  愁嘆場

2019-12-23 15:48:17 | 漫画のシナリオ
(173)愁嘆場

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

綾乃(35)寿司屋の女将170㎝。長い髪を女将さん風にゆるくひっつめて後ろでおだんごにしている。着物の上に割烹着をつけた楚々とした美人

やくざの子分達
N=ナレーション



   ギョッと修一を振り見た二人の顔面を光が横に一閃する。

   二人の顔の上半分が吹っ飛ぶ。

   顔が吹っ飛んだ二人を憎々しげに見て、
綾乃「こいつらには着物の中に手を入れられてアソコに汚い指を突っ込まれた」

修一「(怒り)なにー?!」

   屈辱に涙を流し、
綾乃「そのあと夫にこれ見よがしに指を嗅いで見せ、お前はこんな臭いマ○コを舐めてるのかって言われた」

   その時最後の男がドアの手前で死体に気づきギョッとする。

   咄嗟に逃げ出した男の首をぐわしっと引っ掴んで、
修一「おっと、逃がしゃせんぞ」

   綾乃を見て驚愕してる男を蔑むように見つめ、
綾乃「こいつには夫の前でそそり立ったアレを無理やり握らされて手ズリさせられた」

綾乃「そんなのを見せられた夫はどんなに屈辱だったか・・・」

綾乃「以来、夫は私に触れなくなって夫婦関係も、ぐちゃぐちゃ・・・」

綾乃「こいつらが殺されるのを見ても私が平気な訳を分かってくれた?」

   憤怒の形相で男を睨み、
修一「俺の女に好き放題しやがって、腹わたが煮えくり返るわい」

   刀の柄の方を綾乃に差し出し、
修一「自分の手で始末したら、ちったあ気が済むか?」

   綾乃、頷いて刀を受け取る。

   魂が抜けたように刀身を見つめる綾乃を見て男が戦慄し、
男 「ま、まってくれ、あのときは悪か・・・」

   綾乃、氷の様な目で男の股間をズブリと刺す。

   男が仰向けにどさりと倒れる。

   綾乃、男の爪先側に向かって跨り、髪を振り乱してザッ、ザッ、ザッと顔とTシャツに返り血を浴びながら何度も股間を刺す。

   刺すのをやめて「ふーっ」とため息をついて長い髪をかきあげる。

   まだ男に跨ったまま刀の柄の方を修一に差し出し、
綾乃「有難う、綺麗さっぱり気がすんだわ」

   カーテンで血のりを拭きとってる修一に、
綾乃「こいつらの死体をどうする?ガソリンかけて燃やしちゃう?」

修一「殺して燃やした位じゃ気が済まん。霧にして一切の存在を無にしちゃる」

綾乃「え、どういう事?」

   組事務所前に停めたアパッチに二人跨り、
修一「エンジン始動。上昇せよ」と命じるとアパッチが『承知しました』と応えプルルルとエンジン始動したので「えっ」と驚いた綾乃が修一の肩口からスクリーンを覗く。

   一m上昇したのに驚き、
綾乃「えっ、えーっ、ちょっとこのバイク浮いてない?」

修一「むふ、驚くのはこれからよ」

   上空でUターンする。

   ホバリングしながらスクリーン越しに組事務所を見下し、
修一「事務所をロックオン」

   スクリーンに組事務所をロックオンしたマークが映り『ロックオンしました』と応える。

修一「ミサイル発射!」と命じるとミサイルが「シュポッ」と発射されたのを見て綾乃が「ひっ、なんなのこのバイク」と驚愕する。

   「シュパ」と命中音と同時に閃光が走る。

   組事務所が綺麗さっぱり霧散し、広範囲に地面が5センチえぐれ一片の残骸すら残ってない。

   ぼう然と地上を見下ろす綾乃に振り向き、
修一「どおない?スカッとしたか?」

修一「この世には生きてたらいけん人間もおるゆう事よ」

修一「これでもうあいつらを思い出して不快になる事もあるまいが?」

   綾乃、ぼう然と下界を見下したままガクガク頷く。



   修一宅の外観

   同、室内

   ベッドの横の床に金が入ったバッグが置いてある絵。

   洗濯機がグイーンと脱水で回ってる絵。

   顔に返り血をつけたまま素っ裸で浴室の扉を開けた綾乃に、
修一「あやの」

綾乃「なあに修ちゃん?」と、あどけない表情で振り向いたとき陰毛が見える。

修一「汗まみれのマ○コを舐めたいけん、できたらアソコを洗わんといてくれる?」

   ピンときた表情をした綾乃の顔のアップにN『この一言で綾乃は修一が匂いフェチである事を察した』

   妖艶に笑み、
綾乃「うふ、心配いらないわ、修ちゃんといるだけでズリズリになるから」

綾乃「それより一緒に入って髪を洗ってくれない?血の匂いが染み付いて吐きそうなの」

   扉を閉めた浴室からジャーと音がする。

   浴室内。蹲踞してしゃがんだ綾乃の髪を修一がシャワーでシャンプーを流してやってる絵にN『四十分かけて身体の隅々まで掌で丁寧に洗ってやった』

   立ってガニ股気味に足を開いた綾乃の股間を泡まみれにした掌で洗ってやってる絵にN『洗っても洗ってもヌルヌルの粘液が溢れ出てきよる。むふ・・・』

   陶然としながら小刻みに腰を揺すり、
綾乃「あああ、気持ち良すぎてイっちゃいそう・・・」

   共に素っ裸の2人。修一がベッドに仰向けになった綾乃の傍らに立ち、穴があくほど彼女の全身を眺めまわし、
修一「言葉で表現できんほど艶めかしい身体じゃのう・・・」

   恥らって頬を染め、
綾乃「そんなに見たらすぐ私に飽きるわよ」

修一「もっとガバッと脚を開いてマ○コを見せてくれ」

   恥らいながら足を開き、
綾乃「こう?」

   くんくん嗅ぎ、
修一「ここまでマ○コの匂いが漂ってくるぞ」

   恥らって頬を染め、
綾乃「修ちゃんに発情しまくってるから・・・」

   腰を上下に喘がせながら、両腕を差しのべ、
綾乃「もう待てない、来て・・・」

修一「さきにマ○コを舐めたいんじゃが」

綾乃「これからいくらでも舐められるから、今はとにかく入れて」

   上に重なった修一を抱きしめて、
綾乃「わたしの穴という穴に射精して・・・」

綾乃「私の全身から修ちゃんの匂いがするほど精液まみれにして」

   挿入され、感に堪えぬように顎をのけ反らせ、
綾乃「む、むむ、んぐうう・・・・」



   事後。使用済みのティッシュが大量にベッドの下に丸まってる絵にN『疲れというものを知らぬ修一に穴という穴を責め立てられ綾乃は、もはや修一の器官以外では満足できぬ身体にされていた』

   同、台所

   素っ裸にダブダブのワイシャツを腕をまくり上げてボタンをせず羽織ってる綾乃が令茶をポットからグラスに注いでいる。

   素っ裸で綾乃の後ろから密着して両の乳房を揉みしだきながら、
修一「旦那が知らん口座をもっちょるか?」

綾乃「残高ゼロのへそくり用の通帳があるけど、なぜ?」

修一「あの金を持って帰ってもダンナに説明のしようがなかろうが?」

   向き合ってキスしながら勃起をしごき、
綾乃「一旦私の口座に入れて店の運転資金に小出しに使えって事?」

   屈んでフェラしてる綾乃の髪を指でとかしてやりながら令茶を飲み、
修一「そうするしかなかろうのう。口が裂けても事情を話す訳にはゆくまい」

   勃起をくわえたまま無邪気な表情で修一を見上げ、
綾乃「もう一回する?」


   銀行の外観

   銀行の駐輪場に停めたアパッチのシートの上に修一が目を閉じて寝そべっている。

   着物姿の綾乃が折り畳んだバッグを持って銀行から出てくる。

   目を閉じて寝そべってる修一に、綾乃が小腰を屈めてキスする。

   目を開けて綾乃を見上げ、
修一「すんだか?」

   嬉しそうに、
綾乃「窓口の人が現ナマを見て腰を抜かしそうになってたわ。最高の気分だった」

綾乃「修ちゃんのお蔭でやり直す事ができた。なんとお礼を言っていいのか・・・」

   起き上がった修一とキスしながら彼の股間の上に片手を添え、
綾乃「綾乃は俺の女じゃって言って」

修一「綾乃は俺の女じゃ。一生守っちゃるけんの」

   切なげな目で頷き、
綾乃「人に見られたらまずいからここからは一人で帰るわね」

   着物の前を割って手を入れ、膣をいじりながら、
修一「次に会うときは綾乃の匂いと液がいっぱい染み付いたパンツを履いてきてくれ」

   感に堪えぬ表情で小指で目じりを拭って頷き、
綾乃「仰せのままに・・・」

   歩き去る綾乃の背に、
修一「旦那に迫られてもヤラせるなよ、綾乃のマ○コは俺だけのもんじゃけんの」

   綾乃、はっとしたような顔で振り向く。

   そして泣くのを堪え顔をくしゃくしゃにして頷く。

     つづく
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愛がイク(172)  綾乃の恨み

2019-12-09 19:49:23 | 漫画のシナリオ
(172)綾乃の恨み

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
綾乃(35)寿司屋の女将。170㎝。長い髪を女将さん風にゆるくひっつめて後ろでおだんごにしている。着物の上に割烹着をつけた楚々とした美人

親分(50)メガネをかけた悪相。

幹部二名(共に50)
その他子分、5名
N=ナレーション



   ズボンの上にTシャツを着る修一を、綾乃が裸のままベッドの縁に座ってぼう然と見ている。

   綺麗に畳んだ自分のTシャツとズボンを渡し、
修一「返り血で着物が汚れちゃいけんけん俺の服を着ろ」

   怖じ気ずき、
綾乃「本気で事務所に行く気?」

修一「嫌なら綾乃は店に帰れ。俺一人で行くけん」

   猜疑の目で、
綾乃「殺されるかもしれないのに・・・」

   ベッドに座った綾乃の下半身のアップに彼女の声、
綾乃「見知らぬ女のために何故そこまでしてくれるのか理解できない・・・」

   落胆し、
修一「ほう、見知らぬ女か?ちとショックじゃのう」と言われ綾乃が、えっという顔をする。

修一「俺はもう綾乃を俺の女じゃと思うちょったんじやが迷惑か?」

   綾乃、あ然と修一を見つめる。

   尚もあ然と修一を見つめ、
綾乃(なんとゆう男ぶり。こんな人がこの世にいたとは・・・)

   天井或いは部屋の部分的な絵。

   長い髪を下し、見違えるほど若やいだ綾乃がだぶだぶのTシャツ(ノーブラで乳首が尖っている)とズボンに着替え、恥ずかしそうに、
綾乃「どう?・・・」

修一「おおー、着物姿もええが、娘みたいに見違えたのう。惚れ直したわ」

   嬉しそうに頬を染め、
綾乃「ほんとに?」(惚れ直したって事は私に一目惚れだったって事よね?)

綾乃「修ちゃんが正直な気持ちを言ってくれたから私も本心を話すね。殺されたら言えなくなるから」

   Tシャツ越しに乳首が尖ってるのが伺える胸のアップに綾乃の声、
  「店の経営が苦しく、魔が差して身体を許したけど尻軽女だと思われたくない・・・」

綾乃「修ちゃんを見た瞬間、運命のようなものを感じたからさせたのよ」

綾乃「私のために命を捨てられる男に出会えるとは夢にも思わなかった・・・」

修一「殺されゃせんけん、そう心配すな」と言ってクローゼットの戸を開ける。

   修一がクローゼットから刀を取り出したのを見て、綾乃が驚愕する。

綾乃「・・・それ本物?・・・」

修一「藤原兼定ちゅう名刀じゃが、俺は首切りちゃんと呼んじょる」


   空の絵に「ブルルル」とアパッチのエンジン音。

   アパッチで住宅街を走る二人(共にメットを被っている)。修一の腰に両腕を回してしがみつき、背にうっとりしたように頬をつけ、
綾乃「もう覚悟を決めた。修ちゃんと一緒なら殺されてもいい・・・」

修一「殺されゃせんてー」

   組事務所の前でキッと停車する。

注、住宅街の外れ、両隣は空き地。二階建てビル。一階は車庫でシャッターが閉まっている。

   アパッチに跨ったままビルを見て、
修一「善良な人達から搾り取った金で建てたビルじゃ。よう見ちょけ」と言われ綾乃がビルを憎々しげに睨んで頷く。

   組事務所前に停めたアパッチのトランクから折り畳んだ大きなビニールバッグを出す修一(ベルトに刀を差している)を綾乃が不思議そうに見ている。

   バッグを綾乃に渡し、
修一「もっちょってくれ」

綾乃「はい」

   修一にTシャツの上から人差し指で尖った乳首を撫でられ綾乃が「あん~」と頬を染める。

修一「いくぞ」

   綾乃、意を決した顔で階段を見上げて頷く。

   修一が先に立って綾乃と階段を上がってゆくのを下から煽って描いた絵。

   修一、ドアの前に立って「クン」と刀の鯉口を切る。

   修一、ドアをドガッと蹴り開ける。

注、室内ではメガネをかけた親分(50)が皮の椅子(横に大きな金庫あり)に踏ん反り返り、二名の幹部(共に50)もソファーに踏ん反り返っている。

   親分は微動もせぬが幹部は驚愕して、
幹部「わりゃ、なんなー!」と叫ぶ。

   修一、部屋に飛び込みざま、その幹部を袈裟切りで絶命させ、もう一人も首をはね飛ばす。

   更にふんぞり返った親分の片方のメガネレンズを切っ先で突き刺す。

眼球の1ミリ手前で寸止めした絵のアップにN『この間、わずか1秒――』

   ジャーと失禁し、
親分「ひっ、ひーーっ・・・」

   綾乃、ちびってズボンを濡らす。

   綾乃がちびったのを見て、
修一「(すまなそうに)すまん、綾乃にはちとエグすぎたか?」

   訴える様に首を振り、
綾乃「ちがうの、違うのよ・・・」

綾乃「怖いのは怖いけど、恨み骨髄の奴らがぶっ殺されるのが爽快すぎてちびっちゃったの」

綾乃「だからそいつもズブリとやっちゃって」

修一「ふふ、まあ見ちょれ」

   刀を突き刺したまま親分に、
修一「一言でも声を発したらズブリじゃけんの」

修一「まず寿司幸にたむろしちょる子分全員をここへ呼び戻せ」

修一「頷かんでもええ。眼球に刺さるけんの」

   股間をぷるっと震わせて濡らし、
綾乃(うう、快感でズブズブ・・・)

   親分、ブルブル震え、テーブルの上の携帯を指先で手繰り寄せる。

   携帯を耳に当て、
親分「わ、わしじゃ、全員いますぐ事務所に戻ってこい」

   震える手から携帯を落とした親分に、
修一「次は金庫を開けい」

   金庫の前に屈んでダイヤルを回す親分の延髄に切っ先を当て、
修一「ピストルに指一本でも触れたら延髄をえぐる」

   親分、脂汗を流し戦慄する。

   ギッと扉が開いた金庫には五千万の札束と、その横にリボルバーが一丁置いてある。

   親分、屈んだまま慈悲を乞うような目で修一に振り向く。

   その喉に光が一閃する。

   硬直したままその姿勢を保ってる身体から首がポトリと落ちる。

   転がった首が綾乃の足元で止まる。

   腰を抜かしてヘナっと女の子座りし、
綾乃「(目を陶然と潤ませ)イッタ・・・」

   修一、金庫の前で首なしで硬直してる親分の身体をドガッと蹴り飛ばす。

   テーブルの上に札束が山積みになっており、金庫から取り出した最後の札束をドサッと置き、綾乃に、
修一「ざっと五千万ってとこかのう、営業妨害された賠償金じゃ」

綾乃「(驚愕し)ええー、これ全部わたしがもらうの?・・・」

修一「当然じゃ。こんなけありゃ客足が戻るまで持ち堪えられようが?」

   ぼう然と札束を見てる綾乃に、
修一「ところで何人で店に営業妨害にきよるんな?」

   憎々しげに、
綾乃「五人。いつも同じ顔ぶれで、顔を思い浮かべただけで吐き気がする」

   窓のカーテンで刀の血ノリを拭いながら外の道を見おろし、
修一「金をバッグに詰めちょけ。そろそろそいつらが戻ってくるぞ」

   従順に頷き、
綾乃「はい」(ハナから金を奪う気でバッグをもってきたのか・・・)

   金をバッグに詰め込みながら、
綾乃(もうケタ外れにすごいとしか言いようのない人)

   金を詰めたバッグをテーブルの上に置き、
綾乃「修ちゃん、お金を詰めた」

修一「よし。その椅子に座ってこれから起こる事を見学しちょれ」

綾乃「はい」
  
   修一、ドアの横で顔の高さに刀を構えている。

   ドアの外からドガ、ドガ、ドガと足音が聞こえる。

   椅子に座ってる綾乃が修一を不安げに見る。

   ガチャとドアが開き「おやぶ・・・」と言いかけた男の首を横からズブッと串刺しにする。

綾乃「そいつ、いつも私のお尻を触るクソ野郎よ。ざまーみろ」

   次に入って来た男が死んだ仲間を見てギョッとする。

   そしてドアの横に立ってる修一を驚愕の顔で見ると同時、喉を刺し貫かれる。

綾乃「いつも私の掌を舐めてツバだらけにするクソ野郎。ざまーみろ」

   続いて二人同時に入って来た男達、死体を見て戦く。

   不敵な表情で、
修一「おどれらの一秒後の姿よ」

     つづく

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