数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛が行く(239)   アリュールの美女

2023-01-30 11:46:56 | 漫画のシナリオ
(239) アリュールの美女

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。


登場人物

河原静香(34) 170㎝。髪を夜会巻きにした清楚な美人。写真集の出版社の社長。

出版社の女子社員三人(各27)準美人。

近藤進(35)大人しそうなサラリーマンだが気持ちの悪い(常軌を逸した)目をしている。


N=ナレーション



   快晴の空の絵に河原静香のN『ああ、胸がときめいちゃう・・・』『一冊目の写真集が大ベストセラーになって以来、いつか彼と会えるのを夢にみていた』

   尚も空の絵にN『テレビで試合をみて圧倒的な強さに一目ぼれしたのもあるけど』『倒産寸前の会社を一発大逆転で救ってくれたお礼をどうしても言いたかった』

   ビジネス街の外れに建つ三階建ての縦に細長い小さなオンボロビルの一階に「曙出版」と看板が出ている以前の会社の絵にN『メーカーの取り説やカタログなどを編集してた小さな出版社を亡き父から引き継いだがーー』『私を入れて社員四人の赤字続きの会社で毎日廃業することばかり考えていた』

   同、社内。机を四つ向かい合わせに並べた社内で静香を含め四人の女が暗い表情でパソコン作業をしている絵にN『そんなときに知り合いのカメラマンの川上さんから、なかよしクラブの写真集の出版を依頼されて業績が劇的に好転し
た』

   再度空の絵にN『写真集があれほど売れるとはまさに青天の霹靂』『同業他社から妬まれるほど売れに売れて、なかよしクラブの人気の凄まじさを思い知らされたーー』

   ビジネス街にある一階にスタバが入った全面ガラス張りの十階建ての立派なオフイスビルの全景。

   同ビルの出入り口に人がちらほら出入りする活気のある絵にN『おかげでこんな立派なビルが建ち家賃収入だけで充分やっていけるようになった』

   豪華な一階ロビー内、出入り口から少し離れた所に立ってガラス越しに外を眺めてる静香の後ろ姿に出入りするビジネスマン達が目を奪われてる絵。

注、髪を夜会巻きにした静香の服装は腋ぐりの大きいノースリーブに膝丈のタイトスカートで、いかにも仕事ができそうな雰囲気を漂わせている。

   静香の少し後ろにあるソファーに掛けた近藤進(35)が狂気が滲んだ目で静香の後ろ姿を凝視している。

   尚も静香を凝視する近藤の不気味な目のアップ。

   焦がれるように外を見てる静香の美しい横顔の絵に彼女のN『それに今回の写真集も発売初日で五百万部を売り切って更に増刷中で、この勢いだともう一つビルが建っちゃいそう』

   豊かな胸のふくらみを横からアップで描いた絵にN『ああ、早く岩城さんに会ってお礼を言いたい』

   尚も外を見てる静香の形好いふくらはぎのアップに彼女のN『感謝の気持ちをこの身体で返せるものなら返したいけど、こんなトウが立った女じゃ食指が湧かないかしら・・・』

   パツパツに張りつめた尻に薄っすら下着のラインが透けて見える絵のアップにN『それにしても・・・』

   髪を夜会巻きにした美しいうなじのアップにN『なぜ川上さんがうちみたいな小さな会社に仕事を回してくれたのか不思議でならないーー』

   ほんのり頬を染め、
静香(ひょっとしたら私に特別な感情をもってるのかしら・・・)N『河原静香。34歳。 170㎝。出版社の社長』


   ビルの最上階の角にある静香のオフイスを外からの視点で描いた絵。

   同、オフイス内

注、ゆったりした広い社内は整然と片付き、入り口付近に応接セット。その奥に机が四つ向かい合わせに置いてある。広い給湯室には大きな冷蔵庫と高価なデロンギのコーヒーマシン(ECAM35035W)、電子レンジが置いてあり、椅子も何もかも高価な事務機器で揃えてあり出版社とは思えぬハイセンスな社内である。

   給湯室のコーヒーマシンの絵に女子社員達の声、
  「社長はもう岩城さんと会ってるかしら」

  「今頃スタバでお茶しながら積もる話をしてるんじゃないかな」

   椅子に掛けたA、B、Cがアイドルに会うかの如く興奮し、
B 「ああ、我が社の救世主様に早く会ってお礼をいいたいわ」

C 「写真集が爆売れして給料が手取り十八万から一気に五十万になったのは岩城さんのおかげだものね」

A 「こんな立派なビルが建ったのも岩城さんのおかげ。尽くすから彼女にしてくれないかな~」N『静香の人柄か、自由闊達な社風のようだーー』


   同、一階フロアー

   修一がアパッチに乗ってビルの側にやってきたのをガラス越しにみて歓喜の色を浮かべ、
静香(あっ、岩城さんだ!)

   静香、髪のほつれを指先で整えながら自動ドアへと急ぐ。

   気がせくように自動ドアから外に出る。

   ビルの入り口横にアパッチを停めてる修一の背に向かって、
静香「岩城さん」と声を掛ける。

   メットを脱ぎながら優しい表情で振り向き、
修一「おや、ひょっとしたら社長さん?」

   頬を染めて上気した顔で、
静香「はい。言葉では言い尽くせないほどお世話になってる河原静香です」

   アパッチのトランクにメットを入れながら申し訳なさそうに静香を見て、
修一「社長にわざわざ出迎えてもらわんでも、ただ写真集を受け取りにきただけじゃのに」

静香「倒産寸前の会社を救ってくださった大恩人にそういうわけにはいきませんわ」

   スタバを見やり、
静香「あの、よろしかったら上にあがるまえに冷たい飲み物でもいかがですか?」

   双方、顔が付きそうな距離で向かい合って同時に、おっという表情をし、
修一「胸に顔をうずめて甘えたくなる花畑のようないい匂いじゃね」 

   ズキューンと胸を疼かせ、
静香(うわっ、いきなり胸を鷲掴み・・・)

   ぽっと頬を染め、
静香「岩城さんもいい匂い。アリュールオムですよね?」(若いのにすごくいいセンス・・・)

   照れる静香の首筋を嗅いで、
修一「当たり。静香さんはアリュールのオードパルファムじゃね?」

   嬉しそうに頬を染めて、
静香「当たりです。よくわかりましたね」(今日はエゴイストのプラチナムと迷ったけどアリュールにしてよかった)

   2人スタバの入り口に入りながら、
修一「俺は超匂いフェチじゃけんね」

   えっという表情で修一の横顔を見て、
静香(アソコの匂いも好きってこと?・・・) 
 
   ぽっと頬を染め俯いて恥じ入り、
静香(やだ、私ったら何を想像してるのやら)

   ほぼ満席の店内の絵。

   尚も同様の絵に会話、
  「私、父の会社を継ぐ前はデパートでシャネルの化粧品の販売員をやってたんですよ」

  「どおりで渋い香水をつけちょる思うたわ」

   ドリンクが乗ったテーブルに向かい合って掛け、楽しげに会話してる絵にN『香水が切っ掛けで一瞬で意気投合
して話が弾み、もはや静香は年齢差など感じなかった』

   興味深げに、
静香「岩城さんは、なぜそんなに香水に詳しいんですか?」

修一「有名な香水は一通りミニアトマイザーを買って試したからね」

   天井の絵に修一の声、
  「最終的にアリュール、ミスディオール、エゴイスト、アリュールオムの4つに絞って今のに決めたのでござる」「そうそうプワゾンにも惹かれたが俺のガラじゃないと思って断念したんじゃった」

   心から感心し、
静香「へー、女性用も試したんですか、本当に香水がお好きなんですね」(最終候補に絞った五つとも渋すぎ)

   飲み物を飲みながら、
修一「色々試した結果、トワレと違ってパルファムは付け方がむつかしい事を学んだわ」

   得たりとばかり、
静香「そおそお、そおなんです」

修一「つけ過ぎたら気分どころか体調まで悪くなるもんね」

静香「その通りです。つけ加減をまちがったらまさに香害になっちゃいますから」

   楽しげに話す修一をうっとり見て、
静香(試合では阿修羅のように恐ろしいのに・・・)

   スカートからのぞいた艶かしい膝頭のアップに静香の呟き、
   (実際はこんなに優しそうでギャップ萌えしちゃった・・・)

   スカートの奥に見える白のTバックをテーブルの下からの視点で描いた絵に静香の声、
  「ところで写真集はいつも当社から皆様に発送しますのに」

静香「なぜ今回は、わざわざ三冊だけ受け取りにこられたんですか?」

修一「新メンバーの三人には俺から直接手渡して喜ぶ顔をみたかったから」「仲間の喜ぶ顔をみるのが俺の生きがいじゃけんね」

   静香、眩しそうな目で修一を見つめる。

   優しい表情で頷き、
静香「そおいうことでしたか・・・」(私もそんなふうに想われたいな)

   腋ぐりの大きいノースリーブの腋から乳房の麓が見える絵のアップに静香の声、
  「御三方にとって初めての写真集だからきっと喜ばれますよ」

   楽しそうに話してる静香を、修一が思案顔で凝視する絵にN『話してて静香が清廉な心の持ち主だとわかり、この人を守ってやりたいと思った』

   尚も思案顔で、
修一「あのね・・・」

   テーブルの下の二人の脚の絵に会話、
  「差し出がましい事をゆうが、もし気に障ったら聞き流してくだされ」

  「なんでしょうか?」

修一「今回の写真集は一千万部突破するのは確実で、もう一つ二つビルが建つじゃろうね」

   驚き、
静香「予約だけで三百万部を超えたからいつもと様子が違うとは思ってましたが・・・」

修一「じゃが、儲かっても、もうビルは建てるなと言ったら不快かね?」

静香「えっ?・・・」と意外そうな顔で修一を凝視する。

         つづく


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愛がイク(238)  酒池肉林の大乱闘

2023-01-16 15:06:09 | 漫画のシナリオ
(238)酒池肉林の大乱闘

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

真菜(18)180㎝。

桧垣早苗(25)170㎝。

栗栖(18)2m

レスラー四人=全員身長190㎝。、藤木、大木、吉村、マスクをつけたジャガーマン(各30歳)

本田(40)テレビ局、スポーツ部の部長

局員(30)本田の部下

既出の司会者(40)

川上(40)カメラマン

既出の審判(40)

○N=ナレーション


   大木が立ったまま、下半身素っ裸にされた早苗の片方の脚を掴む。

   そして一気に四の字固めをかけた。

早苗「うぐっ」と痛みに顔をしかめた早苗のすぐ側に川上が腹ばいになって必死の形相で早苗の股間を連射し、
川上(さ、早苗さんのアソコを激写したり!)

   尚も早苗の股間を連射し、
川上(今回の写真集もバカ売れ確実で億ションが二、三個は買えそうだぞ・・・)

   露わになった早苗の股間を欲情の目で凝視し、
大木「ひひ、かなり使い込んでるが、まさか相手は岩城じゃないよな?」

   欲情に目の色を変えた観衆達、
  「おおお、まさにAVと格闘技の混合試合だ・・・」

  「これがあるから岩城の試合はエロ面白いんだよな」

   本田の部下の局員が携帯を耳に当てたまま逼迫し、
局員「ほ、本田さんっ、早苗さんが脱がされた瞬間に視聴率百%突破しましたー!」

   狂喜し、
本田「おお、今回もやったか!」

   腕を組んで試合を凝視してる修一を見て、早苗を助けたいとはやりたち、
真菜「修ちゃんっ、助けにいかせて」

   頷き、
修一「この辺が頃合いじゃろうのう。よし行け」

   真菜、ダッとレスラー達目掛け飛び込んでゆく。

   栗栖もはやりたち、
栗栖「わしも早苗さんを助けにいくぞ」

修一「まてまて、栗栖はトリじゃけん、もうちょっと辛抱せい」

   驚き、
栗栖「と、トリってあの紅白歌合戦の最後に出るヤツの事か?」

修一「そうゆう事よ。今回の試合を〆るのは栗栖、お前じゃけんの」

   感心して修一の横顔を見て、
栗栖(岩城の頭の中ではもう最後までの筋立てができとるみたいじゃのう・・・)

   高く跳躍した真菜がジャガーマンの後頭部をガヅッと蹴った絵に司会者の声、
  「おおー、真菜選手が助っ人で飛び込んできたーっ!」

   真菜が更に大木の横っ面にガヅッと横蹴りを喰らわせたので早苗が四の字固めから解放される。

   脚を痛めてすぐには起ち上がれぬ早苗を労わり、
真菜「早苗さん、立てますか?」

早苗「え、ええ、大丈夫よ、ありがとう」

   立ち上がった早苗の剥き出しの股間を見て、自分のブルマーを脱ぎながら、
真菜「いかに言ってもその格好じゃ戦えないから私のブルマーを履いてください」

   意外そうに、
早苗「え、わたしは裸でも全然平気よ」

   恥ずかしそうに頬を染め、
真菜「けど、テレビでモザイクが掛かっちゃいますよ」

早苗「そうか、じゃ悪いけど真菜さんのブルマーを借りるわね」とブルマーを受け取る。

   早苗がブルマーを履く艶かしい絵に司会者の声、
  「なんとそそられる光景でしょう。できれば裸で戦ってもらいたいがそうもいかないのがテレビの辛いところであります」

   ブルマーを履き、腰に手を当ててレスラー達を睨み据え、
早苗「さてと、よくもやってくれたな」

   と言った直後、早苗が後ろから乱入した藤木にヘッドロックで掴まれ、その向うでは真菜が吉村にヘッドロックで掴まった絵に司会者の声、
  「なんと突然乱入してきたレスラー達に両選手が捕まった。卑怯極まりない行為です」

   藤木の太い腕で絞められ苦しげに、
早苗(うう、くさっ、こいつ超弩級の腋ガだ、失神しそう・・・)

   真菜をヘッドロックしてる吉村に、
藤木「おいイクぞ!」と指示する。

吉村「おう!」と突進してくる。

   真菜と早苗、ものすごい勢いで「ゴツン」と頭と頭をぶつけられる。

   真菜、早苗共に「うう・・・」と呻きながら頭を押さえて仰向けに倒れる。

   レスラー達四人、頭を押さえて呻いてる二人を憎々しげに見下ろし、
ジャガーマン「散々コケにしやがって、どう料理してくれようか」

藤木「まずは裸にひんむいて大観衆の前で大恥をかかせてやろうぜ」

   卑しく笑み、
ジャガーマン「そいつあいいな」

   膝を付いて真菜のTバックのゴム部を掴み、
ジャガーマン「お前のマ○○を見たくてうずうずしてたんだ」

   藤木も膝を付いて早苗のブルマーのゴム部を掴み、
藤木「あらよ、御開帳~」

   いてもたってもおられぬ顔で修一に、
栗栖「もう我慢できん、助けにいくぞっ!」

   腕を組んで頷き、
修一「よしっ、おいしいとこをゴソッと独り占めしてこいっ」

   栗栖、ダッと飛び込んでゆく。

   栗栖が真菜のTバックを下しかけたジャガーマンの顎を「ガツッ」と下からすくうように蹴り上げた。

   間髪入れず早苗のブルマーを下しかけてた藤木の顎も「ガツッ」と蹴り上げた絵に司会者の声、
  「おおっ!あわやの所で栗栖が颯爽と登場して二人の窮地を救ったーっ」

ジャガーマン「こーのーやろーっ」と憤怒の形相で栗栖に殴り掛かった瞬間、逆に金的を「グジャッ」と蹴られて白目を剥く。

   続いて栗栖の後ろから掴みかかってきた吉村の鼻柱に「ガヅッ」と強烈なひじ打ちを喰らわした絵に司会者の声、
  「なんと心強い助っ人か、栗栖の登場で一気に形勢が逆転しました」

   熱狂した観客達、
  「栗栖、いいぞー、その調子で全員ブッ殺してくれー」

  「栗栖、頼もしいぞー」と声援を送る観衆の方を見て照れ、
栗栖(初めて岩城と戦ったときは観客全員に蛇蝎(だかつ)のごとく憎まれたが・・・)

栗栖(声援を受けるちゅうのはこないにも気持ちええもんか・・・)

   立ち上がって真菜に、
早苗「真菜さん、こいつらも私達と同じ目にあわせてやんない?」

   ニッとほくそ笑み、
真菜「それいいですね」

注、この時点でジャガーマン、藤木、吉村は悶絶しており、残りは大木一人である。

早苗「栗栖くん、こいつらには散々恥ずかしめを受けたからこっからは私達の好きにさせてね」

   にっとほくそ笑み、
栗栖「はい、あとは2人で思う存分に料理してください」

   真菜と早苗の二人を前にして大木が怯む。

   真菜と見合って、
早苗「いい?いくわよ」

真菜「はいっ!」

   と言った次の瞬間、真菜が左回し蹴りを大木の右こめかみに「ガヅッ」と決め、早苗も左こめかみに右回し蹴りを「ガヅッ」と喰らわせた絵に司会者の声、
  「な、なんと、左右から同時に回し蹴りを喰らってはひとたまりもありません」

   大木、白目を剥いて後頭部から「ゴツン」と音を立てて倒れる。

   真菜と共に膝をついて大木のトランクスのゴム部を掴み、
早苗「大勢の前で下半身を晒される恥辱を思い知れ」

   2人が同時に大木のトランクスを「バッ」と脱がせた。

   館内天井の大ゴマの絵に「おおおおおお」と観衆の大どよめきとN『早苗と真菜に四人のレスラー達が次々に素っ裸にされ、やんやの喝采を浴びて試合は幕を閉じた』

       つづく

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(愛がイク237)  反撃

2023-01-02 17:48:18 | 漫画のシナリオ
(237)反撃

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

真菜(18)180㎝。

桧垣早苗(25)170㎝。

栗栖(18)2m

レスラー四人=全員身長190㎝。、藤木、大木、吉村、マスクをつけたジャガーマン(各30歳)

本田(40)テレビ局、スポーツ部の部長

局員(30)本田の部下

既出の司会者(40)

川上(40)カメラマン

既出の審判(40)


N=ナレーション


   藤木、陶酔した表情でトランクス越しに勃起を真菜の口に押し込んで腰をカクカク振っている。

藤木「うっ!!」と射精しかける。

   その刹那、真菜が藤木の勃起をガブリと噛む。

藤木「ぎえええええー」と絶叫して転げまわる。

   上半身を起こしながらえづき、
真菜「うっ、うげーっ・・・」

   気持ち悪そうに手の甲で口を拭い、
真菜「よくも気持ち悪い物を突っ込んでくれたわね・・・」

   立ちあがった真菜、股間を押さえて悶絶してる藤木を怒りの形相で見下ろし、
真菜(私の唇は修ちゃんのチ○○をフェラするためのものなのによくも・・・)

真菜(絶対許さない) と宙高く跳びあがる。

   下降しながら憤怒の形相で、
真菜(ぶっ殺してやる)

   右ひざで藤木の喉にグシャッとニードロップを決める。

   失神してピクリとも動かぬ藤木を見下ろし、
真菜(えっ?激しいバトルを期待してたのにもうおしまいなの?・・・)

   頭をバゴッと蹴り、
真菜「おい、起きろ」

   ピクリとも動かない藤木のアップに司会声、
  「ニードロップが見事に決まりました。真菜選手、レスラー相手によく健闘しました」

   審判が真菜の手を挙げ、
審判「はいここまで。控えに戻って」

   物足りなさそうな顔で控えに戻って来た真菜に、
修一「よおやった。まずはええ出足じゃ」

早苗「ご苦労様」

真菜「あっ気なさすぎて拍子抜けしちゃった」

早苗「それだけ真菜さんのニードロップの威力が凄かったってことよ」

   次に吉村が中央に出て来るのを見て、
栗栖「次はわしがいこか」

修一「油断すなよ、捕まったらアウトじゃけんの」

栗栖「わかっとる。打撃で撃沈させたるわい」

   中央に向かう栗栖の後ろ姿を腕を組んで見守る早苗の後ろで真菜にブルマーを手渡し、
修一「はい、真菜の匂いが染み付いたブルマーちゃん」「匂いを嗅ぎたかったがテレビカメラがあるけん我慢しまちた」

   頬を染め恥ずかしそうに、
真菜「修ちゃんが拾ってくれてたの?」

修一「真菜がブルマーを脱がされるのを見て妻が犯されてるみたいな気がして超コーフンしたわ」

   嬉しそうに赤面し、
真菜「きやっ、妻!」

修一「そのブルマー洗濯するなよ、匂いを嗅いだあと履いたまま横から入れたいけん」

   頬を染めてブルマーを履きながら、
真菜「修ちゃんに興奮してもらえるようにもっといっぱい匂いを染み込ませときます」

   嬉しそうに、
修一「うん。お願いしまちゅ」

   中央で吉村と栗栖が対峙する絵に司会者の声、
  「さて、なんとしても相手を掴まえたい吉村と、それを避けたい栗栖、どのような展開になるか」

   突然、栗栖が繰り出した右回し蹴りを吉村が左の二の腕でバチンと受ける。

   不気味に笑み、
吉村「そんなやわな蹴りでレスラーを倒せるとでも思ってんのか」

   吉村、両手を前に出して構えようとした時に左手が激痛で上がらず、痛みに顔をしかめる絵に司会者の声、
  「おっと蹴りを受けた二の腕を骨折したか、吉村左手が上がりません」

栗栖「わしの蹴りを甘くみすぎたのう」と右回し蹴りを吉村の左こめかみにバチンッと喰らわす。

   吉村、脳震盪を起こし、立ったままクラッと頭を揺らす。

   白目を剥いた吉村をコマが回転するようにクルクル回りながら「ガツ、ガツ、ガツ」と連続でこめかみを後ろ回し蹴りで蹴りまくる絵に司会者の声、
  「二mの巨人、栗栖が放つ超重量級の蹴りを連続でくらってはレスラーと言えどもひとたまりもないでしょう」

   吉村、後頭部からドサッと倒れる。

   審判が栗栖の手を挙げ、
審判「はい勝負あり。控えに戻って」

観客達「すっげー、無名とはいえレスラーがあんな簡単に倒されるとは・・・」

  「やっぱ重量級の蹴りって効くんだな」

   腑に落ちぬ表情で控えに戻って来て、
栗栖「レスラーってあんなあっ気ないもんか、もうちょっと苦戦するか思うとったのに」

早苗「ご苦労様、栗栖くんの蹴りがそれだけ重かったのよ」

   次に大木が中央に向かうのを見て、
栗栖「今度は岩城の出番じゃのう」

   すました顔で、
修一「おれ、棄権するわ」

真菜「えっ」と他の二人と共に驚く。

修一「下着ショーは大成功してエロい写真もいっぱい撮れたし、もう今回のイベントの目的は達成した」

修一「おれ、生理的に男に触れるのが嫌じゃけん残りの二人は早苗さんに任せてええかね?」

早苗「任せといてください。ちゃっちゃと片づけてきますから」

   館内天井の絵に「おおおおお」と大どよめき。

   大木と早苗が対峙する絵に司会者の声、
  「なんと岩城がとつぜん棄権し早苗選手が残りの二人と対戦することになりました」

   早苗にうっとり見惚れる観客達の声、
  「なんて美人なんだ・・・」

  「スタイルもすんげえし・・・」

  「足首がキュッと締まって、アソコの締まりもすごそう・・・」

   緊張した顔で両手を前に出して真菜を捕まえようと構え、
大木(こいつの蹴りをまともに喰らったら終わりだ)

大木(ならばちとみっともないが・・・)

   早苗、大木の顔面目掛け正拳を繰り出す。

   大木、体を沈めて正拳をかわすと同時、早苗の懐に飛び込んでブルマーのゴム部を掴む。

   そして床に倒れ込みながらブルマーを足首までズルっとずらした。

   Tバックのみとなっても平然としてる早苗の見事なスタイルの大ゴマに「おおおおーー」「ストリップより興奮するな」と観客の大歓声。

   川上が必死の形相で早苗を連射している絵に司会者の声、
  「ちなみに申し上げておきますと真菜、早苗の両選手が履いているTバックはワコーレの製品であります」

   野卑な表情で、
大木「ひひ、どうだ、その格好で蹴りは放てまい」

大木「うっかり蹴ったら具がはみ出てテレビにアップで映っちまうもんな」

   平然と、
早苗「私がそんなことを気にするとでも思ってるのか?」

大木「え・・・」と驚きディフェンスが甘くなる。

   その機を逃さず手刀の先で喉を突いた瞬間、
大木「ぐふっ」と呻く。

大木「ぐえーっ」と両手で喉を押さえて両膝を床につく。

   早苗が踵落としをすべく片足を高く振り上げた絵に司会者の声、
  「おおっ、この角度から踵落としを喰らったらひとたまりもないぞ!」

   早苗が大木の頭頂部目掛け踵を振り下ろした刹那、背後からジャガーマンが飛び掛かって太い腕で首を絞める。

   ジャガーマン、その勢いで早苗を押し倒しながら早苗の首を両の太腿で挟んで締め上げる。

早苗「うぐっ、く、苦しい・・・」

   その間に立ちあがった大木が片手で喉を押さえて憤怒の形相で早苗を睨み下し、
大木「こーのーやろおー、よくも」

   ジャガーマンに両腿で首を絞められてる早苗の腹を大木がドガッと蹴った瞬間、
早苗「ぐふっ」と呻く絵に司会者の声、
  「おっと、二人がかりで、これはいけません」

   大木に、
ジャガーマン「おいっ、パンツを脱がせてこいつの動きを封じちまえ」

大木「よし。こうなりゃ徹底的に悪役に徹してやるぞ」

   大木、早苗の足元に片膝をついてバンツに手を伸ばしかける。

   早苗、そうはさせじと大木の顎をガッと蹴る。

   が、大木はものともせずパンツのゴムに手を掛ける。

早苗「うぐうう」ともがくがジャガーマンの太腿で締め付けられて抵抗ができない。

   大木にバッとパンツを太腿まで下されて陰毛が露わになった艶かしい絵の大ゴマに「うおおおおおーー」と観衆の大歓声が重なる。

           つづく
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