数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(184)  秘臭

2020-05-25 19:54:07 | 漫画のシナリオ
(184)秘臭

四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。

真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。

N=ナレーション


   ラブホ内の薄暗い駐車場。車が三台飛び飛びに停まっている。

   他車から離れた端の方にポツンとリードが停めてある。

   同、室内

   立ち尽くして、いかにもそれらしい室内をぼう然と見て、
愛 「ここって、もしかしてラブホテルですか?・・・」

   すっとぼけ、
真菜「みたいね、ま、雨をしのげればいいんじゃない?」

愛 「真菜さんはラブホに来た事あるんですか?」

   ほんのり頬を染めてすっとぼけ、
真菜「さて、どうでしょうー?」

   呆然とベッドに目をやり、
愛 「人間の抗えない本能が部屋中に染みついて、すえたような匂いがする・・・」

   ジーンズを下着の下まで降ろしながら、
真菜「哲学者みたいなこと言ってないで早く脱がないと風邪ひいちゃうわよ」

   パンツ一枚の姿でタンクトップを脱いでる真菜のスタイルを見て圧倒され、
愛 (ひゃー、すごいスタイル。9頭身?・・・)

   愛に背を向け、
真菜「ホックを外してくれる?」

   愛、頬を染めてブラのホックを外してやる。

   大きな乳房からハラりと落ちたブラを両手で受け、
真菜「ありがとう」

   真菜、たわわな胸を晒して振り向くと愛のブラウスの上のボタンに手をかける。

   恥らう愛のボタンを外してやりながら、
真菜「女同士で恥ずかしがることないでしょ?」

   真菜が、まだスカートを履いて上半身ブラだけになった愛と向き合ったまま愛の背に手を回してブラのホックを外してやる。

   真菜、愛の背を抱き、自分の乳房を愛の乳房にそっと押し付ける。

   恥ずかしそうに頬を染めて目を閉じ、
愛 「ああ・・・」

真菜「(上気して)柔らかくてすごく気持ちいい・・・」

   真菜、そのままの姿勢で愛のスカートのホックを外す。

   スカートが愛の足首にストンと落ちる絵のアップ。

   真菜、さりげなくメガネを外す。

   メガネを外した真菜の美しさにドキッとし、
愛 (なんて美しいの、この世のものとは思えない・・・)

   共に興奮し目を潤ませて見つめあう。

   真菜が愛の股間にそっと手を添えつつ唇にキスする。

   舌を絡ませ合い、
愛 「ああ・・・真菜さん、息の香りまで美人・・・」

   真菜の下着が楕円形にずっぽり濡れてるのを下から煽って描いた絵に彼女の声、
  「愛さんの息もいい匂いがする・・・」

   「はあ、はあ」と喘ぎながら愛の唇をむさぼり、
真菜「私のアソコに触って・・・」

   愛が真菜の下着に手を入れる絵のアップ。

   狂おしげに、
真菜「ソコがどうなってるか言って・・・」

   驚いたように真菜の股間を見つめ、
愛 「洪水みたいにずくずく・・・」

真菜「指を入れて・・・」

   くちゅっと指を入れられ、快感を感じた真菜の顔のアップ。

   膣に指を入れてる愛の手首を両手でつかんで狂おしげに腰を喘がせ、
真菜「ううぐ・・・指よりもっといいもので・・・」

   二人用ソファーに2人の衣類が乾かすように広げてあり、その横に裏返ったパンツが2枚脱いである。

   その2枚の下着のアップ(1枚は前が濡れ、もう1枚は股部が濡れている)。

   ベッドの横のスツールの絵に「はぁ、はぁ」と2人の喘ぎと声、
  「ああ、愛さんとしたかった・・・」

  「わたしだって・・・」

   ベッドの上で真菜が愛に尻を向けて重なってフェラし、愛は真菜の膣をクンニしている。

   フェラしながら恥じらい、
真菜「私のそこは臭いから恥ずかしい・・・」

   陶然とクンニしながら、
愛 「そんな事ない、ずっと嗅いでたいほどものすごく興奮する・・・」

   陶然とフェラしながら、
真菜「愛さんのもやめられない匂い・・・」

   真菜の上に重なった愛とキスし、
真菜「私のマ○コの匂いがする・・・」

   狂おしげに下から腰を突き上げ、
真菜「はぁ、はぁ」「もう我慢できないの・・・」

   懇願するように、
真菜「私の中に入って・・・」

   挿入され、
真菜「んうっ・・・」と目を閉じる。

   再度、濡れた後がくっきり残ってる二人の下着のアップに真菜の喘ぎ声、
  「んうう、気持ちいい・・・愛さんがこんないやらしい腰使いするなんて・・・」



   雨がやみ、曇り空のホテルの外観。

   同、ホテル内駐車場

   セルを押す絵のアップに「プルン」とエンジン音。

   出口のビニールのすだれの手前に停まって恥ずかしそうに外の気配を伺い、
愛 「こおいうホテルって出る時すんごく恥ずかしいですよね」

真菜「そおう?メットを被ってるから顔なんか分かんないわよ」

   入ってくる客と出くわさぬよう緊張して左右を確かめ、
愛 「今だ!」

   ビニールのすだれを潜って左側にプルルルと出てゆく後ろ姿。

   出た途端、同じ方向に向かう車が間近に迫っており、
愛 「きゃっ、顔を見られた!」

   右ミラーに映ったその後続車を見て恥じらい、
愛 「私達を見てどう思ってるかしら・・・?」

真菜「気にしない気にしない。それより・・・」

   右手を愛のスカートに入れる絵のアップに真菜の声、
  「すっかり愛さんの虜にされちゃったよー」

真菜「私のGスポットを一瞬で見つけてガンガン突くんだもの」「立て続けにイカされてもう腰がガクガク~」

   愛のスカートの中で性器をしごいてる絵のアップに真菜の声、
  「これからは私ん家でやろうね。一人暮らしだからヤリたい放題よ」

   恥らいながら頷き、
愛 「はい・・・」

   走り去る二人の後ろ姿にN『すっかり満足した二人は石川宅に向かって走り去ってゆくのであった』

         つづく


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愛がイク(183)  初めてのラブホテル

2020-05-11 20:29:15 | 漫画のシナリオ
(183)初めてのラブホテル

四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。

真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。

狂暴な面相の半ぐれ3人(各25)

N=ナレーション


   真菜が愛のスカートの中に右手を入れ性器に触れる。

   ビクッと驚いて赤面し、
愛 「真菜さん、だめですー」

   スカートで見えないが愛の性器が大きくなりだしたので驚き、
真菜(おお、みるみる・・・)

   欲情に目を潤ませて尚も性器をしごき、
真菜(すごい・・・)

   性器をしごきながら、向こうからヤン車が爆音を鳴らし走ってくるのに気づく。

   うんざりしたように、
真菜「間の悪い時に馬鹿のご到来・・・」

   ヤン車が横を猛スピードで走りすぎたのを気にもとめず、
真菜「女同士のタンデムだから、あいつらソッコーで追っかけてくるわよ」

愛 「(平然と)B1の出番ですね」

真菜「いえいえ、私の出番です」

   うっとり右手の指を嗅ぎながら、
真菜(いいとこを邪魔された私の怒りは半端じゃないよ)

   走り過ぎたヤン車が「ギュユーン」とUターンする。

   右ミラーに真菜がうっとり指の匂いを嗅いでるのが映ってるのに気づき、
愛 「やん、真菜さん、嗅いじゃいや~」

   恥じらい、
真菜「ばれたか。だってやめられない匂いなんだもん~」

   愛のパンツに手を入れたまま、振り返って追跡してくるヤン車を見て、
真菜「あいつら、私達に目をつけたのが運のつきね」

   性器をシコられて困ったように恥じらい、
愛 「真菜さ~ん・・・」

   狂暴な面相の男3人が乗ったヤン車(前席に2人、後席に1人)が右側にピタリとつく。

   男達、真菜が平然とした顔で愛のスカートの中に手を入れてるのを見て、おっという顔をする。

   ヤン車がしつこく併走してくるが愛達は平然と走っている。

   風防裏の2機のB1が男らに飛び掛からんと身構える。

   左手で2匹の頭を優しく撫で、
愛 「いいのよ。真菜さんにストレス発散させてあげなきゃ」

助手席の男「(作り笑顔で)ねえ、よかったら一緒にドライブしませんかー」

   3人の顔を見て呆れ、
真菜「うは、そろいもそろってパンチがきいた御面相」

真菜「(呆れ)なんなの、あんたらの顔?」

真菜「一丁前に女に声をかける前に高須クリニックに行ってこい」

   さっと血相を変えた3人を蔑むように見くだし、
真菜「あんたたち、散々強姦や悪行の限りをつくしてきたんでしょ?」

   男達、物凄い目で真菜を睨む。

真菜「生きてても世に害をなすだけだから今日を命日にしてやるわ」

   驚き、
愛 (言動が修ちゃんとそっくり)

   憤怒の形相で、
助手席の男「下手に出たら調子こきやがって、回したあと山に埋めてやる」

助手席の男「おい」と運転手に顎をしゃくる。

   ヤン車がギュューンとタイヤをきしませて急発進する。

   前に出てキキッと停まったヤン車から五m後ろにリードもスッと停まる。

   真菜が左足を地面に着き、右足を「よっこらしょ」と言いながら軽々リアボックスを跨いで降り、愛もバイクから降りる。

愛 「よいしょっと」と愛がセンタースタンドを立てようとしてるのに真菜が気付く。

   真菜が片手でリアボックス下のステーをひょいと引っ張って軽々とスタンドを起てたので、
愛 「(驚き)ひゃ、真菜さん力持ちー」

   五m先のヤン車から悪相の三人が降りて真菜達を睨む。

   三人を眺め、
真菜「こんな卑しい御面相のやつらを素手で殴ったら手が腐っちゃうね」

   リアボックスの上部を指でコツコツとノックして、
真菜「愛さん、ボックスを開けてくれる?」

   イグニッションからキーを抜きながら、
愛 「はーい」

   愛、カパッとボックスの蓋を開ける。

   真菜、リュックのファスナーをジャーと開ける。

   真菜がリュックからヌンチャクを取り出したのを見て驚き、
愛 「おおー、容赦なしですね」

   背に隠した右手にヌンチャクを畳んで持ってる真菜達の側に三人が歩んでくる。

   真菜の眼前で憤怒の形相で、
男 「言いたい放題・・・」と言いかけた男の横っ面に目にも止まらぬ速さでヌンチャクが飛ぶ。

   横っ面に「ガゴッ」と命中し、顔面がひん曲がった男の両耳から脳髄が噴き出て目玉が飛び出る。

愛 「ひゃっ」と両手で目を覆う。

   絶命してドサッと倒れた男を見て、連れの2人が呆気にとられる。

   間髪入れず、もう一人の顔面に容赦なくヌンチャクを八の字に振り回して「ガツガツガツガツガツ」と機関銃のように殴りつける。

   更に殴り続けられ頭蓋骨の破片と脳髄が飛び散る。

   絶命してドサッと倒れた男を見て最後に残った男がジョーと失禁しながら腰を抜かし   「ひっ、ひーーっ」と悲鳴を上げる。

   男、慈悲を乞うような目で真菜を見上げる。

   その男の頭頂部目掛け思いっきり垂直に「ガツン」と振り下ろす。

   頭頂部がパカッと割れ脳髄が飛び出した男がゆらりと倒れる。

   愛、絶命した男達に手を合わせ「ナンマンダブー」と呟く。

   手を合わせたまま、ふと前方に止まってるヤン車に目をやり、
愛 「真菜さん、ドライブレコーダーに私たちが写ってたらまずくないですか?」

真菜「うっかりしてた。愛さん、よく気づいたわ」

   車に身を入れてフロントガラスの上部を見るとドラレコはついておらず、
真菜「クズが悪事の証拠になるドラレコをつける訳ないか」

   愛がすでにバイクに跨ってる後ろに跨りながら、
真菜「ドラレコはつけてなかったわ」

   その時、ぽつぽつ振ってきた大粒の雨を掌を上に向けて確かめ、
愛 「やだー、まだカッパを買ってないのにー」

   遠くに見えるラブホを指差し、
真菜「雨がやむまであそこで休憩しょうか」

愛 「はい」と頷きプルンとエンジンをかける。

   空が暗くなりゴロゴロゴロと雷が鳴り、ザーと降りだす。

   雨中、ホテルの手前まで辿り着く。

   駐車場入り口のビニールのすだれをくぐり、リードが中に入ってゆく絵にN『無邪気な愛は休憩という言葉に秘められた淫靡な意味など知る由もなかったーー』

         つづく
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