数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(163)  太腿フェチ

2019-08-27 12:54:04 | 漫画のシナリオ
(163)太腿フェチ

四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
長尾今子(30)170㎝。髪をひっつめた色っぽい美人。

香奈(30)170㎝。人妻で図抜けた美人。

香奈の不倫相手のチョイ悪男(25)
N=ナレーション


   上空を飛びながら、
修一「唐突じゃがね」

今子「なーに?」

修一「アソコの匂いを嗅がせてくれんかね」

今子「(機嫌よく)いいわよ」

   今子、スカートの奥に手を入れる。

   指が性器に触れ「クチュ」と音が立った絵のアップ。

   頬を染めて濡れそぼった中指を修一に嗅がせ、
今子「どう?」

   修一、陶然と指を嗅ぐ。

   尚も指を嗅ぎ、
修一「なんで今子の匂いはこんなに興奮するんかのう」

   中指を舐め、
修一「今子のマ○コの中に住んで、ずっとこの匂いを嗅げたら死んでもええわ」

   目を潤ませて感激し、
今子「修ちゃん・・・」

今子「(頬を染め) 私も修ちゃんをフェラしながらクンクン嗅いで興奮しまくってるよ」

   上空を飛ぶアパッチを後方から描いた絵に二人の会話、
修一「えっ、マジーー?」

今子「女はみんなそうよ」

今子「でなきゃフェラなんか出来ないし、アソコの匂いに興奮するのは男も女も一緒よ」

今子「そう言えば映画で際どい性描写はしても匂いの事を話すのは見たことないわね」

修一「なんでかのう、下品じゃとでも思うちょるんかのう?」

今子「多分。人は本能的に匂いで欲情するのにね」



   低い丘。まばらに木がはえている灰が峰の麓に三十台の車(中に一台ワゴン車あり)が集合しクソ共が集まっているのを上空から俯瞰して描いた絵にN『灰が峰――』

   上空からそれを見下し、
今子「きゃっ、すっごい人数」

   ゆっくり下降するアパッチ上で、
今子「(不安げに)ほんとに一人で戦う気?」

修一「あがあな烏合の衆なんかアリを踏みつぶすようなもんよ」

今子「いっそさっきみたいにミサイルで一気に始末した方が安全じゃない?」

修一「最近素手でクソをぶち殺しとらんけんストレスが溜まっちょるんよね」

修一「ここらでガス抜きしとかにゃ精神衛生に悪いけんのう」

   クソ共から離れた林の中に着陸しながら、
今子「(乞うように)もう止めないけど怪我しないでね」

今子「修ちゃんに何かあったら私は生きていけないから」

   停車したアパッチ(今子はバイクに跨ったまま。修一はバイクから降りている)の底部に隠した刀を取り出しながら、
修一「まだ今子と全然ヤリ足りちょらんのに殺られて堪るか」

今子「そうよ。ヒリヒリする位一杯してくんなきゃ」

   ヘルメットを脱いで、
修一「このメットを被っちょけ。でないとアパッチに命令できんけん」

   運転席に座った今子にメットを被らせながら、
修一「あいつらどんな武器をもっちょるかわからん」

修一「とばっちりを受けんように上空から見物しときんさい」

   不安げに修一を見つめ、
今子「ぜったい無傷で帰ってきてね」

修一「(頷き)上昇するよう命令してみ」

今子「上昇せよ」

   アパッチ、ゆっくり上昇し始める。

   2m上から不安げに修一を見下ろす今子。

   その今子の丸見えになったスカートの奥を修一が見上げる。

   スカートの奥のアップ。

   修一、欲情し喉をゴクリと鳴らす。

   手を×にして5m上の今子に、
修一「ちょっと待った!ストーップ!下降させろ」

   アパッチが着地し、
今子「(とまどい)どうしたの?」

   愛しげに両手で今子の太腿を撫でながら、
修一「戦う前に太腿を舐めさせて」

   シートに横向きに座っった今子の内腿を一心に舐める修一の髪を愛しげに指でとかしながら、
今子「そんなに私の太腿が好き?」

修一「いい匂いがするし、形も、むちむち感も堪らん」

   内腿をねっとり舐めながら、
修一「スカートの裏地かパンツの生地になって、ずっと今子に密着しときたい」

   興奮して胸を喘がせ、
今子「その言葉だけでイキそうよ・・・」

   太腿から唇を離し、
修一「名残惜しいが、続きは戦が終わった後の楽しみにとっておこうか」

今子「うん、待ってるからね」

   市街地を走る香奈の車を上から俯瞰して描いた絵。

   同、車内

   香奈、思いつめた顔で運転している。

香奈(彼は私を助けてくれたばかりか私のために大勢と戦おうとしてくれてる・・・)

香奈(なのに私は自分だけ逃げて、なんて恩知らずな女なの・・・)

   ガッと急ブレーキを踏んだ爪先のアップ。

   キキキーと停車した車を上から俯瞰して描いた絵。

   香奈、切羽詰った顔で車から降りる。

   助手席のドアを開け放して、失神してる男を後ろから担ぐようにして引きずり出す。

   男を道端にドサッと放り出した時に男が目を覚ます。

   きょとんとし、
男 「香奈、一体なにが・・・?」

   運転席のドアを開けながら、
香奈「あなたとは今日でジ・エンドよ。もう連絡してこないで」

男 「(焦り)えっ、急になに言ってんだ。俺はぜったい香奈と別れないぞ」

香奈「もう喋らない方がいいわ。女々しい姿を晒してこれ以上失望させないで」

男 「旦那にバラしてもいいのか?」

香奈「(平然と)さっそく失望させてくれるわね」

香奈「(平然と)そういう男だと思ってた。是非そうして」

   あ然とする男に、
香奈「夫と別れるいい切っ掛けになって助かるわ」

香奈「けど、夫に慰謝料を請求されて身ぐるみ剥がされないようにね」

   香奈、車に乗りバムっとドアを閉める。

   男、地べたに尻をついたまま走り去る車をぼう然と見ている。

   運転しながら、
香奈「たしか灰ヶ峰で戦うって言ってたわね・・・」


   同、灰ヶ峰

   刀を持って木立ちの中(クソ共は木立の向こうで群れている)に入ってゆく修一の後ろ姿を上空から不安げに見守りながら、
今子(修ちゃんが無敵なのはわかってるけど)

今子(今度ばかりは不吉な予感がしてならない・・・)

       つづく






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愛がイク(162)  香奈の淫靡な匂い

2019-08-19 13:49:27 | 漫画のシナリオ
(162)香奈の淫靡な匂い

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
長尾今子(30)髪をひっつめた色っぽい美人。170㎝、夫と死別後、一人娘の真菜(3)と共に大富豪の義父(70)と暮らす。ノリがよく、おちゃめである。

香奈(30)170㎝。人妻で図抜けた美人。

香奈の不倫相手のチョイ悪男(25)

半ぐれD(25)

半ぐれのボス(30)入れ墨まみれ

その子分二名(各々25)
N=ナレーション



   携帯を切り虚勢を張って、
D 「電話したぞ」

修一「最後に聞く。おどれらのシノギはなんな?」

D 「(怯え)最後って俺も殺す気か?」

   おちょくったような作り笑顔で、
修一「素直に答えたら殺すわけなかろうがー」

修一「参考に聞いちょるだけよ」

   疑うように、
D 「本当だろうな?」

   威張って、
修一「武士に二言はござりませぬ」

   安堵し、
D 「覚醒剤とドラッグの密売、売春、人身売買、ぼったくりバー、詐欺その他手広くやってる」

  氷のような目で、
修一「わかった。おどれは生きるに値せん」

   D、ぎょっとする。

   ズンッと快感に貫かれ、
香奈(な、なんとシブい一言・・・)

香奈(男らしいったらありゃしない。今までつき合ったクズ男達と大違い・・・)

   ノーパンの膣からツーと溢れ出た淫液が香奈の太腿に伝い流れるのを下から煽って描いた絵。

   修一、Dの首をズズッと刺し貫く。

   陶酔したように目を潤ませ、
香奈(うああー、イっちゃいそう・・・)

   修一、刀にぶら下がった状態のDの顔面を蹴って刀を抜く。

   修一、刀をピュッと血ぶりしながら修一をうっとり見つめる香奈の側に歩む。

   頬を染めた香奈と修一が見つめあう。

   香奈にすまなさそうに、
修一「もうちょっと俺が早く気づいたらよかったんじゃが・・・」

   香奈が修一にうっとり見惚れながら、とんでもないと言う様に顔を左右に振る。

   アパッチに跨ったまま香奈を見てむっとし、
今子(あーあー、うっとりしちゃって。修ちゃんに色目なんか使うな)

香奈「いえ、助けていただき感謝の言葉もありません」

   圧倒されたように修一を見つめ、
香奈(なんだろう、年齢差を感じさせない彼のこの圧倒的な存在感は・・・)

香奈「もし貴男がいなかったら全員に輪姦(まわ)されて売りとばされるとこでした」

   深刻な顔で、
修一「今日の事は脳裏に深く刻まれてトラウマになるかもしれんが・・・」

香奈(単に性器で摩擦されただけで私はちっとも気にしてないのになんて優しいの・・・)

修一「こいつらの仲間を全員皆殺しにしちゃるけん、どうか心の傷にならん事を願っちょる」

香奈「(驚き)えっ、こいつらの仲間と対決するんですか?」

   感激し、
香奈「私のために?」(やっぱり、彼は出会うべくして出会った私のヒーローだわ)

   むっとして香奈を睨み、
今子(貴女のためじゃないわよ。修ちゃんはただクズをぶっ殺したいだけなんだから)

   うるうる目の香奈の顔のアップに今子の呟き、
   (それにしても綺麗なひと。スタイル抜群で女の私から見てもいい女・・・)

   うるうる目で修一を見つめ、
香奈(ふるいつきたくなるほど好き!身も心もすべて貴男に捧げます)


   修一が、香奈が乗ってきた車の助手席側のドアを開けるのを上から俯瞰して描いた絵。

   修一、運転席で失神してる男を見る。

修一「(香奈に)あんた運転できるか?」

香奈「はい」「あっ、名前は香奈です」

   修一、無言で香奈を見つめて頷く。

   車内に身を入れて男を片手で軽々と助手席側に引きずって移動させ、
修一「こんなしょうもない男とつき合うなや」

   運転席に乗って修一に、
香奈「もうとっくに見限ったわ」

   何かを訴えるように熱く見つめる香奈を見て、
修一(ん?)

修一「その訴えるような目は、何か言って欲しいのか?」

   嬉しそうに、うんうん頷き、
香奈「なにか私が喜ぶような事を言って」

   香奈の太腿を凝視しながら、
修一「あんたのスカートの奥からほんのり漂ってくる匂いを嗅いだら、がまん汁が漏れ申した」

香奈「(歓喜し)ほんとに?」

修一「ヤリたいが残念ながら連れがおって適わんのよね」

   さっぱりした顔で、
修一「まっ、縁がなかったんじゃの」

   突然パカッと股を開いてノーパンの股間を見せ、
香奈「(自信満々に)絶対私が縁を手繰り寄せてみせるわ」

   修一、スカートの奥を凝視する。

修一「(頷き)その時は今日のようにノーパンで俺の前に現れてくれ」

   艶然と投げキッスをし、
香奈「お望みのままに」
 
   香奈、ブオーンとエンジンをかける。

   名残惜しそうに片手を少し上げた香奈の車が発車する。

   修一、走り去る車を見送る。

  アパッチから降り、シートにもたれた今子が不安げに、こちらに向かってくる修一を見ている。

   アパッチの前に戻ってきた修一に不満げに、
今子「やけに遅かったけど何を話してたの?」

修一「今日の事は事故じゃと思って引きずらんようにと慰めちょった」

   不満げに、
今子「優しい言葉をかけるのはいいけど、程々にしないと勘違いされちゃうよ」

   不満げな眼差しの今子を、修一がまじまじと見つめる。

   今子の唇に軽くキスし、
修一「わかった」

   上機嫌で修一の唇にキスし返し、
今子「わかったのならよろしい」

   メットを被りながら死体に目をやり、
修一「さあて、クソ共の残骸を始末するか」


   空の絵に「シュパッ」とミサイルの爆発音。

   上空を飛び(背後の地上、クソ共と共に車も跡形なくミサイルで吹っ飛ばされ、地面が広範囲にえぐれてるのが見える)、
今子「(不安げに)ねえ、ほんとに百人も集められるの?」

   目に怒りを滲ませて今子に振り向き、
修一「俺は群れにゃなにもできんクソ共とは人種が違うんじゃ」

   今子、怯む。

   失望した顔で今子を見つめ、
修一「今子は俺が喧嘩の助っ人を頼むような男じゃと思うちょったんか?」

   焦って首を振り、
今子「だからおかしいなと思って聞いただけ。気を悪くさせたのなら御免なさい」

修一「ありゃクズ共を一か所に集めるための方便よ」

修一「俺一人が相手じゃゆうたらあいつら、なめて小人数で来ようが?」

修一「どうせ殺るなら全員まとめて殲滅するほうが手っ取り早いけんのう」

今子「さすが修ちゃん、あったまいいー」

   修一の背に甘えてしなだれかかり、
今子「ねえ、さっきの人と私とどっちが綺麗?」

修一「今子の方が綺麗に決まっちょろうが」

今子「(歓喜し)ほんとに?」

修一「それに最高の名器やしのー」

   歓喜し、
今子「うふ、嬉しい!」と修一の背に抱きつく絵にN『今から大殺戮が行われる現場に向かっているとは思えぬ無邪気な会話を交わす二人であったーー』

         つづく
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愛がイク(161)   数の子天井の女

2019-08-05 17:11:08 | 漫画のシナリオ
(161) 数の子天井の女

四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
長尾今子(30) 170㎝。髪をひっつめた色っぽい美人。夫と死別後、一人娘の真菜(3)と共に大富豪の義父(70)と暮らす。ノリがよく、お茶目である。

香奈(30)170㎝。全身に生活の豊かさが滲み出た図抜けた美人。

香奈の不倫相手のチョイ悪男(25)

半ぐれ4人組のA、B、C、D(各々25。全員物凄い悪相)

半ぐれのボス(30)入れ墨まみれ

その子分二名(各々25)

ボスの女(25)

N=ナレーション


   Dに車から引きずり出され、香奈が「きゃっ」と叫ぶ。

   四人に手足を掴んで担がれた香奈が「やめてっ、おねがい」と抵抗しながら木の裏側に連れていかれる。

   Cが丸めて持ってた絨毯を草むらに、さっと広げる。

   香奈、その上にどさっと投げ捨てられる。

   香奈、怯えて男達を見上げる。

   四人の男達、何とも言えぬ卑しい顔で香奈を見下ろす。



   空の絵。

   今子のスカートがまくれ上がって、むき出しになった太腿のアップ。

   地上を見下し、
今子「ちょっと修ちゃん、あれ見て」

   車が三台連なって停車しており、香奈が強姦されかかってるのを見おろし(他車は通行してない)、
   嬉しそうに、
修一「ほうほう」

   Uターンしながら、
修一「女が襲われちょるみたいじゃのう」

   下降するアパッチを後ろから描いた絵に修一の声、
  「兼定ちゃん、早速出番がきまちたよー」



   素っ裸にされB、C、Dに手足を押さえつけられて抗う香奈。

   香奈の拡げさせた足の間に立ったAが欲情の目で香奈を見下ろし、
A 「顔だけでビンビンになる女は久しぶりだ」

   ズボンのファスナーを下しながら、
A 「フェラの手間がはぶけるぜ」

   香奈、恐怖に怯え声も出ない。

   Aにぐっと挿入され、戦慄した香奈の顔のアップ。

   A、驚いて、えっという顔をする。

A 「(感嘆し)なんと・・・ものすごい締まりだな」

D 「(得意げに)だろ?」

A 「そのうえに・・・」と言って一旦抜く。

   A、中指を膣に差し入れる。

   指の腹で膣上の具合を確かめ、
A 「ギザギザの肉の突起がウロコ状にびっしり・・・やっぱり数の子天井だったか」

   尚も具合を確かめ、
A 「まれにみる美人だし、こりゃ掘り出し物だったな」

   ぐっ、ぐっと抜き差しされて涙を流し、
香奈「お願いだからやめて・・・」

A 「男は出すまで抜けないのを知ってるだろうが?」

A 「こんな名器は初めてだ。ちょっとでも長く入れ・・・」と言いかけた時、Aの首を「シャッ」と光が一閃する大ゴマ。

   Aの首が宙に飛び、後ろに刀を振り切った修一が不敵な顔で立っている。

   首のないAが後ろにゆらりと倒れかけ、勃起が外れて精液が宙にしぶく。

   香奈、訳がわからずぼう然。

   Aの首がドサッと地に落ちて転がる。

   修一、返す刀でBの喉笛をシャッと斬る。

   Bが絶命してドサッと倒れたのを見て、修一が、おっという顔をする。

   後方に停めたアパッチに跨ったまま、平然とこっちを見てる今子に振り向き、
修一「首を刎ねるより喉笛を斬って殺す方が刃こぼれを防げるのを発見したぞ」

   笑顔で親指を立て、
今子「いいとこに気づいたわね」

   尻をついたままあ然と修一を見上げ、
香奈(な、何この人。漫画みたいに強すぎる・・・)

   尻をついて後ずさりし、
C 「(慄き)な、なんて事しゃがる」

修一「じゃかんしゃいっ!」とシャッとCの喉笛を斬る。

   修一、Cがドサッと倒れるのを見ながら、ピュンと刀を振って血ぶりをする。

   修一、一人残ったDを睨む。

   修一、怯えるDの喉に切っ先を当てる。

   切っ先に力を加えるとツーと血が伝い流れる。

   ぞくっと身震いし陶酔した表情で、
香奈(人が殺されたのに、なにこの快感・・・?)

   死体を見て、
香奈(そうよ、こんなろくでもない奴等なんか皆殺しにされればいいのよ)

   怯えながら虚勢を張り、
D 「や、やっちまったな、もう後悔しても遅いぞ」という後ろでノースリーブを着た香奈が慌ててスカートを履いている。

   嬉しそうに、
修一「さよか」

修一「その言葉を期待してわれだけ生かしちょったんじゃ」

   D、えっという顔をする。

修一「おどれらクソ共は全員で何人おるんな?」

   カチンときて、
D 「クソ共とは言ってくれるな」

D 「紅蓮のボスが聞いたら八つ裂きにされるぞ」

   切っ先に力を籠め、
修一「そがあなこと聞いちゃおらん。人数を聞いとるんじゃ」

D 「軽く七十人は超えるだろうな」

D 「言っとくが今さら詫びてもボスは絶対許さないぞ」

   憐れむように、
修一「馬鹿かオドレは」

修一「なんで俺がクソに詫びにゃならんのじゃ!」

修一「一時間以内に全員引き連れて灰ヶ峰に集合するようボスに電話せい」「こっちは百人で行くけんのう」

   今子、その言葉に驚く。

   携帯を耳にあて、修一を憐れむように見て、
D 「気の毒に、死体の山が積みあがるぞ・・・」



○某マンションの広い室内(調度品は豪華)

   ソファーにふんぞり返った狂暴な顔をしたボスの前に裸の女が四つん這いになってフェラしている。他屈強な二名の子分はドアの前に直立不動で立っている。

   ソファーの上に置いた携帯が鳴る。

   ボス、携帯に視線をやる。

   携帯を耳に当て、
ボス「おう」と応える。

   ボス、無表情で要件を聞いている。

   無表情で、
ボス「ほう、刀で三人を・・・」

   携帯を耳に当てたまま、フェラしてる女に、
ボス「うしろを向け」

   女、怯えが滲んだ目でボスを見上げて頷く。

   ボス、バックで女を突きながら無言で携帯を聞いている。

   「うっ、うう・・・」と悶える女の顔のアップに「よし、分かった」とボスの声。

   ソファの上に携帯を放りながらドア前に立つ子分に、
ボス「全員に集合をかけろ」

   緊張に引きつった顔で、
子分「はい」

   射精の快感に貫かれたボスの顔のアップ。

        つづく
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