数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(51) スソガ

2016-07-31 16:33:18 | 漫画のシナリオ
(51)スソガ

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

広田民江(28) 170㎝。外見は砕けて見えるが内面は純真で見た目とのギャップがある。

神屋修三(50)170㎝。白髪交じりの紳士で、どこか崩れた雰囲気もある。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45) 170㎝。生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

N=ナレーション



   『善通寺保育園』の外観。

   卓也、子を負ぶって保育園から出てくる。

   ポケットのスマホが鳴る。
   スマホを耳にあてると、
声「あの、民江です・・・大丈夫ですか・・・?」

卓也「妻にはショックだったろうと思う・・・」

声「・・・お昼に例の喫茶店で会いますか・・・?」

   半泣きで顔をくしゃくしゃにし、
卓也「会いたいよ・・・」

卓也「胸をかきむしられるほど辛いから、今すぐ民江に助けてもらいたいよ・・・」



   10人規模の小さな支店の社内(民江以外誰もいない)。

   民江、事務机に座ってスマホを耳に当て、目を潤ませて思わず掌を口に当てる。

声「けど、彼女は一人で動揺してるのに、僕だけが民江の胸に逃げ込む訳にはいかないもの・・・」

   民江、掌を口に当ててコクと頷く。

声「夕方まで一人で耐えるよ。民江も僕が妻とヨリを戻さないかと不安と闘ってるはずだものね」

   掌を口に当てたまま目じりを濡らし、
民江(どおしてこんなに私の気持ちを理解してくれるのだろう・・・)

声「妻が帰る直前に家を出て、猛ダッシュで民江のスカートの中に帰るから」

   顔をくしゃくしゃにして頷き、
民江「ぐすん、腋もアソコもツーンとさせてまってますからね・・・」



   夕方、人が行き交う住宅街。

   不安げな顔で帰路を歩み、
聖子(声も聞きとうないほど愛想つかされてたとは・・・)

聖子(うち、一体なんて事をしてきたんやろ・・・)

   夕焼け空の絵に聖子の呟き、
   (きっと、ええかげんにせえよって、うちにカツを入れるために別れるフリしはっただけや・・・)

   聖子宅の外観に呟き、
  (あの人がマーちゃんとよお離れる訳ないし・・・)

   カツ、カツとヒールで階段を上がる聖子のふくらはぎのアップに呟き、
  (きっと家に帰ったら知らん顔で待ってくれてるんやから・・・)

   同、玄関内

   聖子、胸が高鳴りヒールを脱ぐ手が震える。

   胸をドクンドクン鳴らしリビングの戸を開ける。

   眠る雅治しかいないリビングにぼう然と立ち尽くす。

   テーブルにラップしたおかずが4つあり、その横に署名済みの離婚届と入園手続証と書いた封筒あり。

   聖子、それを見ながら椅子にヘナッと腰を降ろす。

   離婚届をぼう然と見つめる。

   おかずに手をかざし、
聖子(まだ温かい・・・)

聖子(うちが帰るギリギリまで雅治をみててくれはったんやわ・・・)

   バッと両手で顔をふさぎ、
聖子(どこまで優しい人なんや・・・うちなんかにはもったいなさすぎるわ・・・)

   暗いリビングのテーブルにうつ伏せになっている。

   うつ伏せのまま顔を起こして眼前の携帯を見つめる。



   夜空の絵。

   民江宅のインターホンを「ピンポ~ン」と押す指の絵。

   ガチャとドアが開き、半泣きなのに作り笑顔で、
民江「お帰りなさい」

   卓也、流しに蓋を開けた箸をつけないままの弁当が置いてあるのを目にする。

   その卓也を見て、
民江「喉を通らなかったから・・・」

民江「けど卓也さんの顔を見たからもう食べられます」

   民江をバッと抱きしめ、
卓也「すまなかった・・・」

卓也「もう2度と不安な思いはさせないから」

   民江、コクッと頷く。

   同、室内

   共に正坐して向き合い、
卓也「黙ってても伝わるとは思うけど、どうしても聞いてもらわないと気がすまない」

   民江、超不安そうな顔。

卓也「こんなに・・・胸を絞られるほど人を愛したのは初めてなんだ・・・」

   民江、驚く。

   部屋の小物のアップに卓也のセリフ、
  「この部屋にある物一つ一つが、民江が一生懸命働いて買い揃えていったものだと思うと・・・何を見ても・・・」

   ぬいぐるみ等の絵に、
  「・・・うぐ・・・愛しすぎて涙が出そうになる」

   家電等の絵に、
  「きっと何度も仕事を辞めたいと思ったはず・・・虐めもあったかもしれない・・・辛くて何度も泣いたはず・・・」

   驚愕して目を潤ませる民江の絵に卓也の声、
  「僕は民江の声も吐く息も全身の産毛までもが好きだ」

卓也「民江の匂いが染み込んだこの部屋、民江が歩いたこの床、愛しくて愛しくて部屋中を舐めたい・・・」

   民江、目尻を濡らしてブルっと身震いする。

卓也「部屋ですらこう思う僕が、民江の事を一体どれほど愛してるか想像がつくかい?」

   民江、半泣きでぶるぶる震えて卓也に見惚れる。

卓也「うぐーっ、自分で言って、自分の言葉に感動して身体が震えてくる・・・」

   民江、やや身体を前に倒して、合わせた手を太腿に強く挟んで唇を噛んで震えている。

卓也「こんな言葉を言わせてくれて、僕を見つけてくれて、本当にありがとう」

   民江、両手で太腿を「ギューっ」と握る。

卓也「ぐすん・・・僕のこの気持ち、民江に伝わっただろうか?・・・」

   膝立ちして卓也にしがみつき、
民江「わーーっ、伝わりましたよーー」

民江「息が止まりそうなほど伝わりましたよーー」

   2人、抱き合ったままブルブル震えてえずき、
卓也「うぐぐうーー」

民江「わーーっ」

   卓也の手が太腿に触れている。

   その手がいやらしく太腿を撫でる。

   民江、頬を染めて、はぁ、はぁと小さく喘ぐ。

   卓也、スカートをめくってパンツに手を入れる。

   民江が「あっ」という顔をし「クチュっ」と音が鳴る。

   その指を嗅ぎ、
卓也「鼻が慣れたせいか、ツーンが微弱になってきた・・・」

   上目遣いで、
民江「ぐすん、それって、卓也さんには残念な事なんですよね・・・?」

   ビッと立ち上がり、
卓也「ツーンをもっと濃密にするためにウォーキングに出発―」

卓也「で、帰りにモスで晩御飯にしよう」

   嬉しそうに立ち上がり、
民江「はいっ」

民江「夫婦でウォーキングしてる人を見るたびにすごく羨ましかったんですー」

卓也「民江ちゃん、パンツ脱いで」

民江「えーーっ?」

卓也「ノーパンの妻とウォーキングする人が羨ましかったんですー」

民江「そんな人、いませんよ~」



   夜、神屋宅の外観。

   ピッカピカに掃除整頓した流しの絵。

   布団の横に洋子の丸まったパンツの絵。

   使用済みの丸めたティッシュ3つの絵。

   事後、うつ伏せになって電話し、
神屋「・・・承知した。住所はもう分かったな?」

   カチッと携帯を畳んだ神屋に、横で事後の余韻に浸ってた陽子が、
洋子「誰からなの?」

   上体を起こし、
神屋「さ、人が来るから服を着なさい」

洋子「えー、じゃあ帰んなきゃ」

   Tシャツを着ながら、
神屋「いや、洋子も会わなきゃならん相手だ」

   素っ裸で立つと同時によろけ、
洋子「あいたたっ・・・」

   内腿を叩きながら、
洋子「まだ脚を開く感覚が戻らなくて・・・」

   洋子が畳んだティッシュを股に宛がう絵に会話、
  「バレーで柔軟やってるんだろ?」

  「あれとは微妙に開く角度が違うし、開いた上に貴男の体重が掛かるから・・・」

   股にティッシュを挟んでパンツを履く洋子を艶かしく描いた絵。

   スカートを履きながら、
洋子「いったい誰なの?」

洋子「あ、ティッシュティッシュ」と使用済みのティッシュを片付ける。

   「ピンポ~ン」という音に洋子がはっとする。

神屋「出てくれ」

   ガチャとドアを開けると同時に二人が「あっ」と驚く。

洋子「小田さん・・・」

   子を抱いて驚愕し、
聖子「田丸さん、いったい・・・?」

      つづく
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愛がイク(50)   腋ガ

2016-07-28 21:46:11 | 漫画のシナリオ
(50) 腋ガ

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

広田民江(28) 170㎝。外見は砕けて見えるが内面は純真で見た目とのギャップがある。

神屋修三(50)170㎝。白髪交じりの紳士で、どこか崩れた雰囲気もある。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45) 170㎝。生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

N=ナレーション



   上目遣いで恥ずかしそうに、
民江「・・・私、腋ガなんですけど大丈夫ですか?」

   無表情で固まり、
卓也「・・・」

   不安げにウルッと涙を流し、
民江「・・・やっぱりだめですかー?」

卓也「やったーっ!」

民江「えっ?」

卓也「僕、腋ガ大好き。喫茶店で何度も会ってるのに全然気づかなかったよ~」

民江「え~、腋ガが好きなんて人、初めて聞きましたよー」

   腋をじっと見つめ、
卓也「期待させといて思い過ごしだったなんて事だけは絶対やめてね」

卓也「確認していい?」と突然民江の腕を持ち上げて腋を嗅ぎ、
民江「(赤面し)きゃっ」

   くんくん嗅ぎ、
卓也「う~ん、近寄っただけでツーンと来るのを腋ガと言うのであって、これを腋ガと言うには匂いが幼すぎますわ」

民江「(心配げに)あの、制汗剤を使ってこれなんですが・・・」

卓也「(目を輝かせ)じゃ制汗剤を使わなかったらもっと期待出来るって事だよね?」

   頬を染めて俯き、
民江「期待を裏切らない自信あります・・・」

   卓也、チロッと涙ぐむ。

   頬を染めて俯き、
民江「アソコには制汗剤を使ってないから・・・」

卓也「・・・いわゆるスソガってやつ?」

民江「ぽっ」と頬を染めて頷く。

   彼女を「ハシッ」と抱きしめ、
卓也「民江ちゃん、ぼく、ツーンと来るの大好きなの」「言ってなかったっけ?うん、言ってなかったね」

民江「(恥ずかしそうに)・・・あの」

卓也「なに?まだ僕を喜ばせる事があるの?」

民江「わたし・・・」

民江「(赤面し)・・・まだバージンなんです」

   卓也、「カキーン」と凍りつく。

民江「腋ガが恥ずかしくて、誘われてもずっと断ってたから・・・」

   卓也、じわーと涙を流す。

   彼女を「グワシッ」と抱きしめ、
卓也「民江っ!民江っ!民江っ!」

民江「(照れて)はぁい」

卓也「えらいっ!」

   泣きながら鼻水を流し、
卓也「ひーん、妻の男性遍歴にどれほど苦しめられた事かーー」

卓也「本当にに苦しかったんだからーーっ」

   首を少し傾けて照れくさそうに、
民江「喜んでもらえてすんごく嬉しいですよ」

卓也「(涙を拭い)君のその屈託のない笑顔が曇る事のないように・・・」

   民江、えっという顔で驚く。

卓也「一生、その性格でい続けられるように君を育てたいと心から思ってるから・・・」

   微かに肩を震わせ、
民江「・・・」

   両手で顔を押さえ、
民江「わーーん、いつも一人で決断しなきゃならなかったしーー」

民江「気が狂うんじゃないかと思うほど寂しかったしーー」

民江「夜になったらいつも布団の中で、心細くて震えてたんですーー」

民江「心が凍るほど、本当に辛かったんですーー」

   卓也、顔をくしゃくしゃにして鼻水を垂らしてぷるぷる震える。

   正坐した卓也と膝立ちした民江が顔をくしゃくしゃにして抱き合い、
民江「えーーん。いい子でいられるように育ててくださいーー」

卓也「ぐあーー」と泣きじゃくる。



   聖子宅の外観。

   同、室内

   アイロンをかけながら、
聖子(こんな時間にいったいどこへ行ったんやろ・・・?)

   服を畳み、
聖子(外に出る時はいっつも子連れで女と出会いなんかあるはずないし・・・)

聖子(やらさんからすねたんやろか・・・きっとそやわ)

   腋を嗅ぎ、
聖子(今日はうちから誘って気持ちようやらせたげよ)



○民江宅

   お膳のクッキーの皿とコーヒーが空になった絵。

   床に尻をついた卓也と膝立ちした民江が抱き合ったまま、
卓也「・・・パンツ脱いで顔の上にまたがってほしい」

民江「(赤面して)・・・」

民江「蒸せて窒息しちゃいますよ~」

卓也「蒸せたい・・・」

民江「・・・」と頬を染めて頷く。

   床の上に脱いだ民江のパンツの絵。

   仰向けになった卓也の顔の上に、頬を染めて跨った民江(スカートは履いている)を見上げ、
卓也「ツーンを期待してますから」

民江「(赤面して)期待を裏切らない自信あります」

   両膝をついて跨った民江、スカートを被った卓也を心配げに見下ろし、
卓也「・・・」

   ヤッホーするように両手を口にあて、
民江「・・・生きてますか~?」

   スカートを被ったまま、
卓也「民江、えらいっ!」

民江「(嬉しそうに)ツーンときましたか?」

卓也「毛先までツーンが行き渡って、もう絶品」

   舐められてビクンと驚き、
民江「きゃっ!」

民江「まだお風呂に入ってないのにー」

卓也「ツーンをさらに濃縮した液体がとめどなく溢れ出てくるのですが・・・」

   民江、赤面して両手で顔を覆う。

卓也「ずっとこのスカートの中で暮らしたい・・・」

   スカートを被った卓也を見つめ、
民江「よかったらずっとそこに住んでください~」

卓也「ちなみにお家賃は?」

民江「3食つきで無料ですよ~」

   スカートを被ったまま両手で民江の太腿を撫でまわし、
卓也「ツーンだけじゃなく、超太腿フェチでもある・・・」

民江「(頬を染め)そんな気がしてました~」

   スカートから顔を出し決然とした顔で、
卓也「明日、妻と別れて、夕方ここに身一つで来る。いいかい?」

   民江、驚愕。

民江「(半泣きで)ほんとに・・・ほんとなんですね!?・・・」


   事後。天井の絵に民江のセリフ、
  「きゃー大出血――。こんなに出るものなの・・・」

   共に裸。民江が血の染みたバスタオルを見つめ、
民江「生涯の人と見極めた唯一の人に対する私の決心の証しです」

   涙をチロッと流し、
卓也「しかと見極めた」

   腰を浮かせ、
民江「時間がたったら落ちないから、ちょっと洗濯機を回しちゃいますね」

卓也「洗ったらだめだ」

民江「え・・・」

卓也「民江の貞操観念の強さを表した貴重な出血だから」

卓也「民江の高潔な決心をぼくが一瞬たりとも忘れないように壁に貼って毎日眺める」

   民江、目尻を濡らしてあ然。

   壁に張ったバスタオルの絵。

   二人、床に正坐してタオルを眺め、
民江「(頬を染め)こんなタオルを壁に貼るなんて、日本中で私達だけですよ~」

卓也「涙が出るほど愛しいタオルだ。叫びたいほど民江が愛しい・・・」

   民江、涙を拭う。

民江「こんなに感動して、安らいだ気持ちになれたのは初めてです・・・」

民江「あの・・・今夜、帰らなくて大丈夫なんですか・・・?」

卓也「明日の朝、妻が出勤する前に帰って決着をつけるよ。一瞬たりとも民江と離れたくないから」


   
   朝。聖子宅の外観にすずめの鳴き声。

   同、玄関内

   卓也、ガチャとドアを閉めて入る。

   子を抱いた聖子(スーツ姿)が険しい顔で玄関に立ち、
聖子「あんたーっ、どおゆうつもりなん!」

卓也「処女膜と再婚するよ」

   馬鹿にしたような顔で、
聖子「はあー?」

卓也「もうどうでもいいけど、そのはあー?はやめろ。吐き気がする」

   聖子から子を抱きとり、
卓也「もう出勤の時間だろ?行けよ」

卓也「今から雅治の保育園の入園手続をしに行って、君が帰って来るぎりぎりまで子守して出て行くから」

聖子「(驚愕し)出ていくて・・・」

聖子「それどおゆう事やのん・・・?」

卓也「なに驚いてるんだ。いつでも別れたげるよって口癖のように言ってたのに」

   聖子、驚愕。

   険しい顔で、
聖子「あんたっ、ひょっとしたら女でも出来たんか!?一体どこの誰やねん!」

卓也「(辟易して)その感情的な話し方が嫌で嫌でたまらなかった」

   聖子、あ然。

卓也「もう一言たりとも話すな。声も聴きたくない」

聖子「・・・雅治はぜったい渡さへんでっ!」

卓也「分かってるよ。着替えだけ持って出るから後の物は好きにしてくれ」

   あ然とする聖子に、
卓也「遅刻するぞ。出ないのなら一瞬たりとも一緒にいたくないから僕が先に出るからな」

   ぼう然と立ちつくす聖子に、子を抱いて振り返り、
卓也「君を御する事が出来るのはメールの男しかいないんだろな・・・」

聖子「(驚き)・・・」

   聖子、ガチャと閉まったドアをぼう然と見ている。

   ドアを見つめたまま顔をくしゃくしゃにする。

   ドサッと床に突っ伏し、
聖子「わあーーっ」と泣く。

   外から見た玄関ドアの絵に、
  「うわーーっ」と悲痛な慟哭が漏れ出る。

       つづく



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愛がイク(49)  ミスター・ロンリー

2016-07-25 16:50:36 | 漫画のシナリオ
(49) ミスター・ロンリー

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
広田民江(28) 170㎝。外見は砕けて見えるが内面は純真で見た目とのギャップがある。

神屋修三(50)170㎝。白髪交じりの紳士で、どこか崩れた雰囲気もある。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45) 170㎝。生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

N=ナレーション


   快晴の空の絵。

   セミが鳴いてる大きな公園の全景。

   Tシャツ、下はジャージ姿の洋子が自転車で公園内を走行している。

注、前カゴに着替えが入ったバッグを入れている。

   ふっと横を見て驚き「キキーッ」とブレーキをかける。

   すぐ側のベンチにもたれた男の後ろ姿を凝視。

   洋子、顔を輝かせる。

   粗末な服装の神屋、ぼーっと空を見ている。

   ベンチの背側から修三を見下し、
洋子「修三さん・・・」

神屋「(驚き)・・・洋子・・・」

神屋「えっ、なんで?・・・」

洋子「私こそ驚いたわよー」

洋子「前のマンションに訪ねて行ったら別の人が住んでたし、どんなに会いたかったか」

神屋「あんなに悪態ついて別れたがったのにか?・・・」

   両手で顔を押さえて赤面し、
洋子「きやっ、言わないで!」

   両手で顔を押さえたまま身をよじり、
洋子「死ぬほど後悔してるんだから~」

   微笑み、
神屋「顔はキリっとして近寄り難いのに相変わらず仕草が可愛い女だ」

   洋子、頬を染める。

神屋「ひょっとしたらそれは俺にだけ見せる仕草か?」

   洋子、恥ずかしそうに頷く。

   神屋、洋子の全身をまじまじ見る。

神屋「町内の運動会の帰りか?」

洋子「そんなとこ。ママさんバレーをやってるの」

洋子「たまたまいつもと違うコースを通ったら修三さんとバッタリ・・・」

神屋「(股間を見つめ)・・・下はブルマーか?」

   頬を染めて頷き、
洋子「うん・・・」

洋子「・・・見たい?」

神屋「(おどけて)見たいでちゅー」

   目尻を濡らし、
洋子「変わってなくてよかった・・・」

洋子「(目尻を拭い)熟女のブルマー姿ってそう見られるものじゃないんだから」



   神屋宅の外観。

   同、室内

   立ったまま呆れて部屋を見回し、
洋子「・・・すさまじく何もないのね・・・」

神屋「1年半前にリストラされて、今は生活保護で食ってる」

   洋子、驚く。

神屋「餓死寸前のとこに民生委員の人が訪ねて来てくれたから助かったんだ」

神屋「自力で立てないほど衰弱してたから、あれがもう1日遅かったらあの世に行ってたかもな・・・」

   洋子、目尻を指で拭ったときに棚に置いてあるアラミスに気づく。

洋子「餓死寸前でも香水だけは手放さないのが貴男らしいわね」

洋子「アラミスをつけた人とすれ違うたびに胸がキュンとなってた・・・」

神屋「私は洋子のアソコの匂いが頭をよぎるたびに、のた打ち回ってたよ・・・」

   洋子、涙があふれる。

洋子「生活保護って月にいくら位もらえるの?」

神屋「約12万ってとこかな」

洋子「(驚き)それでやってけるの?ちゃんと食事してる?」

神屋「ま、それなりにな」と立ったままの洋子の前に膝をついてジャージをずらす。

   えぐれたブルマーに驚き、
神屋「げーっ」

   洋子、口を押えて「ぷっ」と吹く。

神屋「こんなエグれたブルマーでバレーやって具がはみ出ないのか?」

洋子「(おどけて)さあどおでしょー?」

   ブルマーの上から股間に顔を埋めてスーハースーハーし、
神屋「涙が出そうなほど懐かしい匂いだ。もう嗅げないと諦めてた・・・」

洋子「私も・・・」

   切なげに神屋の髪を指でとかし、
洋子「白いのが少し増えた・・・?」

   股間を嗅ぎながら、
神屋「この頃涙もろくなったし、1年半前位から急に早くなって、出たかどうか分からない感じになっってきた・・・」

   不安げに、
洋子「・・・その女(ひと)とは今も続いてるの?」

神屋「金回りが悪くなったら突然連絡がつかなくなった」

洋子「可哀そうに、溜まって辛かったでしょうに・・・」

神屋「体育座りして」

   小指で目じりを拭い苦笑して、
洋子「うん」

   体育座りした股間と太腿のアップ。

洋子「どう?まだ賞味期限内かしら?」

   下半身を凝視し、
神屋「飽きるまで当分、ブルマーで会いに来てくれ。パンツより興奮する」

   泣きそうな顔で頷き、
洋子「・・・うん」

洋子「モヤモヤさせたくないから先に言っとくね」

洋子「今の夫とは数えるほどしかヤッてないし、今後も絶対にさせないからね」

神屋「(コクっと頷き)匂いで分かる・・・」

洋子「(照れて)ジェットストリームのミスター・ロンリーをかけて。私達がエッチをするときのテーマ曲・・・」

   ラジカセのスイッチを入れる神屋の指のアップ。

   ♪が流れ、床の上のブラの絵にセリフ、
  「・・・ちょっと軽くなった?」

  「洋子の恥骨は量りか?」

   床に丸まったパンツの絵に、
  「・・・泣くな」

  「私がこんなにやつれさせてしまった・・・」

   正常位で動く神屋に、
洋子「無理しなくていい・・・」

洋子「私だって年を取ったし、入ってるだけで満足だから・・・」

神屋「そう言われたら出口で止まった」

洋子「うふ、じゃ連発で言うわよ」

   カップラーメンの空き容器を放置したままの汚い流しの絵に洋子の絶叫、
  「ぁぁ、あ、いぃ・・・いぐーーーっ」

   天井の絵に二人の声、
  「・・・はぁはぁ、久し振りにふくらはぎが吊っちゃった・・・」

  「久しぶりにカチカチになった太腿を触った・・・」

   神屋に腕枕され、
洋子「ねえ、これからどうしたらいいの?」

神屋「なるようにしかならんだろ」

神屋「頭で考えた通りにいかなかったから今こうしてるんだろ?」

洋子「そうよね・・・」

   天井の絵に神屋のセリフ、
  「感情と情欲の赴くままに任せるしかないんだ。身体が枯れるまではな・・・その後の事は知るか」

   神屋がのしかかってきたので、
洋子「え?もう出来るの・・・?」

   洋子の股間に手が伸びる絵にセリフ、
  「これからは私が身の回りの世話をしてあげる・・・あぁ・・・そこよ・・・」



   夜、聖子宅の外観。

   同、キッチン

   流しで洗い物をする聖子(エプロン姿)の後ろ姿。

卓也「ちょっと散歩してくる」

   驚いて振り返り、
聖子「え、こんな時間にどこへいくん?」

   バタンと閉まったドアを見つめ、
聖子「・・・」



○民江宅

   民江宅のマンションの外観(1K)に「ピンポーン」とチャイムの音。

   ドアをガチャッと開けた民江、卓也を見て満面の笑顔で、
民江「いらっしゃい」

注、民江はノースリーブにミニスカート姿。

   卓也、ぼう然と民江に見惚れる。

民江「(笑顔で)え・・・?」

卓也「超感動。そんな笑顔で迎えられたの初めて・・・」

   民江、卓也に見惚れる。

   整然と片付いた部屋(寝具はベッド)。小さなお膳にコーヒー、小皿にクッキーが乗った絵のアップ。

   二人、御膳を挟んで床に座り、
卓也「驚いたなあ、これ、君が焼いたの?」

民江「(頷き)どうぞ召し上がれ」

   クッキーをサクッと食い、
卓也「めしあがれなんて優しい言葉、初めて言われたよー」

   民江、首を少し傾げて微笑んで卓也を見つめる。

卓也「その首を傾げる仕草、泣きそうなほど好き。この先もずっとしてくれる?」

   民江、微笑んでコクと頷く。

卓也「僕の言葉の端々からもう察しはついてるだろうけど、妻との関係を話しとくね・・・」

   民江、コクと頷く。

   片付いたキッチンの絵。

   正坐した太腿の奥にパンツがチラっと見える絵のアップ。

   微笑して胸を叩き、
民江「・・・すべて了解しました。どんとこい!」

卓也「なんて頼もしいんだ。会うほどに、1分ごとに好きさが増してゆく・・・」

   民江、驚く。

卓也「この調子で行ったら1週間後には胸がパンクして倒れてしまいそう。その時は介抱してくれる?」

   頬を染めて頷き、
民江「人工呼吸して必ず助けますよ」

卓也「今それやってくれる?」

   緊張した顔で、
民江「あの、先に言っとかないといけない事があるんですが・・・」

   ドキンッと凍りつき、
卓也(またもや男性遍歴の告白か・・・)

   太腿の奥にパンツがちらっと見える絵のアップに卓也の呟き、
  (こんな美人だから、きっといろんな男と色々あったんだろな・・・)

   尚も太腿の奥をズームした絵に、
卓也(僕は一生処女を知らないまま朽ち果てる運命なのか・・・)

       つづく
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愛がイク(48)  運命の出会い 

2016-07-22 13:25:02 | 漫画のシナリオ
(48)運命の出会い

四百字詰原稿用紙換算13枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

広田民江(28) 170㎝。外見は砕けて見えるが内面は純真で見た目とのギャップがある。

神屋修三(50)170㎝。白髪交じりの紳士で、どこか崩れた雰囲気もある。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45) 170㎝。生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

田丸信二(50)洋子の夫。紳士で大人しい

N=ナレーション


○夜。聖子宅

   聖子宅の外観。

   同、消灯した寝室。三人、布団に川の字に並んで寝ている。

   卓也に背を向けた聖子(タンクトップ、パンツ)の横に赤ん坊が眠っている。

   聖子の尻から股間にかけてのアップ。

   卓也、聖子の尻を凝視。

   聖子の尻に触ると、目を閉じたままそっけなく、
聖子「・・・眠たいんや」

卓也「いつまでやらせないつもりなんだ?」

   無視する聖子の背を見て、
卓也「処女だと信じたから結婚したのに・・・」

聖子「まだゆうてるん?」

聖子「そないに処女がええんやったら処女膜と再婚したらええやんかっ!」

聖子「いつでも別れたげるよ」

卓也「僕にはタメ口で、メールの男には敬語かよ。僕はそいつより軽いって事か?」

   ばっと身体を起こして血相を変え、
聖子「あんたっ、うちのスマホ見たんか?」

卓也「別れて2年も経つのにいまだに涙を流すほど恋しがるなんて異常だぞ」

   聖子の股間を見て、
卓也「身体が忘れられないのか?」

   髪をかき上げて、
聖子「ふっ・・・」と呆れる。

聖子「せや、毎日ハレあがるほどヤリまくってたさかいな」

聖子「明日仕事やからもう寝さしてな」と背を向けて横になる。

   背を向けた聖子の絵。

   背を向けたまま、
聖子「・・・恐ろしいほど誇り高い人でな・・・」

聖子「お日さんが西から昇っても、人の携帯なんか見る人やないんやから」

   目尻を濡らして聖子の背を見つめ、
卓也「・・・」

   切なげに宙を見つめ、
聖子(夫婦って努力だけで維持できるもんやないんやな・・・)



   昼。閑静な住宅街の絵。

   卓也、赤ん坊をおぶって散歩している。

   喫茶店の外観にN『散歩の途中にあるこの店で、週に2回、コーヒーを飲んでまったり過ごすのがぼくの唯一の楽しみだ』

   同、店内(客はまばら)

卓也「よっこらしょ」とテーブルに掛ける。

   女が脚を組んで爪先にサンダルを引っかけてブラブラ揺らしている絵のアップ。

   その女の脚を組んだ太腿のアップ。

   卓也、斜め前で携帯をいじっている民江(事務服、下はミニ)をふと見る。

   民江、ふっと顔を上げたとき卓也と目が合う。

   民江、ぼんやり卓也を見る。

   尚も見つめ合う。

卓也「(頬を染め)え?」

民江「(頬を染め)え?」

   二人頬を染めぼう然と見つめ合う。

   頬を染めて照れ、
民江「あ、あの、赤ちゃんをおんぶしたお父さんって、かっこいいなと思って・・・」

   嬉しそうに、
卓也「へーっ、そんな風に思える人なんだ」

   コーラを持って腰を浮かせ、
民江「そちらに移ってもいいですか?」

   嬉しそうに頷き、
卓也「ぜひ」

卓也「しばらく気持ちのいい会話を交わしてないから話し相手になって下さい」

   民江、立ったまま首を少し傾けて興味深げに卓也を見る。

   子供を抱いた民江と卓也が楽しそうに語らっている(無音)。

   卓也、子供を抱く民江の太腿をチラっと見る。

   民江、卓也の視線に気付く。

民江「あの・・・奥さんとはしっくりいってないんですか?・・・」

卓也「もう長いこと夫婦らしい事はやってない・・・」

   無表情で卓也を見つめ、
民江「・・・」

民江「毎日こうやって子供を連れて散歩されてるんですか?」

   卓也、頷いてポーッと民江に見惚れる。

   卓也の視線に気づき、
民江「え?」

卓也「いや、久しぶりに敬語で話す女性と会ったから新鮮で心が浮き立っちゃって・・・」

   民江、卓也を見つめ沈思。

民江「(頬を染め)今後も言葉をくずさないように気をつけますね」

卓也「え?・・・」

卓也「(驚き)えーっ、それって・・・?」

   民江、頬を染め首を少し傾けてコクと頷く。

   顔を輝かせ、
卓也「有難う。やっと日本の中から僕を見つけてくれたんだね?」

   顔を輝かせ、
民江「はい。見つけました」

卓也「人生が百八十度転換した気になってきたんだけど、そう思っていいんだね?・・・」

民江「(微笑み)私は会った瞬間からそう思ってましたよ」

   卓也、あ然。

   卓也、子供を抱く民江の太腿をチラっと見る。

   子を卓也に渡す時に彼の視線に気づき、
民江「・・・もう少し時間をください」

卓也「え?・・・」

民江「それまではこれで・・・」と卓也の手を取って胸を触らせる。

空の絵にN『広田民江、28歳。この近くの会社で事務員をやっているらしい。メルアドを交換し、次の再会を約束して彼女と別れた』

   歩む卓也の後ろ姿に、
N『こんなドラマチックな出会いが現実にあるとは・・・』



○洋子宅

   片付いたキッチンの絵。

   リビングの照明器具或いは天井の絵に「う・・・ぅぅ」と喘ぎ声。

   ソファーに掛け、左手を口に当て、右手で性器をいじり、
洋子(うぅぅぅ、修三さん・・・会いたくて気が狂いそうよ・・・)と呟く。



   コンビニの外観。

   神屋が人生に疲れ果てたような寂しげな顔で買い物袋を持ってコンビニから出てくる絵にN『神屋修三。50歳』


○神屋宅

   神屋宅の外観(三階建てのボロマンション1K)。

   同、玄関内

注、キッチンに小型冷蔵庫、室内には二つに畳んだ万年布団、扇風機、ラジカセ、20枚ほどのCDがあるのみ。

   「ガチャ」と玄関ドアを閉めて入る。

   室内に買い物袋をガサッと置く。

   ラジカセのスイッチをカチャと押し、
  「グッドマンズ・ブラザー・・・」と呟く。

   床に置いたグランドファンクレイルロードのジャケットのアップ。

   コーヒーカップを持って壁にもたれて尻をつく。

   開け放したベランダの外に目をやって「フー・・・」とため息をつく。



   夜。聖子宅の外観。

   同、リビング

   スーツ姿でリビングに入ってきて、
聖子「ただいま」

   テーブルに並んだ沢山のおかずを見て嬉しそうに、
聖子「きゃっ、今日はえらい豪勢やんかあ」

   膝をついて子に頬刷りし、
聖子「マーちゃん、会いたくて気が狂いそうでちたよー」

   卓也、立ったまま腕を組んで冷蔵庫にもたれ無表情で妻を見ている。

聖子「ちょっと待っててな、チャッチャと着替えてくるわ」と寝室に行く。

   聖子、タンスの前でスカートを脱ぐ。

   腋を嗅ぎ、
聖子(臭いのに嗅ぐのやめられへん。うちって変態やろか・・・)

   タンクトップに短パンでテーブルに座って手を合わせ、
聖子「いっつも美味しいもんを食べさせてくれて有難う。感謝してます」

   食事しながら、
聖子「マーちゃん、最近あんまり熱出さんようになったし夜もグズらんようになったね」

卓也「うん。日に日にたくましくなってるよ」

   卓也、テーブルに肘をついて聖子を見る。

聖子「どないしたん?食欲あれへんの?」

卓也「・・・」

   箸を置き、
聖子「なんか言いたい事があるみたいやね・・・」

卓也「メールの男とぼくがダブってた時があったろ?」

   聖子、驚く。

卓也「子供は本当に僕の子なのか?」

聖子「決まってるやろ。あの人とはピル飲んでやってたわ」

聖子「きっぱり別れて、あんたと一緒になる決心したからピルをやめたんや」

卓也「なぜ別れたんだ?」

   聖子、無表情で卓也を見つめる。

   短パンの縁からチラっとパンツが見える絵にセリフ、
  「あんたにしては珍しく質問攻めやね」

聖子「奥さんがいはって未来がないから別れたんや」

卓也「いはって、か。奥さんにまで敬語とは、僕とは別格扱いだな・・・」

聖子「(卓也を見つめ)・・・」

   指の爪を見て、
聖子「うちかて自分の家庭を持ちたかったし、産める内に子供も産みたかったしな・・・」

卓也「その選択、いま後悔してないか?」

   上目遣いで卓也を見て、
聖子「・・・むごい質問するんやね・・・」

聖子「・・・もし後悔してるゆうたら子供の存在を否定するみたいやしな・・・」

聖子「こんなギクシャクした家庭になるとは夢にも思わんかったゆうのが本音やね・・・」

卓也「互いにもっと歩み寄って努力したらうまくいくと思うか?」

   指の爪を見て考え込み、
聖子「・・・」

   卓也、聖子を凝視。

聖子「(顔を上げ)うち、思うんやけどな・・・」

聖子「結婚ゆうのんは努力やのうて相性が全てちゃうかなと最近つくづく思うんよ・・・」

卓也「・・・きついな」

卓也「そりゃ、僕等の相性が合ってないって暗にほのめかしてるんだろ?」

聖子「あんたはどない思うてるの?」

卓也「ふっ」と自嘲する。

卓也「相性が合って尊敬する気持ちが少しでもあったら、そもそも夫にあんたなんて呼ばないものな」

   聖子、驚いたように卓也を見る。

   消灯した寝室の天井の絵。

   卓也に背を向けた聖子、目を開けて黙考。

聖子「・・・マーちゃんが起きんように後ろからそっとするんやったらええよ・・・」

卓也「無理しなくていいよ」

卓也「最後までカサカサの妻に乗っかるってのも、結構惨めなものなんだよ」

卓也「そんなこと考えた事もないだろ?」

   聖子、背を向けたまま愕然とする。

         つづく


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愛がイク (47)  亀裂

2016-07-19 16:23:43 | 漫画のシナリオ
(47)亀裂
四百字詰原稿用紙換算13枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)2年生。

香山房江(40)グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45)生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

田丸信二(50)洋子の夫。紳士で大人しい

信二の母(75)意地が悪そうな顔

N=ナレーションプアゾン


   聖子宅の外観。

   同、玄関内

注、聖子の姿は首にタオルを掛け、上はTシャツ、下はジャージ。

   ガチャとドアを閉め、
聖子「ただいまー」

   ベランダを開け放ち、扇風機をつけて卓也(Tシャツ、トランクス姿)と赤ん坊が床で昼寝しているリビングに聖子が入ってくる。

   赤ん坊の顔を覗き込んで手を握り、
聖子「ただいま帰りまちたよ~。おりこうにしてまちたか~」

   ため息をついてソファーに腰を降ろす。

   ふと卓也の情けない寝姿を見下ろし、
聖子(・・・)

   ベランダの外に視線を投げてため息をつき、
聖子(やっぱりこの人とは無理やわ・・・)

   ベランダから見える空の絵。

   スマホを弄る。

   ライン画面を切なげに見つめて涙をつーっと流し、
聖子(・・・)

   卓也、ふっと目を開け涙を流す聖子を見上げるN『小田卓也、30歳』

   聖子、薬指で涙を拭い外に視線を投げる。

   腕を挙げて腋を嗅ぐ。

   Tシャツを脱ぎながら立ち上がる。

   卓也、むくっと起きて洗面所にゆく聖子(上はブラだけ)の後ろ姿を見る。

   風呂の戸にシャワーを浴びる聖子の影と「ジャーー」という音。

   卓也、ソファーに置いた聖子の携帯を見つめる。

   スマホを手に取り洗面所の方をちらっと見る。

   ラインの画面を見て、
卓也(受信はぜんぶ削除してんのか、怪しいな・・・送信は・・・)

卓也(これもぜんぶ削除か、ん?1通だけ残してあるぞ・・・)

   青ざめた顔でメールを読む絵に送信文のN、
N『私から一方的に別れておきながら時々無性に会いたくて堪らなくなります・・・』

   卓也の驚愕した顔の絵に、
N『奥さんと別れてとか子供が欲しいとか無理難題を言って貴男を苦しめてしまい、本当に御免なさい』

   卓也の震える手のアップに、
N『もう私からメールはしないけど・・・まだアドレスは消せそうにありません・・・』

卓也(送信日は2年前・・・僕とダブってつき合ってた・・・?)

   眠る赤ん坊を見つめ、
卓也「・・・」

卓也(スマホをみて涙を流してるのを何回か見たけど、これを読んでたからか・・・)

卓也(2年前のメールを見ていまだに泣くって・・・)



○洋子宅

   洋子宅の高級マンションの外観。

   同、洗面所

   上半身裸の洋子がブルマーを脱ぐ(下にTバックを履いている)。

   脱いだブルマーの股間部を嗅ぐ。

   素っ裸で片足を洗面台に上げ、鏡に映った性器を見つめ、
洋子(・・・可哀そうな私のオマ○コ・・・)

   クチッと性器をいじる。

   指を嗅ぎ、
洋子(・・・このいやらしい匂いをもう一度あの人に嗅がれたい・・・)

   シャワーを浴びながら股間を洗う。

   洗面台の鏡の前に置いたプワゾンのアップ。

   頭にバスタオルを巻き素っ裸で太腿にプワゾンを「シュッ」とスプレーする。

   ノースリーブと膝丈のスカートでリビングにゆくとソファーでパソコン作業中の夫が、
信二「来週の日曜は実家で法事があるから予定を空けといてくれよ」という絵にN『田丸信二、50歳』

   信二の対面に脚を組んで掛け、
洋子「何度も言うけど、金輪際お義母さんと顔を合わす気はないわよ」

信二「そうは言っても一生会わない訳にもいかないだろ?親戚への手前もあるし・・・」

洋子「会うとしたらお義母さんのお葬式の時かしらね」

   切なげに洋子を見て、
信二「・・・」

《信二の回想》

○現リビング(無人)の絵にN『2年前――』

   同、玄関内

   大荷物を持ってやってきた母の絵にN『信二の母、75歳』

信二「またそんな大荷物を、そんなに持ってきたって押入れが満杯で入らないよ」

母「そう言わずに、お前の小さい時からの思い出がつまった物ばかりなんだから」

   同、リビング

   荷物の前に正坐して部屋を見回し、
母「さぁて、どこに仕舞えばいいかしらね」

   母が押入れを開けたのを見て驚き、
信二「あ、そこはダメ。洋子の荷物が入ってるから」

母「馬鹿な事をおいいじゃないよ。夫婦でなんの遠慮がいるんだい」

   心配そうに、
信二(見たくない物が出てきたら怖いから私も開けたことがないのに・・・)

   荷物の間に挟まれた封筒を見て、
母「おや、これはなんだろうねえ?」

   封筒を取って逆さにしたら写真の束がバサッと落ちる。

   写真を見て驚愕し、
母「まっ!なんてハレンチな・・・」

   写真のアップ(洋子と神屋の性交場面多数)。

   信二、写真を見て慄然。

   スーツ姿で仕事帰りの洋子が入ってきて、
洋子「ただい・・・」

洋子「あら、お母さん、いらっしゃってたんですか?」

   母、鬼の形相で洋子を睨む。

   洋子、母の膝元の写真を見てはっとする。

   写真を洋子の顔にバシッと投げつけ、
母「それ、どういう事なの!」

母「息子と結婚しときながら前のダンナとの汚らわしい写真を後生大事に隠しとくなんて」

母「一体あんたってどういう神経をしてんだいっ」

   洋子、気まずげな夫の顔を無表情で見る。

   平然と散らばった写真を集め、
洋子「お義母さんこそ、よくも親子そろって無断で人の物を見たりできるものですね」

信二「いや、わたしは・・・」

母「お黙りっ、こんなアバズレに弁解など無用だよ」

   俯く信二に、
母「だからこんなすれっからしのバツイチ女との結婚にあれほど反対したんだ」

母「あの時もっと本気で止めてりゃこんな女と人生を誤らずにすんだのに・・・」

   冷たい表情で、
洋子「それだけ腹の中をぶちまけたらもう気がおすみになったでしょ」

洋子「さっ、お帰り下さいな。もう二度と顔を見たくないから」

母「まったくあんたって女は・・・」とわなわな震えて睨む。

《信二の回想終わり》

   片付いたキッチンの絵。

   スマホをいじる洋子を切なげに見て、
信二「結婚してからずっとこの調子じゃないか・・・」

   洋子、信二を無視して無言。

   スマホから顔を上げ冷たい眼差しで、
洋子「貴方がこんな風にしたんでしょ?」

洋子「あの時、私の大切な物を見ようとしたお義母さんを止めなかった貴方が・・・」

信二「大切な物って、目を背けたくなるあのエロ写真がかい?」

洋子「もういいのよ、私達どうせ分かり合えっこないんだから・・・」

   スマホをいじる洋子を困惑して見つめ、
信二「・・・」



○修一宅

   修一宅の外観。

   房江(上半身裸、下はブルマー)がベッドで裸の修一に股間を嗅がれ、
房江「はぁ、はぁ、うぅぅ、いゃあ、恥ずかしいからシャワーを浴びさせて・・・」

修一「はぁ、はぁ、房江の匂いを嗅ぎたくて狂い死にしそうだったぞ」

房江「私だってどんなに修ちゃんと会いたかったか・・・」

房江「だれか怪我して練習が中止にならないかと、そんな事ばかり考えてたんだから・・・」

   クンクン嗅がれ、
房江「はぁ、はぁ、ブルマーより下に履いてるサポーターの方がもっとすごいはず・・・」

   修一、ブルマーを降ろすと性器に食い込んだTバックが露わになる。

   ゴクッとツバを飲み、
修一「すげえ、こんなヒモみたいなもん、履いてないのと同じじゃないか」

房江「それでも履いてるのと履いてないのじゃ違うのよ・・・」

   修一、Tバックに指を通して持ち上げるとヌチャッと音がたつ。

修一「いつもこんなヌチャヌチャになるのか?」

   切なげに首を横に振り、
房江「ちがう、今日は修ちゃんに会ったから・・・」という絵に房江のN『女は底なしだって言うけど修ちゃんに抱かれて初めてその意味が分かった・・・』

   狂おしげに勃起を掴んで我が股間を下にずらせ、
房江「はぁ、はぁ、お願い、これ以上焦らさないで・・・」という絵に房江のN『その底なしの味を知ってしまったから修ちゃんの事を思っただけで乳首が尖ってくるの・・・』

   Tバックを横にめくり、握った勃起を性器にクチッと宛がって、
房江「もうどうにかなりそうなのよ・・・」

   切なげに腰を喘がせ、
房江「とにかく一回イカせて・・・」

   房江、両手で修一の尻をグイと力いっぱい引き付けると結合部からグヂュと音がたつ。

   修一の尻を両手で力一杯引き付けたまま腰をぐいぐい突き上げ、
房江「ぅぐぐうぅぅぅ・・・」

   床に丸まったブルマーとTバックの絵に房江の喘ぎ声、
  「あああぁぁ、たまんない~・・・」

   ぬちゃぬちゃ音をたてて騎乗位で腰をグラインドさせ、
房江「もう修ちゃんのチ○ボなしじゃいられない身体になったの・・・」

         つづく


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愛がイク (46)  ママさんバレー

2016-07-14 20:40:50 | 漫画のシナリオ
(46)ママさんバレー

四百字詰原稿用紙換算13枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)2年生。

桜田優子(25) 2年2組の担任。

北条愛(17)2年生。主人公。

北倉エミ(17)2年生。

香山房江(40)グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。

小田聖子(28)大阪弁の美人。

小田卓也(30)聖子の夫、誠実そう。

田丸洋子(45)生活の豊かさが全身に滲み出た色っぽい熟女。

横田未来(25) 美人で天然、180㎝の長身。

N=ナレーション


○安西高体育館

   体育館の外観に「はいーーっ」「バシッ」「バシーン」という音にN『日曜日――』

   同、館内、

注、ネットが四つ張ってあり、それぞれでバレーをしている。カメラを持った中年男性の見学者多数あり。優子のクラスの女子は全員ハイレグブルマー着用。

   ネット前の台の上からボールを打つ構えをし、
優子「愛さんいくわよ、しっかりディグして!」と大声を出す優子の絵に聖子と洋子のN
N『あの人、教師には似つかわしくないほどの美人やね』

N『あれだけの顔立ちだから、きっと男と色々あったでしょうね』

   優子、愛めがけてバシーンと打つ。

愛 「きゃっ怖い~」とボールからヒョロっと腰が砕けたように逃げた愛の絵にN
N『あの子、すっごく可愛いわ』

N『うちも気になっててん。なんかこのクラス美人ぞろいやわー』

優子「(呆れ)愛さん、逃げずにちょっとでもいいからボールに触んなきゃ―」

愛 「はーい」

優子「みんなもっと気合いを入れなきゃクラスマッチで予選敗退するわよー」

優子「はい、つぎエミさん」とバシーンと打つ。

エミ「はいーっ」と上手にディグする。

   共にTシャツ、ハイレグブルマーの小田聖子(28)と田丸洋子(45)が隅で体育座りしてエミを見つめ、
洋子「(小さく拍手し)ナイスディグ!」

聖子「顔が整いすぎて冷たそうに見えるけど、うちはあの子の雰囲気好きやわー」

   体育館の天井の絵に「ピーーッ」「はい十分休憩―」

   房江が尻の肉がはみ出たハイレグブルマーを指で直す絵。

房江「ふー、よいしょ」と額の汗を拭い体育座りする。

   房江、ふっと優子を見る。

房江(ずっと気になってたけど本当に綺麗な人・・・)と優子を眺める房江の後ろ姿。


   自分のブルマーを見て、
聖子「高校生ならともかく今時ブルマーでママさんバレーやってるん、うちらだけやろね」

洋子「だからこれだけ男性の見学者が来るのよ」

洋子「ほらあそこで撮影してる田所さんのご主人を見て」

   五十年配の男が二人にカメラを向けていて、
洋子「毎週私達を盗撮しに来てるのよ」

聖子「えーっ、全然気がつかへんかったー。うちらなんか撮ってどないすんねやろ?」

洋子「そりゃオカズにするに決まってるじゃない」

聖子「えー、気色わるー」

洋子「あの高性能カメラ。無駄毛が一本でもはみ出てたら顕微鏡で見るぐらいに写るわよ」

   二人にカメラを向けた他の中年男の絵に洋子の声、
  「他のご主人らも奥さんを写すふりして盗撮しまくり」

聖子「あのダンナらの奥さんの身になったら、なんや切なーい気持ちになってくるわー」


   ジャージでのんびりやってきて優子達に、
修一「おーい、頑張ってるかー?」

   修一を見て驚き、
房江(きゃっ!修ちゃん・・・)

優子「修ちゃん、おそーい。球拾いがいなかったら練習がはかどらないんだからねー」

修一「ごめん、寝坊しちまって・・・」

   焦って人の背に隠れ、
房江(おばさんのブルマー姿なんか絶対に見られたくない・・・)

   人の後ろを四つん這いで出口に向かい、
房江(百年の恋も冷めるに決まってる・・・)

   天井の絵に、
  「未来(みく)いくわよ」「はいっ」

   未来がバゴーンとスパイクを打つ。

女キャプテン「ナイススパイク!」

   キャプテンからアドバイスを受けている未来を見て、
聖子「さすが実業団やわ、比べるのもなんやけど、うちらとレベルが違いすぎるわ」

洋子「それにすごいスタイル、9頭身ぐらいあるんじゃないの?」

   体育座りで未来をぼーっと見つめる修一の後ろ姿。

   後ろから後頭部にボールをポンと当てられ、
修一「いでっ」

   修一の真後ろに立って跳ね返ったボールを掴み、不安げな顔で向こうにいる未来を見て、
優子「綺麗なひとね・・・」

優子「長身だし太腿がムチムチで修ちゃんのタイプだよね・・・」

修一「(焦り)あ、えっ・・・」

   悲しそうに、
優子「でも優子以外の女の人を見ちゃいや・・・」

   立って優子の頬にチュッとキスし、
修一「心配するな。俺には優子しか頭にいないから」

聖子「(驚き)やっ!今の見た?!あの子、先生にキスした・・・」

   意に介さず、
洋子「ちょっとおどけただけよ、見るからにヤンチャそうな子じゃないの」

   体育館玄関内の絵。

   下駄箱から靴を取り出し、
房江(修ちゃんが帰るまでどっかに隠れとこうっと・・・)

   房江の尻に後ろから顔の見えない誰かの手が近づく。

   そして尻をむぎゅと鷲掴みする。

房江「ひっ」と振り向く。

修一「房江のブルマー姿、めちゃくちゃ興奮するわ」

   頬を染め、
房江「え・・・?おばさんがブルマーなんか履いて、みっともないと思われるかと・・・」

修一「(勃起し)汁がつららみたいに漏れた。どうしてくれる?」

   勃起を見て赤面し、
房江「修ちゃん・・・」

   房江の股間の前に膝をついて股をスーハースーハーし、
修一「汗と穴の熱気が混ざったこの匂い、エロすぎて気絶しそうじゃ・・・」

房江「あぁぁ修ちゃん、腰が抜けそう・・・」と腰を小刻みに揺する。

   ファスナーを降ろしながら後ろから尻にしがみつき、
修一「先っぽだけでいいから入れさせて」

房江「はぁ、はぁ、私だって・・・でもここじゃ嫌」

   ブルマーの上からぐにゅぅと挿入され、
房江「ひぐぅぅ」

房江「ひ、人に見られる・・・」

房江「練習の帰りに修ちゃん家に寄るから」

房江「それまで辛抱して、ねっ、お願いだから・・・」

修一「はぁ、はぁ、ブルマーのままで来るんなら我慢する」

房江「はぁ、はぁ、ブルマーのまま行くから」

   房江から離れ、
修一「いっぱい汗かいてオマ○コ臭くして来るんだぞ」

房江「もう修ちゃんの好みは分かってるから大丈夫よ」

修一「その前に」とブルマーの股部から指を入れたので、
房江「(頬を染め)あ~ん」

修一「ちょっと味見」と穴をこねくり「クチュクチュ」と音をたてる。

房江「(頬を染め)あうぅ・・・」と腰を小刻みに揺する。

   修一が濡れそぼった指を嗅ぐのを見て、
房江「(頬を染め)そんな事したら余計に収まりがつかなくなっちゃうのに・・・」

   指を嗅ぎながら、
修一「会えるまで房江の匂いをずっと嗅いどくからな」

   頬を染めて上気し、
房江「ずっと嗅いでて・・・」



   天井の絵に「はいーーっ」「バシッ」「バシーン」という音。

洋子「それはそうとご主人の就職、まだ・・・?」

   憂い顔で頷き、
聖子「最近はハローワーク通いにもすっかりダレてしもて・・・」



○聖子宅

   五階建ての古いマンションの外観。

   同、キッチン

   卓也(30、Tシャツ、トランクス)が赤ん坊をおんぶして焼きそばを作っている後ろ姿の絵に聖子のセリフ、
  「うちに養われて肩身が狭いんかして、いそいそと主夫業にいそしんでるわ・・・」

   テーブルで焼きそばを食べてる卓也のN
N『絶対に処女だと言うから信じて結婚したのに初夜の日に・・・』

《卓也の回想》
   聖子宅寝室の天井の絵に、
  「あん、あん、あん」と喘ぎ声。

卓也「うぅ・・・」と正上位で射精しかけると、
聖子「まだいったらあかんっ!」

   尻を突出し、
聖子「後ろから思いっきり突いてっ!」

   後ろから繋がったまま愕然として、
卓也(・・・処女じゃなかったってこと・・・?)

《卓也の回想終わり》

   食器を流しに置きながら、
N『けど、いいんだ。ママさんバレーから帰ってきた妻のツーンとした腋ガを嗅ぐ楽しみを発見したから・・・』

   換気扇の下でタバコを吸う後ろ姿に、
N『最初はその腋ガで悩んだけど・・・』

   尚も後ろ姿に、
N『今じゃ腋ガを嗅がないと禁断症状になりそうなほど病みつきになってしまった』

   赤ん坊のオムツを替えながら、
N『ただ、バレー仲間に腋ガを指摘されて傷つかないかと、それだけが心配だ・・・』



   同、体育館

   洋子の股間のアップに会話、
  「いまのご時世、おいそれと仕事は見つからないないものね・・・」

  「田丸さんとこはご主人とうまいこといってはるん?」

洋子「再婚して2年になるけど一緒に寝たのは最初の1か月だけ。もうずっとレスよ」

聖子「うちも旦那に愛想がつきてもう長いことレスやけど、前の旦那さんとはなんで別れはったん?」

   恥ずかしそうに頬を染め、
洋子「それが・・・」

洋子「ヤラれすぎて別れたの・・・」

聖子「えー?!」

洋子「この人はいつ寝てるのかと思うほど、連日昼夜関係なくヤリまくられてたの」

聖子「(驚き)うちも前にそんな人とつきおうた事がある・・・」

聖子「ひょっとしたらあの日も?」

洋子「(頷き)バスタオルの下にビニールを敷いて容赦なく・・・」

洋子「このまま一緒にいたらヤリ殺されると本気で怖くなって強引に別れたんだけど・・・」

   遠い目をして、
聖子(あの人、いまどおしてはるやろか・・・)

洋子「あの人に仕込まれた身体は他の男では満足できない身体になってたの・・・」

   洋子の股間のアップに声、
  「いかにあの人が絶倫でテクニシャンだったかつくづく思い知らされたわ」

洋子「別れる時には性欲の化け物みたいに色々ひどい事を言ったけど・・・」

洋子「(憂い顔で)心底私に夢中だったからだって後になって気がついた・・・」

   目じりを拭い、
洋子「いま取り返しがつかないほど後悔してるわ・・・」

   興味津津に、
聖子「・・・前の旦那さんともし再会したらどないする?」

洋子「う~ん・・・盛大に不倫しちゃうかなー」と言った洋子の横顔を聖子がしみじみ見つめる。

       つづく


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愛がイク (45)  天女の房江

2016-07-11 17:59:42 | 漫画のシナリオ
(45)天女の房江

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

香山房江(40)170㎝。
グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。

N=ナレーション



修一「ええい、もう面倒じゃ」と後ろから房江の両脇をもって高く持ち上げる。

房江「きゃっ」(すごい怪力・・・)

   Aをバゴッと蹴り倒し、
修一「はい、こいつの顔面を思いっきり踏んづける」

房江「えい」と踏んづけると尖ったヒールの先が目にズブゥとめり込み、Aが「ぎえええー」と絶叫する。

   修一に上下に何度も持ち上げられ、
房江「えい、えい」と楽しそうに踏みつける。

   失神したAを覗き込み、
房江「もう死んだかしら?」

修一「虫は生命力が強いけんこの程度じゃ死なん」

修一「人が来たらまずいけんそろそろ止めを刺すか」

   修一、Aの頭をバゴッと蹴ると頭がグギッとありえない方向に曲がり即死する。

房江「(感心し)うわーすごい」

   ヒールの先でAの頭をつついてあ然とし、
房江「首がありえない角度に曲がっちゃってる・・・」

修一「さ、早くとんずらしなきゃ」

   車の方を見て、
修一「おっと、証拠品が・・・」

   車内のフロントガラスの上部を見て、
修一「ドライブレコーダーは無しと・・・」

   座席に丸まってる房江のパンツを目にする。

   修一、パンツを掴む。

   房江の前でパンツをスーハースーハー嗅ぎ、
修一「天女の香りは超濃厚でござるな・・・」

房江「(赤面し)いゃ~ん」

   パンツを手渡し、
修一「はい。匂いも嫌な記憶も俺が全部吸引してやったけんね」

   頬を染め、
房江「ありがとう」(不思議な優しさをもった人・・・)

   房江がパンツを履くのを大ゴマで艶かしく描いた絵。

   パンツを履きスカートの裾を直してる時に修一の手から出血してるのに気づき、
房江「あ、出血してる。窓ガラスで切ったのね」

房江「すぐに手当しなきゃ、貴男の家に連れてって」

修一「このぐらいなんて事ないって」

房江「そうはいかないわ、私を助けるために怪我したんだから」

   すましてバイクに横座りし、
房江「はい、行くわよ」

   鼻の横をかきながら呆れ、
修一「その乗り方は危険だし法令違反でござる」

   房江の両脇に手を添えヒョイと持ち上げてバイクから降ろす。

   スカートを見て、
修一「そのスカートじゃまたがれないな」

   突然両手でバッとスカートをめくったので、
房江「きゃっ」と驚く。

   房江をヒョイと持ち上げシートに跨らせる。

   修一、バイクに跨り、
修一「しっかり掴まって」

   ヘルメットを被り、スカートがまくれて太腿の根本まで丸見えの房江が修一にしがみついて走りながら、
房江「バイクがこんなに気持ちいいとは知らなかった。私も買っちゃおうかな」

修一「こんな色っぽい天女が走ってたら、みんなが見惚れて大事故になる」

   房江、ぽっと頬を染める。

房江「貴男に助けられなかったら監禁されてヤリ殺されるとこだった・・・」

房江「私の前に監禁されてた人は車から放り投げられて後続車に轢かれてしまった・・・」

房江「なんとか生きてくれてたらいいけど・・・」

   修一、無言で房江の手を握る。

   修一の背にぎゅぅとしがみつき、
房江「本当にありがとう・・・」

修一「うん」



   修一宅の外観。

   玄関にハイヒールとスニーカーがドア側に向かってきちんと揃えてある絵。

   同、室内

   部屋を見回し、
房江(えー、なにこれ?男の部屋とは思えないほど片付いてる・・・)

   修一がウォークマンのスイッチを入れる手元のアップ。

   机上のスピーカーから流れた♪を聴いて驚き、
房江「え、これって?」

修一「意外じゃった?CCRの『光ある限り』」

房江「私もこの曲大好き。ジョン・フォガティの声が何とも言えず渋いのよね」

房江「意外すぎて驚いた。貴男の年でこの時代の洋楽が好きとは・・・」

修一「俺、60年代の洋楽しか興味ないんよね」

房江「(狂喜し)うわー、私もまったく同じ!」

房江「(狂喜し)私達信じられないほど気が合うわね。年齢差なんか関係ないって感じよね」

修一(これってやってもいいってほのめかしてんのか・・・?)

   2人、ふっと目が合う。

   2人、頬を染めて焦る。

房江(あぁ、彼の強烈なフェロモンに吸い込まれそう・・・)

   天井或いは流しの絵。

   ベッドに並んで掛け、修一の手に薬を塗ってやりながら、
房江(考ちゃんと彼の関係がギクシャクするから母親だって事は秘密にしとこう・・・)

修一「俺は岩城修一、あんたは?」

房江「(すまして)天女・・・」

修一「分かった」と頷く。

房江「うそ、房江って言うの」

修一「房江か、いい名前だな」

房江「うそおっしゃいな、古臭い名前だって思ってるくせに」

   2人、目が合う。

   房江、頬を染めドキドキして焦る。

   修一、胸をムギュと掴んでスカートの中に手を入れる。

   房江、「はっ」とBに挿入されたシーンを思い出す。

房江「待って、先にシャワーを使わせて・・・」

修一「なんの先?」

房江「え・・・」

修一「なんの先?」

房江「(赤面し)・・・するんでしょ?」



○里香宅

   里香宅の外観。

   同、里香の部屋

   タンスの奥に札束が入った紙袋をしまう絵に声、
  「ああ楽しかったー」

   仰向けでベッドに倒れ、
里香(修ちゃんといたら異次元の経験ができて何よりも心が満たされる・・・)

   太腿を愛しげに撫で、
里香(ツルツル・・・修ちゃんが大好きな里香の太腿・・・)

   ノーパンの性器にクチュと触れる。

   指を嗅ぎながら頬を染め、
里香(今ごろ里香のパンツを嗅いでくれてるかな・・・)

   自慰しながら、
里香「はぁ、はぁ、里香は修ちゃんの中毒になっちゃったよお・・・」

   天井の絵に里香の声、
  「うぅぅ・・・死ぬほど好きだよ・・・」


  
○修一宅

   ベッドに仰向けに寝かされてスカートをめくられ、
房江「嫌っ」

   股間に鼻を押し付け、
修一「天女の匂いを嗅ぎたい」

房江「汚いから嫌、ちょっとでいいからシャワーを・・・」

   修一が房江のパンツを膝まで降ろすと陰毛が露出する。

房江「嫌ー」と股間を押さえて嫌がる。

   修一、ジュピと膣に吸いつく。

房江「ひっ、汚いから・・・」

修一「なんて興奮する匂いなんだ。ぁぁ堪らん」

   房江、意外そうに修一を見る。

房江「もっと言って、臭いけど興奮するって・・・」

修一「ああ、臭いぞ、けどむちゃくちゃ興奮するんだ。分かるだろ?」

房江「(頷き)はぁ、はぁ、分かる、早く突いて・・・」

   天井或いは房江の丸まったパンツの絵。

注、ここから二人とも裸で正上位。

   両の太腿を修一の腹に巻きつけ、
房江「むぐぅぅぃぃ、堪んない~・・・」

房江(はぁ、はぁ、はぁ、サイズは普通なのに・・・)

   悩ましく眉尻を歪めて喘ぎ、
房江(どおしてこんなに気持ちいいのかしら?あぁぁ、もう・・・)
   
         つづく
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愛がイク(44)  熟女のフェロモン

2016-07-08 16:54:31 | 漫画のシナリオ
(44)熟女のフェロモン

四百字詰原稿用紙換算14枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

香山房江(40)170㎝。
グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。

A、B(各25)共に悪相

顔中アザだらけの女(25)

N=ナレーション


○修一宅

   修一宅の外観。

   玄関ロビー前でピンポーンとインターホンを押す指の絵(顔は見えない)。

   ノースリーブの縁からブラの線が見える絵のアップに、
  「・・・」

   ロビー前に立つ房江のふくらはぎのアップに呟き、
  (留守かしら・・・)」

注、ノースリーブに膝上丈のスカート。菓子の入った紙袋を持つ。

   がっかりし
房江(孝ちゃんを助けてくれたお礼を言いたかったのに・・・)

   房江、ロビー前から去る。

   住宅街を歩いて帰る房江のN
N『映像を見て彼に心を惹かれてどうしても会いたかったけどまた出直すしかないわね・・・』

   消沈して帰る房江の向うから一台の車がゆっくり走ってくる。

   すれ違う時に運転するAと助手席のBが房江の美貌を見て驚く。

   すれ違った直後、A、Bが曰くありげな目で顔を見合わせる。




   事務所の外観。

   Dを除く全員を背中向けに丸く座らせガムテープでぐるぐる巻きにした男達に向かい、右手にダイナマイトを持ち左手を胸元に立て、
修一「南無阿弥陀仏ー」

修一「これが今生の別れかと思うと思わず手も合わせたくなると言うものです」

   男達、涙を流してあ然。

   ダイナマイトを里香に差し出し、
修一「里香、マイトに点火せい」

   片膝を付き袖をまくる恰好をしてライターをカシュと点け、
里香「あいよ、お前さん」

   導火線にジュッと火が点く。

   ダイナマイトを背中を合わせた男達の真ん中に置き、
修一「綺麗さっぱり消滅せい。細胞すらこの世に残すことは許さん」

   男達、涙を流して震え、
  「た、助けて・・・」

  「お願いですから・・・」

   ドアがバンッと閉まる。

   修一と里香がブオーンとバイクで走り去る後ろ姿。

   前面からの絵で、
里香「あ、どうせぶっ殺すんなら全員のアキレス腱を切っときゃよかった」

修一「くっ、里香ちゃん、こわーい」と言った後方でドガガーンと爆発音と煙があがる。




○人通りのない住宅街

   道の左側を歩く房江の張りつめた尻のアップ。

   AB、後方の車内から房江の尻を眺め、
A 「どうよ、あの脂がのったプリップリの尻」

B 「熟女フェロモンむんむんで、襲って下さいって言ってるようなもんだぜ」

   後部座席に暴行されて顔中アザだらけになった女(25)が衰弱して横たわっている。

   車がスーッと房江の後ろに近づいて停止しBが降りる。

   後ろから突然Bに髪を引っ掴まれ、
房江 「ひっ」と悲鳴をあげる。



○里香宅

   里香宅前にバイクがスッと止まる。

   里香はバイクから降り、修一はバイクに跨ったまま。札束の入った紙袋を持って困惑し、

里香「これどうしょう・・・」

修一「里香の慰謝料だからもらっとけ」

里香「えー、こんな大金持つの怖いよー」

修一「なら、その金は無いものと思ってタンスの奥にでも仕舞っとけ」

里香「(しぶしぶ)うぅん、分かった・・・」

   修一の頬にチュッとキスし、
里香「また来月もツーリングに連れてってね、絶対だよ」

修一「うん、また美味しい弁当たのみまちゅ」




   Bにひきずられて後部座席に乗せられ、
房江「やめてっ、私をどうする気なの」

注、後部座席右窓際に意識朦朧の女、B、房江の順に乗っている。

   走行中。横の女の顔を見て驚愕し、
房江「ひっ・・・」

   B、腕を伸ばして右のドアをガチャと開ける。

   女をドガッと蹴り、
B 「妊娠したユルマンは用済みじゃ」

   女、車外に放り出される。

   後方に接近してた別の車の運転手驚愕。

  「キキキー」「ドゴッ」という音と共に女が宙に飛ぶ。

   房江、それを後部窓から見て驚愕。

B 「ああなりたくなかったら騒ぐなよ」

   房江の太腿の奥に手を入れ、
B 「喘ぎ声以外は一言も声を出すな。分かったか?」

   房江、太腿を触られながら怯えて震える。

   股間をまさぐりながら耳を舐め、
B 「こんな上品で色っぽい熟女は初めてだぜ」

   耳の穴に舌先を入れ、
B 「耳の穴の匂いまで高級だわ」

   興奮して振り向き、
A 「おい、部屋に連れ込むまで我慢できねえよ」

A 「取りあえずその辺に停めて一発やっちまおうぜ」

   空の絵に「キキ―」とブレーキ音。

   横道から走って来た修一とぶつかりそうになり、
A 「どこ見て運転してんだ、馬鹿たれが」

   車内から修一を見てはっとし、
房江(あの人は・・・)

   窓を叩いて修一に、
房江「助けてー」と叫ぶが修一には聞こえず。

   修一、行き過ぎる車内で必死の形相で窓を叩く房江を無表情で見ている。



○空き地

   空き地に止められた車。

   同、車内後部座席。Aが房江を後ろから羽交い絞めにし、Bが太腿にむさぼりつき、
A 「済むまでじっとしてろよ。暴れたらさっきの女みたいになるぞ」

   パンツのゴムに手をかけ、
B 「さあて熟女のオマ○コを拝見しますか」

   パンツを少し降ろされ毛が露わになり、
B 「その美貌では男が放っておくまい。さぞかし使い込んでんだろうな」

   膝までパンツを降ろされ、
房江「いやーっ」と抗う。

   股間を見て驚き、
B 「す・・・すげえ」「こんな黒光りしたオマ○コ初めて見た・・・」

   ズボンのファスナーを降ろしながら、
B 「いったい何千発やったらこんな黒漆みたいな色になるんだ・・・?」

B 「旦那が一人でいくら頑張ってもこうはならないよな・・・」

B 「結婚前にも相当遊びまくってたんだろ、えー、奥さん?」

   勃起を膣に宛がい、
B 「暴れないようにしっかり押さえてろよ」

A 「お、おう」

房江「いやっ、やめてお願いだから」

B 「そう言うわりには充分に湿ってるじゃねえか」

房江「(悔しそうに)うぅぅ・・・」

B 「人妻の下半身は口とは裏腹に正直なんだよな」

   ズブーと入れられ、
房江「いやーーっ」

B 「ほほーっ、半勃ちでもすんなり入るとは、さすがこなれたマ○コ」

房江「いやー」と言いながら腰を小刻みに揺するのを見て、
A 「見ろよこの腰使い、堪らんぜ」

B 「待ってろよ、じき硬くなってひーひー言わせてやるからな」

   突然後席の窓ガラスがバゴッと割られて拳が突き入れられたのを車内からの視点で描いた絵。

房江「はっ」と驚く。

   車内に突き入れられた手がグワシッとBの頭をアイアンクローで引っ掴む。

   ビシビシとガラスを弾きながら顔が血まみれになったBが「ムギギギー」と悲鳴を上げて窓の小さな割れ目から引きずり出される。修一の顔はまだ見えない。

   目にガラス片が刺さってのた打ち回り、
B 「きえーっ、目っ、目がーー」

   あ然とするAの側のガラスがバゴッと割れて拳が突き入れられる。

   A「うぎゃややー」と叫びながら小さな割れ目から引きずり出されるのを車内からの視点で描いた絵。

   ガチャとドアを開けられるのを車内からの視点で描いた絵。

注、ここで初めて修一の顔が描かれる。

   車内であ然とする房江をぼう然と見て、
修一「なんて美しいんじゃ。あんたは天女の生まれ変わりか?・・・」

   房江、頬を染めてあ然。

   修一、房江の脱がされたパンツがシートの上に丸まってるのを目にする。

修一「入れられた?」

   あ然と修一を見つめて赤面し、
房江「先っぽをほんの少しだけ・・・」(ほんとは根元まで入れられて無意識に腰を振っちゃたけど・・・)

   修一、無表情。

修一「こいつらをぶっ殺したら恨みが晴れるか?」

   あ然と頷き、
房江「・・・たぶん・・・」(ビデオで見たとおり、やっぱり桁外れにすごい・・・)

修一「ぶっ殺すとこ見たい?それとも目をつむっとく?」

房江「ぶっ殺すとこを見たいです」(え?私ってこんな女だった?・・・)

   外に出た房江に、
修一「一瞬だからよく脳裏に刻んでね」

   緊張して、
房江「はい」と頷く。

   修一、Bの頭をバゴッと蹴ると頭がグギッとありえない方向に曲がり即死する。

房江「え?これで死んじゃったの?」

修一「だから一瞬だって言ったじゃん。今度こそよく見といてよ」

房江「はいっ」

房江「あっ、ねえ、もうちょっと手間をかけて殺せないかしら?」

房江「呆気なさ過ぎちゃってなんかピンと来ないんだけど」

修一「おれ、男に触れるのが死ぬほど嫌なの」

修一「今だってこいつらに触れた手が腐りそうで、すぐ飛んで帰って洗いたいのにー」

   はっとし、
房江(それで汗臭い道着が嫌で何度も投げ捨ててたんだ・・・)

房江「贅沢な事を言って御免なさい」

房江「じゃ足でバゴッといっちゃって下さいな」

   膝をついて二人の会話を聞いてたAがあ然と見てる。

   修一、怯えるAに近づいてゆく。

A 「ま、待って、謝りますからどうか許して下さい」

修一「おどれら、大勢の女を強姦してきたんじゃろうが?」

修一「謝ったらその人らの傷が癒えるとでも思うちょるんか?」

   うんうんと頷き、
房江(ほんと、彼の言うとおりよ)

修一「中には深く傷ついて社会生活を営めんようになったり自殺した人もおるはずじゃ」

修一「おのれらごとき虫がなんぼ謝ってもクソにもならんわいや」

   うんうんと頷き、
房江(まったく正論だわ)

修一「虫に出来る事はこの世から消滅して次の被害者を出さんようにする事だけじゃ」

   うっとりし、
房江(し、渋い、シブすぎるわ・・・)

   房江に、
修一「よかったら蹴ってみる?スカッとするかも」

   嬉しそうに、
房江「え、いいんですか?」

   房江、Aの前でスカートをまくって蹴る体勢をする。

房江「えい」と蹴るが空振りしたので修一が呆れる。

修一「じゃなくてー」と右足を持ち上げて蹴る恰好をした房江の後ろから左手で房江の背を支え、右手で右太腿の付け根を支える。

修一「この体勢のまま左足の爪先をひねり・・・」と言った刹那、ノーパンの膣に右中指がクチュっと触れる絵のアップ。

   触れたまま赤面し、
修一「・・・天女はズブズブでございまするな・・・」

房江「(赤面)いゃん・・・」

        つづく
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愛がイク(43)  当たり屋

2016-07-06 21:16:15 | 漫画のシナリオ
(43)当たり屋

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

25話で里香を強姦したA、B、C、Dの四人(四人とも修一に鼻を切断され鼻が妙な形に盛り上がっている)。

E(25)人相が悪くホスト風

F(25) 同じく

N=ナレーション


   空の絵に「プルルルル」とエンジン音。

   一路家路へと走りながら自分の股間を見て、
里香「あ~ん、パンツを履いてないからシートがベトベトだよ~どうしょう?」

修一「里香を送った後で舐めて清掃しまちゅから」

里香「えー、だってこれ修ちゃんの精液だよ~」

修一「あ、そうか」

修一「ま、帰るまでに自然乾燥するでちょ」

   町外れをとろとろ走り、
里香「ああー楽しかった。また来月もお弁当持ってツーリングに行こうね」

修一「うん」

   前方のうらびれた家並みを見て、
里香「あ、この辺、当たり屋が出るから気をつけてね」

里香「パパも先週やられて十万もふんだくられたんだって」

   前方左、電柱の影からホスト風の男Eがふらっと出てくる。

   キッと停まったバイクによろっとぶつかる。

   修一、無表情で鼻の横をかきながら倒れた男を見る。

修一「ひょっとしたらこいつか?」

里香「かもしんない。ホスト風の男だって言ってたから・・・」

   よろっと立ち上がりながら、
E 「いてー、なんて運転してんだよ、骨折したから救急車呼んでくれよ」

   修一、里香、無表情。

E 「もし面倒が嫌だったら示談で済ませてもいいけどさー」

   男をじっと見つめ、
里香「細く剃った眉に盛り髪、マジ馬鹿だこいつ」

E 「あ?今なんつった?」

修一「ええい、控えおろう!このお方をどなたと心得る!」

修一「世が世ならばお前ごとき虫風情が側に寄る事も許されぬ妖精ちゃんであるぞ」

里香「(赤面し)むふ、何回言われても気分いい・・・」

E 「はあー?」と言った時にFが陰から出てきて「おいどうした、もめてんのか?」

E 「こいつら俺を盛大におちょくってくれるんだよー」

F 「お兄さん、素直に治療費を払わないんなら事務所に引きずって行ってもいいんだぜ」

   嬉しそうに、
修一「おおー、久々の事務所へ来い」

   嬉しそうに、
里香「修ちゃん、里香、事務所を見学したーい」

修一「よしよし」

修一「(Fに)事務所にいきまちゅー」

F 「(呆れ)ま、冗談言えるのも今のうちだ。せいぜいはしゃいどけ」

   Eと共に踵を返し、
F 「すぐそこだ。ついて来い」

   先をゆく二人を見て修一の耳元に、
里香「あいつら轢いちゃろ」

修一「うひ、以心伝心。おんなじ事考えてまちた」

   アクセルを「ヴオーン」と吹かす絵のアップ。

   E、F、なんの音かと振り返りかける。

   振り返るとウィリーしたバイクが眼前に迫ってたので、
F 「わわーっ」と驚愕する。

   悲鳴をあげてEに重なって倒れたFを轢く。

   E、Fに乗り上げて轢くやキキキーッとターンし、
里香「ぶっ殺しちゃえー」

修一「くっ」と吹き「妖精の里香ちゃんは何処へ」

   再度2人重ねて轢き、
E 「ぎえー」

F 「うぎゃーっ」と絶叫する。

   足を引きずって逃げる2人の背に前輪をぶつけ、
修一「おりゃおりゃ、もっと本気で逃げんかいやー」

   E、F「こ、こいつら気違いじゃー」と叫び三階建ての古いビルの階段を身体を引きずって上がってゆく。

   修一と里香、キキ―と停まり、階段を見あげる。

   修一、三階事務所のドアをドガッと蹴り開ける。



○事務所内

注、25話で里香を強姦した A、B、C、Dがいて、扉が開いた金庫には札束が三千万うなっている。

   木刀、ゴルフクラブを持って待ち構えるA、B、C、D達、修一を見て「げえーっ」と驚愕。彼らの足元にはE、Fが倒れて唸っている。

   彼らを見て驚愕し、
里香「・・・こいつら」

   25話で里香が強姦されてるシーンの絵に里香の声、
  「あのとき里香を強姦した・・・」

修一「(里香に)これでよお分かったろうが?虫は死ぬまで虫じゃゆうのが」

里香「うん。あのとき情けをかけた里香が馬鹿だった・・・」

里香「修ちゃんが虫を容赦なくやっつけるのは、こんな事を一杯経験してるからなんだね」

   男達を見て、
修一「里香の穴に入れたのはどいつだった?」

里香「(Dを指し)こいつの臭い息とぶっさいくな顔は片時も忘れた事はなかった・・・」

   そういった里香の顔を修一が無表情で見つめる。

   D、木刀の根本と先端部を平行に両手で持ったままたじろぐ。

   扉が開いた金庫の札束を見て、
修一「ほーう、荒稼ぎしたもんじゃのう」

修一「当たり屋ちゅのはこがあに儲かるんかい。なんぼあるんな?」

D 「・・・さ、三千百ほど・・・」

   修一、がっと札束を掴む。

   それを全て無造作に紙袋に入れる。

D 「(驚愕し)お、おい・・・」

   紙袋を里香に渡し、
修一「はい、こいつからの慰謝料でござる」

D 「そっ、それは組の金だぞ、それに手を出したら・・・」

   修一、机の上にあった携帯を手に取る。

   Dに携帯を渡し、
修一「いますぐ全員ここへ呼べ」

   D、あ然。

修一「一人残らず皆殺しにしちゃるけん」

D 「(戦き)・・・す、すみません。ハッタリでした・・・」

   Dと顔がつかんばかりに迫り、
修一「あ?」

   阿修羅の形相で、
修一「俺をぬか喜びさせるのがそがあに面白いか、あ?」

   他の男達、鼻水を垂らして驚愕。

里香(うはー、何回見てもド迫力・・・)

   修一、金庫の奥にダイナマイトが二本あるのに気付く。

   マイトでお手玉しながら、
修一「おどれら、えらいもんを持っとるやないか」

修一「あー」といった瞬間、手刀で木刀をへし折る。

D 「ひっ」と顔をそむける。

   Dの手から折れた木刀を取り、
修一「われ、ようも俺の穴にど汚いドチ○ボを入れてくれたのう」

   里香、あ然。

   鬼の形相で、
修一「おーーっ?」と木刀でDの左横っ面をドゴッと思い切り殴りつけると顔の上半分が左にずれて即死する。

   男達、Dを見て「ひーっ」と戦慄する。

修一「里香、こいつのチ○ボ切っちゃるか?」

里香「(嬉しそうに)うん!」

   男達、涙を流し戦慄。

   Dの股の間に片膝をついてカシュとカッターを出した里香に、
修一「ストーップ、里香、そいつのチ○コに触るつもり?」

里香「あ、そうか、手が腐っちゃうよね」

   修一、木刀でAの右横っ面をドゴッと殴るとギャッと悲鳴をあげて吹っ飛ぶ。

   Aの顔面をグリグリ踏みつけ、
修一「一言もしゃべるな。返事は頷くだけでええ」

修一「何をすべきか分かっちょるよのう?」

   A、顔面を踏みつけられながら泣いて頷く。

   他の男達、鼻水を垂らして震えている。

   A、震えながらDのファスナーをジーっと降ろす。

修一「よっしゃ、ブツを引っ張って持っちょれ」

修一「里香、スパッとスライスしちゃんない」

   嬉しそうに腕をまくる恰好して、
里香「あいよ、お前さん」

   里香、一物をスパッと切断する。

   他の男達、鼻水を垂らして驚愕。

   里香に、
修一「よし、これでもう綺麗さっぱり忘れてくれ。でなきゃ俺が辛くて堪らんわい」

   里香、泣きそうな顔で驚く。

   涙を拭って頷き、
里香「大丈夫。今度こそ忘れるから・・・」

   男達を見て、
修一「おどれらは綺麗さっぱり地上から消滅したほうが世のためじゃ」

          つづく
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愛がイク(42)  イクこつ

2016-07-02 17:39:18 | 漫画のシナリオ
(42)イクこつ

四百字詰原稿用紙換算14枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

半グレA、B(各25)醜く恐ろしげな顔
N=ナレーション


   空の絵に「ギュイーンギュイーン」と音。

   ボンネットを開いたエンジンに「ギュイーンギュイーン」と複数の穴を開けながら嬉しそうに、
修一「エンジンお陀仏じゃーー」 

   里香、頬を染めて股下の濡れたシートを撫でる。

   その指を嗅いで赤面し、
里香(やっぱりチョー臭い・・・)

   ハンドル下の物入れにドリルを仕舞い、
修一「ま、このぐらいで勘弁しちゃろか」

   スクーターから降り、
里香「修ちゃん、詰めが甘い!」

修一「え」

   カシュッとカッターを出し、
里香「顔を見られたし、あとが面倒だからぶっ殺しちゃおうよ」

   A、B驚愕。

修一「(呆れ)それ、いつもどっから出すのか不思議でならんのじゃがね・・・」

里香「うふ、隠し場所は秘密」

   Aの喉にカッターを当て、
里香「喉をスパッとやっちゃる」

修一「(慌て)ま、待て、お前は俺か?!」

   なだめるように、
修一「里香が人を傷つけるとこ見たくないから俺に任せて、ねっ」

里香「人?」

里香「こいつらがひとー?」

   A、Bあぜん。

里香「虫だよ、虫!」と鼻を膨らませて言う。

修一「わ、分かったからそう興奮せずに」

修一「お前、鼻を膨らませて言う姿がマジ可愛いすぎるわ」

里香「(頬を染め)修ちゃ~ん・・・」

   A、Bあぜん。

   キッとA、Bを睨み、
里香「こいつら大勢の女を手籠めにしてきた虫なんだよ。虫!」

   ドリルを取り出しながら、
修一「はいはい、じゃあ・・・」

   A、両目をドリルで「ピチッ、ピチッ」と潰され「ぎえーー」と絶叫。

B 「ひっ、ひーーっ、こいつら気違いじゃーっ」と車外に転げ出る。

   里香、それに気付く。

   里香、逃げるBの背後から足にタックルし、
里香「おおっと逃がすかっ!」

   それを見て感心し、
修一「へーっ、里香ってこんな機敏に動けたんだ・・・」

   Bの胸に馬乗りになって喉にカッターを当て、
里香「修ちゃんから逃げられるとでも思ってんのかー」

   B、眼前の里香のパンツ丸見えの股間を見る。

   B、股間を嗅ぐ。

B 「うっ・・・くさっ」と無表情で呟く。

里香「(赤面し)え・・・?」

B 「嗅覚が壊死しそう・・・」

   カッターを振り上げ、
里香「きやー死ねーっ」と叫ぶ。

   背後から里香の手首を掴み、
修一「ま、待て、ここは俺に任せて、なっ」

   カッターを振り上げ、
里香「こいつ、里香のマ○コが臭いって。ぶっ殺してやる」

修一「そりゃ無理もないって」

里香「え・・・?」

   里香を胸に抱きしめ、
修一「匂いの感じ方は人それぞれ。けど俺は里香の匂い中毒じゃ」

修一「里香のマン臭を一日嗅がなかったら発狂しそうになる」

里香「ぐすん、人がどう思おうと修ちゃんが喜んでくれるんだからそれでいいんだよね?」

修一「うん。里香のマン臭は俺だけのためにある。そうだろ?」

里香「うん。でもこいつは許せない。ぶっ殺して」


修一「任せとけ」
B 「お、おまえらマジ変態か・・・」

   ドリルを持ってBの胸に馬乗りになって髪を掴み、
修一「おう、俺は変態じゃ」

修一「じたばたさらしたら手元が狂って脳に穴が開くぞ」

  B、両目をドリルで「ピチッ、ピチッ」と潰され「ぎえーー」と絶叫。

修一「(里香に)これでどうでちゅか?」

   手で顎を支え、その手の肘をもう一方の手で支えて思案し、
里香「う~ん」

里香「なーんかもう一手間欲しいよね」と言ってカシュッとカッターの刃を出す。

修一「(慌て)ま、待て」

   Bのアキレス腱をスパッと斬り(悲鳴)、
里香「おおお、アキレス腱ってこんな感じなんだ・・・」

   手を額に当て、
修一「とうとうやっちまった・・・」

里香「手首だったら・・・」とBの手首を持つ。

   里香の後ろから羽交い絞めの格好で両乳を掴み、
修一「ス、ストーップ。もうその辺で勘弁してやれ」

   両乳を掴んだ修一の手を見て頬を染め、
里香「・・・修ちゃん、本気で止めてないでしょ?」

修一「(赤面し)うひ」

   A、Bがアキレス腱から血を吹き出してのたうっている向こうにバイクで去ってゆく二人の声、
里香「ここまでやって初めて仕事って言えるんだよ」

修一「いったいなんの仕事なんだよー」



   人がいない景色のよい野原の絵。

   シートの上に広げた可愛い弁当とお茶の絵に修一の声、
  「うほー、里香の気持ちが詰まった美味そうな弁当」

   胡坐をかいてむすびをほうばり、
修一「みんな憧れながら可愛すぎて手が出せない里香の愛しい掌で握ったむすび」

   正座した里香、目尻を濡らしてあ然。

修一「里香の手が触れた物を喰えるのは日本中で俺だけだ」

   涙を流し両手で顔をおさえて身をよじるように揺すり、
里香「修ちゃ~ん・・・」

   里香の目の前でむすびをくわえ、
修一「里香が一生懸命作ったむすび、一人で喰うのはもったいない。二人でかじろ」

   涙を拭い、
里香「ぐすん、うん」とむすびにかじりつく。

   里香の口の横についたご飯粒をパクっと食べ、
修一「里香の全身が、里香が触れた物すべてが泣きそうになるほど愛しいんじゃ」

   泣いて修一にしがみつき、
里香「わーーっ。修ちゃんは強烈すぎて里香は胸がパンクしちゃうよーー」

   空の絵に里香の鳴き声、
  「えーん、えーん」

   食べ終えた弁当を置き、
修一「御馳走さん。めちゃうまでした」

   笑顔で目尻を拭って頷き、
里香「うん」

   修一、ふと里香のパンツが見えてる股間を見る。

   里香、それに気づいて頬を染める。

   股間をいやらしく見つめ、
修一「里香ちゃんのスカートの奥には何があるんですか?」

   頬を染め、
里香「修ちゃんの大切なものがありま~す」

修一「もっと具体的に言って下さい」

里香「(赤面し)・・・穴・・・」

修一「(赤面し)穴・・・」

   修一、ごろんと仰向けになって里香の膝に頭を乗せる。

   修一を膝枕し、
里香「修ちゃん・・・」

修一「うん?」

里香「(頬を染め)さっき里香の事を妖精だって言ってくれたよね・・・」

修一「うん。いつも里香の事を考えたら森の奥でフワフワ飛んでる妖精の姿が思い浮かぶ」

   里香、あ然。

   涙を拭い、
里香「里香は気が狂っちゃうよー」

修一「え、何かいやな事言ったか?」

   里香、涙ぐんで首を振る。

里香「嬉しさを表現する言葉が思いつかないからそう言っただけ・・・」

   空の絵。

里香「(頬を染め)修ちゃん・・・」

修一「うん?」

里香「アキレス腱斬りが病みつきになった・・・」

修一「くっ」と吹き「次はチ○コを切断しちゃるか?」

里香「あ、そっちのほうが断然刺激的」

修一「むふ、果てしなく過激になってくな」

   修一、くるっとうつ伏せになって里香の股間に顔を埋める。

   里香、頬を染めて驚く。

   里香、頬を染めて回りを見回す。

   修一、尚もその体勢のまま静止。

里香「(頬を染め)・・・吸引してる?」

   コクと頷き、
修一「スーハー、スーハー」吸引する。

   頬を染めて、
里香「ズブズブだから鼻息で風邪ひいちゃうよ~」

   吸引する修一を見て、
里香「過呼吸になっちゃうよ」

里香「・・・息継ぎしないと・・・」

修一「ぷはーー」と顔を横に向けて息を吐く。

里香「そんなスカートの上から無理して吸引しなくても・・・」

修一「パンツ脱ぎなさい」

里香「えっ」

修一「風邪ひくから・・・」

里香「(頬を染め)分かった・・・」

   股間に顔を埋めた修一を見て、
京子「この状態でどうやって脱ぐの?その体勢をキープしときたいんでしょ?」

   スーハースーハーしながら、
修一「自分で考えなちゃい」

里香「・・・」

   里香が膝立ちすると修一は里香の尻をつかんで股間から顔を離さない。

   里香、パンツを膝まで下ろす。

   里香、尻をついたまま脚を斜めに崩してパンツを一方の足首まで下す。

   脱いだパンツを修一が股間に顔を埋めたまま「ハシッ」と奪う。

   修一がパンツをポケットに入れるのを見て頬を染め、
里香「それ、どうするの?」

修一「ツーリングの思い出にする」

里香「すごい匂いだからポケットが臭くなっちゃうよ」

修一「塞ぐものが無くなったとこから強烈な香りが立ち昇ってきてます・・・」

修一「脳が痺れるような非常に淫靡な香りです・・・」

   里香、赤面。

里香「いま、人混みの中をノーパンで帰る里香の姿を想像してる?」

   コクッと頷き、
修一「興奮が頂点に達して先っぽが濡れまちた・・・」

   頬を染めて回りを見回し、
里香「他に誰もいないし・・・」

   両手を後ろについて両膝を立てた里香のスカートの中に頭を突っ込み、
修一「あぁ、なんて神秘な匂いなんだ・・・」

修一「どんなに興奮する匂いか里香にも嗅がせてやりたいわ・・・」

里香「はあはあ」「嗅がせて・・・」

   修一、ジュピと性器に吸いつく。

里香「あう・・・」と頭をのけ反らせる。

   修一、スカートから頭を出す。

   里香の口に触れんばかりに顔を近づけ、
修一「里香の臭い匂いを嗅ぎたいか?」

   胸を喘がせ、
里香「はぁはぁ、里香の臭い匂いを嗅ぎたい・・・」

   修一の唇をジュルジュル舐め、
里香「あぁぁ、臭い・・・」

里香「いや、匂いが薄くなった・・・」

修一「臭い汁が一杯出てるか?」

里香「ジュブジュブだから一杯舐めて・・・」

   修一、スカートに頭を突っ込んでジュピジュピ性器を吸う。

   里香の口に触れんばかりに顔を近づけ、
修一「舐める前に嗅いでみろ」

   頷いて修一の唇を嗅ぎ、
里香「あぁぁ、すごい・・・」

修一「里香の匂いに俺がどんなに興奮してるか分かるよな?」

   修一の唇を夢中で舐め、
里香「うぅぅ、分かる、はぁはぁ、里香はもうだめ、入れて・・・」

   里香の足の爪先の絵に、
  「あぁぁぁ、先っぽが引っかかるうぅぅ」

   里香のぎゅぅと曲げた爪先の絵に、
  「い、イグ、修ちゃ・・・」

   空の絵に里香の絶頂の声と修一のN
  「うぅ・・・うぐいぃぃーー・・・」

N『最近完全にイクこつを覚えた里香は万力のように締め上げたまま軽く失神するようになったのでちゅ・・・むふ』

         つづく
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