数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(180)  女達のライバル心

2020-03-30 16:56:22 | 漫画のシナリオ
(180)女達のライバル心

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

桜田優子(25) 170㎝。妖艶でグラマーな美人。

真菜(18) 180㎝。上品な美人。

房江(40)170㎝。グラマーでむせかえるような美女。

石川加代子(25)190㎝の美人。俗にいうスソガだが修一はその強烈な香りが大好物である。66話から登場。

N=ナレーション


○房江宅

注、広い庭つきの立派な日本家屋。庭に面した畳敷きの応接間にはすだれが掛かっており、床の間には香炉が置いてある。

   戸を開け放った応接間を庭からの視点で描いた絵(ミーンミーン、ヂヂヂヂとセミの声)。

   キッチンへと続く廊下の絵。

   同、キッチン

注、流しに立った房江、足の間の床にカメラを上向きに置き、スカートの中を撮影してる。

   ノースリーブのゆったりした膝丈の涼しげなワンピースを着て流しで洗い物をしてる房江の後ろ姿に彼女の呟きとN(どうだ、熟女のノーパンは)『メンバー達全員が毎日なんの変哲もない動画を撮ることに飽き飽きしていた』

   ワンピースの中を下から煽って描いた絵に房江の呟き、
  (みんなはどんな映像を撮ってるのかしら・・・)

   応接間の庭側に三脚つきのカメラを置き(壁際にあと三台三脚に立ててある)ながら、
房江(この角度ならアソコがバッチリ映るはず・・・)

   床の間の香炉から煙が微かにたゆたっている絵。

   カメラの方に脚を向けて昼寝(枕をし、扇風機が回っている)する房江の絵にN『で、それぞれがアングルや演出を工夫し、エロ度も次第にヒートアップしていった』

   リモコンを持ち、足元のカメラをチラっと見て、
房江(やっぱりここはズームよね)

   手に持ったリモコンでズームにしながら、
房江(アソコをアップで映した画を入れなきゃ若い子達に絶対勝てないもの)

   昼寝をしてる房江の絵に呟き『使い込んでるのがモロバレで恥ずかしいけど・・・』

   房江を別の角度から描いた絵に彼女の呟き『中年の殿方にはこの黒ずみ感がかえってウケるかも・・・』

   カメラの画面にノーパンの股間が写っている絵のアップ。

   寝返りをうつフリをしながらワンピースのスソをずり上げて太腿と尻を露わにする。



   夜。優子宅(広い1Kマンション)の外観にN『優子宅――』

注、真っ暗な部屋。キッチンと寝室の境の扉は閉まっている(室内にはGOPROが机の上に1台。ベッドの背もたれに1台。床の左右に一台ずつ設置してある)。

   室内からの視点でキッチンとの境の扉を描いた絵に、玄関のドアがガチャと開いた音と「ただいま」と声。

   ノースリーブとミニの優子(バッグとトートバックを持っている)。室内の電気のスイッチを入れて明りをつけ、
優子「ふー、疲れたー。教員ってマジブラックだわー」

   リモコンをクーラーに向け「ピッ」とスイッチを入れ(床にバッグとトートバックが置いてある)、
優子「昼間の熱気がこもってなんて暑いの」(一気脱ぎしたいけど・・・)

   机の上のカメラをチラっと見て、
優子(こっちからのアングルがいいか?)

   机のカメラに向かってスカートを下ろす(パンツはTバック)。

   スカートを足首から抜く。

   ノースリーブをたくりあげる。

   ノースリーブを脱ぎ、
優子(ブラも外そうかな、みんなもその位はやってるはず・・・)

   背に手を回しブラのホックを外す。

   ブラを外した瞬間、こぼれ出た乳房がプルンと弾む。

   パンツを脱ごうとゴムに手を掛け、
優子(いや、これはやりすぎか・・・)

   パンツを下ろして陰毛を露わにし、
優子(けど、このぐらいやんなきゃ若い子達に勝てっこないもの)

   裸になって中指で膣に触れる。

   うっとり中指を嗅ぎ、
優子「すごい匂い・・・」(ちゃんと音声入ってるかな?匂いも想像して欲しいのよね)

   尚もうっとり嗅ぎ続け、
優子「当然か、暑くて一日中蒸れ蒸れだったんだもの・・・」

   ベッドのヘッドボードに取り付けたカメラをチラっと見て頬を染め、
優子(明日カメラを回収されるから最後に特典映像を・・・)

   ヘッドボードの方に脚を向けてベッドに仰向けになる。

   自慰を始める。

   自慰してる優子がカメラの液晶画面に映ってる絵のアップ。

優子「(昇りつめ)うう、ぐ・・・」



○真菜宅(1Kマンション)

   夜。真菜宅の外観にN『真菜宅――』

   同、室内

   ベッドの上に畳んだパンツが置いてある絵。

   カメラの三脚を立てた二人用テーブル(兼机)の上に空になった湯呑と高山ウーロン茶が置いてある絵。

   バスルームの扉の絵。

   バスルーム内のタオル掛にカメラのくねくね三脚が巻きつけてある絵。

   真菜が乳房の上半分を湯面から出して湯に浸かり、
真菜(みんなはどんな映像を撮ってるんだろ・・・)

   上目使いでチラっとカメラを見て、
真菜(もう最後だし・・・)

真菜(アソコをモロに見せてやるか)

   湯船から立ち上がって股間を晒し、
真菜(さすがにみんなはここまでしないはず)

   片方の足を浴槽の縁に乗せて股を全開にして膣に触れる。

   自慰を始める。

   快感を感じ始めた真菜の顔のアップ。



○加代子宅

注、五階建て1Kマンション五階の角部屋。ベッドのヘッドボードに一台、テーブルの上に一台、壁の両サイドに一台ずつカメラがセットしてある。

   夜。加代子宅の外観にN『加代子宅』

   同、室内

   超ハイレグブルマーとTシャツ姿。大きなリュックを持った試合帰りの加代子が部屋の扉を開けて明かりをつける。

   リュックを床に置き、
加代子「ふー、今日の試合は苦戦したわー」と言いながら壁際のカメラをチラっと見る。

   そのカメラの前でブルマーのゴムに両の手をかける。

   ブルマーを下して下に履いてる白のTバックを露わにする。

   頬を染めてブルマーの股を嗅ぎ、カメラに聞こえよがしに、
加代子「すごい。下にパンツを履いててもこんなに匂いが染みつくんだ・・・」

   Tシャツを脱ぎながら、
加代子(撮影も今夜で最後か・・・)

   ブラのホックを外しながら、
加代子(最初はカメラがうっとうしかったけど、終わるとなったら淋しいような・・・)

   ブラを胸から外しながら、
加代子(おっと忘れるとこだった。ウーロン茶を飲むシーンを撮っとかないと)

   カメラに聞こえよがしに、
加代子「そうだ、疲れを取るには高山ウーロン茶だ」

   キッチンで冷蔵庫を開ける加代子のTバックを履いた尻のアップ。

   冷蔵庫からウーロン茶が入ったポットを取り出す。

注、調理台にはこちらに向けてカメラの三脚が立ててある。

   グラスに入れた茶を美味そうに飲みながら、
加代子「ああ、まろやかですごく美味しい。さすが高級茶だわ」

   調理台にグラスを置き、
加代子(さーてと、最後に全裸映像を披露するか)

   室内でTバックを脱ぐ。

   頬を染め、うっとりパンツを嗅ぐ。

   床に置いたカメラの前で素っ裸で尻をついて足を百八十度に開脚し、
加代子(世の男達よ、私をオカズに存分に射精しなさい)



   昼。修一宅の外観。

   同、室内

   机でPC作業をしてる修一の後ろ姿。

   PCの横に大量のSDカードが置いてある絵のアップにN『さーて、これから全員の映像に目を通して編集しなければならない』

   PC画面(自慰してる優子が登りつめてる場面)のアップにN『それを思っただけで気が遠くなりそうだ・・・』

   真菜が自慰してる場面のPC画面のアップにN『なんとかDVD五枚に納まるように編集するつもりだが・・・』

   修一がPC作業してる後ろ姿にN『こんなけ労力をかけて売れなかったらみんなに合わせる顔がない。マジ切腹ものやぞ・・・』

      つづく
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愛がイク(179)  いやらしい定点カメラ

2020-03-16 14:56:09 | 漫画のシナリオ
(179)いやらしい定点カメラ

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

綾乃(35) 170㎝。楚々とした美人で寿司幸の女将だったが離婚し今は独り身。

N=ナレーション



   綾乃の高級マンションの外観にN『翌日。午前中に家具、家電品の配達が終わり綾乃の新たな生活がスタートした』

注、リビングには二人掛け用のテーブルとゆったりしたソファーと60インチの壁掛けテレビ。ウォークインクローゼット付きの寝室にはWベッドとシンプルな化粧台があるのみで、リビングも寝室も実にスッキリしている。

注、ベランダのサッシは常に全開になっている。

   フックをかませてドアを全開にした玄関内に修一のスニーカーと綾乃の女らしいサンダルが揃えてある絵。

   髪を無造作にアップにしてノーブラにタンクトップと短パンで両膝をついて床に雑巾がけしてる綾乃の片方の尻がはみ出てる絵のアップに「カシャ」とシャッター音。

   尚も額に汗をかき、表情を輝かせて雑巾掛けしてる絵に「カシャ」とシャッター音とN『新居に引っ越したのがよほど嬉しいらしく顔をキラキラ輝かせて掃除する姿はとても魅力的だ』

   ミニ三脚を取り付けたGOPROで綾乃を撮ってる修一の絵にN『このカメラを大量にレンタルしてメンバー全員に4台ずつ配り、余った3台を綾乃用に回した』

注、雑巾掛けしてる綾乃の背後に、くねくね三脚をつけたGOPROが2台床に立ててある。

   膝立ちし、手の甲で顎の汗を拭う綾乃の絵にシャッター音とN『綾乃はなかよしクラブのメンバーではないが、座視するには惜しい美貌だし』『少しでも稼がせてやりたくて今回の企画に参加させる事にしたからだ』

   テーブルの椅子に掛けてカメラの液晶画面を確認しながら、
修一(きのう俺ん家で撮ったのも使いたいが)

修一(メンバーに綾乃との関係がばれるから背景を加工せにゃならんのう・・・)

   天井の絵に修一の呟き、
  (そろそろ昼か・・・)

   流しの下の戸を開け、両膝をついて中を雑巾がけしてる綾乃の後ろ姿に修一の呟き、
  (新生活を始めるこの家がよっぽど愛しゅうてならんのじゃろうのう・・・)

   四つん這いになって流しの下を雑巾がけしてる綾乃のタンクトップの腋から乳房が半分覗いてる絵のドアップに修一の呟き、
  (じゃが、ほっといたら一日中でも掃除しそうなけん休ませにゃならんのう・・・)

   布巾で懸命にキッチンを磨いてる綾乃に、スマホの画面を見ながら、
修一「お、近所に更科があるぞ」

修一「昼は更科の天ざるにしてもいいか?」

   手の甲で額の汗を拭いながら振り向いた綾乃が輝くような笑顔でこくっと頷く。

   リビングの天井或いはキッチンの絵に声、
  「ちわー、更科でーす」

  「はーい」

綾乃「ごくろうさま~」と輝くような笑顔で出てきた綾乃の美貌を見て出前持ち(30)があ然とする。

   綾乃に見惚れて赤面し、
出前持ち「て、天ざるをおもちしました・・・」

   両膝をついて床に置いた天ざるを見て「まあ、美味しそう」と言う綾乃の胸と太腿を見下ろして出前持ちが(なんて美しい人なんだ、やりてー・・・)と呟く。

   テーブルに2つ並んだ天ざるの絵に声、
  「おお、美味そうじゃのう。んじゃ、いただこうか」

  「はい。頂きます」

   テーブルの下から綾乃の下半身(短パンの隙間からパンツがちらりと見える)を描いた絵に声、
  「掃除、張り切り過ぎて疲れたろうが?」

  「ううん、ちっとも」

   ズズズ―とそばをすすりながら、
修一「ちと考えたんじゃがね」

   箸を停め、無邪気な顔で、
綾乃「なあに?」

修一「ショップ名を「台湾公司」(タイワンコンス)に変更するぞ」

   美味そうに食べながら修一を見て頷き、
綾乃「いかにも台湾の商品を扱ってるお店みたいですごくいいと思うわ」

修一「もう一つ。撮り溜めした綾乃の動画をDVDにしたいんじゃが、嫌か?」

綾乃「ああ、それで撮ってたの?でも私なんか誰も見たいとは思わないわよ」

修一「OKって事か?」

綾乃「ちょっと恥ずかしいけど・・・」とコクと頷き「きっと修ちゃんに考えがあっての事だろうからいいわよ」

   流しで、そばの器を洗ってる綾乃のふくらはぎのアップに修一の声「掃除に根を詰めすぎじゃ。ちと横になって昼寝しろ」

   振り向いて、
綾乃「シャワーで汗を流したらちょっと横になるわ」

   短パンの股間部を凝視し、
修一「その短パン、昨日から履きっぱなしよのう?」

   綾乃、えっという顔をする。

   イヤらしい表情で、
修一「汗もマ○コの匂いもたっぷり染みついちょるよのう?」

   頬を染めてあ然とし、
綾乃(言われて初めてそうかもと気がついた・・・)

修一「短パンを嗅がせてくれんかね?」
  
   頬を染めてあ然とし、
綾乃(修ちゃんの唐突さにだいぶ慣れてきた)

綾乃(いや、私に常に欲情してくれてる証拠だから唐突でもなんでもないんだ・・・)

修一「綾乃の匂いが染みついた物が愛しいてならんのじゃ」

   恥ずかしそうに頬を染め、
綾乃(そんな気がしてたけど・・・)

綾乃(修ちゃんにとって匂いはすごく大事な要素なんだ、しかと肝に命じておこう)

   バスルームの扉の絵。

   同、浴室内

   胸にシャワーを浴びながら、
綾乃(新築のバスルームでシャワーを浴びるのは最高に気持ちいい) (なにもかも修ちゃんのお蔭だわ)

   股間にシャワーを当てて恥ずかしそうに、
綾乃(いま修ちゃんは私の短パンを嗅いでるはず・・・)

   がに股になって膣にシャワーを当てながら、
綾乃(恥ずかしいけど愛されてる証拠だからうれしい)


   髪を無造作にアップにし、胸にバスタオルを巻いてリビングに入ってきた綾乃が驚く。

   フローリングにタオルケットを敷いて枕が置いてあり、左右と後方にカメラが三脚にセットされ、修一がすました顔で胡坐をかいて座っている。

   羞恥を滲ませ、
綾乃「そこに横になるの?・・・」

修一「(頷き)素っ裸でね」

   天井の絵に綾乃の驚きの声、
  「えええーー」

   素っ裸で横になった綾乃、胡坐をかいてこっちを見てる修一に、
綾乃「じっと見られてたら恥ずかしい・・・」

修一「むふ、じとーっと濡れてくるか?」

   綾乃、頬を染めて頷く。

   くねくね三脚をつけたカメラのアップ。

   カメラに三方を囲まれて綾乃が横向きで眠っている。

   綾乃の足元にセットしたカメラの画面(陰毛が写っている)のアップ。

   青空の絵に綾乃のN『ベランダから玄関に抜ける風が全身をひんやり撫でてすごく気持ちいい・・・』

   リビングと玄関のドアが全開になってる絵に綾乃のN『玄関ドアを開けっ放しにするなんて最強の男に守られてるからこそできる事・・・』

   すやすや眠る綾乃の絵に彼女のN『修ちゃんと出会えて、私はなんて幸運な女だろう・・・』

        つづく

   
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愛がイク(178)  綾乃の新しい仕事

2020-03-02 17:56:34 | 漫画のシナリオ
(178)綾乃の新しい仕事

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

綾乃(35) 170㎝。楚々とした美人で寿司幸の女将だったが離婚し今は独り身。

家具屋の女店員(28)165㎝。気立てのいい大人しそうな普通顔。

N=ナレーション
   

   ベランダの外を見てた修一が後ろに立ってる綾乃に振り向き、
修一「台湾の美味いお茶を日本人に知ってもらいとうて軽い気持ちで始めただけなんよ」

綾乃「どのように販売してるの?」

修一「ただHPを作ってるだけ」

修一「客がHPから注文したら台湾のお茶屋が日本に配送してくれるんよ」

修一「一切在庫を抱えんし、なんの手間もかからん」

修一(おっ、そうじゃ、メンバー全員が高山ウーロン茶を飲んでる画を挿入したらいい宣伝になるかも)と閃く。

修一「売れてないから不安じゃろうが、ちょっと閃いた事があるけん心配するな」

綾乃「修ちゃんは私より私の先々の事を考えてくれてるからなんの心配もしてないよ」

修一「HPのレイアウトを好きなように変えてええし、お茶の種類を増やしてもええぞ」

修一「おおそうじゃ、いっそ台湾の物産だけに的を絞ったショップにするか」

修一「お茶だけに拘らず、カラスミや高性能でお手頃価格のバイク用ヘルメットなんかも売れるかもしれんのう?」

修一「これから俺がそんな製品を探してくるわ」

   決意に満ちた表情で、
綾乃「私、頑張ってショップを繁盛させてみせる」(修ちゃんが私のために考えてくれた仕事だもん)

修一「その意気やよし!では家具と家電品を買いに行くぞ」

   綾乃の短パンから伸びた生々しい脚を後ろから見た絵のアップに綾乃の声、
  「えっ、そんな唐突に・・・!?」


   巨大家具センターの外観にN『部屋の契約を済ませたあとカーテンと電気製品を買い揃え、最後にベッドを探しに来た』

   客が一人もいない広大なベッド売り場。端のほうに女店員(28。大人しそうな普通顔。半袖のブラウス、膝丈のスカート)が暗い表情で立っている。

店員(先月からまだ一台も売れてない・・・)

   大量に置かれたベッドの絵に彼女の呟き、
  (マジこのままだとリストラされるかも・・・)

   店員、向こうの方で修一と綾乃がWベッドに勢いよく尻を落としてスプリングの具合を試してるのに気づく。

修一「これどんな?」

綾乃「(上機嫌で)すごく気に入ったわ」

   ベッドの角についてる製品ラベルを確かめ、
綾乃「サータ?はじめて聞いた・・・」

綾乃「きゃっ、29万円――!?」

店員「お客様、ベッドをお探しですか?」

   ベッドに掛けてた修一、無表情で店員を見上げる。

修一「激しく腰を振ってもギシギシ鳴らんベッドが欲しいんじゃが」

   赤面して狼狽し、
店員「あ、え・・・」(こんなストレートに言う人初めて・・・)

修一「やってる最中にギシギシ鳴ったら気が散るの、分かるじゃろ?」

   頬を染めて恥ずかしそうに頷き、
店員(たしかにギシギシ鳴ったら萎える男性もいるかも・・・)

店員(けど、激しいHでも音がしませんとは言えないのよね・・・)

修一「ま、こればっかりは実際の動きをしてみんと分からんが試す訳にもいかんしのう」と綾乃とその場から去りかける。

店員「あの、お客様」と切羽詰った顔で引き留める。

   振り向いた二人に、
店員「もしギシギシ鳴らなかったら買って頂けますか?」

修一「(無表情で頷き)買うよ」

   修一達が試してたベッドを指し、
店員「こちらのサータのベッドは世界中の一流ホテルで採用され・・・」

修一「能書きは無用。エッチに集中できさえすりゃええんじゃ」

   店員、意を決して頷く。

   店員がいきなり太腿を露わにしてスカートをたくりあげる。

   ベッドに仰向けになりパンツ丸見えにして足を広げ、
店員「(必死の形相で)お客様、ギシギシ鳴るかどうか私で実験してみて下さい」

   あ然と店員を見下ろす綾乃の横で、
修一「その意気やよし!」

   店員に修一がのしかかるのを見て焦り、
綾乃「ち、ちょっと修ちゃん」

   頬を染め、うっとりして修一の腰に両手を添え、
店員(ああ、この感触久し振り・・・)

   バッ、バッ、バッと店員に激しく腰を打ち付け、   
修一「おおー、全く音がせん。これなら集中できるわ」

   修一をうっとり見上げ、
店員(いっそ入れて・・・)

   店員から離れようとする修一の腰を引っ掴み、
店員「まって、バックでも試してみないと」

   綾乃、店員にむっとする。

綾乃「修ちゃん、試すのなら私で試して」とベッドに仰向けになる。

   のしかかってきた修一の股間を見て勃起してるのに気づき、
綾乃(勃ってるじゃないの、可哀そうに・・・)

   短パンとパンツの股を横にめくり、
綾乃「ヤリたいんでしょ?ここじゃ脱げないから横から、ね」

   ズズズと挿入され、快感に目を閉じ、顎をのけ反らせる。

   店員、二人の横にぺたんと女の子座りし、ぼう然とセックスを眺めている。

   バッ、バッ、バッと激しく腰を打ち付けられ、
綾乃「うう、ぜんぜん音がしないし適度な硬さで、このベッドすごくいいわ・・・」

   店員、取りつかれたように結合部を凝視している。

   性交を見ながら、
店員(もう我慢できない・・・)とパンツに手を入れる。

   一心に自慰し、
店員(ううぐ、即イキしそう・・・)

修一「人に見られながらヤルのも興奮するもんじゃのう」

綾乃「あ、ああ、ほんとに・・・」

   「うぐっ」とイク兆しを見せた修一に、
綾乃「いい、出して!」

店員「うくっ・・・」とイク。

   射精後、「はあ、はあ」と綾乃に被さって喘いでる修一の背を抱きしめ、
綾乃(なんて愛しいひと・・・溜まった時に男は浮気するもの)

綾乃(ぜったい修ちゃんに溜めさせないから、他の女に目を奪われちゃいやよ)

   ベッド売り場の配管剥き出しの天井の絵。

   綾乃がハンカチで修一の性器の始末をしてやってるのを見ながら、
女店員「(羞恥を滲ませ)いやー、眼福でした。もうベッドなんか売れなくても満足です」

修一「これ買うわ」

店員「(驚き)え!?」

修一「ベッドもじゃが、あんたの事も気にいった」

   あ然とする店員に、
修一「売れたらあんたの成績が上がるんじゃろ?」

店員「(狼狽し)ええ、まあ」

   両の指を折って数え、
修一「ええと、メンバー全員で何人おるんかのう・・・?」

修一「これと同じベッドをあと十四本ね」

店員「(驚愕し)ええええーーっ!」

   涙と鼻水を垂らして感激し、
店員「本当に本当ですかー?」

店員「冗談だったら、わたし死んじゃいますよーー」

   床にペタンと女の子座りして両手で顔を押さえ、
店員「良かったー、ここんとこ一本も売れなくて首になりそうだったんですよーー」

  「ひーーん」と泣いてる店員を修一と綾乃が微笑ましそうに見る。

   その店員をひょいと両手で抱き上げ、
修一「泣かんでもええ。もしここを首になったら俺が仕事を作っちゃるけん」

修一「なんも不安がらんでええ。分かった?」

店員「ぐすん、はい・・・」と言うのを圧倒されたように見て、
綾乃(私の引っ越し代も家電品代も払ってくれた上に高価なベッドを14本もプレゼントって・・・)

綾乃(なんて太っ腹な人なの・・・)

        つづく


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