数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(280)   俺をなめちょるんか!

2024-08-26 13:03:35 | 漫画のシナリオ
(280) 俺をなめちょるんか!

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物

詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

中国人A(30)ツリ目の悪相の運転手。

その他、悪相の中国人12人。


N=ナレーション&呟き

   車内から後ろのコンテナにふり見て、
A (そろそろコンテナからこいつらを出してやるか、中は蒸し風呂状態だろうし・・・)

   修一と話してるリンを眺め、
A (警察署の建物も署員も手品みたいに消えたからリンがなぜ生きてるのかナゾだが、今日こそ息の根をとめてやる)

   そう呟いた直後、フロントガラスの向こうでB1がこちらに襲い掛かってきそうな形相でホバリングしてるのに気づいて驚き、
A 「ひえっ、お、大スズメバチ!」

   恐々B1を見つめ、
A 「くそっ、外に出られないじゃないか・・・」

   突然、運転席側のドアが開き、修一に喉を鷲掴みされて「うぐっ」と呻く。

   Aが喉を鷲掴みされてコンテナの扉の前までズルズル引きずられてゆくのをリン達があ然と見ている。

   Aに襲い掛からんとするB1に掌を向けて押しとどめ、
修一「待て」

   落胆したB1に言い聞かせるように、
修一「リンさんの敵を倒したいのはわかるが、先に聞くことがあるけんの」

   今にもAに飛び掛からんとしてるB1を見て、
リン(B1が襲うってことは、私を狙う殺し屋か・・・)

   中空でホバリングしてるB1を見て感動し、
リン(なんて頼もしいビーちゃん。ご褒美にエサをあげられないのが残念でならないよ)

   修一、Aの後頭部を引っ掴んでコンテナの扉に「ガヅッ、ガヅッ、ガヅッ」と顔面から叩きつける。

   顔面を血まみれにしてドサッと仰向けに倒れたAを無表情で見下ろし、
修一「俺の質問にシラをきった瞬間にぶち殺す。知りませんも通用せんぞ」

修一「わかったら頷け」

   恐怖に慄くA、修一を仰ぎ見てガクガク頷く。

   その様子をリン達があぜんと見守り、
リン(いつもながら胸がすくようなスピーディーさ・・・)

詠晴(こんな感情の乏しそうなヤツでも修ちゃんのまえでは従順になるんだ・・・)

修一「コンテナの中に何人おる?」

   A、言いよどむ。

修一「(無表情で)もうええ。ぶち殺しちゃるわ」

   恐怖に顔を歪めて慌て、
A 「ま、まって、12人乗ってます・・・」

修一「リンさんを狙う警察署のやつらか?」

A 「そ、そうです・・・」

A 「前の署員が全員行方不明になったから、代わりにきた奴等です・・・」

   梅花、詠晴はギョッと驚くがリンは泰然としている。

   憤怒の形相でAの顔面を踏みにじり、
修一「わりゃ、たった12人で俺に喧嘩売りにきたんかーっ!」

修一「俺をなめちょるんかっ、せめて一個師団ぐらいでこんかいやっ!」

詠晴「パパ、一個師団って何人ぐらいのこと?」

リン「(のどかな表情で)そうだな、明確な規定はないが概ね一万人前後かな」

詠晴「(驚愕し)えーっ、修ちゃんは本気で言ってるの?」

リン「(平然と頷き)本気だね」

リン「いろいろ秘密兵器を持ってるし、鉄人ウーマンの早苗さんやミサイルを作れる友達もいるし」

A 「(恐れ戦き)ま、まってくれっ、リンを狙ったのになぜあんたが怒るんだ」

   Aの顔面をグリっと踏みにじり、
修一「やかましいわっ!リンさんを狙うのは俺に喧嘩を売ったのと同じじゃ、ドアホが」

   三人目を潤ませて感動し、
詠晴「修ちゃん・・・」

リン「岩城さん・・・」

梅花「なんと心強い言葉、岩城さんがいてくれたら世界とでも戦えそう・・・」

修一「メンバーはあと何人おるんな?」

A 「日本に潜入してる党員を総動員したからコンテナの中の12人が全てです」

A 「予算の関係で日本だけにそんなに人数を割けないから・・・」

修一「よし分かった。立て」

   よろけて立ち上がりながらおもねるように、
A 「正直に白状したから・・・」

   突然、喉ぼとけを掴まれてAが「ぐっ」と呻き、
修一「雑草は根本から根絶せにゃならんのよ」

   修一、Aの喉仏を「ブチッ」と引きちぎって絶命させる。

   リン達あぜんとし、
詠晴(ぎえっ、私に優しい修ちゃんと同じ人とは思えない・・・)

   向こうの倉庫の隅にとめてあるフォークリフトを見て、
修一「リンさん、ちょっとあれを借りてええかね?」

リン「(訳が分からず)は、はい、どうぞ」

   修一、フォークリフトに乗ってスタートボタンを押す。

   フォーク(爪)を真ん中まで上げた修一が「シュー」とモーター音をたててコンテナのどてっぱらに猛スピードで突進してゆくのを見て三人が目をむいて驚き、
リン「えええっ!」

   手で両目を覆い、
詠晴「きゃっ、修ちゃん危ないっ!」

   コンテナのどてっぱらにフォークを根本までガツンと突き刺した瞬間に中から「ぎええー」と悲鳴があがる。

   後方を振り見ながら素早くバックする。

   尚もコンテナ後部に向かって突進し、
修一「おりゃーっ、人間串カツじゃーっ」

   「ドガッ」とフォークを根本まで突き刺した瞬間、「ぐぎえええーっ」と悲鳴があがる。

   あ然と見てるリン達の絵に、
  「ガツン」「ぎやっ」「ドガッ」「ガッガガ」「ぐぎええっ」とフォークがコンテナを突き破る音と悲鳴。

   フォークをコンテナに突き刺したまま「タン」とリフトから飛び降りた足元の絵に修一の声、
  「さてと」

   「ギィー」とコンテナの扉を開けながら、
修一「いかが相成りましたかな」

   扉を全開にすると二人が腹をフォークに串刺しにされてぶら下がり、首がちぎれた者、胸や腹が破れて絶命してる者など凄惨な姿で全滅してる絵に修一の声、
  「ありゃー、全滅させてしまったか。B1の出番を奪って悪いことをしたのう」

   呆気に取られてるリン達に振り向き(リンの肩にはB1がとまっている)、
修一「さてヨンチン」

詠晴「なあに修ちゃん?」

修一「ご両親の一番の心配事はヨンチンが一人で台湾におるときに危険な目に合わないかということじゃ」

   虚を突かれたように驚き、
梅花「そう、そうなんです!なにかあってもすぐに駆けつけられないし・・・」

リン「岩城さんのおっしゃる通り、それが私たちの唯一の心配事なんです」

   アパッチのハンドル部から飛び立ったB1を指先にとまらせ、
修一「で、詠晴を守る術をいろいろ考えたが、俺のB1を護衛につけることにした」

リン「(妻と共に恐縮し)私のB1をもって帰らせるつもりだったんですが・・・」

修一「それはならん。リンさん達にも護衛は必要じゃけんね」

   B1を詠晴の指にとまらせ、B1に、
修一「おまえの新しいご主人様じゃ。何があっても守り抜くんだぞ」

   B1、うんうんと頭を振る。

   B1の頭を慈しむように撫でながら躊躇し、
詠晴「でも私がこれをもらったら修ちゃんが・・・」

修一「友達にまたもらうから心配いらん」とポケットに手を入れる。

   毒液のスペアが入ったケースをポケットから出して詠晴に手渡し、
修一「これは毒液のスペアね。これでご両親の心配事も解消したし、詠晴が台湾で最強の女になったのう」

   感激し、
リン(私の目の届かない所でヨンチンが党の奴等やストーカーに狙われるのが一番心配だったが・・・)

リン(接近される前にB1が瞬殺してくれるから、まさに詠晴は無敵。台湾で最強の女になった・・・)

   感激して涙を拭い、
詠晴「ぐすん、修ちゃん~・・・」

   リンと梅花が涙ぐみ、
リン「そこまでヨンチンの事を考えて下さってたとは・・・」

梅花「もう、只々有難くてお礼の言葉もみつかりません、本当に有難うございます・・・」

   B1の頭を撫でてる詠晴の指のアップに修一の声、
  「あ、そうそう、台湾と行き来するときに手荷物検査で引っかかったら面倒じゃろ」

   中身を透明に描いたキャリーバックの中にガチャの透明の丸い容器(二個)に入れたB1と、クワガタが入れてある絵に修一の声、
  「昆虫のガチャを土産に買って帰る旅行者が大勢いるから搭乗前にガチャの容器に入れてしまったら怪しまれまい」

   夫婦共に恐縮して、
リン「もう何から何まで親以上にヨンチンのことをおもんばかっていただき感謝のしようもありません」

   何か閃いたように、
修一「あ、そうじゃ」

修一「いまから代わりのB1をもらいに行くけん、よかったらリンさん達も一緒にいく?」

リン「(狂喜し)もしや、空飛ぶバイクとミサイルを作った人ですか?」

修一「うん。万が一のことを考えてリンさん達の事はもう話してあるし」

   狂喜し、
リン「ぜ、ぜひ連れてってくださいっ」

   携帯で「あ、石川君、いまからーー」と話しながらアパッチの方に向かう修一の背を不可解そうに見て、
リン(・・・万が一を考えてとはどういう意味だろうか・・・)

      つづく


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愛がイク(279)  我愛你(ウォアイニー)

2024-08-12 15:34:42 | 漫画のシナリオ
(279)我愛你(ウォアイニー)

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物

詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

N=ナレーション&呟き

   修一宅駐輪場にアパッチとバーグマンが並べて停めてある絵にN『初体験ですっかり味をしめたヨンチンは今日も朝から
やって来てセックスに没頭していた』

   同、玄関内

   修一のスニーカーと詠晴の踵の低いパンプスが玄関ドアの方に向けてきちんと揃えてある絵にN『ヨンチンの香水と性臭が入り交ざった筆舌しがたい淫靡な匂いが玄関にまで満ちていたーー』

注、ここからベッドで性交している。

   騎乗位で腰を巧みに「クイクイ」振る詠晴の下半身の絵にN『セックスに天賦の才があったヨンチンはすぐにフェラと腰使いのコツを飲み込み、その才を存分に発揮した』

   腰を振りながら快感に眉尻を艶めかしく歪めた詠晴の顔のアップにN『フェラや腰使いが下手な者にいくら教えても無駄
だが、ヨンチンの床上手は生まれもっての才能であった』

   腰を振りながら恥ずかしそうに修一を見下ろし、
詠晴「顔に・・・いっぱいかけて・・・」

注、ここから修一は床に立ち、詠晴は修一の前に膝まずいている。修一は下半身だけの絵で顔は描かない。

   詠晴が修一の股間の前に膝まずき、握った勃起から「どぴゅ」と大量に飛び散った精液を顔面と半開きにした口で受け、長いまつ毛と唇につららのように垂れた精液を恍惚として舌で舐める。

   尚も勃起をしごきながら訴えるような眼差しで修一を見上げ、
詠晴「我愛你(ウォアイニー)」「好きよ修ちゃん、大好きすぎて頭がおかしくなりそう・・・」

   握った勃起に愛し気に頬刷りしながら、
詠晴「この世で私を御せるのは修ちゃんただ一人だけ・・・」N『一人娘で真綿にくるむように育てたヨンチンに両親は強くいえなかったがーー』

   顔に飛び散った精液をティッシュで優しく拭ってくれる修一を詠晴が従属の眼差しで見上げてる絵にN『心から愛し崇拝する修一にだけは従順なのであった』

   天井のシーリングライトの絵に会話、
  「喉が渇いたでしょ?アイスコーヒーでも作りましょうか?」

  「うん、たのみまちゅ」

   同、キッチン

   換気扇の絵に修一の声、
  「ツルッツルでため息が出そうな艶めかしい腋じゃのう・・・」

   流しの横にアイスコーヒーが入ったグラスが二つ置いてあり、その横に詠晴が身体を支えるように左手をついてる絵(体は描かず手だけ)に修一の声、
  「おっと、よしと言うまで腕を下ろしてはならん」

注、二人とも素っ裸で詠晴は修一より五㎝背が高い。流しに背をもたせかけ左手をついて体を支える詠晴が恥ずかしそうに右腕を上に伸ばしている。

   詠晴の腋のアップ。

   恥じらう詠晴の腋を嗅ぎ、
修一「この汗まじりの甘ったるい匂い、嗅ぐのをやめられん・・・」

   腋に鼻を付けてうっとり嗅ぎ、
修一「たまらん、どこを嗅いでもいい匂いがするヨンチンの身体は実に神秘じゃわ・・・」

   頬を染めて恥じらう詠晴の顔のアップに彼女のN『全身余すところなく、足の指の股まで嗅がれて舐めつくされた・・・』

   詠晴の陰毛のアップに彼女のN『こんな顕微鏡で見るように肌の細胞まで舐めしだかれて慈しまれる女はいないだろう』

   二人の膝から下の絵に詠晴のN『よくぞこんな相性が合う人と出会えたものだ・・・』

注、ここから修一は台所の壁にもたれてアイスコーヒーを飲み、向かい合った詠晴も勃起を愛し気にしごきながら流しに背をもたせかけてグラスを手に持っている。

修一「これを飲んだら倉庫にいってみようか?次のコンテナが入ったかもしれんけん」

詠晴「(上機嫌で)うん、いいよ」

   快晴の空の絵に「プルルルル」とエンジン音と会話、
  「インカムの調子はどうですかー、俺の声がきこえますかー?」

  「はーい、バッチリ聞こえますよー」

   他車のいない片側二車線の道路。バーグマンの後ろにアパッチがついて走ってるのを上から俯瞰した絵に会話、
  「ところで、毎日むちゃくちゃヤリまくってヒリヒリせんか?」

  「うふっ、ヒリヒリが回復するまで待てないほど病みつきになっちゃった」

詠晴「(頬を染めて恥じらい)私がこんなにセックスにハマるとは夢にも思わなかったわ」

   ノースリーブに超ミニでシートに跨ってるミニの奥にチラッとTバックが見える絵に詠晴の声、
  「こんな気持ちの良い事を今まで知らずに生きてきたのが悔しい」

詠晴「もっと早く修ちゃんと出会っていっぱいヤリたかったよ」

   詠晴のメットの耳部に聞こえる修一の声に詠晴の返事、
  「ところで台湾大学は東大なみの難関らしいが、ヨンチンは頭がええんじゃね」

  「頭がいいというよりーー」

   あっけらかんとした表情で、
詠晴「記憶力が良いか悪いかの差じゃないの?」「出題されそうな問題を嗅ぎ分けるカンも必要だけど」

   バーグマンのメーターを含むハンドルの部分の絵に詠晴の声、
  「頭がいいというのは可能性の塊の修ちゃんのような人の事だってパパが言ってたけど私もそう思うわ」

   淡々とした表情で、
修一「そんなこと言われたの初めてじゃわ」と言った修一のメットの耳部に詠晴の声、
  「そんな分かり切ったことをわざわざ口に出して言う人もいないでしょう」

   前方の倉庫の前からコンテナを積んだトレーラーが離れてゆくのを見て、
詠晴「あら、もう荷下ろしがすんだみたいよ」

   倉庫の横にトライクとアパッチとバーグマンが並べて停めてあり、十m離れた向こうにコンテナを積んだトレーラーがもう一台停まっている絵。

注、倉庫内では作業員がフォークリフトで茶葉が入った段ボール箱をうず高く積み上げており、それをリン夫妻が見ている。リンは派手なアロハシャツに膝丈の短パン姿にスニーカーで肩にB1が留まっている。梅花は横に深いスリットが入った膝丈のチャイナドレス着用。

   フォークリフトの作業を見ているリン夫妻が後ろから「パパー」と声をかけられる。

   梅花と共に振り向いて修一に笑顔で、
リン「あ、岩城さん。いま高雄からの船便の荷下ろしがすんだとこなんですよ」

   びっしり山積みした荷を仰ぎ見て、
修一「この茶葉にはまだ奥さんの商標は印刷されてないんよね?」

リン「はい、この次の荷からになります」

   修一の横で山積みの荷を見てる美しい詠晴をまぶしそうに見て、
梅花(岩城さんと出会ってから蝶が脱皮するように日々美しくなって、恋の力って本当にすごい・・・)

   詠晴に冷やかすように、
梅花「いっそ岩城さんの家に居候すれば行ったり来たりしなくてすむんじゃないの?」

詠晴「六畳一間のアパートだからそれは無理よ」

   夫妻が驚き、
梅花「え、大邸宅に住んでるんじゃないの?」

   鼻の穴を膨らませて自慢げに、
詠晴「そこが岩城さんらしいとこで、彼が欲するのは物質ではなく心の豊かさなの」「この若さでもう仙人の境地に達してるんだから」

   詠晴を見て少し呆れ、
修一「きれいにまとめてくれたが、そうなん?」

詠晴「そうよ。修ちゃんはそういう人なの!」と力をこめて言い切るのを両親が微笑ましく見て、
リン(おやおや、まさにぞっこんだな・・・)

   十m向こうにコンテナを積んだトレーラーが停まってるのを見て、
修一「さっきから気になっとるんじゃが、あのコンテナは?」

リン「さて、うちの荷は全部降ろしましたが・・・」と言う父親の肩に留まってるB1が可愛くてたまらぬ様に頭を撫で、
詠晴「ビーちゃん、いい子にしてた~?」

   B1を撫でてる詠晴を微笑ましそうに見て、
修一(ほう、ヨンチンもビーちゃんって名前にしたのか)

   B1がトラックの方を見て今にも飛び立たんばかりにソワソワしだしたのを見て不審げに、
修一(なんか殺気立っちょるが近くに敵でもおるんか?)

   その時、B1が突然飛び立ったので、
詠晴「あっ、どこにいくの?」と驚く。

   B1がトラックに向かってゆくのを見てピンと来て、
修一「そういうことか・・・」

修一「(嬉しそうに)リンさん、新たな刺客のお出ましでござる」

リン「えっ?」と梅花、詠晴と共に驚いてコンテナに目をやる。 
  
              つづく

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