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数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(289)  クンサーの孫

2024-12-29 12:00:04 | 漫画のシナリオ
(289)クンサーの孫

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物
詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

石川翔(17)
170㎝。修一と同クラス。101話から登場。大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。武器の発明で財を成した。

桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。

里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。

タンカーの船長(50)を含め他の四人の乗組員も全員日本人で善人そうに見える。

船内で働く二十代のベトナム人の女達二十人。

お蘭(25)
170㎝。目を瞠るような中国美人。

エンベル(40)
身長2㍍の筋肉隆々の悪相のトルコ人。お蘭の部下。

N=ナレーション&呟き

   
   お蘭を見て驚愕し、
リン「なんと、この女が死んだクンサーの孫だったとは・・・」

   在りし日のクンサーの写真に修一の声、
   「麻薬で得た富で財界に転身したクンサーの遺産と人脈をつかって」

修一「この商売を始めたんじゃろ」

リン「それで納得がゆきましたよ」

リン「よほどのコネがなきゃ、こんな小娘が麻薬に手を出せるはずがありませんからね」

お蘭「ケタケタケタ」と突然、常軌を逸したように笑う。

お蘭「(嘲笑い)二人してあれこれと私の出自をあげつらってくれるねえ」

お蘭「許さないよ」と言うなり「フワリ」と椅子から飛び上がる。

   宙高く舞い上がって陰毛がもろ見えになったお蘭を下から煽って見た絵。

   リンの眼前に、お蘭がフワリと着地したのでリンがギョッと驚く。 

   間髪置かず、お蘭に煙管の吸い口側で喉を突かれて、リンが「ぐえっ」と呻き後ろに吹っ飛ぶ。

   仰向けに倒れたリンに梅花と詠晴が血相を変えて駆け寄り、
梅花「きゃっ、あなたー!」

詠晴「パパ―っ」

   間髪入れず、お蘭が里香と石川に向き直ったので二人が戸惑う。

   避けるいとまも与えず二人の額に同時に手のひらをそっと当て、
お蘭「あんたら二人は殺すにゃ惜しい」

お蘭「船上での生活は退屈すぎてな」

修一「陸(おか)に上がればギャングに狙われるし、これだけの金をもちながら宝の持ち腐れとは気の毒なことよのう」

   修一をキッと睨み、
お蘭「いらぬ口をきくでないわ」

   里香と石川の額に手のひらを当てたまま、
お蘭「今夜から私が可愛がってやるからしばらくお眠(おねむ)してな」N『お蘭は両刀づかいなのであったーー』

   里香と石川、妖術にかかったかのように目を閉じてぐにゃりと倒れこむ。

修一「(感心し)ほーう、げにも怪しげな妖術をつかうもんよのう」

   怪しさを湛えた目で修一を凝視し、
お蘭「お前はほんとうの快楽の味を知ってるかえ?」

   むっとして、
早苗(知ってるに決まってるじゃないの。私と言う彼女がいるんだから・・・)

修一「(目に怒りを滲ませ)お前じゃ?!」

   うらめしそうに修一を見て、
早苗(修ちゃん、怒るのはそこじゃない・・・)

   お蘭、妖気のこもった怪しい目で修一を凝視する。

   次の瞬間、ふわりと飛び上がったお蘭が前から修一の首を両の太腿で挟んで締め上げた(修一の口と鼻にお蘭の性器が密着した状態)。

   修一の口にお蘭の秘臭が漂い出る性器が密着した絵。

   妖術にかかったように目をうつろにした修一が、よろけながらも踏ん張る。

お蘭「(感心し)おゃ、私のソコの匂いを嗅いでも立ってられるとはたいしたもんだね」

お蘭「エンベルなど一嗅ぎしただけで魂を抜かれて部下になったんだけどねえ」

   それを見て驚き、
早苗「岩城さんっ!」と叫ぶ。

お蘭「(エンベルに)こいつは私にまかせてお前はこの女を片づけちまいな」

   その言葉に「はっ」として早苗がエンベルに振り向いた瞬間、大きな拳で「ガズッ」と顔面にパンチを浴びて「ぐぷっ」と呻きを漏らす。

   早苗、ものすごい勢いで吹っ飛ばされ、後頭部を壁に激しく打ち付ける。

   太腿を首に巻き付けられて立っていた修一が目をトロンとさせてヨロッと床に両膝をつく。

   修一のベルトから鞘ごと刀を抜いて放り捨て、
お蘭「私の匂いを嗅いだらもう抵抗できないんだからこんな物騒なものは捨てちまいな」

   床に尻をつき両の手を後ろについて上半身を支えたお蘭の股ぐらにうつ伏せで顔を埋めた修一は朦朧として抵抗できない。

   片方の手で修一の後頭部を掴んで、陶酔したように修一の顔に股間を擦り付けるお蘭の絵にN『お蘭は長年のアヘンの吸飲で淫液にもアヘンの成分が含まれるようになっていた』

   お蘭の股ぐらに鼻と口を塞がれた修一が陶然としてる絵にN『その淫液が口から体内に入った修一は陶然として意識が遠のいた・・・』

   修一が「うぅ・・・」と呻いて腰を身震いさせる。

   お蘭、勃起した修一が射精でズボンを濡らしたのに気づく。

   それを見てお蘭が狂気の目で「ケタケタケタ」と笑う絵にN『お蘭の膣臭は嗅いだ途端に男の性ホルモンをマックスまで噴出させる威力があった』

お蘭「(したり顔で)どうだい、わたしの匂いを嗅いだら極楽浄土にいるような心持ちだろ」

   失神してる修一の顔をまたいで立ったお蘭の艶めかしい太腿を前から見た絵に彼女の声、
  「人間ってのはねえーー」

   お蘭の性器から滴り落ちた淫液が修一の唇に「ポタリ」と落ちた絵に彼女の声、
  「灰になるまで性の快楽からは逃れられないものなのさ」

   自分の性器をいじりながら淫液を滴り落としながら、
お蘭「けど、わたしの中に入れたらそんなものじゃすまないよ」

お蘭「なんど昇天しても縮まないし、随喜の涙を流して死ぬまで射精しつづけるのさ」

   仰向けの修一の足の間に膝をついてズボンの上から勃起を愛し気に撫でさすり、
お蘭「おやおや、嬉しいねえ、まだしっかり勃ってるじゃないか」

お蘭「お前のように元気な坊やをただ殺すのは惜しい気がしてきたよ」

   修一のズボンから勃起をまさぐりだし、
お蘭「私とまぐわって・・・」

   修一の上にまたがって勃起を指先で挟んで膣にあてがい、
お蘭「体中の液という液を一滴残らず搾り取ってヤリ死にさせてやるわ」

   お蘭が「ずずちゅ」と音を立てて勃起を体内に没入させる。

   そして快感に目を閉じて顎をのけ反らせ、
お蘭「あぁ、いい・・・」「すごくいいよ・・・」

   その様子を船長と部下がツバを飲んで呆然と見て、
船長(私もお蘭の名器を味わってみたいが、ヤリ殺されるのはいやだしな・・・)

   意識を失って仰向けで脚を開いて倒れてる早苗のタイツが割れ目に深く食い込んだえげつない絵のアップ。

   欲情の目で早苗を見下ろし、
エンベル「一息で殺すにゃ惜しい女だ。死ぬ前にわしの一物を味あわせてやろうかい」

   早苗が、ふっと意識を取り戻す。

   上体を起こしながら口の血を手の甲で拭いながら不敵な表情でエンベルを睨み、
早苗「嫁入りまえの女の大事な顔をよくも・・・」

   早苗が力なく起き上がりかけた瞬間、下からすくいあげるように顔面を蹴り上げられて「ぐふっ」と呻いて後頭部を床に「ゴツン」と打ちつける。

   痛そうに顔を背け、
船長(ひゃっ、今のは痛いなんてもんじゃないぞ・・・)

   再度失神した早苗を欲情の目で見下ろしながらエンベルがズボンの前から早苗の二の腕ほどもある巨根をまさぐり出す。

   それを見ておぞ気を振るい、
船長(げっ、あんな腕みたいなのを突っ込まれたらザクロみたいに裂けてしまうぞ・・・)

   エンベルが失神してる早苗の開いた脚の間に両膝をつく。

   そして早苗のタイツの股間部を荒々しく「ビリッ」と破くと、濃い陰毛が露わになった。

               つづく

愛がイク(288)  お蘭

2024-12-16 10:27:41 | 漫画のシナリオ
(288)お蘭

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物

詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

石川翔(17)
170㎝。修一と同クラス。101話から登場。大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。武器の発明で財を成した。

桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。

里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。

タンカーの船長(50)を含め他の乗組員も全員日本人で善人そうに見える。

船内で働く二十代のベトナム人の女達二十人。

お蘭(25)
170㎝。目を瞠るような中国美人。

エンベル(40)
身長2㍍の悪相のトルコ人。お蘭の部下。

N=ナレーション&呟き


   ケシ畑がある部屋の外の天井に走ってる配管等の絵に修一の声、
  「ざっくばらんに聞くがーー」

注、ここからケシ畑があるハッチの外に皆と共に立ち、修一が船長に問いただしている。

修一「儲かりすぎて笑いが止まるまい?年にどのくらい稼いどる?」

   言いにくそうに、
船長「私は金のやり取りには一切タッチしてないから見当もつきません・・・」

修一「(睨みつけて)二回おなじ質問をさせるなよ。推測でええからゆうてみい」

   言いよどみつつ、
船長「・・・あくまで推測ですが六百億・・・ぐらいではないかと・・・」

   それを聞いて早苗と修一以外の者が驚愕し、
詠晴「ろ、六百億・・・」(それを何年にもわたって貯めこんでたとしたら・・・)

修一「そんなヤバい金を銀行に預けられんし、額が大きいだけに資金洗浄もできんよのう?」

   返事をしかねる船長をねめつけて、
修一「金の保管場所へ案内せい」

   事も無げに、
修一「そこに俺を無事に帰してくれんボスが待っとるんじゃろが?」と言った修一の言葉を聞いてリン達が驚く。

   嬉しそうに眼を輝かせ、
早苗「いよいよ虎穴で息をひそめてるヤツと戦えるのね」

船長「(白けた顔で)べつに息をひそめてるわけではないと思いますがね・・・」

   ムッとしてホルスターの銃に手を掛け、
早苗「おや、やる気満々でごきげんな所に水を差されますか?」

   船長を憐憫の目で見て、
里香(こいつ、ばっかじゃないの。戦闘モードに入った早苗さんにチャチャを入れるなんて・・・)

   船長の眉間に銃を突きつけて撃鉄を「カチャ」と起こし、
早苗「この世に未練がないようだからあの世に送ってやるわ」

   親子で驚愕し、
詠晴(ひえっ!早苗さん怖すぎる・・・)

   恐怖に慄き、
船長「い、いえ、水を差すなんて滅相もない。今のは失言でした、忘れてください・・・」

   船長を睨んで「カチ」と撃鉄を戻し、
早苗「二度とやる気になってる私に水を差さぬように」

船長「(脂汗をかいて慄き)は、はい。肝に銘じました・・・」

   銃をホルスターにしまう早苗を恐々みて、
船長(ひょっとしたら、この人ならボスを倒してしまうかも、となると私は失業・・・)

   船内エレベーターの扉の絵。

   扉が開き、船長に続き皆が出てくる。

   船長が、ある部屋のドアの横にある機械の暗証番号を押す。

   ドアが横にスーッと開く。

注、60畳の室内の奥半分まで束ねた百ドル札をビニールでラップした数えきれないほどの塊(一辺が約50㎝四方)と膨大な量の金塊
が天井までびっしり積み上げてある。それらを背に清朝の皇帝が座るような椅子に、長い煙管(キセル)でアヘンを吸うお蘭がこちらに
向かって座っていて、その横にエンベルが立っている。
お蘭(25)170㎝。怪しい妖気を漂わせた中国美人。長い髪を髷のように緩くひっつめ、裸身に薄い着物を胸をはだけてだらしなく羽織っている。
エンベル(40) 身長2㍍の見るからに恐ろしげな悪相のトルコ人。裸の上半身は筋肉隆々でトルコの民族衣装のようなズボンと靴を履いている。


   同、60畳の室内

   椅子の上に片膝を立てて陰毛を丸見えにして睨んでるお蘭とエンベルなど目に入らぬかのように山積みの紙幣と金塊に目がくらんで驚愕し、
リン「あわわわわ・・・・」

里香「うへーっ!なにこれー、金塊なんてはじめて見た・・・」

里香「(取り乱して石川に)石川君は計算が得意でしょ、全部でいくら位あるの?」

石川「(平然と)見た所、ぜんぶ百ドル紙幣だし金も高騰してるから、軽く5兆円位はありそうだね」

里香「(驚愕し)ご、 5兆円―?!・・・」

   修一、早苗、石川の三人以外の者が紙幣と金塊の山を背に喜々としてスマホで自撮りしながら、
詠晴「二度と拝めない光景だから記念に撮っとかなきゃー」

   Vサインをして、
里香「はい、ポーズっと。007のゴールドフィンガーみたい・・・」

   はしゃぐ里香達をよそに、腕組みしてまじまじ宝の山を眺める修一の横に石川と早苗が立っており、
修一「・・・こりゃあ爆破せずに世のためになる事に使うべきかものう・・・」と言った修一の横顔を見て早苗が目を瞠る。

石川「世のためにって、たとえば?」

修一「前から思いながら資金的な理由で諦めとったんじゃが・・・」

修一「世界中から金を搾り取ってるGAFAから生え抜きのIT技術者を根こそぎ引き抜いて」「奴等に勝るプラットホームを作るの
も・・・」※GAFA(ガーファ)=グーグル、アップル、フェイスブック(現X)、アマゾンの四社のこと。

   紙幣と金塊の山の絵に修一の声、
  「これだけ金があったら不可能じゃない気がしてきたのう・・・」

早苗「(感心して)さすが岩城さんが考えることはスケールが半端じゃないわ」

石川「(顔を輝かせ)それ愉快そうだね。やっちゃおうよ修ちゃん」

修一「個人の財力で世界に通用するシステムを構築するのは無理だから俺が国会議員になって国レベルでやらないと無理だと諦めてた
が・・・」

早苗「(ぷっと吹き)岩城さんみたいに正義感の強いひとは国会議員や公務員にはなれないわ」

早苗「わが身の保身が第一で、人の不幸を見て見ぬふりできる者が国会議員や公務員になるのよ」

修一「俺はずっと奴らが一方的にバージョンアップして古いパソコンを使えなくして新しいのを買わせるという手口に腹がすえかねと
ったんじゃ」

修一「生涯に何台パソコンを買い替えさせる気じゃ」「バージョンアップというのはプラットホーム側が無料でやり続けるもんじゃろうが」

早苗「(腹立たし気に)わたしも奴らの顧客を無視したやり口には腹が煮えてたの」

早苗「何が何でも広告をクリックさせようとするやり口がえげつなさすぎるし」

   早苗の張り詰めた尻の絵に彼女の声、
  「児童ポルノや詐欺サイトを野放しにして、なんら手も打たないんだもの」

   早苗のタイツが食い込んだ股間の絵に彼女の声、
  「奴らは犯罪の片棒をかついでるのと同じよ」

   修一と石川に乞うように、
早苗「どうか二人で良心的なプラットホームを作ってGAFAをぶっ潰してやって!」

   決意のこもった目でお宝の山を見て、
修一「よっしゃ、決めたぞ!」

修一「悪質な広告や記事を徹底的に排除した、ぜったい地雷を踏まない安全で良心的なプラットホームを作って奴らをぶっ潰しちゃる
わ」

   宝の山を眺める修一と石川を頼もしそうに見て、
早苗(修ちゃんと石川さんが本気になったら不可能なことなんかないわ)N『かくして壮大なプロジェクトが端緒につく。ただし、この金を手に入れられたらのことであるーー』

   椅子の上に片膝を立てて陰毛を丸見えにしたお蘭が目に怒りを込めて睨み、
お蘭「ちょいと、あんたら」

   「ふうー」と煙を吐いて不機嫌そうに修一達を睨み、
お蘭「他人の金に目がくらんで、このお蘭さんに挨拶もなしとは舐めてくれたもんだねえ」

   驚き、
リン(お蘭・・・って、名前から察するに中国人か?・・・)

   いま気づいたかのように修一がお蘭に目をやる。

   怪しげな性臭が漂い出てるお蘭の性器の絵にN『お蘭のソコはアヘンのせいで絶えず濡れそぼり、男の脳髄をとろけさせる強烈な匂いを放っていたーー』

   修一、無表情でお蘭のむき出しの性器を凝視する。

   少したじろいで頬を染めて怒り、
お蘭「どこをじろじろ見てんだよ」

   不安そうに修一を見て、
詠晴(いやだっ!私以外のアソコを見ないで・・・)

   ものすごく残念そうに力を込めて、
修一「惜しいーーっ!!!」

お蘭「(動揺し)な、なにが惜しいってのさ?」

修一「それだけの美貌をもちながらアヘンで脳がイっちょるのが惜しいとゆうたのよ」

お蘭「なんだってー!」と夜叉の如き形相で叫んだお蘭の横で物凄い威圧感を放つエンベルが無表情で修一を凝視している。

修一「その股を開いた品のなさと、アラビアンナイトに出てきそうな、あほげなヤツを従えとるのがお前の器量よ」

   エンベルを見て、
修一「おまえ、もしかしてトルコ人か?」

エンベル「(少し驚き)そうともよ」

エンベル「(誇るように)オスマン大帝国の末裔と戦えるのを光栄に思え」

   緊張してる船長に振り向き、
修一「俺達がこいつに殺られると思ったから無事に帰れんとゆうたんじゃろ?」

船長「(遠慮がちに)え、まあ・・・」

修一「(おどけ顔で)ところがどっこい!」

修一「俺はいままで一度も戦いで負けたことがないんじゃ」

早苗「(鼻の穴を広げて)私もね」

   目を吊り上げて怒り、
お蘭「エンベル、私を抱きたかったら、こいつらを八つ裂きにしちまいな」

   エンベル、お蘭を見て目に欲情を滲ませる。

エンベル「(念を押すように)本当にこいつらを殺ったら抱かせてくれるのか?」

お蘭「ああ、私ゃウソはいわないよ」

お蘭「ただし、こいつらは今まで戦ってきた奴らとちがい一筋縄じゃいかないよ」

   不敵な表情の修一と早苗を煙管で指し、
お蘭「とくにこの二人はね」

お蘭「私ゃ勘でわかるんだ」

修一「お蘭とやら、お前は育ちは悪いが勘だけはよさそうじゃのう」

   キッと睨んだお蘭をしみじみ見て、
修一「はて?いま思い当たったんじゃが・・・」

修一「お前はもしかしたらクンサーの孫じゃないのか?」

   お蘭、小さく驚く。

お蘭「ほ~う、その若さで私のじい様を知ってるとは驚きだねえ」

           つづく



愛がイク(287)   ケシの花

2024-12-02 18:58:31 | 漫画のシナリオ
(287) ケシの花

四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり、季節は常に真夏である。

登場人物

詠晴(ヨンチン。20)
175㎝。ひっつめ髪を後ろでお団子にした清楚な美女。リンの娘。

リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。

梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。

石川翔(17)
170㎝。修一と同クラス。101話から登場。大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。武器の発明で財を成した。

桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。

里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。

お春(20)
170㎝、甲賀忍者の末裔で114話から登場。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。

タンカーの船長(50)を含め他の四人の乗組員も全員日本人で善人そうに見える。

船内で働く二十代のアジア人の女達二十人

N=ナレーション&呟き

   タンカーの外観にN『船長は修一に脅されたのがよほど効いたのか素直に秘密の場所まで案内した』

   早苗以外の全員が船倉の分厚いハッチの扉の前に緊張の面持ちで立っている中、修一が船長に冗談めかして、
修一「まさかハッチを開けたら一面お花畑でしたってことはなかろうの?」

   船長、ギクッとして目を泳がせる。

   それに目ざとく気づき、
里香(ん?いま目が泳いだよね?・・・)

   ハッチのノブに手を掛け念を押すように修一に、
船長「中を見たら無事には帰れませんよ。いいんですね?」

   ハッチを見て緊張し、
リン(一体なにが待ち受けてるんだ・・・)

   耳に手を当て、おちょくるように船長に、
修一「は?なんとおおせになられましたか?」

   たじろぐ船長に、
修一「あんたは世の中には関わっただけで負けという相手がおるのを知らんようじゃのう」

   いたく感心して、
詠晴(この言葉もインパクトがあるからいつか使おう)(さりげなく言うのがコツね・・・)

   ハッチのノブに手を掛け躊躇する船長に少し怒り、
修一「もったいつけんと早う開けや」

   船長、渋々重いハッチを「ギーッ」と手前に開く。

   中を見て修一と早苗以外の皆が目を瞠って驚愕する顔の絵。

   ハッチの中には船の端から端まで見渡す限り一面にケシの花が何万本も植えられており、上からLEDライトを照射され根本は水耕栽培の装置が張り巡らせてある大ゴマの絵(ほとんどは白い花を咲かせているが蕾も混ざっている)

   開花前のケシのつぼみの横にナイフで切った切り口があり、そこから白い粘液が垂れている絵のアップ。

   花畑を眺めてあ然とし、
里香(これって、ひょっとしてケシの花・・・?)

   巨大なケシ畑を見て感心し、
修一「おやおや、最先端の技術を取り入れたきれいなお花畑じゃのう」

   スマホで花を「カシャ」と撮影し、
修一「この白い花がなにかグーグルレンズで調べてみましょうかね」

   苦笑し、
リン(分かってながら、まったくお茶目なひとだ)

リン(というか船長の無事に帰れないと言う言葉が引っかかって仕方ないんだが・・・)

リン(ま、岩城さんがいるから何があろうと大丈夫だろう・・・)

   スマホの画面を見て、
修一「ほうほう、やっぱりケシの花じゃったか」

   一面のケシの花の絵に修一の声、
  「警察に踏み込まれる心配のないタンカーの船倉でご禁制のケシを栽培するとは」「実に斬新なアイデアで感服いたした」

修一「(船長をギロッとねめつけ)ケシ畑はここだけじゃあるまい?」

   迷いつつ頷き、
船長「・・・この階の下に同じ規模の畑があと三層あります」

   驚愕し、
リン(だとしたら収穫量はかつての黄金の三角地帯にも迫る規模じゃないだろうか・・・)

   呆れて船長に、
修一「おまえはクン・サーか」※クン・サー=タイ国境付近の山岳部に潜んで大麻薬組織を作り上げた昆沙という中国人。

   怒った様に否定し、
船長「あんなヤツと一緒にしないで下さい。私は船の運航を任されてるだけです」

   修一を見て感心し、
リン(なんとクン・サーを知ってるとは岩城さんの博識にはおどろくばかりだ・・・)

   船長をねめつけ、
修一「こんな大規模でケシを栽培してるってことはとうぜん精製工場も完備しとるよのう?」

   船長、迷いつつ頷く。

修一「そこへ案内してもらおうか」「ゆうちょくが・・・」

修一「どんな隠し玉をもっちょるんか知らんが余計な知恵をまわさんほうが身のためじゃけんの」

   船長、しぶしぶ頷く。

   停止してるタンカーを上から俯瞰して見た絵。

   修一達が見守る中、顔を強張らせた船長が別の階層のハッチを手前に開く。

   中を見て修一と早苗以外の皆が目を瞠って驚愕する顔の絵。

注、ワンフロア―の奥半分が精製設備を備えた工場になっており、手前の広いスペースに作業台がずらりと並び、そこで二十代のベト
ナム人、ミャンマー人の女達二十人がTバック一枚だけの姿でベルトコンベアーで流れてくる袋詰めした麻薬を仕分けしており、フロ
アーの端に袋詰めした麻薬が山の様に積んである。


   麻薬を仕分けしている女達を見て驚愕し、
リン(さっきの海賊は、タンカーではなく、この麻薬が狙いだったのか・・・)

   黙々と作業してる素朴でどこか陰りがある女達を憐憫の眼差しで見て、
修一(可哀想に、きっと貧しい村から人買いにさらわれてきたんじゃろう・・・)

   Tバックだけの女達を見て驚き、
里香「えっ、なぜみんな裸で作業してるの?」

修一「(訳知り顔で)そりゃあ、女は隠し場所がいっぱいあるけんじゃろ」

里香「え?意味がわかんない・・・」とキョトンとしてる里香を見て早苗が苦笑する。

   山の様に積まれた袋詰めした麻薬の絵に修一の声、
  「航海してるように装い洋上でケシを栽培し」

修一「精製した麻薬をギャングが船に買いにくるって寸法か」

   とぼけた表情で船長に、
修一「お前らの闇は深そうじゃのう」

   憐憫の眼差しで黙々と作業してる女達を見て、
修一(面倒じゃが、みんなを助け出して家まで送り帰してやらにゃならんのう・・・)

   怒りのこもった目で船長を睨み、
修一「彼女らをどこからさらってきたんな?」

船長「(心外そうに)そんな、さらうなんてとんでもないですよ」

   黙々と作業してる女の絵に船長の声、
  「彼女たちが自ら望んで乗船してきたんですよ」

   呆れたように船長を睨み、
修一「ほう、この期に及んでもシラをきるか」 

   船長を睨み、
修一「それが嘘じゃったら問答無用でお前らの首を跳ねるけん覚悟しちょれよ」

   修一が一人の女の後ろに近づいてゆくのを見て案じ、
里香(あーあー、事情をきいたら情にほだされるのが分かり切ってるのにー・・・)

   修一、作業中の女Aの肩を後ろからそっと叩く。

   振り向いた女A(中位の美人)が修一を見てハッと驚いて両手で胸を隠す。

修一「驚かせてすまん」「あんたら、どこからさらわれてきたん?」

   怪訝な表情で、
女A「え?だれもさらわれてなんかないですよ。みんな自分から望んでここにきました」

修一「船長など怖れんでもええけん正直にいいんさい。必ず助けだしてあげるけん」と言ってる間にほかの女達もワラワラと集まっ
てくる。

女B「ほんとのことです。うそじゃないよ」

   いかにも女の子らしく縫いぐるみを飾った彼女らの綺麗な六畳の個人部屋の絵に女の声、
  「みんな清潔な個室を与えられて食事もすごく豪華だし、こんな素晴らしい職場はないですよ」

女A「私の村ではひと月必死に働いても四万円にもならないけど、ここはその十倍も払ってくれるんです」

修一「(疑わし気に)金が実際に振り込まれてるのを確かめた?」

女A「(嬉しそうに頷き)もちろん」

女B「お金がたくさん貯まったから村にマンションを建てて妹を大学にいかせてやれたし」

女A「私達はみな雇ってくれたキャプテンに感謝してるんですよ」

修一「キャプテンって船長のこと?」

女A「(頷き)私達がやってることは悪い事だけど、ここが無くなっても他で生産されるでしょ?」

   女Aの股間の絵に彼女の声、
  「あなたがどう思おうと人類が滅びない限り麻薬は決してなくならないのよ」「だからキャプテンを責めないで下さい」

   悲し気に、
女A(一つだけ嫌でたまらない事があるけど・・・)

   どこか表情に翳りをおびた複数の女達の絵にAの呟き、
  (みんなも家族に仕送りするために我慢してるし・・・)

   肩透かしをくったように、
修一「うーん・・・」(タンカーを爆破する気じゃったが・・・)

修一(みんな今の仕事に満足そうだし、彼女らの収入減を絶つわけにはいかんし、どうしたものか・・・)

   思案してる修一を、したり顔で見て、
里香(やっぱりね。まんまとほだされちゃった・・・)

   腕組みして思案してる修一を興味津々に見て、
リン(さて、こんな悪の根源を見逃すわけにはいかないし、岩城さんはどう決着をつけるか・・・) 

      つづく