数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(182)  愛の愛車

2020-04-27 20:04:07 | 漫画のシナリオ
(182)愛の愛車

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。

真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。13話から登場。

N=ナレーション


○愛宅

   一戸建ての愛宅の外観にN『やっほーい、とうとう愛もスクーターを買ったよー』

   尚も愛宅の外観にN『アドレス110とリード125とで迷ったけど荷室の大きさが半端ないリードに決定しましたー!』

   車庫の屋根の裏に止まってるB1のアップにN『さっき納車したばかりでまだ一ミリも走ってないけど、なんて上品なバイクなの』

   フラットなステップ(足置きスペース)のアップにN『なんたって乗る時にまたがなくていいのが女子には最高ね』

注、家の横に屋根つきの車庫があり、その空の車庫にリード125が置いてある。

   車庫に停めたリードの外観にN『風を受けないアパッチが楽チンだったから私も風防とーー』

   SHADの40リットルのリアボックスのアップにN『40リットルのリアボックスをつけた』『これだけ積載量があったらキャンプにも行けそう』

   タイヤのアップにN『タイヤもダンロップのD307に交換済みだもんね』

注、愛の服装は半袖ブラウスにミニスカート

   愛が小腰を屈めてリードをスマホでカシャッと撮るのを後方下から煽って描いた絵(下着が見える)。

   尚も屈んで(下着が見える)カシャッと撮り、
愛 「新車のうちに一杯撮ってリードちゃんのアルバムを作ってあげるからね~」

   シートを開けるとインカムをつけたジェットヘルメットが二つ入ってる絵にN『まだ遠出は怖いからイオンまでプチツーリング。とにかく運転に慣れなきゃね』

   メットを被ってバイクに跨り、
愛 「おおー、アドレス110と比べたらやっぱ大きいー」

   屋根の裏に止まってるB1に人差し指を差し伸べ、
愛 「おいで、飛んでついてくるのは疲れるでしょ」

   B1、屋根の裏からふわっと飛び立つ。

   そして愛の指に止まる。

   B1を風防の裏の下側に止まらせ、
愛 「今日は修ちゃんの代わりに愛を守ってね」

   風防裏に止まったB1がコクッと頷く。

   セルを押す絵のアップに「プルン」とエンジン音。

   背筋をピンと伸ばして両足を揃え、気持ちよさそうに郊外を走る愛のN『アパッチほどじゃないけど、やっば風防の威力ってすごい。全然疲れる気がしない』

   両足を揃えたミニの奥に白いパンツが見える絵のアップに「プルルル―」とエンジン音。

   閑静な住宅街を走ってると遥か前方に真菜が歩いてるのに気づき、
愛 (あれっ、ひょっとしたら真菜さん?)

注、真菜の服装はへそが出る丈の短いノースリーブのタンクトップにパツパツのジーンズを履き、背にリュックを背負っている。

   真菜の二十m後方に近づき、
愛 (やっぱり真菜さんだ)

愛 (遠くから見ただけで美人だって分かるんだもの、すごいオーラ)

   真菜の横にスッと停まり、
愛 「(笑顔で)真菜さん」

   意外そうに耳からブルーツゥースイヤホンを外しながら、
真菜「あれ、愛さん」

真菜「(バイクを見て)バイク買ったの?」

愛 「(嬉しそうに)さっき納車したばっかりで練習中なんです」

真菜「じゃタンデムでツーリングに行こうか?」

愛 「えっ、真菜さんの用事は?」

真菜「別に用事はないの。街を徘徊してクズを釣ってるだけだから」

愛 「(驚き)え、クズを釣るって?」

真菜「絡んでくる馬鹿をボコボコにするのよ」

   驚く愛に、
真菜「空手部の部員が手応えなさすぎてストレスが溜まってるの」

真菜「私のクラスにヤクザの息子と子分らがいたんだけど」

真菜「そいつらを毎日ボコボコにしてたら、三人とも鬱になって練炭自殺しちゃったのよね」

   愛、あ然とする。

真菜「で、代わりのクズを探してるってわけ」

   あ然とする愛をまじまじ見て、
真菜(愛さんってこんなに綺麗だったんだ、お人形さんみたい・・・)

   愛に感じた気持ちを振り払うように、
真菜「ね、私もメット被んなきゃいけないんでしょ?」

愛 「あ、はい」と少し焦ってバイクから降りる。

   サイドスタンドを掛けたリード。カパッと開けたシート下の広い荷室を見て、
真菜「わー、広い~」

   マジマジ荷室を覗きこんで、
真菜「これなら全身の骨をへし折ったら死体を隠せそうよね?」

愛 「(びびり)真菜さん、発想が怖い~」

   メットを被りながら艶然と笑み、
真菜「ふふ、冗談ですよ」

   少し怖気をふるい、
愛 (ぜんぜん冗談に聞こえないんだけど・・・)

   リアボックスのフタを開け、
愛 「リュックをここに入れてください」

   リュックを肩から外しながら、
真菜「有難う、気がきくね」

   真菜、リュックをリアボックスに入れる。

真菜「どっこらしょっと」と言って長い足を軽々と上げてリアボックスを跨いでシートの後ろに跨りかける。

   その真菜の長い脚を見て驚き、
愛 (足、長っ!)

   上空五m上でホバリングしてるB1を見上げ、
真菜「B1、降りてきなさい」
 
   眼前に下りて来たB1に、
真菜「愛さんのB1の横に止まってなさい」

   愛のB1の横に止まったのを見て、
真菜「はい、おりこうさん」

   二人バイクに跨り、真菜のメットの耳部に「じゃ、発車しますよ」と声が流れる。

真菜「え、このメット、会話ができるの?」

愛 「はい、インカムっていうのをつけてもらったから」

真菜「へー、これは便利ね」

真菜「(当然の如く)じゃ、石川君のとこへでも行こうか」

愛 「はい」(って、なぜ石川君?・・・)

   169話で石川が真菜の剥き出しの股間に顔をくっつけて失神してる絵に呟き、
真菜(あの時の彼のことが変に頭に残って離れないのよね・・・)

   走行しながら、真菜がさりげなく右手を前に回して愛の太腿に触れる。

   愛、驚いて頬を染める。

   うっとりして太腿を撫で摩り、
真菜(掌が吸いつきそうな程ツルッツルで気持ちいい・・・)

真菜「ねえ、どこを持てばいいの?」

愛 「私の腰につかまってください」

   真菜、すまして両手で愛の胸を掴む。

愛 「(頬を染め)そこは胸です~」

   胸を揉み、
真菜「気持ちいいからもう少し揉ませて」

愛 「(頬を染め)あ~ん」

   愛のうなじを嗅いでうっとりし、
真菜(愛さん、すごくいい匂いがする)N『一嗅ぎで惚れちゃったよ・・・』

   胸を揉まれて悶え、
愛 「運転に集中できないから危ない~」

   尚も胸を揉みながら意地悪そうな目で、
真菜「気持ちいいから?」

   愛、頬を染めてコクッと頷く。

   曰くありげな目で愛のメットの後ろを見て、
真菜「じゃー・・・」

真菜「ここなら?」と愛のスカートの中に右手を入れる。

愛 「(頬を染め)あ~ん、もっと危ないですよ~」

       つづく
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愛がイク(181)  心配しいの綾乃

2020-04-13 12:30:23 | 漫画のシナリオ
(181)心配しいの綾乃

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

綾乃(35) 170㎝。着物が似合う楚々とした美人で寿司幸の女将だったが今は独り身。

アパッチ=三輪バイク「AD200」に石川がAIを組み込みこんで大改造した無敵のバイク。

N=ナレーション


   快晴の空の絵にN『DVDを5枚セットで五万円で発売した。なぜこんな高額な値をつけたかというとーー』『売れて欲しいが、女達の裸を見られるのが嫌で売れてくれるなと思う気持ちとが交錯し、やけくそで値をつけたからだ』

   同じく空の絵にプルルルとアパッチのエンジン音とN『だが撮影を始めた時からメンバーそれぞれがSNSで撮影の様子を宣伝していたらしくーー』

   尚も空の絵にアパッチのエンジン音とN『なんと発売初日に予約分も含め50万セットが一瞬で売れてしまった。まさに驚愕の数字だ』『売上金額だけで言えばエルビスもビートルズも真っ青だろう』

   プルルルと修一が住宅街をアパッチに乗って走ってる絵にN『これほど売れたのは、なかよしクラブというブランドが俺が認識している以上にビッグネームに成長していたからに他ならない』

   走るアパッチの部分的な絵にN『人気がなくなる前に最後の一稼ぎをさせてやりたくて企てた企画だったが、とんでもない勘違いだった』

   綾乃宅マンションの駐輪場に修一がアパッチを停めてる絵にN『とにかく、この事を一刻も早く綾乃に教えてやりたかった』

   マンションの外観に「ピンポーン」の音と綾乃の声、
  「修ちゃん、大変大変」

   玄関内で、ノースリーブに短パン姿で逼迫した様子の綾乃に、
修一「(呑気な顔で)なにが大変なんじゃ?」

   同、室内

   テーブルの上のPCを対面に掛けた修一の方に見せ、
綾乃「高山ウーロン茶が五日前から突然売れ出したの」

綾乃「ほら、今日なんか、もう百二十個も売れたのよ」

   優しい笑みを浮かべてPCを覗き、
修一「ほうほう、そりゃすごいの」

修一「おお、レイアウトを変えたんじゃね?それらしゅうなったわ」

   慈しむような眼差しで、
修一「どおない?仕事は楽しいか?」

   不安げに頷き
綾乃「売れるのは嬉しいんだけど・・・」

綾乃「突然売れ出した原因がわかんないからすごく不安なの」

   テーブルの下から見た綾乃の短パンから剥き出しの生々しい脚の絵に彼女の声、
  「ほんとは売れてないのに、誰かがリモートでこのPCに入って、悪戯してるんじゃないかしら?」 
   可愛くて堪らぬように綾乃の頬を撫で、
修一「ようもそがあに心配を思いつくもんよのう」

   その頬に添えた手の親指で彼女の唇を撫で、
修一「種明かしをするとじゃね」

修一「みんながDVDの中でウーロン茶の宣伝をしてくれたから突然売れ出したのよ」

   修一の親指を口にくわえて驚き、
綾乃「なんだ、そう言う事だったのか」

   修一、尻ポケットから通帳を取り出す。

   綾乃に通帳を差し出し、
修一「綾乃を不安と無縁にしてくれる魔法の通帳でござる」

   綾乃が手に持った立原綾乃様と書かれた通帳のアップ。

   嬉しそうに無邪気な顔で、
綾乃「私の通帳?お給料を振り込むのに作ってくれたの?」

修一「それもあるが予想外にDVDが売れてのう、まあ中を見てみんさい」

   綾乃、振込額を見て凝然と固まる。

   数字を末尾から人差し指で押さえてゆき、
綾乃「一、十・・・千万、い、一億・・・」

   驚愕の顔で修一に、
綾乃「一億二千まーん―――?!・・・」

修一「とりあえず一回目の振込ね。そっからごっそり税金で持っていかれるが」

   失神寸前の綾乃に、
修一「今後もそのぐらい振り込まれそうな勢いで売れとるけん税引後でも一億以上は残るじゃろ」

   通帳を見ながらしどろもどろし、
綾乃「これ、ほんとに私のお金なの?何かの間違いじゃない?」

修一「(苦笑し)そんなけあったらもうなんの不安もなかろうが?」

   感激に目を潤ませ、
綾乃「私に稼がせるために無理やりDVDに私の映像を押し込んでくれたのね?」

修一「心配しいの綾乃は一生食うに困らん金を手にするまで安心せん性格じゃけんの」

修一「貧すれば人は卑しい顔つきになる。綾乃を絶対そうはさせんけんの」

   綾乃、涙と鼻水を流し、ぼろぼろの顔で、すがるように修一を見つめてる。

   腕を伸ばして対面に掛けてる綾乃の髪を愛しげにかき上げてやり、
修一「俺が綾乃を浮世離れした、ほよよんとした女に育てちゃるけんの」

   すがるような眼差しで、
綾乃「ほんとに?ほんとにそんな女に育ててくれる?」

修一「(頷き)綾乃に接近してくるこの世の汚濁をすべて蹴散らし真綿にくるむように育てちゃる」

   修一の椅子の前に立ち、泣きじゃくりながら修一の顔をひしっと腹に抱きしめ、
綾乃「ひーん、お願いしますー」

   綾乃の腰を抱きしめ心地よさげに、
修一「綾乃の腹に抱かれるのは心地ええのう。心地よくて心が温もるわ」

綾乃「修ちゃんが高校性だなんて、どう考えても信じらんないよー」と嗚咽する綾乃の太腿の後ろの付け根付近を修一がいやらしく撫でてるのを綾乃の背後からの視点で描いた絵。

   修一に短パンの後ろのスソから指を入れられ膣に触れられる絵のアップに綾乃の声、
 「あああ・・・修ちゃんと会えてほんとによかったよー」

   濡れそぼった中指を見て、
修一「おや?びちょびちょに濡れちょるぞ」

   短パンを脱ぎながら、
綾乃「修ちゃんといて濡れない女なんかいないわよ」

   片手で修一のズボンのファスナーを下しつつ、もう一方の手でパンツを脱いでる綾乃に、
修一「俺みたいな不細工なヤツとそりゃないわ。綾乃の欲目よ」

   椅子に掛けた修一に跨って挿入し、
綾乃「男は顔じゃないの」

   綾乃、快感で狂おしげに眉尻を歪める。

   修一とキスしながら腰を前後に振り、
綾乃「思いやりがあって、どれだけ熱い・・・」

綾乃「はぁ、はぁ、ハートを持ってるかなのよ」

   床に脱ぎ散らかした綾乃の短パンとパンツの絵に彼女の喘ぎ声と会話、
  「うう・・・すごく硬い・・・」

  「俺は綾乃のマ○コの匂いが好きじゃ」

   尚も綾乃のパンツをズームした絵に会話、
  「知ってる。私も修ちゃんのチ○ポの匂いが好き・・・」

   天井のシーリングライトの絵に会話、
  「ねえ~綾乃のマ○コはどんな匂いか言って」

  「そうじゃのお、カサブランカのメシベの匂いと、おしっこをした後の割れ目の匂いを混ぜたような香りかのう・・・」

   恍惚とした表情で修一の耳たぶを甘噛みし、
綾乃「それ分かるわ~、どっちも嗅ぎだしたらやめられなくなる匂いなのよね・・・」

   綾乃が恍惚とした表情で腰をくねらせている絵にN『こうして修一の虜となった綾乃のアソコは果てしなく黒ずんでゆくのであった・・・』

        つづく


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