(182)愛の愛車
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。
真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。13話から登場。
N=ナレーション
○愛宅
一戸建ての愛宅の外観にN『やっほーい、とうとう愛もスクーターを買ったよー』
尚も愛宅の外観にN『アドレス110とリード125とで迷ったけど荷室の大きさが半端ないリードに決定しましたー!』
車庫の屋根の裏に止まってるB1のアップにN『さっき納車したばかりでまだ一ミリも走ってないけど、なんて上品なバイクなの』
フラットなステップ(足置きスペース)のアップにN『なんたって乗る時にまたがなくていいのが女子には最高ね』
注、家の横に屋根つきの車庫があり、その空の車庫にリード125が置いてある。
車庫に停めたリードの外観にN『風を受けないアパッチが楽チンだったから私も風防とーー』
SHADの40リットルのリアボックスのアップにN『40リットルのリアボックスをつけた』『これだけ積載量があったらキャンプにも行けそう』
タイヤのアップにN『タイヤもダンロップのD307に交換済みだもんね』
注、愛の服装は半袖ブラウスにミニスカート
愛が小腰を屈めてリードをスマホでカシャッと撮るのを後方下から煽って描いた絵(下着が見える)。
尚も屈んで(下着が見える)カシャッと撮り、
愛 「新車のうちに一杯撮ってリードちゃんのアルバムを作ってあげるからね~」
シートを開けるとインカムをつけたジェットヘルメットが二つ入ってる絵にN『まだ遠出は怖いからイオンまでプチツーリング。とにかく運転に慣れなきゃね』
メットを被ってバイクに跨り、
愛 「おおー、アドレス110と比べたらやっぱ大きいー」
屋根の裏に止まってるB1に人差し指を差し伸べ、
愛 「おいで、飛んでついてくるのは疲れるでしょ」
B1、屋根の裏からふわっと飛び立つ。
そして愛の指に止まる。
B1を風防の裏の下側に止まらせ、
愛 「今日は修ちゃんの代わりに愛を守ってね」
風防裏に止まったB1がコクッと頷く。
セルを押す絵のアップに「プルン」とエンジン音。
背筋をピンと伸ばして両足を揃え、気持ちよさそうに郊外を走る愛のN『アパッチほどじゃないけど、やっば風防の威力ってすごい。全然疲れる気がしない』
両足を揃えたミニの奥に白いパンツが見える絵のアップに「プルルル―」とエンジン音。
閑静な住宅街を走ってると遥か前方に真菜が歩いてるのに気づき、
愛 (あれっ、ひょっとしたら真菜さん?)
注、真菜の服装はへそが出る丈の短いノースリーブのタンクトップにパツパツのジーンズを履き、背にリュックを背負っている。
真菜の二十m後方に近づき、
愛 (やっぱり真菜さんだ)
愛 (遠くから見ただけで美人だって分かるんだもの、すごいオーラ)
真菜の横にスッと停まり、
愛 「(笑顔で)真菜さん」
意外そうに耳からブルーツゥースイヤホンを外しながら、
真菜「あれ、愛さん」
真菜「(バイクを見て)バイク買ったの?」
愛 「(嬉しそうに)さっき納車したばっかりで練習中なんです」
真菜「じゃタンデムでツーリングに行こうか?」
愛 「えっ、真菜さんの用事は?」
真菜「別に用事はないの。街を徘徊してクズを釣ってるだけだから」
愛 「(驚き)え、クズを釣るって?」
真菜「絡んでくる馬鹿をボコボコにするのよ」
驚く愛に、
真菜「空手部の部員が手応えなさすぎてストレスが溜まってるの」
真菜「私のクラスにヤクザの息子と子分らがいたんだけど」
真菜「そいつらを毎日ボコボコにしてたら、三人とも鬱になって練炭自殺しちゃったのよね」
愛、あ然とする。
真菜「で、代わりのクズを探してるってわけ」
あ然とする愛をまじまじ見て、
真菜(愛さんってこんなに綺麗だったんだ、お人形さんみたい・・・)
愛に感じた気持ちを振り払うように、
真菜「ね、私もメット被んなきゃいけないんでしょ?」
愛 「あ、はい」と少し焦ってバイクから降りる。
サイドスタンドを掛けたリード。カパッと開けたシート下の広い荷室を見て、
真菜「わー、広い~」
マジマジ荷室を覗きこんで、
真菜「これなら全身の骨をへし折ったら死体を隠せそうよね?」
愛 「(びびり)真菜さん、発想が怖い~」
メットを被りながら艶然と笑み、
真菜「ふふ、冗談ですよ」
少し怖気をふるい、
愛 (ぜんぜん冗談に聞こえないんだけど・・・)
リアボックスのフタを開け、
愛 「リュックをここに入れてください」
リュックを肩から外しながら、
真菜「有難う、気がきくね」
真菜、リュックをリアボックスに入れる。
真菜「どっこらしょっと」と言って長い足を軽々と上げてリアボックスを跨いでシートの後ろに跨りかける。
その真菜の長い脚を見て驚き、
愛 (足、長っ!)
上空五m上でホバリングしてるB1を見上げ、
真菜「B1、降りてきなさい」
眼前に下りて来たB1に、
真菜「愛さんのB1の横に止まってなさい」
愛のB1の横に止まったのを見て、
真菜「はい、おりこうさん」
二人バイクに跨り、真菜のメットの耳部に「じゃ、発車しますよ」と声が流れる。
真菜「え、このメット、会話ができるの?」
愛 「はい、インカムっていうのをつけてもらったから」
真菜「へー、これは便利ね」
真菜「(当然の如く)じゃ、石川君のとこへでも行こうか」
愛 「はい」(って、なぜ石川君?・・・)
169話で石川が真菜の剥き出しの股間に顔をくっつけて失神してる絵に呟き、
真菜(あの時の彼のことが変に頭に残って離れないのよね・・・)
走行しながら、真菜がさりげなく右手を前に回して愛の太腿に触れる。
愛、驚いて頬を染める。
うっとりして太腿を撫で摩り、
真菜(掌が吸いつきそうな程ツルッツルで気持ちいい・・・)
真菜「ねえ、どこを持てばいいの?」
愛 「私の腰につかまってください」
真菜、すまして両手で愛の胸を掴む。
愛 「(頬を染め)そこは胸です~」
胸を揉み、
真菜「気持ちいいからもう少し揉ませて」
愛 「(頬を染め)あ~ん」
愛のうなじを嗅いでうっとりし、
真菜(愛さん、すごくいい匂いがする)N『一嗅ぎで惚れちゃったよ・・・』
胸を揉まれて悶え、
愛 「運転に集中できないから危ない~」
尚も胸を揉みながら意地悪そうな目で、
真菜「気持ちいいから?」
愛、頬を染めてコクッと頷く。
曰くありげな目で愛のメットの後ろを見て、
真菜「じゃー・・・」
真菜「ここなら?」と愛のスカートの中に右手を入れる。
愛 「(頬を染め)あ~ん、もっと危ないですよ~」
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
北条愛
2年生。修一と同クラス。170㎝。性同一性障害の美少年だったが3話目から上品な美少女に変身する。
真菜
3年生。180㎝の上品な美人。昔はリストカットしてたが修一と出会って人生が一変。空手部。13話から登場。
N=ナレーション
○愛宅
一戸建ての愛宅の外観にN『やっほーい、とうとう愛もスクーターを買ったよー』
尚も愛宅の外観にN『アドレス110とリード125とで迷ったけど荷室の大きさが半端ないリードに決定しましたー!』
車庫の屋根の裏に止まってるB1のアップにN『さっき納車したばかりでまだ一ミリも走ってないけど、なんて上品なバイクなの』
フラットなステップ(足置きスペース)のアップにN『なんたって乗る時にまたがなくていいのが女子には最高ね』
注、家の横に屋根つきの車庫があり、その空の車庫にリード125が置いてある。
車庫に停めたリードの外観にN『風を受けないアパッチが楽チンだったから私も風防とーー』
SHADの40リットルのリアボックスのアップにN『40リットルのリアボックスをつけた』『これだけ積載量があったらキャンプにも行けそう』
タイヤのアップにN『タイヤもダンロップのD307に交換済みだもんね』
注、愛の服装は半袖ブラウスにミニスカート
愛が小腰を屈めてリードをスマホでカシャッと撮るのを後方下から煽って描いた絵(下着が見える)。
尚も屈んで(下着が見える)カシャッと撮り、
愛 「新車のうちに一杯撮ってリードちゃんのアルバムを作ってあげるからね~」
シートを開けるとインカムをつけたジェットヘルメットが二つ入ってる絵にN『まだ遠出は怖いからイオンまでプチツーリング。とにかく運転に慣れなきゃね』
メットを被ってバイクに跨り、
愛 「おおー、アドレス110と比べたらやっぱ大きいー」
屋根の裏に止まってるB1に人差し指を差し伸べ、
愛 「おいで、飛んでついてくるのは疲れるでしょ」
B1、屋根の裏からふわっと飛び立つ。
そして愛の指に止まる。
B1を風防の裏の下側に止まらせ、
愛 「今日は修ちゃんの代わりに愛を守ってね」
風防裏に止まったB1がコクッと頷く。
セルを押す絵のアップに「プルン」とエンジン音。
背筋をピンと伸ばして両足を揃え、気持ちよさそうに郊外を走る愛のN『アパッチほどじゃないけど、やっば風防の威力ってすごい。全然疲れる気がしない』
両足を揃えたミニの奥に白いパンツが見える絵のアップに「プルルル―」とエンジン音。
閑静な住宅街を走ってると遥か前方に真菜が歩いてるのに気づき、
愛 (あれっ、ひょっとしたら真菜さん?)
注、真菜の服装はへそが出る丈の短いノースリーブのタンクトップにパツパツのジーンズを履き、背にリュックを背負っている。
真菜の二十m後方に近づき、
愛 (やっぱり真菜さんだ)
愛 (遠くから見ただけで美人だって分かるんだもの、すごいオーラ)
真菜の横にスッと停まり、
愛 「(笑顔で)真菜さん」
意外そうに耳からブルーツゥースイヤホンを外しながら、
真菜「あれ、愛さん」
真菜「(バイクを見て)バイク買ったの?」
愛 「(嬉しそうに)さっき納車したばっかりで練習中なんです」
真菜「じゃタンデムでツーリングに行こうか?」
愛 「えっ、真菜さんの用事は?」
真菜「別に用事はないの。街を徘徊してクズを釣ってるだけだから」
愛 「(驚き)え、クズを釣るって?」
真菜「絡んでくる馬鹿をボコボコにするのよ」
驚く愛に、
真菜「空手部の部員が手応えなさすぎてストレスが溜まってるの」
真菜「私のクラスにヤクザの息子と子分らがいたんだけど」
真菜「そいつらを毎日ボコボコにしてたら、三人とも鬱になって練炭自殺しちゃったのよね」
愛、あ然とする。
真菜「で、代わりのクズを探してるってわけ」
あ然とする愛をまじまじ見て、
真菜(愛さんってこんなに綺麗だったんだ、お人形さんみたい・・・)
愛に感じた気持ちを振り払うように、
真菜「ね、私もメット被んなきゃいけないんでしょ?」
愛 「あ、はい」と少し焦ってバイクから降りる。
サイドスタンドを掛けたリード。カパッと開けたシート下の広い荷室を見て、
真菜「わー、広い~」
マジマジ荷室を覗きこんで、
真菜「これなら全身の骨をへし折ったら死体を隠せそうよね?」
愛 「(びびり)真菜さん、発想が怖い~」
メットを被りながら艶然と笑み、
真菜「ふふ、冗談ですよ」
少し怖気をふるい、
愛 (ぜんぜん冗談に聞こえないんだけど・・・)
リアボックスのフタを開け、
愛 「リュックをここに入れてください」
リュックを肩から外しながら、
真菜「有難う、気がきくね」
真菜、リュックをリアボックスに入れる。
真菜「どっこらしょっと」と言って長い足を軽々と上げてリアボックスを跨いでシートの後ろに跨りかける。
その真菜の長い脚を見て驚き、
愛 (足、長っ!)
上空五m上でホバリングしてるB1を見上げ、
真菜「B1、降りてきなさい」
眼前に下りて来たB1に、
真菜「愛さんのB1の横に止まってなさい」
愛のB1の横に止まったのを見て、
真菜「はい、おりこうさん」
二人バイクに跨り、真菜のメットの耳部に「じゃ、発車しますよ」と声が流れる。
真菜「え、このメット、会話ができるの?」
愛 「はい、インカムっていうのをつけてもらったから」
真菜「へー、これは便利ね」
真菜「(当然の如く)じゃ、石川君のとこへでも行こうか」
愛 「はい」(って、なぜ石川君?・・・)
169話で石川が真菜の剥き出しの股間に顔をくっつけて失神してる絵に呟き、
真菜(あの時の彼のことが変に頭に残って離れないのよね・・・)
走行しながら、真菜がさりげなく右手を前に回して愛の太腿に触れる。
愛、驚いて頬を染める。
うっとりして太腿を撫で摩り、
真菜(掌が吸いつきそうな程ツルッツルで気持ちいい・・・)
真菜「ねえ、どこを持てばいいの?」
愛 「私の腰につかまってください」
真菜、すまして両手で愛の胸を掴む。
愛 「(頬を染め)そこは胸です~」
胸を揉み、
真菜「気持ちいいからもう少し揉ませて」
愛 「(頬を染め)あ~ん」
愛のうなじを嗅いでうっとりし、
真菜(愛さん、すごくいい匂いがする)N『一嗅ぎで惚れちゃったよ・・・』
胸を揉まれて悶え、
愛 「運転に集中できないから危ない~」
尚も胸を揉みながら意地悪そうな目で、
真菜「気持ちいいから?」
愛、頬を染めてコクッと頷く。
曰くありげな目で愛のメットの後ろを見て、
真菜「じゃー・・・」
真菜「ここなら?」と愛のスカートの中に右手を入れる。
愛 「(頬を染め)あ~ん、もっと危ないですよ~」
つづく