数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(169)  なかよしクラブ最後の一稼ぎ

2019-10-28 19:38:30 | 漫画のシナリオ
(169)なかよしクラブ最後の一稼ぎ

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

   登場人物
なかよしクラブのメンバー全員。

石川翔(17) 修一と同クラス。170㎝で痩身、大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
   
N=ナレーション



   快晴の空の絵に修一のN、
N『仲良しクラブのメンバー全員が一生食べていけるだけの金はすでに稼いだ』

   修一宅の外観或いは部分的な絵に、
N『だが、無欲な彼女達には余計なお世話だが、人気がある内にもう一発最後の一稼ぎをさせてやりたいとずっと考えていた』

   尚も外観の部分的な絵に、
N『もう格闘技の試合は飽きたし、なにか目先の変わった事を考えねばならない』

   尚も外観の部分的な絵に、
N『で、頭を雑巾のようにしぼって考えた結果・・・』

   持ち主のない自転車を整理してすかすかになった駐輪場に停めてあるアパッチの絵に、
N『彼女達の部屋に定点カメラを設置し、私生活を淡々と映したものをDVDにする事を思いついたのだ』

   マンション内の階段の絵に、
N『演出もやらせもなし。果たしてこんなものが売れるのか』

   階段部の天井の絵に、
N『いや、多分売れないだろうがぜひやってみたい』『瓢箪から駒ってことも無きにしも非
ずだ』

   3階通路の向うの端に、修一の部屋のドアが開け放してあるのが見える絵に、
N『ただ一番の問題はメンバーがそれをOKしてくれるかどうか・・・』

   ベランダの庇(ひさし)の裏側に13匹のB1が整然と並んでいる絵。

   ドアを全開にしてフックをかませた玄関内。綺麗に並べたスニーカー8足、ヒール4足が収まりきらず、通路にまではみ出てる絵に、
N『で、皆の意見を聞くために全員に集まってもらったのだがーー』

注・女子高生全員と優子と加代子はミニスカート。それ以外は膝が見えるタイトスカートだが座ったら太腿がむき出しになる。

   ベランダ側、奥から房江、沙希、陽子、加代子、優子の順に床に脚を斜めに崩して横並びに座った彼女達のスカートの奥にパンツが見える生々しい下半身の絵に、
N『狭い部屋が女臭さでむせかえり、頭がクラクラしてぶっ倒れそうだ・・・』

   優子達の対面、ベランダ側の奥から里香、真菜、愛、エミ、久美子、京子、の順にベッドに腰を掛けた彼女達のパンツが見える生々しい下半身の絵に、
N『と言うか、すでに石川君は失神している』

   女達の真ん中に、房江の膝に鼻がつきそうな状態でベランダ側に頭を向けて床に横たわってる石川の絵に、
N『発売するDVDをコピー出来ないようにするために技術顧問として来てもらったのだ
が・・・』

   失神してる石川の顔のアップに、
N『ま、気がついてから説明すりゃいいか』

   石川を見てほんのり頬を染め、
房江(ああん、膝に鼻息がかかって変な気分になっちゃう・・・)

   石川、意識が戻りかける。

   目を開く。

   房江のパンツから陰毛がはみ出てる絵のアップ。

   石川、それを見て鼻血をタラッと流す。

   玄関側に背を向け、優子と京子の間に胡坐をかいて座ってる修一、石川が再度カクっと失神したのを気の毒そうに見て、
修一(無理もないわ。全員おれ好みの濃厚な香水をつけてるし・・・)

   沙希のパンツから陰毛がはみ出てる絵のアップに修一のN
N『ツヤツヤに張りつめた太腿の付け根から淫靡な膣臭が漏れ出てーー』

   陽子のパンツから陰毛がはみ出てる絵のアップに修一のN
N『スカートの中に生暖かく充満し、それが十一人分放出されてるのだ』

   優子のパンツから陰毛がはみ出てる絵のアップにN
N『この官能的な匂いを嗅いで射精しちまわないだけ石川君は健闘しちょる』

   女達全員を上から俯瞰して描いた絵に呟き、
N『それにしても、こんなけ美女が密集したら、自分が女衒になったような気がしてくる』

   隣の修一に、
優子「ねえ、みんなを集めたって事は、また試合をするの?」

   言いにくそうに、
修一「じゃなくー・・・」

   遠慮がちに、
修一「ある企画を思いついたんじゃがね・・・」

   修一宅の外観に全員の「ええーーっ、なにそれー?」と驚嘆の声。

   落胆し、
修一「やっぱり・・・猛反対されると思うたわ」

   平然と、
優子「だれも反対なんかしてないわよ。いいわよ」

修一「(驚き)えっ、マジで?」

修一「みんなの部屋にカメラを設置してプライバシーを写されるんぞ」

修一「着替えをするとこも寝姿も写るんぞ、分かってる?」

優子「今まで試合で散々アソコを写されて世界中に拡散されてるのよ」

優子「それに比べたらプライバシーを見られるくらいなんて事ないわ」

優子「(杞憂し)ただ、どう考えてもそんなものが売れるとは思えないんだけど・・・」

   優しい表情で、
優子「けど修ちゃんがやりたいのならつき合うわ」

   修一を見て、
沙希(私達に稼がせてやりたくて企画したんだろうけど・・・)

   修一を見て、
房江(ここにいる全員が修ちゃんにたっぷり稼がせてもらったからこれ以上お金が欲しいとは思ってないのに・・・)

   修一を見て、
真菜(でも修ちゃんの気持ちに応えたいから誰よりもエロい姿を見せつけてやるわ)

加代子(AVなんかぶっ飛ぶぐらいエロいのを撮って大ヒットさせてやるんだから)

   みんなに向かって手を挙げ、
優子「はい、では挙手をとります」

優子「修ちゃんの企画に参加するひとー」

   修一宅の外観に「はーーい」と全員の声とN『優子の鶴の一声であっけなく決定した。さすが仕切りの優子だ』

   石川、意識が戻りかけ、ベッドに掛けてる里香と真菜の方に顔を向ける。

   そしてパチッと目を開く。

   里香と真菜のパンツから陰毛がはみ出てるのを下から煽って描いた絵にN『全員に陰毛の処理をしたいと直訴されたが修一はがんとしてそれを許さないのであった』

   石川、無表情で里香と真菜の股間を凝視する。

   里香と真菜、股間を凝視する石川を無表情で見下ろす。

   石川、鼻血をタラッと流す。

   そしてまたもやカクと失神する。

   爪先で石川の股間をぐりぐり揺すり、
里香「こら、起きろ」

   ぼんやり眼を開けた石川を冷ややかな目で見おろし、
里香「大事な企画会議で集まったのに昼寝しにきたの?」

   赤面して恥じ、
石川「い、いや、予期せぬ不意打ちをくらっちゃって・・・」

   石川の股間に爪先を当てたまま不思議そうに、
里香「不意打ちって?」

   赤面し、
石川「毛・・・」

   不思議そうに、
里香「毛?」

   赤面し、
石川「と、猛烈に淫靡な匂いを嗅いで意識が遠のいたと言うか・・・」

   まだ里香の爪先を押し当てられてる我が股間を見て、
石川「(赤面し)ソコを足でいじるのやめてくんない?」

里香「やだ。せっかく硬くなったのに」

   爪先で石川の股間をぐりぐり揺すり、
里香「足技で射精させられるか挑戦」と言う絵にN『と、里香は執拗に石川君を責め立てるのだった』

      つづく




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