一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第7回・駒込ジョナサン研究会

2011-03-27 00:15:28 | ジョナ研
25日夜、LPSA芝浦サロンを出た私とWパパ氏、Hon氏、新潟氏は、京浜東北線に乗った。東京駅で、上越新幹線に乗る新潟氏とはお別れ。残った私たちは田端で山手線に乗り換え、駒込に向かう。25日は「駒込ジョナサン研究会」があったのである。昨年10月29日に始まった同会は10月1日の集まりも入れると、11月19日、12月24日、1月21日、2月11日に続いて7回目となる。私は5回目の出席だ。
予定時刻に入店すると、想像よりはるかに多い、旧金曜サロン会員が集っていた。W氏、Kun氏、R氏、Y氏、Kub氏、Hak氏、Kaz氏の7名である。これはきょうの芝浦サロン会員より多いのではないか? 私たちはパラッと空いた席に座る。以下のような配置になった。

        壁
 □  Y  Kub  □  R 一公
 Kaz Wパ  Kun  Hak  W Hon

Kub氏に会うのは珍しい。昨年秋の信濃わらび山荘合宿以来だ。Hak氏が
「大沢さん、見るたびに丸くなってますね」
という。
「そうなんだよ。もう終わってるよ」
「これから始めるんですよ。ダイエットを」
分かってはいるのだが、つい間食をしてしまう。ここ数年は本当に意志が弱くなった。
ウエイトレスのTさんがオーダーを取りにきてくれる。沖縄出身のTさんと会うのは昨年の11月以来か。ついニヤけてしまう。
「お久しぶりです」
と、自然に口をついて出た。
運ばれてきた食事を摂っていると、先に終えていたW氏とR氏が早速将棋を並べ始めた。久保利明棋王×渡辺明竜王の棋王戦第1局だ。以前も述べたが、W氏は久保棋王・王将の大ファンである。今回の久保二冠防衛劇は、W氏も拍手喝采だったことだろう。
Tさんが前を通り、(始まった…)という顔をした。Wパパ氏とY氏も将棋を並べている。ファミレスで堂々と将棋。ちょっと後ろめたい。
少し経って食器を下げにきてくれたTさんに
「北海道へ行ってきたんですか?」
と聞かれる。はるか昔のことだと思ったが、まだ一月前の話なのだ。
「ええ。だけどどうしてご存じなんですか?」
「(お仲間から)お聞きしました。冬の北海道は寒くないですか?」
「寒くないですよ。いま私が着てるこれと同じ格好で、行ってきました」
「……」
「寒いところではそれなりに気合を入れてるから、大丈夫なんです。夏の沖縄の暑さもね」
私がそう言うと、Tさんは笑ってその場を離れた。
点対称の位置にいたKaz氏が将棋を見に来る。円形に座っているわけではないので、すべての人と話をしようとすると、誰かが移動しなければならないのだ。
Kub氏が帰り、Hon氏も帰るということで、空いた席に私が移動して、詰める。Y氏の左隣に座ると、
「大沢さんならここでどう指す?」
と訊かれる。見ると序盤も序盤、お互いに玉が一手しか動いてないところで、後手が☖6五歩と開戦する形だ。どうもY氏の実戦らしいのだが、しかし…と思う。この集まりは「駒込ジョナサン研究会」だが、それは名目上であって、内実はおしゃべり会ではないのか。それなのにこの人たち揃いも揃って、本当に研究会をやっている。私は彼らの将棋好きに、ホトホト感心した。
ひとしきり自説をたれると、今度は先ほどWパパ氏と指した将棋の再現を所望された。負けた私はあまりおもしろくないが、リクエストに応じる。
しばらくすると今度は
「ここではどう指すの?」
と、左側のR氏が訊いてくる。早石田で来られたときの後手の手だ。
「☖6二銀だけど、ふつうに」
「だけど☗7四歩と来られたら」
「☖同歩。☗2二角成☖同銀☗5五角には☖7三銀と上がる」
「そうかあ」
「☗7四飛には☖3三角か☖6四角。まあ☖3三角。以下☗7三飛成☖5五角☗8二竜☖同角☗8三飛☖7二金☗8五飛成☖9四角。途中の☗7三飛成に☖5五角と、こちらの角を取るのがミソだね」
「そうかあ…。いや☖6二銀だといつも☗7四歩から☗5五角と打たれて潰されてたんだよね。☖7三銀かあ」
R氏の勉強熱心さにはいつも頭が下がる。しかしここはファミレスなんだよなあ。
こちらの将棋に戻って、今度は相横歩取り☗4六角に☖2七角の変化を調べる。早石田あり矢倉あり相横歩ありと、ずいぶん多彩だ。しかし繰り返すが、この会はこんなに研究色が濃かっただろうか。なんだか月を追うごとに、娯楽色が薄れている気がする。
10時すぎにKun氏、Hak氏が退席。その30分後にKaz氏も退席し、残るは5人となった。
ここからそろそろ将棋談議に入ったが、いまひとつ話が弾まない。私も病み上がりで、体がゆらゆら揺れている。もうダメぽ。
AKB48の中では誰がいちばんいいか、という話になる。私は背が高い篠田麻里子を推したら、残った会員の中でもダントツの人気で、これは意外だった。もうひとり推した板野友美の評判はいまひとつ。小嶋陽菜も不評だった。ただ
「ヤマグチエリコのファンなら、彼女のファンというのも分かる」
という声が上がった。そう言われてみれば、ふたりの輪郭は似ているか。私は小嶋陽菜のファンというわけではないが、まあいい。
25日は金曜だが休日ダイヤということで、11時半にお開きとなった。現在は月1ペースで行われているこの会は、きょうも楽しかった。次はいつになるか未定だが、営業の真髄・Tさんに会うためにも、次回も参加したい。
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4 コメント

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「ジョナ研」より (Hak)
2011-03-27 09:53:47
「Tさん研」と呼んだほうが実情に即しているかもしれませんね。
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ショナ研 (さわやか風太郎)
2011-03-27 11:40:04
楽しそうですね。
本気で研究会をやりたいです。
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ジョナサン (洋志)
2011-03-27 11:53:18
二人で半日粘った事のある四谷のジョナサンは、その後べんきょうはダメとかいう張り紙がありましたが、将棋の研究なら大丈夫ですね(笑い)。
 AKBですか。ようやくオニャンコが少し分かり始めたくらいですので、さっぱりですね(笑い)。
返信する
jonathan (一公)
2011-03-28 00:03:43
>Hakさん
Tさんの研究会をしたいですね。
Tさんがオフのときに呼べないかな。無理に決まってるか。

>さわやか風太郎さん
最近はみんなの気合が入りすぎていて、楽しい感じではないです…。

>洋志さん
私はどこのファミレスでも、将棋はダメだと思うんですけどねぇ…。ほかの人たちは、将棋バカですから。私は彼らとは違いますから。
AKB48は個々のキャラが際立って、ようやく名前が憶えられるようになってきました。
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