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北京冬季オリンピック終了 国威発揚 政治利用は止めて 

2022年02月22日 | 日記
 北京冬季オリンピックが終了。
閉会式が行われたが、その会場でノルディックスキー競技の表彰式が行われた。
 夏の大会でいえば、マラソンの表彰式を閉会式で行うと同様。
男子の1位、2位はロシアの選手。
今回ロシアは国ぐるみのドーピング違反で「国」としての参加はできず
「ロシアオリンピック競技会」としての参加。
したがって表彰式の優勝者を称える「旗」の掲揚と「歌」の演奏は
ロシア国旗、ロシア国歌ではなく「ロシアオリンピック競技会」の「旗」と
ロシアオリンピック競技会選手団」の「歌」が掲揚、演奏された。
 歌はクラシック音楽。
オリンピック憲章にも表彰式で使うのは「派遣選手団の旗」「派遣選手団の歌」とあり、
国旗、国歌とは規定されていない。
また、「オリンピック競技大会は個人種目、又は団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない」
とも明記されている。この際オリンピック憲章に基づき、国旗、国歌は使用中止。
それぞれの選手団が自分たちで「旗」と「歌」を決めればいいのでは。
例えば、日本選手団は「桜」の旗と「さくらさくら」の歌で。
そうすれば「日の丸を背負って」などと選手に過度な期待を押し付けることもなくなる、
ナショナリズムを掻き立てるような報道は止めてほしいもの。
かつてのベルリン大会でのナチスヒトラー、そして今回の習近平中国の振る舞い。
オリンピックを国威発揚と政治利用されては選手もたまったものではない。
観戦する私たちも純粋にスポーツを楽しみたいのだ。


 
 

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