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人々の心を壊す ふるさと納税

2024年02月11日 | 日記

  能登半島地震被災地支援の取り組みの一つとして「ふるさと納税」を、と呼びかけられている。しかし、本当に支援をしようとするなら、返礼品を求める「ふるさと納税」などやってはならないのでは。

 「ふるさと」という優しい懐かしい言葉を枕詞にして人々の純真な心を壊す「ふるさと納税」

 本当に嫌な制度だと思う。菅前総理が考えたというが、一刻も早く廃止してほしい。そもそも、お世話になった故郷に恩返しがしたいと思う心を、そのまま故郷に寄付したいと考えれば、返礼品など無用。地方の過疎地に心を痛めるなら見返りを求めず寄付をすればいい。

 そもそも、地方の過疎地を何とかしたいと考えるのは政府の仕事。財政的にも、地方を優遇する処置をとればいい。

 今の「ふるさと納税」は「返礼品」目当てに「今年は肉にしようか」「カニにしようか」などまるで通販の世界。その上、居住地の税金がふるさと納税で使用した分が差し引かれることで、逆に居住地の自治体が税収の不足状態になっているケースも。八潮市も同様。「ふるさと納税」は赤字状態。

 人の心を壊し、商業化している今の「ふるさと納税」は一刻も早く廃止すべき。 

 旧八潮市役所の解体工事が始まる。西側にあった桜の古木が無残な姿に。移植などの手立ては取れなかったのか。春に見事な花を咲かせていただけに残念。


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