15歳の女子中学生が「人を殺して死刑になりたい」と都内で
たまたま見つけた母子二人にナイフ、包丁などで切り付けた事件が発生。
どうしてこのような考えになるのか。
あまりに衝撃的な事件に愕然とする。
15歳と言えば、思春期、揺れ動く自己への思い、心の不安定化。
自己との葛藤の時期。それにしても、このような行動になぜ移ってしまうのか。
「人を殺してみたい」という動機の青少年の事件は
この間、何件か起きている。ゲームなど架空の世界と現実の世界が
混然とし、「人の死」を架空の世界で繰り返し体験することで
現実の世界でそれを見てみたい、という心理になるのか。
取り押さえられた加害者が「あの子は死んだの?」と何度か
口にしていたという。
教育の問題、家庭の問題、日本社会の問題が複雑に絡み合っている気がするが。
先進諸国を対象に行われている青少年の意識調査で「自己肯定感」が最も低いのが日本。
「将来に希望が持てない」という若者たちも多い。
政治の責任は大きい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます