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オランダ政府が過去の奴隷貿易に謝罪

2022年12月21日 | 日記
 今朝の「しんぶん赤旗」日刊紙の一面での報道。7面にも記事。
オランダのルッテ首相が過去250年間に及ぶオランダの奴隷貿易に関して正式に謝罪。
60万人以上がアフリカから南米スリナムやカリブ海地域に
「人間性を奪われ、家畜のように運ばれた」と述べ、
「政府は奴隷にされた人々とその子孫が受けた甚大な苦しみに責任を負っている」
「過去に率直かつ誠実に向き合わなければならない」と謝罪。
 会見場には植民地や奴隷にルーツを持つ市民らが出席。
日本の皇室とも交流の深いオランダ王室も、植民地時代に王室が担った役割を検証するため
歴史研究者らを中心に独立検証委員会に調査を委託するとのこと。
 歴史に真摯に向き合う真の民主主義と人権意識の高さを実感。
市民による歴史検証の運動がオランダ社会に広がっていることの証。
 翻って日本はどうか。かつての植民地であった台湾、朝鮮半島出身者への
強制連行、従軍慰安婦問題などいまだに解決していない。
戦争中に占領した中国、東南アジアでの虐殺、餓死、性暴力なども同様。
 それどころか、そうしたことはなかったと歴史を歪曲している有様。
その先頭に自民党や日本維新の会の国会議員がいることに慄然とする。
日本の政治の遅れ。さもありなんと。

昨日の夕景。見事な欅の枝ぶりが夕闇に浮かぶ。大場川岸辺。


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