こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

「語り継ぐ戦争」八潮市制施行50周年 平和都市宣言10周年記念事業

2021年08月21日 | 日記
 八潮市立資料館が特別企画展として「語り継ぐ戦争」展を企画。
今日午後から戦争体験者の話を聞くシンポジウムを開催。
基調講演として一橋大学名誉教授の吉田裕氏の話を聞く。
1時間の話であったが、「先の大戦」を「太平洋戦争」でもなく「大東亜戦争」でもなく
「アジア太平洋戦争」と呼ぶ、との話に納得。つまり15年戦争のこと。
オーストラリアとの戦争でもあったことを日本の教科書が伝えていないことで
オーストラリア政府が抗議した話、極東軍事裁判で昭和天皇の起訴を主張したのは
オーストラリアの検察官だけだった話、日本国憲法第66条第2項「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」と書き込ませたのはオーストラリアと中国の極東会議のメンバーだった話など、一般に伝わる戦中戦後の話の別の側面を知ることができて面白かった。
この企画は9月30日まで同資料館で展示されている。
 駆け足で観て回ったが、市議選が終わったら、再訪する予定。


八潮市(当時は潮止村)への初空襲は昭和17年(1917年)4月18日。
現在の私の自宅近くに爆弾が投下された。。 
近くにあったレンガ工場を軍事施設と見誤ったのでは、と言われている。
真珠湾攻撃からわずか5ヶ月後。
銚子沖に密かに侵入したアメリカ空母ホーネットから飛び立ったB25爆撃機
16機による東京初空襲。当時の日本政府の衝撃は大きかったという。
アメリカ軍にとっては決死の作戦。日本本土を空爆し、そのまま空母には戻らず、国民党が支配する中国本土に着陸。1機を事故で失い、戦士1名、行方不明2名、捕虜8名とのこと。