こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

オリンピック東京大会ボランティア募集開始 

2018年09月26日 | 日記
 「2020オリンピック東京大会のボランティア募集始まる」
とのNHKニュース7の報道。
そもそも11万人も必要なのか?という疑問もあり、条件は一日8時間で10日間。
宿泊は各自で。一日交通費1000円の支給という。
この条件で応募できる人はどれくらいいるのだろうか。
 NHKニュースの女子アナのコメントも振るっている。
「何をするのかもっとわかって来ればいっぱい応募しますよね」趣旨の言。
年金を減らされる高齢者、高額な授業料に苦しむ学生の姿は見えていないのでしょうか。
しかも、アスリートファーストどこ吹く風の真夏の開催。
「屋外での活動は控えてください」との気象庁の警告もある中
ボランティアのみなさんを活動させるのはとても心配です。


海と言えば太平洋、と頭にも体にもしみ込んでいる自分。
沖縄北部のやんばるの森で「東シナ海」の海に新鮮な感動。

魂魄の塔 翁長前知事の父親ゆかりの地

2018年09月26日 | スケッチ
 新聞に野党代表そろって「魂魄の塔」訪問の記事。
沖縄知事選最終版、翁長前知事の遺志を受け継ぐ玉城デニー候補の勝利を
願い、翁長前知事追悼のためにこの地を訪れたとのこと。
 73年前の沖縄戦で上陸してきた米軍に追い詰められた日本軍と県民。
南部摩文仁の断崖で組織的な抵抗を終える。膨大な犠牲者。
 戦後、米軍占領下で強制的に移動させられた真和志村住民が見たのは
畑や山野に無数に散乱する戦没者の遺骨。占領軍の許可をようやく得て、
軍、民、国籍を問わず遺骨を収集し供養の塔を建立。その先頭に立ったのが、
翁長前知事の父親だった助静氏。当時、糸満高校真和志分校の校長(後に村長)で
金城和信村長の呼びかけに生徒を連れて遺骨収集に尽力。
その後、沖縄南部に散らばる身元不明の遺骨を収集。その数3万5000体。
沖縄戦終結から8ヶ月後の昭和21年2月に最初の慰霊塔が建てられたという。 
 沖縄に支援に行った時、現地ガイドさんに摩文仁の丘の平和の礎に行く途中、
是非にと紹介され、立ち寄った。

ゆっくりする時間がなく、大急ぎでスケッチ。
翁長助静氏の歌碑が塔の前に立つ。当時は塔の裏面に彫られていたが、風雨にさらされ、
判読できなくなり、戦後50年の節目に当時の教え子たちが建立したという。
「和魂(にぎたま)と なりてしずまる おくつきの み床の上をわたる潮風」
  注・和魂(にぎたま):平和でもの柔らかい得を備えた霊魂
  注・おくつき:(奥津城)墓の意