今日は徒歩10分の所にある和田ポンプ施設の見学に出掛けた。
見学会が始まって30分だったか、5回目のグループ、
区報に載っただけなのに人々の関心を集めた様子。
順番待ちの間幾つかの模型を使って説明してくれる。
善福寺川周辺へ集まる下水管の氾濫時に上澄みを集めて貯水し
川の氾濫と道路の浸水を防ぐ施設だった。
全員長靴とヘルメット着用で急な鉄骨階段を地下へ下りる。
方南通りの下水管の流入口、網目から下方へ水を流すが
怒濤の振動と音を防ぐため、スパイラルに落す
最下部から見上げる、ドロップシャフト
地下50m超の深度の幹線
少し進むと本管の和田弥生幹線(本郷通り地下)
直径8.5m 長さ2.2Km
山手通りから環七まで12万㎥と枝分かれした管を合わせると
15万㎥の貯水量を確保出来てH18年以降洪水無くなった。
貯められた水は数日後にポンプアップし
最後は新宿の落合水再生センターで綺麗にして神田川に流す。
水が流れ落ちる様は迫力あるものだろうが自然落水、
だが地下50mからのポンプアップ施設は物々しい
力技(電気技)がこもっている気がした。
地下13階の昇り降りにもかかわらず、子供から腰の曲がったお年寄りまで
首筋などに水滴を浴びながらも、楽しい見学会でした。
そうそう、お土産まで頂いた。
何故かお料理本(ダイエットレシピブック)も付いて
油を流すな、排水処理のないディスポーザー禁止など後ろにチョッコット
洪水の負荷を減らす為に「雨水浸透設備」のお勧めが眼目の一つだったようだが
これだけの施設があれば大安心!・・って、なってしまいそう。
次は是非とも
善福寺川と神田川の洪水防止の環七地下の施設を見学したいものだ。