春を呼ぶ嵐

今日は春のあらし
雨が小雨の午前中に出掛けた。

遊歩道の植え込みに見つけたふきのとう



みずみずしい緑が目に付く
帰りがけなら摘む気にもなったが
用事で先を急いだ。

歩きながら、ワンちゃんの散歩道なので
ワンちゃん肥料が付いている、と手出ししなかったが正解

帰りには



今にも咲きそうな桜
早咲きで白っぽい花が咲くが
蕾はこんなにもピンク

帰り着いた午後には風と横なぐりの雨
春を呼ぶ嵐

次に暖かくなった日にピンクの蕾は白い花を咲かせそうだ。

清正井

日曜日、お茶会が終り
最後の記念に「清正井」まで行って来た。

大分以前には人知れずコッソリとある感じだったが
パワースポット人気で庭園入口に行列ができた事もあった。
すでに人気が下火になったのか、行列は無くなっている。



繁華街の取り巻く渋谷原宿界隈とは思えない景色

振り返っても



ビル群はチラとも見えない。
ショウブ田の中を進み、東屋を越え
近寄ると



数人が並ぶ
ガードマンさんがけだるく「井戸の中に果てを入れないで下さい」



江戸時代から枯れる事なく、滾々と湧き出る澄んだ水
うんと冷たくも無し、なま暖かくも無し
井戸水はこんなもの・・と言う感じ
特別にパワーを受けた気もなく
淡々と戻りました。

100年の計の明治神宮の森
今年の雪では被害を受けていた
大きな松が折れていたり、雑木林がそうとうに痛んだ様子。



南池の雪吊りのおかげで助かった松
雪吊りはお飾りではなかった。

震災から3年

東日本大震災から3年が経ちました。

近くの小学校の校庭では、運動着で黙祷をする姿が見えました。

悲しみに沈んでいる暇もないほど忙しい人
悲しみから抜けだせない人
新しい家に引っ越せる人

新聞の記事にはいろんな人の話が乗っています。
忘れてはならない様にと全部を読み
悲しくなったり、笑ったり、ホッとしたり・・
それでも電気を使う元境にいて、他人事ではあります。

いつ当事者になるやも知れない日本列島の住人
「原発反対」だけは言い続けていたい。

刺すような寒さと緩やかに流れる暖かい空気を感じながら
沈丁花が咲いています。



何気なく通り過ぎようとしてハッと気付かせてくれます。

楽しく笑いながらの日を送りながらも
忘れる事なく、ささやかな支えにでもなりたいと
子ども達が頭を下げる姿を見て思いました。

最後のお茶会

友人の母上のお茶会が最後になてしまった。

毎年3月、神宮の隔雲亭で薫風茶会が開かれていた。



おばあさまの代からほぼ40年、三十数回続いて来た。
昨年お休みされていたので心配していたが
案内が届いてホッとしたのもおつかの間
最後の茶会になってしまいました。

陽当たりの良い立礼席はお薄



赤い野点傘にお連れ合い作の結界が楽しみだった。
今までの作品が飾られ、懐かしく拝見した。
お運びはひ孫さん、小学生の女の子
受付は友人、お茶点心係はお孫さん
友人の連れ合いは写真係など家族総出のお茶会だった。



香合は伊勢神宮の杉古木で出来た三種の神器の香合

お濃茶席には



喜寿の六角香合
袱紗は先代の喜寿のお祝い、香合は当代の喜寿のお祝い
目出たさの二段重ね、感心しながら拝見させて頂いた。



素敵な炉縁は、立礼席と同じ伊勢神宮の古材で造られた
面松葉蒔絵
お軸は「桃花笑春風」
3月に入って寒い日が続いたが穏やかな昨日
ピッタリな気分のお軸でした。

2代続いたお茶会を終えるのには大変な決心をし
寂しい思いも押し寄せた事でしょう。

友人たちと年に１回合える事も楽しみの一つだった。
いろんなシーンが浮かんで来た春のお茶会でした。

河津桜咲く

先程まで公園ウオーキングに出ていた。



桜の木が赤みがかって来た。（八重の里桜）



カンヒザクラはもう少しで咲きそう。

梅林は満開



散歩中の小母さまが
「とうとう咲きましたね」「満開です」と

善福寺池のピンクの梅も見頃



小父さま（おじいさん？）がギクシャクと太極拳の練習中
・・と向こうから来た小父さまも太極拳の手つき
この辺りでは太極拳が流行ってるのかな？

帰り道と遠くから見えていた梅の花のチェック
近寄ると・・え？？桜？


（写真が悪くて失礼）

薄暮の中に見えるのは河津桜
札には「みんなであるこう会実行委員会寄贈」
まだ若木で花も少ないが、何年かすると綺麗な場所になりそうだ。
新たな楽しみがまた増えた。

春にダウンコート

朝8時過ぎに出掛けた。
3月なのに真冬並の寒さ、厚いコートを着続けている。

午前中の仕事を終えて練馬郵便局前
いつもの場所に変わらない万作の花を見つけた。



咲き出したばかり，例年より遅くなっている。

午前中は気持ちの良い青空だったのに
午後になって雪がチラホラ
午後４時には



しきりに雪が降り、止んではまた降り
変わり易い空模様になった。

この後も出掛けなくては
やはり、ダウンコートで行く事にしよう。

消費税と切手

今日も風が冷たい
用足しついでに当選年賀はがきの交換をした。



年賀状を少し少なくしたら
当選が一枚だけになった。

80円と50円切手のシート
お馬さんが機嫌良く笑っているデザイン

2枚使わなかった葉書を消費税増税後に付ける切手と交換

「2円切手と交換して下さい」
「2円切手50枚ですね」

50枚なんて使い切れそうもなく、82円を混ぜてもらった。
ついでに質問
「31日夜に投函は2円無しですか」
「今のままで出して下さい」
4月1日朝一で集める分は消費税5％なのだろう。

得するたって、たかが2円、されど2円
大量の郵便を出す人は4月1日の朝一が狙い目。

以前消費税が上がった後に端数の切手が大量に余って
使わないうちに何処かへ消えた。

今回はキッチリ使い切らなくては・・・

桐野夏生著「ポリティコン」

昨日読み終えた上下刊
桐野夏生著「ポリティコン」文春文庫刊



母親が行方知れずとなった女子高生マヤ
母親の元カレと東北の唯腕村に潜り込む
理想郷を目指して造られた村は
年月を経て堕落と高齢化と少子化が進み
設立当時とはかけ離れた人間環境となっていた。

美少女マヤは理事長の息子に執拗に追いかけられる。
理事長の息子東一（トイチ）は唯腕村を支配する野望を抱きつつ
理論的な思考と非理論的な行動で嫌われ者となってゆき
村を飛び出す。

マヤも受動的な理由で村を出る。

共同経営の唯腕村は一時耳目を集めた山岸会を彷彿とさせる。

理想郷が理想とならずに個人を殺して生きるか
個人をないがしろにして繁栄するか

理事長の死をきっかけに唯腕村に戻った東一
母親の元カレの死の病をきっかけに戻ったマヤ

最終章は「イワンの馬鹿」
第１章は「イワン王国」
物語の中は第１章と最終章の名前に象徴されている。

能動的にがむしゃらに生きる東一
受動的にその場の雰囲気に流されるマヤ

対照的な二人を据えて、楕円を描いている物語。

人は力強けれな良しとせず
弱そうな人が弱いとは限らない
そんな人間模様を広大なスケール感と
狭い村社会を描いた作品です。

桐野夏生ファンでなくとも是非ご一読ください。

凄みの月

昨日のお月様はすごかった。
狼がウオ～～～ンと遠吠えしそう
シャープな月は月齢2日

　　　　
　　　　（コンパクトカメラでは凄みは出ない）

月に誘われた訳ではないけれど
運動不足のウオーキングに出た済美運動公園

春めいた日差しとはうらはら
寒風吹きすさぶグラウンド
さすがに物好きは少なくて闇の中に4～5人

近頃は頑張って７周するけれど
寒さを口実に６周でお終い。
６周あたりでようやく身体が温まって来たが・・

今日も日差しの割りには気温が上がらない
「寒いんだか、暖かいんだか？」
目深にキャップをかぶり、顔一杯のマスクのお姉さん
「昨日よりはいいんじゃない」
たわいない会話

そんな寒さに負けた居候
マスクをして熱さまシートをおでこにペタリ
一日眠り続けています。

3月3日ひな祭り

今日は3月3日お雛祭り
女の子のいる家庭ではひな祭りのご馳走が並ぶ事でしょう。
昨日ひな祭りに気付いた始末で
あわてて桜餅を買ってきました。



一番近くのミニスーパーで買ったけれども
それなりに美味しい。

居候の高校生にも食べさせよう。
あんこ系よりクリーム菓子が好きそうだけど
ちょっと太り気味
1個で止めさせられるか、心配。

左へならえ！

3月になったとたんに寒くなっちゃった。
冷たい雨が降り付ける。

日曜日の事
善福寺川の拡幅工事、
上流へさかのぼった二枚橋辺り

　　　　

川の工事用クレーンと遠くの建築現場のクレーン
街灯二つが、みな左へならへ！

右傾化の激しいと言われる日本の反面教師か？

位置をずれると



右向きもあった！

みんな同じ方向を向くのは気味が悪い
クレーンだって均衡をとっているのさ！・・？？
よかった？