日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

桜枝の芽吹き\0

2006-02-09 | 自然・風景
 今日はまた寒くなってしまった。
午前中は30分程の距離の現場
午後は湘南新宿ラインで茅ケ崎まで行った。

帰って見ると、桜の枝が元気がない。
年末に蕾のついた枝を買った所、
見事に花が咲き木の芽まで出だしていた。
そのまま水に差しておくと写真のように若芽が・・
しかし限界なのか、葉の先が黒ずんできた。

黒いところだけを切り捨てたものの、もう限界なのか?
少し後ろ髪を引かれるものの、
今度の土曜日に処分しよう・・
よくも1ヶ月半も頑張ってくれたこと。
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重松清・流星ワゴン\0

2006-02-08 | 読書
 今年の読書本4冊目は、ファンタジックで現実的(?)な読み物。
お話し上手な、重松清氏を読むのは始めてかもしれない。
〈なにぶん乱読派なのではっきりしない)
少し前に出た文庫本の「疾走」は食指が動いたものの、
表紙があまりにも恐い絵柄。
手に取るのもはばかられる迫力に、読む気が失せた。

「流星ワゴン」の表紙は真っ黒の地、腰巻を取ると白地が出てきた。
真ん中上部に白い点、きっと月だろう。
角を取った赤丸は、きっとガソリンスタンド。

「流星ワゴン」のタイトルは、いかにもファンタスティック。
読み進むと、なんのことはない車がホンダの「オデッセイ」だった。

家庭崩壊が進、失職し家に帰りたくなくなった主人公が
「死んでもいいか」と思う事から始まる物語。
「あの時のこうすればよかった」
「あの時が分かれ道」
そんな思いは誰にもある。
気がついていないそんな時に引き戻して考える。
後悔する、反省する、
そんな3人の父親が交錯し、前進し、満足に至る。
ハッピーエンドの道筋。

読後感は満足と同時に
「いいなあ」

私ならどのカ所が分岐点だったのだろう。
あそこか・ココか?
それにしても、本気で「死んでもいいか・・」
と、まだ思ったことが無い。 
〈あったかもしれないけれど忘れた)

そこが幸せなのか、懲りない人間性なのか・・
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廃虚?からこの先?\0

2006-02-07 | 仕事・建物
 今日は鶴ケ島の東洋大学へ行った。
昨年から続くオープンユニットの研究会。

鉄骨の半分は手直しを除いてほぼ完成、。
昨夜来の雪と雨でも、外壁の出来ている方は何の問題もなし。
〈本当は少し問題)
片やこれからプランを練る方は廃虚の面影。
学生さんが施工をした木製ルーバーは半分壊れ、
段ボールの面白かったデザインは崩れ落ちている。

この先をどうするか?
NPO法人家づくりの会のメンバーはようやく頭が切り変わる状態。
サアどうなることやら・・
5人の役割分担を決め今日は解散。

建築家の面持ちのコバさんは、
帰りの電車でも額に縦じわで鉛筆を動かす。
他のメンバーはオシャベリと居眠り。
跡が決まるとシャキッとするのか・・
マダ不明。
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正午の茶事・お犬様づくし\0

2006-02-06 | 趣味・遊び
 昨日の寒い一日、「星岡」のお茶事だ。
ご亭主の還暦の祝いと、初釜のお目出度い一日だった。

門には青々と門松に千両のお飾り、
由緒ありそうな扉を見ると、小さなワンちゃんが左右1対。
玄関の前には洋犬がランタンをかざしてお出迎え。
中にはワンちゃんがアソコにもココにも・・・

今年の干支でご亭主の干支
これは60匹いるかも・・
縁側の角にはワンちゃんの楽隊
待合には一刀彫のお犬様の絵に「華」のお軸
(華には61の文字が隠されている由)
張子のワンちゃんや陶器のワンちゃんなどワンサカ
物好きが70まで数えるものの、途中で断念。

始めの懐石のお席は
丸々としたお犬様に「芻狗吠天明」のお軸
やなぎが青々としながらも早くも芽吹きが始まって
外の寒さと一転、春めいた気分。

お料理は何時も感心させられるが
驚かされたのは、ピンと立った胸びれと尻尾の尾頭付きの鯛
お刺し身ならよく見かけるが、粉をふって揚げてある。
中の切り身は外はサクサク、中はむっちり。
食べ終わるころには、
骨や尻尾が食べやすいように切り分けれ再度運び込まれる。
半東さんが「カルシュームですから」
ちょっと口が油っぽくなったところに
ナマスが続き、お口はサッパリ。

器のほとんどが「犬」の絵模様
「何で洋皿にお新香?」
お詰めの私が最後のお新香をとると、
「ミニチュアダックスフンド」が座っている。
ほとんどがこんな具合・・

お腹もいっぱい、足がきつくなり始めて
ココからが本番。
寒牡丹の鮮やかなお菓子をいただき中立ち。
「銅鑼」の音でまたお席へ。
お軸は外され、紅白の椿に大胆な梅の枝。
(ご亭主はお花の先生もされている)
お釜は鐶付きがそそり立っている「闘犬釜」
炉縁は見るからに目出度い「末広舟」の蒔絵
お水差しは今年のためにあつらえたお犬様のつまみ蓋付き

緊張のお濃茶が終り、続いてお薄。
出てくるは、でてくるは全部「お犬様」の絵柄のお茶わん
「これは原宿で買いました」
お抹茶茶碗というより、ご飯茶碗。
お棗はスカイブルーに金で書いた地球儀
換え棗は日の丸の赤。
相変わらずの楽しい「見立て」

「犬は100以上いますよ」
「お犬様づくし」の1日でした。
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和田堀池・一瞬のカワセミ

2006-02-04 | ニュース
 午後から散歩に出た。
玄関ドアを開けるといきなり寒風・・
一瞬ひるんだものの歩くと暖まるさ・・と。

どこまでも澄みきった空、風が帽子を飛ばしそうななる。
アウトドア用のコートを通して寒さがひりひり・・
今日はカルガモが多く見られる。
キジバトも群れで草叢をついばむ。
原っぱ公園には霜柱がザクザク。
梅の木は蕾が膨らんでいるものの花はたった1輪。
寒さが応えているようだ。

和田堀池の凍結の様子を見てからかえることに・・
一面氷は皆無。
2~3日前の暖かさで溶けてしまったのか?
日当たりの良いベンチには防寒コートに野球帽のお年寄りが5人。
その先は池にカメラを向けた数人が緊張の様子。

あっ!!カワセミが・・
赤茶のお腹に空色の羽根がちらり・・
一瞬だけど、実物は始めて見た。
横のカメラマンに「いい写真が撮れましたか」
「いや、尻尾だけ・・」残念そう。
池には臘梅がぽつんとわざとらしい・・
「あの臘梅は?」
「前からあった、下の輪ッカの中には魚がいるんですよ、
僕も会費を払っています」
「あの木に留まって魚を捕って、また留まるんですよ」
セットに作ったみたい。

EOSのデジカメ写真を見せてくれた。
水に潜って尻尾だけのも、
ちゃんと魚をくわえている写真もあった。
私も・・
その気になって待つも、カワセミは戻ってこない。
池の縁に写真が木枠の中に展示されている。(写真左下)
この人達の写真だったのか、納得。
「午後にはよくカワセミが来ますよ」
「こんな近くでよく魚を捕りますね」
「さっきのカワセミはこの池生まれだからね」

また、今度行ってみよう・・

立春なのにこの寒さ、
身体は冷えビエ・・
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恵方巻き400円\0

2006-02-03 | ニュース
 仕事帰りにスーパーマーケットでお買い物。
封筒大小・ホッチキスの針・電球・OAクリーナー、なんでも100円。
以前あった雑貨売り場の半分が100円ショップになってしまった。
文房具店に行けば好みの封筒が手に入るものの、少し遠い。
近ごろは100円ショップで間に合わせることが増えた。
少し得した気にはなるけれど、嬉しくはない。
何だか「しみったれ」気分。

気を取り直して、食品売り場で「恵方巻き」を買おう!
お総菜売り場はごった返している。
狭い売り場に人がいっぱい。
お弁当や、揚物、お総菜類の中のお寿司コーナーは近寄れない。
おばさま数人が太巻きを持ったまま賑やかに談笑中
動く気配が無い。
困り顔のおばあさまと目が合った。
「近寄れませんね」「ほんと」

早々と諦め、隣の持ち帰り「すし屋」へ
さっきは人だかりで諦めたのに既にガラガラ
一番安い400円(やはりしみったれ)にお豆つき。

写真を取って眺めるに、
中身は焼き卵、かんぴょう、高野豆腐、皆同じ色。
色気がなく、それで400円。

かぶりつくにはちょっと気が引ける。
半分に切ろうか?
包丁を濡らして端っこを切り落とす。
まずは味見
マアマアいける。
もう少し切る、いいじゃん。
ソウコウしているうちに、恵方を向いてかぶりつくのを忘れた。
(はしたない!)
忘れついでに輪切りにして全部食べてしまった。

シマッタ!!
幸運は消えた・・腹の中 
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おばさん猫・チコ

2006-02-02 | 趣味・遊び
 兄の所の愛猫チコ
名前の由来は、猫嫌いの母が豹変して「こっちこい」と呼ぶので命名。
すでに11歳、れっきとしたおばさん三毛猫だ。
見た目は若いし、気分は小猫。
実家のお隣さんに貰い、今は引っ越して黒磯に住んでいる。
実家では植木から隣の屋根に飛び乗り、スズメを捕まえた。
黒磯では、先代の猫が車に曳かれてであえなく没した、
ひどく悔やんで、チコは紐に繋がれて庭にいる。
なのに蛇を捕まえて、姉に悲鳴を上げさせるらしい。

年に2回4時間をかけて車でやって来る。
車中では大騒ぎ、鳴きっぱなし、テンション上げっぱなし。
なぜか運転席の兄の肩に乗り、片足を兄の頭に乗せて前を凝視して鳴き叫ぶ。
始めのうちは到着するとグッタリしたものの、近ごろは着くなり以前の餌場に直行。
当然餌も水も無いのに、自動給水機(姉?)や自動餌やり機(兄?)が稼働するまでジッと待つ。
ねこっ可愛がりの夫婦のために、戸は自動ドアと思い込んでいる節が見える。
決して催促の鳴き声などは出さない。
待つ間も無く、思い通りに事が運ぶ。
品の悪いことはしないお姫様なのだ。

昼間は品良くいるものの、夜には甘えん坊丸だし。
布団に潜り込んでくる。
兄や、姉の所なら誰も文句は言わない。
所が何を間違えるのか、寝ている人の誰彼関係なく潜り込む。
そして枕に頭を載せてじっとしていればまだしも、出たり入ったりを繰り返し無視を決め込むと、頭をぐりぐり顔に押し付けてくる。
可愛いという前に「眠い」「邪魔されたくない」
放り出して戸を閉めると、今度は甥のところに潜り込み彼に悲鳴を上げさせた。

ブラシを当てると気持ちよさそうにうっとり、
性格は良し、器量もまあ良し。
大人しいし、悪戯は少ないし、気まぐれは猫の本性だし
(数日ごとに食べ物の好みが変わる)

可愛いけれど、夜は勘弁して、チコ・・
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「東横イン」名義借りと「ヒヨ」か?\0

2006-02-01 | ニュース
 今日は朝から雨模様。
朝刊には「東横イン」の名義借りの記事が載っている。

当初、1級建築士が「名義を使われていたとは知らなかった。」
と言っていたことは真っ赤なうそだったみたいだ。
3年前から月々10万円位を報酬として受け取っていた、と記事にある。
脱法は東横インと建築士の両方だったとは、情けない。

建築士事務所は5年ごとの更新制だ。
更新時には都道府県の窓口(東京都の場合は都市計画局市街地建築部建設業課建築士係)に必要書類を持って行って更新をする。
必要書類は、住民表や納税証明に「建築士免許証」の原本など。

建築士免許(A4)は、合格した年の建設大臣の公印が押されている大切なもの。
この免許を提示するので「知らないうちに使われた」なんて事はありえない。
こんな分かりやすいことに白々と嘘を言うなんて・・

建築士の取り消しか、事務所登録の取り消しか、どちらかになるに違いない。
悪い業界の体質はこの際徹底的に取り締まって、スッキリしてもらいたい。

今日、仕事中に窓を横切る影
大きめの鳥がベランダの手摺でのんびりしていた。
「ヒヨドリ」か? 
鳴き声がないのではっきりしない。
そっとフラッシュを焚いても「なに?」という感じでそのまま・・

今年はスズメが来ない。
冬になるとパン屑をピーチク・パーチクと賑やかだったのに・・
静かな冬だった。

またパンくずを再開しよう。
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