日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「君たちに明日はない」タガはずれの若者

2007-12-22 | 読書
今年の読書は相も変わらずミステリー&文庫本三昧
書棚は文庫本が前後2列に重なり、
その上に横に寝かせて身動きがならない状況
ブックオフに来てもらわなければ抜き差しが出来なくなる。
今年の読書は4月から5月が進まず年間量42冊に終わりそうだ。

その中から今日は



先月読んだ垣根涼介「君たちに明日はない」を取り上げよう
題名は「俺達に明日はない」をもじってあるが
ポニーとクラウドの暴力・非合法・やけっぱちとは違い
腕力なし・合法・計画的な若者 村上真介
仕事は腕利き、スタイル良し、顔もまあまあ
しかしどこか、たがが外れている
どこか普通とは違う
真面目だけれどなにかが笑える・・
人にどう見られようと気にしない
31歳(だっけ?)にして50代の女性と結婚を考えたり
仕事先の年上の女性と恋人になったり・・

そんな中、不景気な会社から請け負ったリストラの引導渡しに精を出す。
休みの日にも対策を練り調査をする仕事熱心さ
今の若者にみなわらせたい(?)純粋さ
何処にでもいそうで非現実的な若者

「ギャングスター」に増すキャラクターを生み出した
第2段はその村上真介が「借金取り」に鞍替えしたようだ。
また文庫本になるのを待とう。

今は佐藤正午「彼女について知ることのすべて」を読破中
チョット期待外れかも・・
次は手嶋龍一「ウルトラ・ダラー」用意済み
年内に読めるか??
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