日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

貫井徳郎著「さよならの代わりに」

2023-12-13 | 読書
先日読み終えた一冊
貫井徳郎著「さよならの代わりに」 幻冬舎文庫刊

小さな劇団員の和希
背が高くてハンサムにしてお人好し、
曲がったことが嫌いな好青年
劇団での立ち位置は今ひとつだが
ウエイターのバイトを真面目にこなし
恋人と思いたい人には
「お見合いをする」と告げられても諦めきれない。

そんな時、可愛くて世間擦れしてない風貌の
祐里に変な頼まれごとをする。
「女優さんの部屋に誰も入れないで」

劇団主催の新庄さんに殺人容疑がかかる
殺されたのは新庄さんの不倫相手にして
劇団二番目の女優さん
突き刺さったナイフにばっちりと指紋がついていた。

可愛いい女の子は未来から来たと言い
殺人容疑の直系家族!という。

過去に遡って未来を変えたい、、
ありそうでありえない物語
、、でも、和希と裕里のに入れ込んでしまった読者は
「どうか無事変わるように」読み進めるが、、、

末尾の解説は、読みきれない。
興奮しつつホッと読み終えたところで
「どうかな、、」疑問符だらけ
分析はいらない、余韻を楽しみたいのに、、

    

緑の葉がこんなに赤く変わるなんて
「どうして?」より素直に楽しみたいね。






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