日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

杉並区・太田黒公園

2009-10-27 | 仕事・建物
今日はいいお天気
午後から荻窪駅10分の杉並区立太田黒公園に出かけた。
昭和に活躍した音楽家「太田黒元雄氏」の屋敷が遺族から寄付され
家を改修し庭園を整備して公園として開放している。

一般開放された後に行った事はあるが、じっくり見るのは初めて
前は住んでいた息吹が感じられる気がしたが
すっかり奇麗に整備された今は「公共施設」の香りが強く
「記念館」とされている太田黒氏の仕事部屋だけが昔を感じさせる。



門を入ると真っ直ぐに続く銀杏並木
個人の屋敷とはケタ違いのスケール
屋敷の中に小川が流れ池には東屋(新しい)まで



土間の休憩所(昔はお茶室の待合いだったか?)続きの
お茶室ではお茶のお稽古か何人かの後ろ姿が見える。



「記念館」=仕事部屋は紫色の外壁(パンフには茶色とあるが退色したか?)
今どきの建物のようなモダンな外観だが(建築昭和8年)



中に入ると時代を感じさせる暖炉に本物の寄せ木の床
家具はどっしりとした無垢材の椅子など
氏の愛用のグランドピアノは目下再生をかけた修理中とか・・
この部屋から大庭園を眺めて考えにふけり、
散歩をしながらアイデアを練ったのだろうと想像する。



確か以前は庭園と建物にかなりな段差があった気がする。
区立公園としてはいいとしても
太田黒元雄氏のお屋敷と考えると「整備しすぎ」と思える。

それにしても、昔のお金持ちはケタ違い
ポンと寄付をしてしまう遺族もケタ違いだ。

杉並区立「太田黒公園」
太田黒元雄・ウキペディア
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