日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

混声合唱団「樹林」定期演奏会

2009-10-26 | 趣味・遊び
今日は寒い一日
室温は快適と言われる23度だが、肌寒くひざ掛けを使い出した。



昨日も寒い陽気だったが、川崎へ友人の合唱団の演奏会に出かけた。
川崎は再開発で近代的な景観になっていた。
改札から伸びるデッキで信号や横断歩道を渡ることは無くなったが
何処も同じような景色になってしまう。
同じ川崎市の溝ノ口や町田と区別がつかなくなってしまいそう。



デッキの先のこんなところで差別化を図っているのだろうか?
入り組んだ所でストリートミュージシャンが澄んだ声を響かせていた。



目指すは川崎自慢の音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」
混声合唱団「樹林」第17回定期演奏会
ヨゼフ・ハイドン作曲 オラトリア「四季」
常任指揮辻秀幸・ソプラノ佐竹由美・テノール五郎部俊朗・バリトン田代和久
大きな海外演奏までする合唱団と聞いていたが、演奏会場も半端ではない。
正面に大きなパイプオルガンを備へ、グルリと360度座席が取り囲む2000人収容の大音楽ホール

開演20分も前に着いたのに、2階正面席は既に満席、脇の一番前に席取り
程なく静かにコーラスの人達が入場だが、衣装がユニーク
柔らかなアースカラーの色調のスカートにベスト
3色違った組合せにスカーフや帽子の人も、男性もベストにハンチングの人も交じる。
100人近い中に友人一人、しっかりチェックする。

クラシック音痴の私はオラトリアの何たるかも知らず、
ぼんやり聞いていたが手元の資料を見ると
牧場の農夫の四季の労苦から収穫の喜び、登場人物の恋愛まで
多岐にわたった合唱と独唱、3重唱から成り立っている音楽のパノラマだった。
四季に分かれて44番まで2時間半の物語。

合唱初心者の私には想像も及ばない楽曲と長嘆場にドイツ語
感心しきりで会場を後にすると
満席に近かった人々の行列が出口に向かう。



この建物の見せ場だろう
何層も吹き抜けた空間が狭まり、強調された遠近感
心なしか帰る人の背中が弾んで見えた。
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