日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

たっぷりの浪曲の午後

2023-02-18 | 趣味・遊び
芸術劇場は間違ってチケットを申し込んでいた。

なにを取り違えたか、オペラシティーと芸術劇場を間違えていた。
家の近くだから行ってみよう、、
昨年末に都民寄席を申し込んだまま忘れていて
チケットが届いて思い出した始末



コロナになってから劇場に行くのは初めてだが
こんなに満席になっているとは思いもしなかった。

    

オペラから芝居から落語などいろいろある中
コロナ前に馬橋稲荷で好きになった浪曲

始まってすぐは浪曲の世界に入り込めず
言葉が頭の上を素通りした。
前の二人、横の二人は頭が垂れてたっけ。

私の席は真正面の二列目、
互い違いに設えた椅子なのでほぼ舞台の真ん前
眠るわけにはいかないが、
間も無く浪曲の世界に入り込んでしまった。

広沢菊春、東家一太郎、玉川奈々福、天中軒雲月の6人
一太郎師匠は何回も聞いていた。
「三大話芸 杉並共演会」
https://blog.goo.ne.jp/ichiyouat/e/334f76463fa4d1667ca8637c7e4b407c)
「たっぷり」「「名調子!」「日本一!」の掛け声を指導されていたっけ
左手のご夫婦は揃って「たっぷり」って声をあげていた。
掛け声が上がると一段と拍手が強くなって盛り上がる。

浪曲の世界は男女関係なく、4席のうち2人は女性だった。
合いの手と三味線の曲師は女性
いつもは横にいるのがこの舞台では幕に隠されていたが
ちらっと紹介された広沢美舟さんは日本人形のような人だった。

間に和田尚久さんの解説が入り
近頃の映画館とは違って狭い座席のも関わらず
日本一の名調子のたっぷりと楽しんだ。

頂いた浪曲のお知らせ



こんなに一杯席があるなんて知らなかった。
いつかは浅草の木馬座へ行ってみたい。
コメント
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