日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「絵は杖になってくれるよ」

2022-06-01 | 趣味・遊び
30日の日本橋の続きです。

中学生からの画家の友人の最後のグループ展
昭和通りの小津和紙のビルで開かれた。

カンカン照りの通りを進むと



カーブを描いた窓の内壁
両脇と足元だけがスリット状に開いている。
入りたかったけれどこの暑さ!
写真だけパチリ!
調べると、江戸桜通りに面する米州日本橋、
雑貨のお店らしいけれど、、

ずんずん進んで昭和通り



大きなビルの2階のギャラリーが会場



初日とあって多くの楽しそうな人達がお話に夢中
友人は二点出品
小学生の頃から(多分)描き続けてきたお花(ポピー)
夕陽の中で祈りを捧げる若い女の子
悲惨な世界情勢が明るい色調でより切実に捉えられる。

入り口脇のA4の「ごあいさつ」文が貼られたあった。

グループができてから44年
女子美の先生二代にわたって指導してもらった事
「絵は杖になってくれるよ」先生の言葉が聞こえてくるそうです。

まだ先行きの分からない、20代になったばかりの半世紀も前の時代
みんなの心に響いてきた言葉だったのでしょう。

今となっては「杖」と共に、光になって照らしてくれたのかもしれない。

昨年のグループ展が中止になり
宙ぶらりんのまま終わるのだろうか?と思っていたのが
不死鳥のように蘇り、最後の展覧会が開けたことは
これから必要になりそうな「杖」になることは確実と思われる。

どんな状況になっても「描く力がむくむくと湧いてくる」
とメールをくださる友人。
グループ展は終わっても応援し続けたいと思う。

所で、私の杖はなんでしょう、、
コメント
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