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日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

大日如来座像再会

2018-12-22 | 趣味・遊び
今日は6年振りの仏像に再会出来た。

少し前に新聞の小さな広告で見た大日如来の白黒写真
2012年に東博で見た大日如来座像にそっくり!
ブログ20120812

東博の大日如来は個人が古物商で手に入れた如来を
海外のオークションにかけ、14億で落札したのが宗教団体の真如苑だったが
広告は半蔵門ミュージアムなので、似て非なる物かと思いながら出掛けた。

半蔵門駅の真上のまだ新しいミュージアム

 

目立たない壁には



ガンダーラの仏像群の写真があり
中に入ると乳白色の大理石のスッキリした受付で入館証を渡され
入館料はなしの無料。

私たち以外は係の人がヒッソリ座っているだけの貸し切り状態

以前行った事のある松岡美術館のガンダーラ仏と同じような彫りの深いお釈迦様達が並び

その奥のお部屋に 真如苑大日如来座像

記憶の中の真如苑の仏様に瓜二つ
係の人に「オークションの仏様? 東博に展示された?」聞くと
「そうです、そうです」
6年振りの再会でした。

美術館のパンフにはチャンと「真如苑」と書かれていた。

大日如来のX線写真や解説のパネルや、シアターの映像を見て
2人っきりの見学にこれだけの施設?と疑いつつも
真如苑の信者達の娯楽施設とも捉え
信者達の「貧者の一灯」の恩恵にあずかった。

小さな美術館2時間も居て、ラウンジでお茶タイム

    

半蔵門のモダンな8階建てのビル一つが宗教施設だった。
立川には立派な本部も有り、一等地には生産性の無いビル
貧者の一灯も積もり積もれば大いなる施設になる。

友人共々「宗教心の無い私たちには信じられないね」と言いつつ
恩恵に預った美術館見学でした。
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