シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2018年6月10日 トラパーニ夜

2018-07-14 12:19:17 | 旅行
トラパーニに戻ってきて西側の海岸へ、もう陽はすっかり沈んだ後。遠くに見える山の頂の村エリチェへ続くケーブルカーが光のラインになってます。


静かな薄暮の中、四角い素朴な建物が海岸線沿いに並んでいる景色、教会のドームがアクセントになってなんとも素敵。


そろそろ21時、ディナーを予約したレストラン、Serisso47へ向かいます。このレストランは空港から出迎えくれたREIさんが旅番組で紹介していたお店。その素敵さにMちゃんと絶対行こうと決めたのですが、実際にいってみると画面で見たより更にエレガントな雰囲気。落ち着いたベージュと白でまとめられています。そしてなにより印象的なのは特徴的なのはカーブした天井に這わせた樹に、


吊るされたグラスに入った白い花(小ぶりの蘭かな?)。淡い緑のモフモフ?が良い感じ。


別角度から。照明もロマンチック度を上げてくれてます(女子ディナーだけど^^;)
レストランを予約するとき塩田ツアーへ行ってからなので21時、さすがに遅いかなと心配になって事前(日本で)にREIさんに相談したところ全然問題ないですよって教えてくれたとおり、今からディナーをスタートする人がほとんどでした。尚、塩田ツアーがある日にあえてここでディナーをすることにしたのは旅の初日(昨日は移動というくくり)、胃が最も元気なときに美味しいものを食べたいため(笑)


このお店のメニューはイタリア語のみ。その情報は事前にリサーチ済み、サイトにあったメニューを翻訳したものを持ってきたので余裕、、なはずだったのに、メニューが変わっているorz...頑張ってみたもののメインはよくわからず、単語で推測できた前菜とパスタを頼むにします。番組ではメインがすごく美味しそうだったんですが偏食の私はリスクをおかせず;;
とりあえず注文という大仕事を終え、フォカッチャが美味しい。。


ワインはトラパーニにくるきっかけでもあるドンナフガータからヴィニャ・ディ・ガブリを。華やかな香りです!ドンナフガータといえばエチケットも魅力的ですがこのエチケットは女性の手が枝に繋がっている独特なもの。味も最初ちょっと独特な土っぽさを感じますが飲み進んでいるうちにだんだん美味しくなっていくから不思議。


お水用のグラスも可愛い。


前菜は数少ない知っているイタリア語「polpo」で選んだこのお料理。大好きなタコもの♪


ちょっとニンニクの効いたタコが滑らかなマッシュポテトの上に浮かんでます。オリーブオイルと一緒に合わせて食べると感動する美味しさ!食べ終わるのが悲しくなる位絶品でした。。


Mちゃんの頼んだナスのミルフィーユ。ナスの断面が大きい!味も濃くて美味しかった(1口もらってる^^;)


パスタはマグロのボッタルガ。こちらのボッタルガは日本のカラスミとは違い、まったりクリーミーな感じ。本当ははじめパスタの上に生ハムのようにのってたんですが痛恨の撮り忘れ;;
そうえいば以前、ラグーサで食べたカラスミは日本と同じ黄金タイプだったからいろいろあるんですね、、


カラスミをほぐしてパスタと食べると白ワインが止まりません。。ただちょっとカラスミの量が多すぎて(贅沢)しょっぱかった(笑)半分ぐらいだと最高だったかも。


期待通り満足度の高いディナーでした。満腹になって夜のトラパーニの街歩き。美しいヴィットリオ・エマニュエーレ通りにはカフェが並んで賑やか。


23時過ぎてもまだまだ皆様お食事中。テラスで食べるとやっぱり気持ちよさそう。


ライトアップされて闇に美しく浮かび上がるカヴァレッタ宮殿。


まだまだみんなこれから夜を楽しむようですが、私たちは明日に備えておとなしくホテルへ戻ります。


コメント (2)
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