一時保管場はどうなる

2015-08-13 09:24:11 | 日記

   一時保管場はどうなる

 8月19日のブログに「彷徨う・除染廃棄物」をとり上げた。いわゆる「試験搬入」による廃棄物が運ばれてきた「一時保管場」の光景である。

 解説によると、まず外周に、汚染されていない土を入れたコンテナを積みあげ「壁」をつくり、その中に5段積みの廃棄物コンテナを積む。そして上部シートで覆うと説明されている。まさに本格的中間貯蔵施設ができるまでの「一時保管」である。

 現在、県内至る所に青や黒のフレシキプル・コンテナが存在している。古くは2011年の事故の暮れからのものもある。つまり3年はゆうに超えている。除染作業の説明会があり、その中でコンテナの耐久年数は5年であると述べている。未だ5年は経過していないが破損も出ており、コンテナの上に草木が根付いているのもある。また3段積みが原則であるとも説明されている。それは重みでつぶれ破損する恐れがあるからであるが、この一時保管は5段積みである。最下部のコンテナは大丈夫だろうか。いつまで置くことになるのか。仮にも、3年・5年という長期間となればどのような状態になるのか。答えは簡単に出てくるというものである。

 ここに、地元紙の福島民報記事がある。

 貼りつけて見たい。

 「東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は25日、双葉町の仮置き場から施設内にある一時保管場への搬入を開始した。初日は約12トンを運び込んだ。
「同省は搬入の様子を報道陣に公開した。午後零時45分から町東部の新山仮置き場で、廃棄物の入ったフレコンバッグ(除染用収納袋)6袋をクレーンで10トントラックの荷台に積んだ。町道や6号国道を通る約3キロのルートを通り、同1時33分に一時保管場に到着。保管場内専用のトラックに積み替えた後、同2時2分に最初の1袋を地面に降ろした。この日は10トントラック2台が、新山仮置き場から中間貯蔵施設内の一時保管場に、それぞれ1回ずつ廃棄物を搬入した。
 一方、大熊町では同日、8日ぶりに搬入が再開された。13日から作業が始まったが、18日から24日までの彼岸の期間中は運び込みを休止していた。同町ではこれまでに、約250トンが搬入された」

(2015/03/28 01:05カテゴリー:福島第一原発事故

 

 


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