インターネット動画配信サーピス会社が、27日に千葉市幕張メッセでイベントを開いた。そこに安倍首相も参加。自民党をはじめ共産党も志位委員長も参加したとある。
そこで画面に登場したのが安倍首相。陸海空自と在日米陸軍のブースを訪れ、陸上幕僚幹部の広報室長から「戦車がありますが、乗られますか」と水を向けられると「乗ろう」と応じ、迷彩服とヘルメットを着けて戦車の砲手席に立ち観衆に手を挙げている写真が報じられた。
その戦車は陸自の最新型戦車「10式戦車」と言う。
首相は自衛隊の最高指揮官である。閲兵式や観閲式に立ち合うことは常々目にしてきたことである。自衛隊の存在を否定する者であっても、そのことをとらえてどうこう言うことはないだろう。だが「水を向けられたとは言え、しかも迷彩服に着替えての戦車への乗り込み」については違和感を覚えるたのは私だけであろうか。
敗戦日を迎えた時は国民小学校3年であった私も、あの戦時下の大臣が閲兵式等でのお立ち台の姿は記憶にあっても、戦車や戦闘機に乗り観衆に手を振るなどの姿は記憶にはない。
7月の参議院選挙を前にして改憲の動きが全面に出てきている。もちろん思想、信条の自由は保障されなければならない。しかし自衛隊を「国防軍」に改組するとの方針を参院選の公約にすると宣言している自民党。しかし党首とは言え、内閣総理大臣としての安倍晋三氏は個人ではない。遊び半分とは言わないまでも、無造作に、着替えてまでして戦車に乗り込み手を振る姿には違和感以上のものを感じた。
今、自衛隊の中では、旧日本軍の慣習が用語も含め復活していると聞く。参院選に日本維新の会から出馬を予定している元航空自衛官が、自らのツイッターで「田母神閣下(元航空幕僚長)に後援会会長の就任を頂いた」と書いている。
何か、70年前にタイムスリップしたように覚えたのが安倍首相の迷彩姿の戦車搭乗であった。
そこで画面に登場したのが安倍首相。陸海空自と在日米陸軍のブースを訪れ、陸上幕僚幹部の広報室長から「戦車がありますが、乗られますか」と水を向けられると「乗ろう」と応じ、迷彩服とヘルメットを着けて戦車の砲手席に立ち観衆に手を挙げている写真が報じられた。
その戦車は陸自の最新型戦車「10式戦車」と言う。
首相は自衛隊の最高指揮官である。閲兵式や観閲式に立ち合うことは常々目にしてきたことである。自衛隊の存在を否定する者であっても、そのことをとらえてどうこう言うことはないだろう。だが「水を向けられたとは言え、しかも迷彩服に着替えての戦車への乗り込み」については違和感を覚えるたのは私だけであろうか。
敗戦日を迎えた時は国民小学校3年であった私も、あの戦時下の大臣が閲兵式等でのお立ち台の姿は記憶にあっても、戦車や戦闘機に乗り観衆に手を振るなどの姿は記憶にはない。
7月の参議院選挙を前にして改憲の動きが全面に出てきている。もちろん思想、信条の自由は保障されなければならない。しかし自衛隊を「国防軍」に改組するとの方針を参院選の公約にすると宣言している自民党。しかし党首とは言え、内閣総理大臣としての安倍晋三氏は個人ではない。遊び半分とは言わないまでも、無造作に、着替えてまでして戦車に乗り込み手を振る姿には違和感以上のものを感じた。
今、自衛隊の中では、旧日本軍の慣習が用語も含め復活していると聞く。参院選に日本維新の会から出馬を予定している元航空自衛官が、自らのツイッターで「田母神閣下(元航空幕僚長)に後援会会長の就任を頂いた」と書いている。
何か、70年前にタイムスリップしたように覚えたのが安倍首相の迷彩姿の戦車搭乗であった。