「消せない火」あれから11日がたちました。全てを知りたい、見たい・その9

2013-06-20 08:13:54 | 日記
 3.22
   まだ原発かよ; マイクに漏れたマスコミの本音

 フジテレビのスタッフのつぶやきがマイクを通して漏れたとの報道が「地方紙福島民報」に載っていました。その内容は、首相の記者会見を前にしたその記者が「まだ原発かよ」という言葉をつぶやいたということです。これがマスコミの実態だとするならお粗末です。
 福島と言うだけで、旅館の宿泊が、忌避されたり、「都内の電車の中で福島の人とは隣り合わせになりたくない」などの発言に悔しく、がっかりしたとの声も民放を通して寄せられています。
 いつでも、どこでも起きる事実です。
 沖縄問題を考えるとき、沖縄地方紙からの情報を得ることが肝心と受けとめて来ました。私もネットを通して沖縄タイムスや琉球新報の情報をキャッチすることにしています。このように考えますと、中央紙はやはり首都圏紙なのです。以前は地方の民放を軽視していました。しかし、この時期、民放ラジオの、役割の大きさを思い知らされています。
 またぞろ、牛乳と葉物野菜の買占めが首都圏で起きているとのことです。それは西の産地から福島への流通を途中で引き抜くことです。福島への輸送をストップさせることになるでしょう。野菜は洗えば良いのです。店頭にあれば買ってきますが、店頭にはないのです。ガソリンがありませんから走り回るわけにはいきません。
 それにしても原発は依然不安定です。炉内や燃料棒プールの冷却用の送電の準備はできましたが、装置への結線ができないでいます。
 今日の地方紙に載っていましたが、現場で使用されている防護服は放射性物質のガンマ線を防ぐものとはなっていないそうです。 
 フランスから支援のあった「特製の防護服1万着」はどうなっているのでしょうか。現地では、今ある不安を解決すること、その可能性のある情報はすべて記憶しておこうとしています。
 フランスや米国の支援についてもその形が見えません。マスコミは、「報道をしておきながら、その経過を追求していないのでしょうか」。とするなら無責任な報道となります。
 現地では、全てを知りたいのです。この目で見たいのです。見えないところに苛立つものがあります。

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