気軽に茶道をしてます。

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今年もコンセルトヘボウ管、来日は京都から

2017-11-19 08:18:27 | 音楽
今年もロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)が
15・16日のソウルを終えられ、秋たけなわの日本ツアーへ、
18日京都から始まり24日の大阪まで6公演で、ヤンソンスの
後、新音楽監督としてダニエレ・ガッティが初登場されます。
二年前もこの秋のシーズンは、やや消化不良・・・

今年はガッティそれもマーラー4番ですからドラマティックな
展開を期待して冬の夜空に浮かぶ京都コンサートホールへ。
プログラムが売り切れており、人気の高さが伺えました。

プログラムは、ガッティ曰く(カジモトHPより)
”RCOの主たるレパートリーを尊重するよう心掛けてきました
 後期ロマン派のR.シュトラウスとブラームス、そして何より
 もまず、マーラーとブルックナー。・・・
 「楽団のこれまでの路線を継承していく」”と
それで日本ツアーには夏の終わりのヨーロッパツアーでも
好評だったプログラムをひっさげられての登場です。
 リハーサル(SNSより)

ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
 チェロ: タチアナ・ヴァシリエヴァ
    25分も時が経ったのかと思われるほど
    柔らかな音色とテクニックに、そして
    少人数のRCO、ベストマッチングでした。
アンコールはJSバッハ無伴奏チェロ組曲3番よりジーグ
    聴きやすく、かっこよくまとめられていました。

  ***休憩20分***

マーラー:交響曲第4番 ト長調
 ソプラノ: マリン・ビストレム

    第一楽章はフルートと鈴がなるはじまりで期待大
    第二楽章の落ち着いたテンポで慌ただしくなく
    第三楽章の次第に軽快になり、拍子、テンポ、
         めまぐるしく移りかわり、RCO最高!
    第四楽章は非常に心地よくなり、ソプラノの
         天上の生活「少年の魔法の角笛」に

ホルンが最高、黄金の響きの金管と、角笛の様に
オーボエなどのベルを挙げての演奏、個性的なこの音です。
そしてビロードのような弦も健在で聴けて良かった。
ガッティは細かな点まで指示されており、今までの輝かしく
鳴らすだけではなく、低音をより鳴らすことで、音楽的に
重厚さが増したようにも、好き嫌いがありますが・・・。

アンコールはなく、団員がハグされてお終い、エェ!
もう少し聞きたかったというのが本音に。
一時間近くの演奏でしたから仕方ないのですが、
今後のスケジュールも厳しいので、納得ですね。
・11月19日(日)18:00 川崎‣ミューザ川崎シンフォニーホール
・11月20日(月)19:00 東京‣サントリーホール
・11月21日(火)19:00 東京‣サントリーホール
・11月23日(木‣祝)18:30 長崎‣長崎ブリックホール
・11月24日(金)19:00 大阪‣フェスティバルホール