気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

花入れに洋種山牛蒡と紅白の西王母椿を

2017-11-21 14:12:02 | しつらえ
今朝も2.6℃と冷え込みましたが、風もなく良いお天気で
故郷の北陸から北の雪模様が嘘のような小春日和の奈良、
遠目に見える若草山の紅葉もくすみ、市内が見頃に。


昨日は立礼、曇り空で寒ーい一日、気温は上がらず
北側の広間ですから、エアコンを少し入れての稽古に
炉ですと、炭を入れれば直ぐ暖かくなるのですが・・・
電熱の炉ですから、早い目にエアコンをONに。


床は、軸に「」と香合は「手鏡」を、
 
花入れにはヨウシュヤマゴボウと紅・白の西王母椿で
昨年も8月下旬に立礼の稽古で常盤万作と合わせており、
今年は11月の今まで残った大きな葉と黒ずんだ実を
つけた洋種山牛蒡と紅・白の西王母椿、白黒赤緑色が
なかなか見られない奇妙な取り合わせで、
自然の妙になります。


亥の日までとことん黒し山牛蒡
             愚句 
お稽古中、炉ほどではありませんが釜から妙なる音が・・・
『松風』よく沸いておりました。
この音は、松風でよいのでしょうか。

茶道文化検定公式テキストを読み返しますと
茶の歴史p11「茶経」の日本への影響から
「魚目・蚯音・岸波・遠波・松風・無音」、
「魚眼・蟹眼・雀舌・小濤・大濤・無音」の六音など・・
「蚯音・蟹眼・連珠・魚目・松風」と表現する場合も
みみず(蚯)の音なんでしょうか?
思い出せないことで、振り返ることができました。