気軽に茶道をしてます。

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お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

幻の大仏鉄道廃線跡を歩くⅡ~奈良編

2017-06-15 15:15:08 | 散策
雨が降らないうちにと早めのお昼ご飯は「城山台公園」、
木津ニュータウンの一角、通称「大仏鉄道公園」で摂ると、
歩きだしますが、足が重たい・・・日頃の運動不足が。

アスファルト道をだらだらと下っていくこと20分で梅谷に、
雨が激しければ、旧公民館「梅谷カフェ&マルシェ」で休憩と
連絡をされていたみたい。見守られながら幾分か軽い足取りで
川中にある『井関川橋梁跡』草でよーく解かりません。
大きな住宅地、梅見台をとぼとぼと・・・20分で・・
『松谷川隧道』色の違う煉瓦が交互に配置されています。
大規模な開発のもめげず、残されておりました。
さらに木津川市の給水塔(面白い形、巻貝?)の前を通り

さあ、やっと奈良県へ、途端に歩道がなく、車道横を歩くのです。
国会議員さんの力の差なのでしょう。
20分で梅谷口から道をはずれ、下へと降りていきますが、
”大声で話してはだめですよ”との注意声が
(苦情があったらしい)
『鹿川隧道』石積で、現在も農業用水路として使用中で

そこには説明板がありません。なんと上の道に
奈良県・市の整備する気概が伺われませんね。
さらに足が重くなり、速度が遅くなりますが15分で
『黒髪山トンネル跡』大仏鉄道唯一のトンネルで、
道路拡張のため、昭和41年に取り壊され切り通しに。
 
ここを抜けると、廃墟の奈良ドリームランドで、
この右上に東大寺の元になった金鐘寺(こんしゅじ)との案内が
あり、さらにほぼ線路と同じような経路で鴻池の競技場側を
通り右へ廻り込むと住宅地内へはいり、途中用水路内にある
レンガは大仏鉄道のものと、よく判りません。
小さなお醤油屋(やまもとしょうゆ)さんの前を通り過ぎ、

10分程で尼寺の興福院(こんぶいん)さん前に着きました。
静寂さが忍び寄ってきます。
  
さらに歩くと大伴家持の邸宅跡地には歌碑があります。
『我が背子が見らむ佐保道の青柳を
       手折りてだにも見むよしもがも』   
 
道を渡り佐保小学校前を、とーぼとーぼと
地面に大きな松ぼっくりが、”幸せが訪れる”と、
パリのXmas時に店先にあったのをもらったのみ、
どこにいったのかなー
先ほどの興福院から10分程で、大仏鉄道記念公園に着きます。
大仏駅の停車場跡地にあたり、一年後奈良駅まで延長される

佐保川を渡る『佐保川橋梁跡』も川の中に隠れて見え

20分程で舟橋商店街を抜け、油阪そして
最終目的地のJR奈良駅に至りました。
まだ電車に乗り、家まで歩いて帰らなければなりません。
迎えは・・・・なし。
16kmも歩き通しました。久しぶり、やった。
明日は痛いでしょうか・・・実は3日間も痛かったです。