気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

釣釜で貴人点てを

2016-04-04 08:32:45 | お稽古
今朝も雨音で目が覚めました。
出かけるのが億劫になりますが、お稽古に伺います。

昨日のお稽古は、急な用事で先月はお休みの方と
もう一度釣釜の稽古をという方のご要望があり、
卯月ですが、最後の釣釜での稽古になり、
貴人点てにて

卯月のしつらえは、
床は「柳緑花紅
  やなぎはみどり、はなはくれない
紅い花と緑の柳は、春の美しい景色を表し、禅宗では、
自然そのものの姿こそが悟りの境地であることをいいます         
  
隅田川香合に
 

初炭をしていただきましたが、
切子(釜のつまみ)を持つのに苦労されております。
こんな珍しい所作に、楽しんでいただけました。
でも”座ってばかりおられる貴人さんも、大変ですね”
このようなお声も聞けました。フフフ
 
貴人さんには
主菓子は、鶯餅で高杯に紙を敷き
干菓子は、手作りピールと
     さくら豆徳永製菓、広島県福山市)
     紙に敷き、お出ししました。
 
かすかな甘みとともに、ほのかにさくらのお味がします。
 包み紙に”風味豊かなさくら葉とさくらの花びらを
      大粒の落花生に巻き込みました。”と
 2010年度iTQi 国際優秀味覚賞、及び
 モンドセレクション 銀賞をW受賞だそうです。
 
近所の公園では満開のさくら、

お稽古場でも桜尽くしで
愉しんでいただけました。
行ってまいります。