気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

課題は、大炉と八炉

2016-02-08 10:26:49 | お稽古
奈良の最低気温は-4℃
10時を過ぎても、氷が
馬酔木やヒイラギ南天の蕾は、
 

この土日、二日続けてのお稽古に伺い、
昨日の課題は大炉と八炉でした。
午前中に大炉での、初炭、濃茶、薄茶、後炭と、
前日のおさらいができました。
ところが、大炉薄茶点前をさせていただくことになり、
逆勝手に、筒茶碗の扱い、その上、
準備していただいた薄器は平棗です。
気のゆるみは禁物、緊張の連続となり
終わった後は、いつもの三倍くらい疲れました。
これだけ集中してお薄を点てたのは、
近年になく、覚えがありません。
頭の刺激には、とても良いお点前で、
特に、三冬の季節には、頭も体も熱くなる
大炉でのお点前は欠かせないものですね。
『大炉炭いこるほどよきありがたさ』
               愚句
午後からは、向切りと台目の出炉で、
今日はここまでにさせてください。
隅炉は、楽しみにとっておきます。
フー、お疲れさまでした。

参考)茶道公式テキストより

八炉は、
四畳半本勝手、台目切本勝手、向切本勝手、隅炉本勝手、
四畳半逆勝手、台目切逆勝手、向切逆勝手、隅炉逆勝手
になります。
茶事の場の変化と考えれば、楽しい演出が可能ですね。