太陽の歌

寂しさは一入ですが悲壮感が不思議とありません。
田原豊道先生は明るいオーラに包まれたまま彼の地に行かれました。

アッシジの聖フランシスコの太陽の歌をそのまま生きた田原先生でした。

ああ、我らが大いなるものよ。
我をして、我らが兄弟、病と苦しみによって、ほめ讃えさせ給え。
おん身のみ子、病と苦しみはいと高き愛にめざめ、平安の世界に、我らを迎え給う

ああ、我らが神聖なるものよ。
我をして、我らが姉妹、肉体の死によって、ほめ讃えさせ給え。おん身のみ子、肉体の死はいと高きみ旨にゆだね、永遠の生命に、我らを帰し給う。

聖フランシスコは病も苦しみも死さえも讃美していました。

私が彼の地に行く時は、たくさんの愛する人が私を迎えに来てくれる。だから怖くありません。
さきほど、安楽死は是が非か？という番組をやっていました。

軽々には語れません。ALSというつらく恐ろしい病があります。その時にならなくてはわかりませんが、命は最後まで生き切りたいというのが私の気持ちです。

田原先生は見事に生き切りました。
田原豊道先生に感謝と讃美と礼拝を捧げます。

田原豊道先生が咲いた！

鉢植えのアマリリスがまた咲きました。

田原豊道先生みたいです。ヒロくんのおもちゃも写ってしまいました。

歩く太陽

マキ・ユングハイム先生からLINEをいただきました。
↓
ハリオーム、荻山先生💕

今朝、ヨーガスワルパナンダジからメッセージが来ました。

昨夜はサットサンガで田原先生のためにお祈りをしてくださったそうです。

また、これから2週間に渡って毎日、アーシュラムの シヴァ寺院で田原先生のためのお祈りをしてくださるようにアレンジしたとのことです。

ホームヨーガの皆さんにくれぐれもよろしく伝えてくださいとありました✨🙏✨💓✨

⭐️マキ先生、ありがとうございます。
ヨーガスヴァルーパナンダ師に歩く太陽と名づけたのは田原豊道先生でした。シヴァーナンダ・アーシュラムでお2人がベンチに座ってニッコリ微笑む姿は言葉を超えた魂の触れ合う瞬間でした。お2人はとても似ています。

明日はどちらにご一緒できますか？

何かモヤモヤしていましたが、ご子息から詳しく様子をお聞きしました。

田原豊道先生は亡くなる半年くらい前までは自力で生活していたようです。
私の自宅に留守電が入っていたのが昨年の2月でした。

「明日はどちらにご一緒できますか？」というメッセージが入っていました。

残念でした。お会いできなくてもお話しできたらどんなに田原先生はお喜びだったでしょう。
97年という長い人生で、たったの数ヶ月療養されていただけです。この最後の数ヶ月が田原先生を代表する出来事ではありませんから、田原先生は大往生です。

お骨は90代の男性の倍あったそうで斎場の方を驚かせたそうです。
我が家の祭壇には夫、私の両親、夫の両親、そして新しく田原先生が加わって賑やかになりました。

今頃、夫があちらの世界を自慢げに案内しているでしょう。
「田原先生、がんばりましたね」と夫も絶賛しているはず。

眠れない夜

弟子Xさん、ありがとうございます。
本当に争い事がお嫌いだった田原先生。鋭くて丸かった先生は晩年はもっともっと丸くなり、もう同じ空気を吸っているだけで、そばにいるだけで幸せにしてくださるご人格でした。私は何百年、何千年修行しても田原先生みたいにはなれません。

毎日どうされているのか？田原先生の話題が出ないことはありませんでした。
まさかお正月に入院されていたなんて、お会いしたかったなあ。

ご子息が連絡しなかったことをすごく後悔されていました。
全国からたくさんの生花、そして山のような弔電。

田原先生に必ず届いています。

満願成就

ご葬儀は終わりました。
賑やかなのが好きだった先生。6月29日の全国大会後の懇親会を偲ぶ会にすることにしました。

今年、1月3日に倒れて緊急搬送。20日まで病院。その後自宅にてひと月半の療養。
3月8日に召されました。

田原先生はしがらみから解放されました。
今は軽々と自由な身になり、皆さんの元に一瞬のうちに目には見えない姿をあらわすでしょう。

95才まで現役で、自転車に乗り、人生の半分以上がヨーガでした。田原先生の人生は私たちと共にありました。これからもそうです。

A・Ｙさんがこう言いました。田原先生の宝物は日本ヨーガ学会だと。

皆さん、田原先生は満願成就です。そして今とても身近に感じます。

冗談だよ！

冗談だよ
と、弾けるような笑顔で今にも姿を見せてくださるような気がしています。
明日、お葬儀で代表してお別れをしてきます。

田原先生は死んでも生きています。
根拠はないけど私にはわかります。

明日は私の○○才のお誕生日。

冗談きついですよ。

田原先生！

悲しいお知らせ

今日は、とてもとても悲しいお知らせです。

田原豊道先生が3月8日に天に召されました。
今年に入ってから、3日に一度は見る田原先生の夢。
つい最近の朝日カルチャーの師範科のアフターヨーガ（懇親会）でもその話が出たばかりでした。
それもそのはず今年のお正月に緊急搬送され、その後、ご自宅で療養されていたそうです。

きっと今生のお別れに来てくださっていたのだと思います。これからはずっと私たちのそばに田原先生はいらしてくださるのですね。

悲しいけどそう思って諦めます。

ざわつく毎日

つい最近までスーパーの主役だったイチゴがいつの間にか隅に追いやられています。
季節の移ろいはあちらこちらに感じられます。

池袋の地下を歩いていたら、大震災の注意喚起がうるさいくらいアナウンスされています。
ソフトバンクからも災害に備えるメールが入ります。30年以内に大震災の確率が80%から90%？
これはよく考えたら曖昧模糊としています。
私の記憶だと、大分前から言われていました。

というわけで、何だか妙にざわつく毎日です。

ひたすら震災を逃れるように生きているわけではないので、私は良寛さんで行きます。

【災難にあう時節には災難にあうがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これは災難をのがるる妙法にて候】

お蕎麦屋さんで…

私が出します
いえいえ私が…

池袋のお蕎麦屋さんで年配の3人の男性が揉めていました。
何を食べていたのか？
かけ蕎麦でした。
そんなに揉めなくても自分の食べたものは自分で出せばいい…と思って隣の席の方を見たら知っている人。思わず目が合ったので、
アッこんにちは
と挨拶しました。彼も会釈しましたが私が一方的に知っている方でした。
Ｎ・Ｋと言う男優さん。

人は思わず挨拶してしまうものです。笑